日時/キックオフ:10/12(土) 14:00~ 90分間(前後半各45分)
会場:山梨中銀スタジアム
■U-18監督 今野章
立ち上がりの失点は痛かったが、すぐに取り返せたのが大きかった。そこでバタバタしなくなったし、選手たちが落ち着いてきた証拠。今日の試合も緊張感を持って入っていったので、堅さはとれたと思う。相手の攻撃の狙いは分かっていたので、そこを選手たちにも意識させて、あとは今日の試合は風が強かったので、その部分もしっかりと意識させた。攻撃面でも前半の途中からすごくよくなってきたので、続けていこうと話していた。後半に入っても少しこう着状態が続いていたが、交代選手が結果を出してくれたので、これで選手層も厚くなると思うし、どんどんそういう選手が出てくることを期待して、まずは初戦勝てたことが選手もスタッフもホッとしている。残りの2試合は、自分たちはチャレンジャー。相手はプレミアリーグ所属のチームだし、自分たちのサッカーをして勝ちたい。そして決勝トーナメントにいけるように、次の試合が大事だと思う。
■坂口正高
初戦勝てたことでホッとしてるが、内容的には個人的にもチーム的にも良くなかったので、そこを来週1週間で詰めて次の清水戦に臨みたい。後ろから声を出してチームを引っ張っていこうと思ったが、まわりに助けられた部分も多い。三好と泰斗(脇坂)がいない分、みんなが頑張ろうと思っていたので、チーム全体として勝ててよかった。立ち上がりからいこうと話はしていたが、ああいう形で先制されてしまって終わってしまったことはしょうがないじゃないけど、逆に早い時間だったので、切り替えることができた。次節の清水戦でも今まで練習してきたことをやるのと、自分たちの特徴でもある全員で走って、気持ちを全面に出してしっかり勝ちにつなげられればいいが、出れない人たちもいるのでその人たちの分も気持ちを背負って戦うことができれば、勝ちにつなげることができると思うので、頑張っていきたい。
■岡本一輝
初戦だったので、ここで勝点3を取らないと厳しくなってくると思っていた。立ち上がりに先制されて流れは悪かったが、すぐに取り返すことができた。先制されたけど、負ける気はしなかったし、流れは絶対来るなと思っていたので、それが早い段階でPKを取ることができて、しっかり決めることができたので、そこから流れはよくなったと思う。4点入ったが、個人的にもまだまだ点は取ることはできたと思うので、そこは課題だと思う。チームとしても崩せる場面で崩せていなかった場面があったので、そこを次の試合から修正していけるようにしたい。
いよいよ開幕したJユースカップ。初戦はアウェイで甲府と対戦。試合は開始早々の3分、甲府がアグレッシブにプレスをかけてきて、縦への早いパスからFWに抜け出され、先制点を奪われてしまう。しかしフロンターレも落ち着いて対応し、6分にMF岡本一輝がペナルティエリア内でドリブル突破を仕掛け、相手DFのファールを誘いPKを獲得。これを自ら決めてすぐさま同点に追いつく。その後は落ち着きを取り戻し、中盤からしっかりパスをつなぎ試合のペースを握ると、27分には右サイドを起点に中央から左サイドへと展開し、最後はMF牧寛史が左足でシュートを放つが、ゴール右へと外れる。迎えた33分、左サイドをオーバーラップしてきたDF河村英侑がMF岸晃司とのパス交換からゴール前に切れ込み、右足でシュート。これが決まり逆転に成功し、2-1で前半を折り返す。後半に入り立ち上がりはフロンターレペース。51分には、後半から出場したDF吉田武史が相手陣内でボールを奪い、自ら持ち込んでシュートを放つが、これは右ポストを直撃し、追加点とはならず。その後は同点ゴールを目指す甲府の勢いが増すが、守備陣が落ち着いて対応し、ゴールは許さず。迎えた72分、交代で入ったばかりのMF金子俊志のスルーパスから岸晃司が抜け出し、落ち着いてゴールへ流し込み、決定的な3点目を奪う。さらに終了間際には相手のクリアミスを見逃さず、岡本一輝がこの日2点目となるゴールを奪い、4-1でタイムアップ。プリンスリーグ優勝の勢いそのままにいい形で初戦を白星で飾った。