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vol11

コーチングクリニック 2015年5月号より

第11回「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。本連載では、川崎フロンターレのコーチやスタッフが日々考え、そして実践する選手育成、人間育成の考え方を紹介する。第11回は、4〜12月のシーズンを通してどのように試合に臨むのか、U-18の今野章監督にお話を伺った。

(取材・構成/編集部、写真提供/川崎フロンターレ)

目指すスタイルをぶれることなく追求する

こんの・あきら
1974年9月12日、岩手県大船渡市生まれ。岩手県立大船渡高校、国士舘大学卒業後、97年にジュビロ磐田に入団。2000年、川崎フロンターレに移籍。03年にはゲームキャプテンを務めるなど、中心選手としてチームを支えた。06年に現役を引退。翌年に川崎フロンターレのアシスタントコーチに就任、11年からは同コーチを務めた。13年から現職。日本サッカー協会公認A級ライセンス保持。

高校生年代におけるクラブチームのシーズンは、4〜12月。川崎フロンターレU-18が出場している主な公式戦は、①高円宮杯U-18サッカーリーグプリンスリーグ関東、②日本クラブユースサッカー選手権(U-18)、③Jユースカップ(Jリーグユース選手権大会)、の3つです(図)。

①は年間を通したリーグで、4月から12月初旬にかけて実施されます。②はまず、5月中旬から6月中旬にかけて行われる関東大会の2次予選に出場し、予選を突破すれば7月末から8月頭にかけて行われる全国大会に進むことができます。そして③は、10月にグループリーグが行われ、グループリーグを突破すると11〜12月の決勝トーナメントに進めます。年間を通して行われるプリンスリーグの合間にクラブチームの全国大会、及びその予選がポイントで入ってくるような形です。その間、プリンスリーグは中断期間に入ります。

そのようななかで、どの大会に照準を定めるか、チームをピークにもってくるかを決めるのは難しいものです。プリンスリーグは最終的に昇・降格がかかってくるので非常に大事ですし、スポットで入ってくるクラブの大会も、全国大会につながっているという意味では大きな大会。そのため、特定の大会に照準を合わせることはしていませんし、合わせること自体がそもそも難しいと考えます。

私としては、どこかにピークを合わせるというよりは、「こういうサッカーを目指そう」と提示し、選手とスタッフとで共有したものを1年間、ぶれることなくやり続けられることが理想だと考えています。結果が出ずに苦しむ時期もあるでしょうし、中盤以降はどうしても疲労が出てきますから、ケガで一時的に戦力を失うこともあるかもしれません。そのような状況でも、誰が試合に出ても目指す理想のサッカーができるチームづくりをしていく――それがリーグの戦い方だと思います。

図 川崎フロンターレU-18 の主な公式戦のスケジュール

育成年代というのは、1年ごとにチームの顔ぶれが一新されます。新1年生が入ってきて、すぐにチームとしての理想に到達することはできません。1年生は夏頃には頭角を現してくれたら、と考えて強化するチームは多いと思いますし、実際のところ、夏以降にグッとチームがまとまってくるものです。そしてシーズンの最後にようやくチームが完成する、あるいは理想に限りなく近づくのだと思います。

もちろん、チームの仕上がりが早ければ早いほどいいに越したことはありませんが、少なくともチームの方針がぶれることなく1年間やり続けること。私が監督に就任した1年目の2013シーズンに、Jユースカップでベスト4という結果を残すことができたのは、その成果だと考えています。昨シーズンも、なかなかいい結果を残すことができず、プリンスリーグでは最後まで残留がかかるような状況でしたが、Jユースカップのための中断明けの試合を負けなしで終えるなど、最終的にはしぶとく、粘り強く戦えるチームになりました。それもやはり、選手・スタッフ共にぶれることなくやってこられたからだと思います。

開幕までの準備と初戦の入り方が鍵

競技を問わずよくいわれることですが、“負けたら終わり”のトーナメント方式はもちろんのこと、リーグ方式でもやはり初戦が大事です。もちろん試合内容によるところもあると思いますし、負けて勝ち点が得られなかったとしても、内容次第では次につながることもあるでしょう。とはいえ、たとえ引き分けて勝ち点1だったとしても、それはチームが落ち着くための大事な1点になる可能性があります。選手にとって大きな自信になりますし、チームの方向性が間違っていないことを認識することもできるはずです。指導者の考え方はさまざまあると思いますが、それでも多くの指導者が勝ってスタートを切りたいと考えているでしょう。

その点においては、オフシーズンのフェスティバルやトレーニングマッチもポイントになってきます。なぜなら、今の自分たちがどこまで通用するのか、レベルとしてどのあたりにいるのかがつかめるからです。

そのためには、できるだけ強いチームと試合をすることが有効です。公式戦ではないので勝ちにこだわる必要はないですし、極端にいえば大敗しても構わないのです。「このままではダメだ」と、危機感を得られるくらいのほうがいいのではないかと思います。

勝ち試合が続くと、「俺たちは強いんじゃないか」「今年は上位を狙えるのではないか」という思いが頭をよぎります。本当にそうなのであれば、非常にポジティブな気持ちでシーズンを迎えることができていいのですが、そうでなかった場合はただの過信ですから、いざ公式戦になると「あれ? 何か違う…」ということになります。さらに、これがリーグ方式だと次の試合が待ち構えているので、なかなか立て直すことができず、抜け出すのに時間がかかる恐れもあります。それよりは、自分たちの現状と課題をしっかりと受け入れた上で、「俺たちはまだまだだ」と思って取り組めたほうが、入り方としてはいいように思います。

ただ、チームの状態が悪いなかでも試行錯誤しながら戦い続けられる、負けを取り返せる機会があるのが長期リーグのメリットです。だからこそ、何ができていて何ができていないのかを確認しながらやれるという意味では、リーグ方式はチーム及び選手の成長につながる可能性が大きいといえます。例えば、できていない部分で練習を工夫して変えたり、フィジカルトレーニングの量を増減したりすることは、よく行っています。

一方で、同じリーグ方式でも短期のもの、例えば日本クラブユースサッカー選手権やJユースカップの予選などでは、1つの敗戦がのちのち大きな影響を及ぼすことになります。

うちは昨シーズン、日本クラブユースサッカー選手権もJユースカップも、共に予選リーグの戦績が2勝1敗でした。いずれもグループ2位までは決勝トーナメントに進める可能性があり、2勝1敗であれば大体上がれるのですが、両大会とも予選リーグ敗退となってしまいました。日本クラブユースサッカー選手権は3チームが2勝1敗で並んだ結果、得失点差でリーグ3位に。Jユースカップは各グループの2位チームの戦績を比較したときに、やはり得失点差で下回ったことで、非常に悔しい思いをしました。短期決戦の場合は、同じリーグに属するチームの勝ち点や、時には得失点差も気にしなければならない側面があるのです。

1年を通して、チームのコンセプトや方向性を、ぶれることなく貫くことが大事(写真はイメージ)

中断期間をチャンスと考える

長期リーグの場合は、どこで(どのようなチーム状態のときに)中断期間に入るのかもポイントです。チームの調子が上向きで試合にも勝てているのであれば、中断期間中の別の大会にもそのままの勢いで入っていくことができます。一方で、なかなか調子が上がらない場合には、気持ちを切り替えるいい機会と捉えます。選手へのメンタル面のケアは、非常に重要になります。

昨シーズン、うちはプリンスリーグの立ち上がりに苦しみ、1勝も挙げられないまま日本クラブユースサッカー選手権2次予選のための中断期間に入りました。そのためコーチングスタッフ間では、2次予選の初戦が非常に重要であり、内容はともかく、なんとか勝利を収めたいと考えていました。ただ、それをどこまで選手に伝えるのかは悩むところです。「初戦は絶対勝つぞ!」などと言ってしまえば、シーズン開幕以降1度も勝てていない流れのなかでは、選手たちに余計なプレッシャーがかかります。そこで、コーチングスタッフ側の抱えていた危機感はうまくぼかしながら、チームの目指すサッカーを再確認し、やるべきことを端的に伝えました。そして初戦、内容は決してよくなかったものの勝利を挙げることができました。これをきっかけに、プリンスリーグの悪い流れが和らいだように感じています。

結果として、この2次予選を突破でき、攻守両方の面でチームが良い方向に向かい始め、中断後のプリンスリーグ1戦目でも勝つことができました。私たちにとっては中断期間が奏功し、リーグ再開で良い入りができたのです。

また、シーズン中は、間が1週間空くことはあるものの、毎週末なんらかの公式戦が入っていますが、日本クラブユースサッカー選手権やJユースカップで敗退すると、ポッカリと予定が空いてしまうケースがあります。昨年のJユースカップは決勝トーナメントに進めなかったため、その期間(約1ヵ月間)はトレーニングマッチのみで、中断明けにプリンスリーグが数試合残っていました。うちはリーグ残留がかかっていたのですが、この期間に強いチームとトレーニングマッチができ、手応えを感じながらリーグ終盤戦に臨め、最後は負けなしで残留を決めることができました。この期間に、チームのどの部分を強化していくかが非常に重要なポイントになっていると思います。

自分たちよりも格上と思われるチームに勝てると、選手たちは自信をつけ、自チームに勢いが生まれる(写真はイメージ)

一発勝負の緊張感を楽しみに変えよう

トーナメント方式になると、モチベーションや戦い方も多少変わってきます。負けたら終わりという試合に対してどういう入り方をしていくのか、大きな緊張感があるなかでどう戦うのか、を経験するのもまた、選手そしてチームの成長につながります。そのなかでは勢いというか、負けたら終わりという状況でどのようにモチベーションを上げていくかが、ポイントの1つになるでしょう。

日頃のトレーニングや試合のなかで、いかに勝負にこだわってプレーできるかや、チームとしても常に勝利を意識させていけるかが、一発勝負の試合では特に重要になってくると思います。

また、最初は「この試合は絶対に落とせない」という緊張感がありますが、そこを乗り越えられると、今度は「楽しい」という感情が出てきます。このように、緊張感をプラスの感情に変えられるチームは強いように思います。

短期決戦の場合、リーグ戦に比べるとチャレンジしやすく、戦い方を変えてみようという気になることもあります。あとは、頑張っている控えの選手、好調な選手を起用してチームに勢いをもたらすことや、負けているときに大幅な戦術変更やリスクを負ってでも点を取りにいく形を、チームとしてもっておくことが必要になってくると思います。

・・・・・

今年も間もなくシーズンが開幕します。今シーズンのスローガンは「タフに戦う」。去年の反省をもとに、チーム状況が下降気味のときにどうするのか、苦しいときに何ができるかを選手たち自身で考えられるようになってほしいです。そして、これまでの最高成績であるベスト4を目標に、全国で川崎フロンターレのサッカーを見せることができたらと思います。

Back Number 過去の記事一覧

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第25回「現代っ子の特徴を踏まえてアプローチを考える」

長橋 康弘(川崎フロンターレ U-18コーチ)

時代とともに、子どもたちの気質や体格も変化するもの。その変化に見合ったアプローチが必要です。実際に現代の子どもたちもまた、ひと昔前に比べて変化があるように感じると長橋康弘U-18コーチは言います。そこで今回は、現代の子どもたちの特徴を整理し、それに見合った指導者の寄り添い方を考えます。

コーチングクリニック 2016年8月号より

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第24回「選手への伝え方・伝わり方」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

より効果的な指導を実践するには、指導者の話術が鍵といっても過言ではありません。しかしながら、指導者が投げかけた言葉への反応は人それぞれであり、理解度もまた異なります。選手に伝わりやすい、理解がより得やすい伝え方とはどのようなものなのでしょうか――? 玉置晴一U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年7月号より

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第23回「文武両道」

石川 邦明(川崎フロンターレ U-15コーチ)

Jクラブアカデミーはプロサッカー選手の育成が重要なミッションの1つです。しかし、サッカーがうまければそれでいいという考えではなく、生徒・児童の本分である勉強を怠らないこともまた、大切と考えています。川崎フロンターレアカデミーの考える文武両道について、石川邦明U-15 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年6月号より

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第22回「新入生を迎えるに当たって」

高田 栄二(川崎フロンターレ U-15 コーチ)

間もなく新年度がスタートし、新1年生が活動に加わる季節となりました。この時期はやはり、新入生やその保護者とのコミュニケーション、情報収集が欠かせません。そこで今回は、新入生をチームに迎え入れる際に指導者が得るべき情報や取り組むべき事柄について、高田栄二U-15 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2016年5月号より

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第21回「寒冷&感染症対策」

関 智久(川崎フロンターレ U-15トレーナー)

夏季の暑熱対策に比べて、冬季の寒冷対策はさほど重視されていないというのが現状です。しかしながら意識して対策するか否かで、競技に向けたコンディションは大きく変わってくるといえます。そこで今回は、川崎フロンターレアカデミーにおける寒冷&感染症対策について関智久トレーナーに伺いました。

コーチングクリニック 2016年4月号より

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第20回「性別による特徴を把握し、指導に生かす」

小林忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ GKコーチ)

成長著しい日本の女子サッカー。その背景には、U-12で男子とプレーする機会が多いことがあるようです。この年代の指導者は今後さらに、男女とも指導する可能性が高まるでしょう。今回のテーマは「性別による特徴を把握し、指導に生かす」。U-16日本女子代表GKコーチも務める、小林忍コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年2月号より

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第19回「チームの枠を超えた指導者同士の連携」

藤原 隆詞(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ チーフコーチ)

第19回は「地域連携」がテーマ。川崎フロンターレでは主にトレセン活動で、あるいは試合会場でのコミュニケーションによって地域の指導者、選手と連携を図り、川崎市全体のレベルの底上げに寄与すべく活動しています。その詳細について、育成プロジェクトグループの藤原隆詞チーフコーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年1月号より

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第18回「選手を観察して見極める」

川口 良輔(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ長)

連載第18回は「指導者に欠かせない観察力」がテーマ。1人1人顔や体格が違うように性格も十人十色の選手たちに、指導者はどのようなアプローチをするのがベストなのでしょうか。育成プロジェクトグループ長の川口良輔氏に「コーチング」と「ティーチング」との違いも踏まえてお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年12月号より

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第17回「精神的成長と目標設定」

鈴木 洋平(川崎フロンターレ U-15GKコーチ)

今回のテーマは「メンタル面へのアプローチ」です。技術・戦術やフィジカルと同様に、精神的な成長も育成年代の選手たちには欠かせないもの。川崎フロンターレU-15では昨年からメンタルトレーニングを導入しており、その鍵を握るのが目標設定なのだとか。詳細について鈴木洋平U-15GK コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年11月号より

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第16回「セレクションの視点」

後藤 静臣(川崎フロンターレ アカデミーダイレクター)

夏休みも終わりに近づき、来年度の入団選手を募集する時期となりました。毎年数多くの入団希望者が集まる川崎フロンターレアカデミーではセレクションにおいて、子どもたちのプレーはもちろん行動や言動も含め、どのようなところを見ているのでしょうか? 後藤静臣アカデミーダイレクターに伺いました。

コーチングクリニック 2015年10月号より

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第15回「合宿・遠征の過ごし方」

冨田 幸嗣(川崎フロンターレ U-12コーチ)

現在、夏休み真っただ中にある育成年代の選手たちにとって、この時期の合宿や遠征は大きなステップアップのチャンスです。その一方、指導者にとっても普段は見られない選手の一面を発見できるいい機会といえるでしょう。今回はそんな「合宿・遠征の過ごし方」について、冨田幸嗣U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年9月号より

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第14回「選手の心に火をつける」

小林 忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループGKコーチ)

今号のテーマは「選手の心に火をつける」。試合に出られる選手とそうでない選手、つまり「レギュラー」「サブ」問題はあらゆる競技において、選手本人はもちろん指導者も頭を悩ませる事象です。ここではサブ選手へのアプローチやモチベーションの維持のさせ方について、小林忍コーチにお伺いしました。

コーチングクリニック 2015年8月号より

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第13回「『いい練習』とは?」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

練習は「量」か「質」か――指導者の間で話題に上ることも多いテーマだと思います。選手が試合に向けて研鑽を積む日頃のトレーニングに関して、一般的に「いい練習」といえるのはどのようなもので、指導者や選手が押さえるべきポイントはどこにあるのでしょうか。玉置晴一U-12 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年7月号より

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第12回「保護者の役割」

楠田 耕太(川崎フロンターレ U-12GKコーチ)

選手たちにとって一番の理解者であり、サポーターといえば保護者でしょう。指導者の目が届きにくいオフ・ザ・ピッチで求められる役割が多いのはもちろん、クラブでの活動中にも保護者が気を付けなければならない側面はあります。今回は保護者の役割について、U-12 の楠田耕太コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年6月号より

155

第11回「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

新シーズン開幕。チームは年間を通じて公式戦を戦います。とはいえ、常に同じコンディションで臨むのは不可能。さらにはその時々の状況で、試合に向かうメンタルも変わるはずです。「川崎フロンターレ育成術」第11回は「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」について、今野章U-18監督に伺いました。

コーチングクリニック 2015年5月号より

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第10回「チームビルディング」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

新体制となって間もないこの時期、指導者が苦心するのは、チームをいかにまとめ、選手・スタッフが一丸となって目標に進むか、ということでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第10回は本誌特集企画と連動させ、「チームビルディング」について、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年4月号より

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第9回「成長期のコンディショニングを考える」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

パフォーマンス向上には、トレーニングの積み重ねに加え休養と栄養も欠かせません。コンディションの不調はケガの恐れがあるだけでなく、成長度合いにも関係するでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第9回は、引き続きU-18の関智久トレーナーに、成長期のコンディショニングについてお話を聞きました。

コーチングクリニック 2015年3月号より

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第8回「トレーナーから選手たちに何を教え、伝えるか?」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

最近は、育成年代の現場にもトレーナーのサポートが入るケースが増えました。選手としても人間としても成長段階にある子どもたちにとって、トレーナーのアドバイスや関わり方は、自立を促すきっかけの1つでもあります。「川崎フロンターレ育成術」第8回は、U-18の関智久トレーナーにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年2月号より

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第7回「子どものモチベーションを高める指導」

高田 栄二(川崎フロンターレU-15コーチ)

当然のことながら、選手たちがスポーツに取り組むときには、「やりたい」という意志、つまり前向きな気持ちがなければいけません。「川崎フロンターレ育成術」第7回は、選手のやる気を引き出し、モチベーションを高く保つための指導のポイントについて、高田栄二U-15コーチにお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年1月号より

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第6回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?②」

佐原 秀樹(川崎フロンターレ U-12監督)

「川崎フロンターレ育成術」第6回は、前回に引き続き「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」をテーマに、今回はジュニア年代の指導について佐原秀樹U-12監督に伺いました。サッカー選手としての入り口に立ったばかりの子どもたちの成長のカギは、“子どもの親離れ”と“親の子離れ”のようです。

コーチングクリニック 2014年12月号より

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第5回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」

寺田 周平(川崎フロンターレ U-15監督)

「川崎フロンターレ育成術」第5回は、サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?と題し、育成年代における競技場面以外の指導について寺田周平U-15監督に伺いました。トップチームで活躍し、日本代表経験をもつ寺田監督だからこそ、技術・戦術以外にも学ぶべきことがあるとの言葉には説得力があります。

コーチングクリニック 2014年11月号より

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第4回「ミーティングのあり方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

「川崎フロンターレ育成術」第4回は、ミーティングのあり方、重要性について、今野章U-18監督にお話しいただきました。次の試合に向けた準備のため、指導者と選手のコミュニケーションのためにミーティングは欠かせません。その実施方法は様々ですが、今野監督はどのように捉えているのでしょうか――?

コーチングクリニック 2014年10月号より

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第3回「勝敗重視?内容重視?」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

「川崎フロンターレ育成術」第3回は、試合において結果と内容のどちらを重視するのかについて、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話しいただきました。年代が上がるにつれて勝利を求めるパーセンテージも高まりますが、結果にこだわりすぎてもいけません。また、指導者や保護者が試合に対してどういうスタンスで臨むかも、重要な鍵を握っているといえそうです。

コーチングクリニック 2014年9月号より

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第2回「状況把握・状況判断の力を身につける」

長橋 康弘(川崎フロンターレU-18コーチ)

「川崎フロンターレ育成術」第2回は、状況把握・状況判断の重要性について、川崎フロンターレU-18の長橋康弘コーチにお話しいただきました。その時々でさまざまな状況に直面するサッカーではもちろん、そのほかの競技でも状況把握力・状況判断力は欠かせないもの。これらの能力を養い向上させていくためのヒントを、指導者そして保護者に向けてアドバイスします。

コーチングクリニック 2014年8月号より

第1回「川崎フロンターレ・アカデミーの育成コンセプト」

向島 建(川崎フロンターレ育成部 育成部長)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。未来のJリーガーを育てる、川崎フロンターレアカデミーの育成コンセプトについて話しを聞いた。

コーチングクリニック 2014年7月号より

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1987年創刊のスポーツ指導者のための指導力向上マガジン。
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