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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

12/25 (土) 2010

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ブルーサンタ

text by

広報部

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今年もこの季節がやってまいりました。トナカイに仮装したふろん太、クリスマスバージョンのピーカブー、スタッフ扮するモミの木、そしてブルーサンタに変身した選手のフロンターレクリスマス団が市内の小児科病棟を慰問する「ブルーサンタ」です。

まず今年ブルーサンタが訪れたのは、チームドクターを派遣していただいている横浜市青葉区にある「昭和大学藤が丘病院」。2008年からブルーサンタがお伺いしています。

今回登場したのは、ブルーサンタ初登場となるコミサンタ。シーズン終了後も連日イベント参加と大忙しのコミ。フロンターレに来て1年になりますが、様々なイベントにチャレンジしてくれました。印象深いのは、やはりファン感のまわし姿ではないでしょうか。あれで「フロンターレ色に染まった」と振り返るコミ。サンタの衣装を「似合うかな〜」と喜んで着るほどどっぷりフロンターレ戦士です。実際、似合ってますよね。いざ本番となり会場へ向かうと、スペースいっぱいに集まった子ども達からの歓声が上がります。

クリスマス会が始まり、コミサンタが登場すると子ども達のテンションも上がります。一緒に歌を歌って、「皆がいい子にしているって聞いたから、プレゼントを持ってきたよー」と子ども達一人一人にコミサンタからぬいぐるみサッカーボールとサイン入りオリジナルクリスマスカードをプレゼント。プレゼントをもらった時の子ども達の表情にこちらも嬉しくなりました。その後、クリスマス会には参加できなかった子ども達の病室を回って、一人一人とコミュニケーションを取りました。ブルーサンタを終えたコミサンタは、「最初はどうやったら子ども達が喜んでくれるかなぁと不安もありましたが、一緒に歌を歌ったり、素敵な手紙をもらったり、みんなと触れ合うことで、楽しい時間を過ごせました。楽しかったです。また来ます!」と大満足のコミサンタでした。

続いて訪れたのは、川崎区にある「川崎市立川崎病院」。ここに登場したのは、こちらも初サンタのリキことリキサンタです。
普段は満員の大観衆の前で飄々とプレーするリキですが、初参加となるこのブルーサンタには緊張している様子。まずは、モミの木、ふろん太、ピーカブーで場内を盛り上げて、良い雰囲気になってきたところで、いよいよリキサンタの登場。本物の選手の登場ということもあり、子ども達も少し緊張気味。そこでリキサンタが自己紹介の後、6月のファン感謝デーで習得したお得意のジャグリングを披露。サッカー選手でありながら見事な腕前に、子ども達のみならず、保護者の皆様、看護師の皆様も驚き、そして大歓声が場内に包まれました。

「あわてんぼうのサンタクロース」を皆で歌った後、「みんながいい子にしているから、プレゼントがあります!」とリキサンタから、ふろん太のぬいぐるみとサイン入りオリジナルクリスマスカードがプレゼントされました。髭を生やしたリキサンタから手渡しでプレゼントをもらった子ども達の中には、本物のサンタクロースと間違えてしまう子も。それを聞いたリキサンタは、「やっぱり髭、白くしてきたほうが良かったかなぁ」と次回の構想を練っていました。病室を回って子ども達にプレゼントを渡し終えたリキサンタは、「入院生活は大変だと思うのに、みんなの笑顔だったので、逆に勇気付けられました。僕もプレーで一人でも多くの子ども達に、勇気を与えられるように頑張ります」とコメント。リキサンタからもらったプレゼントを枕元に置いて、今回のブルーサンタを思い出してくれれば本当にうれしいなぁと思います。

最後に訪れたのは、多摩区にある「聖マリアンナ医科大学病院」。この病院にサンタとして登場したのは、病院訪問2回目となるクロことクロサンタです。
2回目の登場で子どもも生まれたということもあり、これまでの2人より余裕のあるクロサンタ。
控え室で準備をしていると、思わぬ来客が。怪我の治療でこちらの病院に入院していたタサの登場です。車椅子でやってきたので心配しましたが、順調に回復しているようで一安心!サンタの衣装に身を包んだクロにエールを送ってくれましたよ。

そしていよいよ本番!会場にはサンタさんを待ちわびるたくさんの子ども達が集合してくれていました。まずはモミの木、ふろん太、ピーカブーが入場し、会場をあたためます。赤鼻のトナカイ、みんなとっても上手に歌えていましたよ。ここで子ども達の「サンタさーーん」の呼びかけで、クロサンタが登場。まず、「まだクリスマスには早いですが、みんながいい子にしていると聞いて、いてもたってもいられず来ちゃいました」と挨拶。「あわてんぼうのサンタクロース」をみんなで歌った後、一人一人の名前を呼び、ふろん太のぬいぐるみとサイン入りオリジナルクリスマスカードをプレゼントしていきました。子ども達も優しいクロサンタからプレゼントをもらって、とってもうれしそうです。

最後にクロサンタが「これからもパパやママ、お医者さんや看護師さんの言うことを聞いていい子にするんだよ。僕も試合でゴールを決めて頑張るので、みんなも早く退院できるように頑張ろうね」と締めの挨拶。子ども達も盛大な拍手で見送ってくれました。
今回の訪問では、わが子と同じくらいの子ども達に優しく言葉を掛け接していたクロの姿が印象的でした。

このブルーサンタですが、川崎フロンターレ創設時より取り組んでいる大切な事業の一つです。サッカーだけではなく、このような活動の中でいろいろな子ども達と触れ合うことで少しでもみんなの力になれたらと考えています。
クロがこんなことを言ってました。「いつも等々力で僕たちはみんなからとてつもないパワーをもらっている。そのおかげで頑張れている。だからこんなときくらい僕たちがみんなにパワーをプレゼントしなきゃ!」と。

「川崎には、赤いサンタクロースだけではなくブルーのサンタクロースもいるんだよ」と子ども達に浸透していくようになればいいなと思います。

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