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川崎フロンターレ アカデミー 
試合記録ページ

  • U-18
  • 高円宮杯 U-18サッカーリーグ2011 プリンスリーグ関東
  • 第6節

対戦チーム:真岡高校

日時/キックオフ:07/09(土) 11:00~  

会場:県立保土ヶ谷公園サッカー場

結果

  • 勝ち
  • 5
    • 2-0
    • 3-0
  • 0

得点

川崎

  • 7分 三好康児
  • 29分 三好康児
  • 77分 三好康児
  • 78分 三好康児
  • 89分 相馬健一朗

真岡高校

川崎メンバー

メンバー

GK
内山圭
DF
萩間大樹、太田賢吾、坂口正高、早見元太
MF
小口大貴、吉田直矢、伊藤大夢、三好康児、脇坂泰斗
FW
相馬健一朗

交代

  • 46分 伊藤大夢 → 大河内流星
  • 56分 脇坂泰斗 → 平敷兼
  • 68分 吉田直矢 → 大山多一
  • 74分 太田賢吾 → 宮近浩之
  • 84分 早見元太 → 河村英侑

コメント

■U-18監督 安部一雄
ひとつ間違えれば苦しい試合になったと思う。試合の流れとしてはいい入り方をしたし、よくボールも動いていた。ただ集中力のないミスが非常に多かった。そこはしっかり修正しないといけない。今日は無失点で抑えることができたかもしれないが全国大会では甘くはない。リズムが悪くない中、前半に2点を奪い、ハーフタイムでは次の1点が勝負になると選手たちに伝えた。ボールをまわして満足するだけでなくシュートの意識を持とうと。その結果、ゴール前に人数をかけてゴールを奪えたことはよかった。この暑さの中、先発11人では90分をやりきれない。誰が出ても同じパフォーマンスを出せるように練習から取り組んでいる。あとは試合に出た時にそれが出せるかどうか。今はチーム内で非常にいい競争ができている。今日もナイターの試合が控え、さらにこの暑い中、会場に足を運んでいただき本当に感謝しています。全国大会はこれより熱いと思うので、ぜひ選手たちにパワーを送ってください。

■吉田直矢
前半からいけるところまで飛ばしていこうと思った。徐々に相手の足が止まり、それでもしっかりとボールを動かして点を取れたことはよかった。特に気をつけていたのは小口とのバランス。流れを見て相手の裏を狙ったり、嫌なところを突こうと思った。前線に攻め上がった時にパスやドリブルの精度をあげて点を取りたい。サポーターにはいつも大きな声援をもらい、力になっているのでこれからも応援よろしくお願いします。

■三好康児
今日は始まる前から点が取れる気がしていたので、積極的にゴールを狙っていった。1点目はGKがこぼしてくれたが、その1点のおかげで勢いにのり、いい形で4点取ることができた。僕の課題は暑い中でどれだけていねいにできるか。細かいパスなどでミスをなくしてしっかりゲームの流れにのりたい。サポーターの方々はいつも遠くまで来てくれて、声援が自分の励みになるし、力にもなる。もっともっと応援してもらい、自分もその期待に応えられるように頑張りたい。

レポート

気温32度と厳しい暑さの中、プリンスリーグ第6節の真岡高校戦が保土ヶ谷サッカー場で行われた。序盤から積極的に仕掛けるフロンターレU-18。6分に中央から三好康児が強烈な無回転シュートを放つと、これが相手GKのファンブルを誘い、そのままゴールへ。フロンターレが幸先よく先制点を奪う。さらに13分にはCKのこぼれから右サイドの吉田直矢がクロスを送ると、これをファーサイドの坂口正高がヘディングシュートを放つが、ここはGKの好セーブに阻まれる。立ち上がりはいい流れで試合に入ることができたが、次第に暑さから集中力を欠き、ミスが目立ち始める。それでも29分に、右サイドに流れた早見元太のパスを中央で受けた三好が強烈なシュートをゴール右隅に叩き込み、2-0で前半を折り返す。

後半に向けて安部監督は「苦しいことはしないで、もっと楽にボールをまわそう。そしてシュートで終わるように」とこの暑さの中、全国大会を想定した戦い方を選手たちに指示していた。後半に入ると安部監督の指示通り積極的にシュートを狙うフロンターレ。47分に右サイドの萩間大樹のクロスボールから最後は脇坂泰斗がバー直撃のシュート。さらに60分には途中出場の平敷兼がドリブル突破からシュートを放つがこれもサイドネット。なかなか得点を奪えずにいたが、77分に途中出場の宮近浩之のアーリークロスから平敷がボールをキープし、最後は三好がGKの位置をよく見て、冷静に流し込みハットトリックとなる3点目を決める。しかし三好はこれだけでは終わらず、直後の78分には中央約20mの距離から強烈なミドルシュートをゴール右上に突き刺し、自身4点目となるゴールを奪う。さら終了間際には坂口正高のパスから左サイドを抜け出した相馬健一朗が落ち着いてゴールを決め、終わってみれば5-0の大勝。

まだまだ集中力を欠いたミスが何度か見られたが、三好が一人で4得点としっかり決めるべきところで決めた結果が今日の勝利につながった。次節の武南戦はクラブユース前の最後の公式戦となるため、ぜひいい形で全国大会に臨んでもらいたい。