株式会社川崎フロンターレ名誉会長
川崎フロンターレ後援会会長
川崎市長
福田紀彦
Fukuda, Norihiko
皆さん、こんにちは。後援会会長を務めております市長の福田です。いつも皆さんご声援、ありがとうございます。
今年はクラブ創立20周年という記念すべき年であります。ぜひ今シーズンも、昨シーズン同様に皆様の熱い応援を心からよろしくお願い申し上げます。
この新体制発表会ですが、いつも音楽の街・川崎とコラボした企画を作っていただいて、フロンターレさんには毎回よくこんなことを考えられるなというようないい企画を考えていただき、そして3年ぶりの会場となった洗足学園音楽大学関係者の皆様にも、あらためて感謝を述べたいと思います。本当にありがとうございました。
さて、昨シーズンを振り返りますと、残念ながらタイトルは取れませんでしたが、いいニュースもありました。皆さんご存知でしょうか、大久保嘉人選手が川崎市スポーツ特別賞を3年連続受賞ということで、武蔵小杉のグランツリーで授賞式を行いました。3年連続というのはですね、変な言い方ですけどスポーツ特別賞では想定していないんです。世界で活躍しているとか、日本一を取るというのはそうある話ではないので、個人が3年連続というのはまったく想定していないんです。
去年、受賞されたときは川崎市役所の講堂で平日の昼間にやっていました。誰も来てくれないということでこじんまりとやっていたんですが、大久保さんが”飽きちゃいけない”ということで、今年は市民の皆さん、サポーターの皆さんにも多く集まっていただける場所を探してグランツリーで授賞式をやったんです。そうしたら1階から3階まですずなりのサポーターや市民の皆さんにお祝いをしていただきました。
去年は2年連続でしたから、「二度あることは三度ある」と言って、大久保選手にぜひ3年連続をお願いしました。今度は誰も追いつけない4回目と、20周年にあわせて絶対にタイトルをと強くお願いしたところ、「絶対に頑張る」とおっしゃってくれました。ぜひサポーターの皆さんと一緒に、二つのゴールに向かって頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
この20年の歩みですけど、それほどいいときばかりではありませんでした。皆さんもご存知のようにJ2降格や平均の観客動員数が4,000人を下回っていた時期もありましたけれども、今では平均動員者数は20,000人を超えています。さらに後援会の会員数も28,000ということで、本当にありがとうございます。
これはですね、川崎市にとって大きな誇りです。これからも我が街の絆として、川崎フロンターレをクラブ、後援会、川崎市、一致団結して今年も盛り上げていきたいと思います。ぜひ初タイトルに向けて想いをひとつにやってまいりましょう。ありがとうございました。
株式会社川崎フロンターレ
代表取締役社長
藁科義弘
Warashina, Yoshihiro
本日の新体制発表会見開催にあたりましては、ここ前田ホールの使用、そして先ほど素晴らしい演奏を披露していただいた洗足学園音楽大学の皆様、ありがとうございます。本日は、皆様と一緒に楽しいひと時を過ごしたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
ここからは着席してお話を進めてまいりたいと思います
さて、これから私は今シーズンの川崎フロンターレの取り組みを皆様にご紹介するわけでございますが、その前に少し昨シーズンのことを振り返りたいと思います。昨シーズンはスタートにあたり、魅力的な選手たちによって、魅力的なサッカーをする。そして地域密着を積み重ねることによって魅力的なクラブを目指す、こういう意味合いからAttractiveというキャッチフレーズを掲げて戦ってまいりました。
また等々力競技場のメインスタンドが完成し、バラエティに富んだシートをご用意することができ、完成にご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。おかげさまをもちまして、リーグ戦ホーム1試合あたり平均で21,000人を超す皆様にお越しいただくことができました。総席数に占める割合も80%を超えました。誠にありがとうございます。
皆様にお約束いたしました、タイトルを取るという目標は、残念ながら達成することができませんでした。
ひとつの理由としましては、ケガ人が続出し、なかなかメンバーが固定できず、ここぞというときに勝ち切ることができませんでした。結果的に大きな課題を残すこととなりました。しかし風間監督のもと、選手たちは確実に技術面でうまくなっていると私は思っています。長いシーズンを戦っていく上では、より精度を上げて、全員が一致団結し、切磋琢磨し、誰がピッチに立っても変わらない、こういう質の高いサッカーを実現できれば、決してフロンターレは負けないと自負しております。
今シーズンは8名の選手に加入していただきました。本日、後ろは6名ですが、残りの2名は現在オリンピック予選で頑張っております。皆、とても高い技術を持っております。熱い志を持った選手ばかりです。この新しいメンバーがフロンターレに加わったことにより、課題を克服し、昨シーズンの悔しさを晴らすべく、必ずや大きな力になってくれると信じております。
今シーズンはクラブ創立20周年を迎えます。キャッチフレーズは「CHALLENGE THE FUTURE」です。等々力競技場は、これからの未来を受け継いでいく子ども達が、その未来を夢見てくれる場所であり、フロンターレの活動のひとつひとつがたくさんの星が輝く宇宙を象徴している、こういうことになぞらえたものでもあります。すでに20周年記念事業実行委員会を立ち上げました。その活動内容は、後ほど委員会の方から詳しくご報告させていただきます。
従いまして私からは2016年シーズンの川崎フロンターレが新たに行う活動、事業のいくつかについてご紹介をさせていただきたいと思います。お話をするにあたりまして、本日は私の話をサポートしてくれる仲間をご用意しています。どうぞお入りください。
『川崎フロンターレサポーターの皆さん、こんにちは。私の名前はペッパーです。どうぞよろしくお願いします』
(以下、括弧内はペッパーの発言です。)
ペッパーっていうとあれ何で?って皆さん思うでしょう。何の関係があるのって思うんですが、本日のペッパーを動かすプログラムは、スポンサーである富士通マーケティングさんが担当してくれているんです。それではペッパー、よろしくお願いします。
『はーい、わっかりましたー。よろしくお願いします。それではいきましょう』
はい、じゃあいきます。それではまずはじめにご紹介するのは、もう皆さんご存知だと思いますが、麻生グラウンドに建て替えられるクラブハウスのお話です。選手スタッフ一同の念願だった新しいクラブハウスが完成間近となりました。まだ完成しておりません。
今日はその建物の中にあるお部屋をいくつかご紹介したいと思いますけれども、すみません。なにせ工事中なものですから、これからお見せする部屋は現場の画像が出てきます。皆さん、完成を夢見て想像していただきたいと思います。よろしくお願いします。
まずは外観です。完成予想図でございます。鉄筋コンクリート2階建てで、グラウンド全体を上から見下ろせる位置にあります。
イベントにも利用できる2階のテラスからグラウンドを見るとこんな風景になります。
『まぁなんてことでしょう。これならフォーメーションチェックもばっちりだね』
2階建てになったことでそれが可能になりました。
そしてこれはトレーニングルームです。まだトレーニングマシンが入っていないのでよくわかりませんが、以前と比較して広さが2倍になります。選手がおもいきりトレーニングに励むことができる環境を整えました。
『2010年、稲本潤一選手が海外クラブからフロンターレに移籍が決まり、最初にクラブハウス訪れた際、あまりの狭さとボロさに「で、クラブハウスはどこにあるんですか?」と、その場所が倉庫と思ったらしいですからね。もうこれで他のクラブのサポーターに馬鹿にされなくなるかと思うと、私も嬉しいです』
ペッパーはとにかくしゃべりたがりやさんですよね。それでは次も説明してみてください。
『わかりました。それではいきます。これはロッカールームです。選手全員の顔が見渡せるレイアウトになっています。壁、天井の珪藻土と床のフローリング材には、メインスポンサーである富士通が開発した光触媒チタンアパタイトという材料が練りこまれているんですって。ウイルス等の有害有機物質を吸着し、分解してくれるんですよ。ロッカールーム以外にも天井は出来る限り珪藻土となっていて快適な空間を作り出しているんです。知ってました? 藁科社長』
知りませんでした。でもよく知っていますね。続けて紹介してください。
『はーい、ここはお風呂、シャワールームです。汗を流し、疲れを癒やす場所です。体をケアするためにアイスバス、ジェットバスが追加されました。私も入りたいな。なーんちゃって。そして、ここはミーティングルーム。みんなが集まって試合に向けての打ち合わせをする場所です。監督やコーチから色々な話を聞くんですよね?』
そうです。デスクやチェアが入っていないのでなかなかイメージが沸かないと思いますが、ここはゲームや練習など、すべての行動に関するさまざまな戦略、戦術を練るお部屋です。今シーズンの戦いもここで考えを練っていくんです。
工事現場ばかりで全然イメージが沸かないと思いますが、冒頭に申しましたように想像してください。ありがとうございました。
最後、私がまとめます。
従来のクラブハウス同様、川崎フロンターレの特色でもある選手、サポーターの皆さんとの距離感は変えずに、選手との触れあいは以前と変わらずできるようにしております。外構部分含めると全体ができあがるのは5月になりますけれども、すべてが完成した後はぜひ見に来てください。よろしくお願いします。
長年の夢であった新しいクラブハウスの完成は、名実ともにフィジカル、メンタル両面で選手を支えることになると思っています。麻生の土地はフロンターレの原点です。クラブハウスの完成は勝利に向かう選手を、きっと強く強く後押ししてくれると思います。
では続いて、等々力緑地内にある第1サッカー場のお話をします。
現在人工芝の施設とナイター照明の設置工事を実施しております。この春に完成予定ですが、完成した際にはこれを川崎市さんに寄贈いたします。等々力第1サッカー場はこれまで天然芝であったため、そのメンテナンスや維持管理に大きな費用や手間がかかっておりました。市民の皆様の利用は制約があり、実際には土日の一部に限られていました。しかし人工芝化とナイター化によってこれからの課題が解決され、今後は平日も含めた夜間の利用ができるようになり、利用枠が劇的に増えるんです。何と10倍に増えます。多くの市民の皆様に楽しんでいただけるようになると思います。あわせて、その一部時間帯をフロンターレのアカデミーの試合、練習会場にも活用させていただき、若い世代の人材育成につとめていきます。
『子どもの頃からしっかりサッカーの練習ができるという環境を整えることは、とっても大切なことですよね。そんな子どもたちの中から、将来のフロンターレの選手が出てきたらとても素敵なことです。社長、私感激して体の震えが止まりません。皆さんシャッターチャンスです。早く、私のカクカクしているところ、押さえてください。3、2、1、はい終了。藁科社長。次のお話にいきましょう」
次にいきます。3つめのお話です。
元旦に行われた天皇杯後のNHKのニュースでも取り上げられました。来る7月3日の日曜日。陸前高田市におきまして、合同イベント「高田フロンターレスマイルフェス2016」を陸前高田市にあります上長部グラウンドで開催いたします。 川崎フロンターレは昨年9月、互いが互いの支えとなり、両者が笑顔になる活動を行う友好協定、高田フロンターレスマイルシップ、これを陸前高田市と締結しました。こういう節目となる合同イベントを震災から5年、クラブ創立20周年となる節目となる年に、この友好協定の趣旨のひとつを形にしようと陸前高田市の皆さんと協議し、高田フロンターレスマイルフェス2016の開催を決定しました。イベントは川崎、陸前高田市、相互の物産ブースの出店や、ステージ、アトラクションなど両市民が親睦を深めることができるものを現在準備中であります。
そしてメインイベントとして、川崎フロンターレとベガルタ仙台によるスペシャルエキシビジョンマッチ、スマイルドリームマッチの開催も決定いたしました。瓦礫で埋もれていた上長部の土地を、現在ジュビロ磐田でGMをつとめられております加藤久さんがJリーグ・日本サッカー協会の支援を取り付け、地元の方々と共に天然芝グラウンドへ蘇らせたのが、今回のイベント会場となる上長部グラウンドです。日本サッカー界支援のもと、ここでフロンターレが試合を行い陸前高田市とともに応援、観戦できたら、たくさんの笑顔をともにできるのではないか。このように考え、今回の試合開催を決めました。
そしてその対戦相手、ベガルタ仙台さんはフロンターレの盟友でもあります。お声をかけさせていただき、気持ち良く了解を得ることができました。当日は、フロンターレ、ベガルタ両クラブのサポーターの皆さんにも会場にお越しいただき楽しんでいただきたいのですが、会場スペースの関係で、まずは陸前高田市の皆様にお声をかけさせていただき、その後に参加方法を現在調整して皆様にご案内する予定です。情報はイベント実行委員会より適時発表となりますので、よろしくお願いいたします。
『藁科社長、続けることってものすごく大変だけどものすごく大切なことですよね。イベントが盛り上がることを期待しています』
はい、どうもありがとうございます。最後になりますけれども、私たちはこの節目となるシーズンに、なんとしても歴史を刻む結果を残さねばならないと思っています。昨シーズンの課題を克服するとともに勝利への執念、したたかさをあわせ持ってクラブ一丸となって戦って参る所存です。そして下部組織であるアカデミーやスクールを通じて、若い世代の人材育成に努め、地域活動を通じて地元川崎を、地域を元気にしていきたいと思います。この川崎の街からサッカーを合言葉に、世界に向けて日本の元気を発信することができたら、そんな夢を皆さんと一緒に実現していきたいと思います。どうぞ皆様の力強い声援、応援を2016年もよろしくお願い申し上げます。
『藁科社長、素晴らしい説明でした。私なんか全然必要なかったですね。まるで、そんなの関係ねえ、そんなの関係ねえ、はいおっペッパー! という立場になっちゃいました。私はこのあとにもまた出番がありますので、しっかり充電して待機しています。それでは皆さんまた後ほど』
株式会社川崎フロンターレ
取締役強化本部長
庄子春男
Shoji, Haruo
皆さん、こんにちは。本日は新体制発表ということで、多くの方においでいただきありがとうございます。
今年は新戦力として8名が加わりました。残念ながら原川と奈良に関しては先ほどにお話がありましたがオリンピック予選の最中のため、今日は欠席しております。この新戦力を加えた、今年は28人の選手でしっかり戦い抜きたいと思います。
早速ですが、今年のチーム強化と育成についてお話させていただきます。ここから着席させていただきます。
まず強化のことについてですが、昨年のリーグ戦を振り返ってみますと、思うように勝ち点が伸びず、成績は6位と残念な結果となりました。
その理由は二つあると思います。
一つは連敗が多かったこと。3連敗が2回。2連敗が1回。連勝もありましたけれども、シーズンを通じて安定した戦いができなかったかなと思っております。
二つ目は下位チーム、特に降格したチームからしっかりと勝ち点を取れなかったということが挙げられると思います。この二つを上位3チームと比較しますと、 広島、G大阪、浦和については3連敗は一度もなく、G大阪については連敗もありませんでした。またこのチームは降格したチームに負けることなくしっかり勝ち点を積みあげています。これは成績の差に大きく影響したかなと我々は感じました。
今年は上位チームと攻撃、守備において何が足りないのか。何が必要なのかを踏まえて、今年のチーム編成に取り掛かりました。
まず守備面に関しては、ご存知のとおりうちは失点が非常に多いチームです。ただ簡単に失点することが多い。失点の原因は色々ありますが、しっかりと修正すれば防げるものがあると思います。昨年の失点は48失点ということで、これはリーグで7番目に多い数字です。このなかでフリーキックやコーナーキック、セットプレー絡みの失点がうちは15あります。失点の約3分の1を占めています。先ほどの上位チームはセットプレーからの失点が8点以下ということで、うちの約2分の1に相当します。このセットプレー絡みの失点は防げるものが多いと我々は思っておりますので、ここは修正していきたいと思っています。この失点の減少を目指して補強した選手が、後ろにいますが韓国からソンリョン、ブラジルからネット、またFC東京から奈良と、守備力の高い選手を獲得いたしました。しっかりと貢献してくれると思っています。
次に攻撃ですが、もっともっと追求していかないといけないと思っております。
昨年の62得点は、広島さん、浦和さんについで3番目でした。ただ攻撃的なサッカーを考えれば、まだまだ満足出来る数字ではないと思っております。3年連続得点王に輝いたヨシト(大久保嘉人)という存在はあるんですが、次の得点者を見ますと、8得点のエウシーニョであります。10得点に達しておりません。上位3チームは10得点以上いる選手がだいたい2名います。例えば広島であれば佐藤寿人選手とドウグラス選手、G大阪であればパトリック選手と宇佐美選手、2名存在しています。これは当然、相手にとっては守りづらいと。得点源が二つありますので。そういう意味ではうちはヨシトがマークされると、なかなか得点につなげることができない状況が昨年あったんじゃないかなと思います。この得点力アップということに向けて、今回は得点が取れる選手、得点に絡める選手ということで、森本、狩野、大塚、長谷川、原川の5名を獲得しました。これに昨年、ケガなどで出場機会が少なかったユウ(小林悠)とかノボリ(登里享平)、田坂といった選手がしっかりと復調してくれれば、ヨシトの4年連続はもちろんなんですけれども、10得点以上の選手が複数出てくるでしょうし、かなりの数字が期待できると思っております。
とはもう一つ、先ほど社長の藁科の方からも話がありましたが、ケガ人の対策ということです。
やはり上位チームを見ますと昨年、ケガ人でそれほど離脱していないことがよくわかります。うちも筋肉系のケガというのはだいぶ減ってはきたんですけれども、まだまだ工夫が必要だと考えております。シーズンを通じて、1人でも多くの選手がピッチに立ち続けられるように、継続して取り組んでまいりたいと思います。
以上のように、今回は得点や失点などを中心にシンプルに上位陣との比較でお話をさせていただきましたが、タイトルを取るためには、まだまだ必要なものがあるということだと思います。これらがしっかりと満たされてくれば、勝ち点を積み上げ、タイトルにも手が届くような順位に入ってくるのではないかと思っております。ぜひともそこを目指してしっかり戦っていきたいと思います。
続きまして、育成についてお話いたします。
昨年はジュニアのダノンカップの世界大会に出場するなど、将来について楽しみな選手も育ってきています。またU-15のカテゴリーで日本代表に選出された宮代大聖君がいまして、ジュニアユースの選手ですが、飛び級でユースでプレーしていて、トップの昇格に向けたさまざまな取り組みもチャレンジしています。今後もジュニアからトップまで一貫した指導を念頭に置いて、しっかりと選手育成に取り組んでトップにつなげられるような選手を1人でも多く育てていきたいと思います。
最後になりますが、今年こそは、ぜひタイトルを獲得して皆さんと一緒に喜びたいと思います。これまで積み上げてきたものが当然ありますので、それに必要なものを付け加えて、これまでタイトルを取りきれなかったという悔しさは選手も我々も、皆さんも当然あるんですけど、こういったことをバネにして、しっかりと今年は結果を残したい。ぜひ今年も応援してください。よろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました。
川崎フロンターレ 監督
風間八宏
Kazama, Yahiro
皆様あけましておめでとうございます。そして今日も、いつもなんですけど、これだけ満員にしていただきましてありがとうございます。チームの昨年のことは庄子強化部長からお話があったように、我々の中ではしっかり分析ができているつもりです。そしてここに集まっている選手、2人いませんけど、みんな勝つために、このサッカーがしたいという強い信念のもと集まってくれています。非常に心強いことです。
昨シーズンは、本当にケガ人が多く出てしまった。ただし、先ほどあったとおり筋肉系のケガはほとんどありませんでした。そのあたりは自信を持ってやっていきたい。それから今度はリハビリのほうもしっかり強めにやっていくことを話し合っています。
とにかく我々の仕事は、皆さんに満足していただけるサッカーの内容、結果を出すことだと思っています。そして私の仕事はもう一つ、庄子強化部長が触れてないことですが、メンタルの部分だと思います。それは何かというと、あまりにも選手たちが自分たちは勝たなければいけないんだと思うことです。プロの世界ですから、勝負を約束できる人間は1人もいません。ですが、あまりに強い責任感を持たせ過ぎてしまうと、自分たちのプレーが伸び伸びできなくなってしまうということも感じました。すべての責任はもちろん私にありますから、選手は伸び伸び、おもいきってやってもらいたい。逆に、そこのところをしっかりと作っていきたいなと思います。それと同時に優秀な選手たちが集まりましたから、競争しながら1年間1人もピッチを離れることがないように、厳しいプロの社会というもので戦っていきたいと思います。
先ほど言ったケガ人に関しては、新しいクラブハウスができますし心配していません。ますます身近にチームを感じていただけるのではないかと思っています。監督室もできますし、色んなところで良い環境が揃えば、中国にいきなり移籍してしまう選手もいなくなると思います。ですから、それは私にとっても大きな後押しだと思います。そして我々を今までどおり思いっきり支えてください。また今年も一緒に戦ってください。今日はどうもありがとうございました。
MF16
長谷川 竜也
Hasegawa,Tatsuya
1994年3月7日生まれ/静岡県沼津市出身 順天堂大学(千葉県)
皆さん、こんにちは。順天堂大学から来ました長谷川竜也です。川崎フロンターレという魅力溢れるチームの一員になれたことを大変嬉しく思うとともに、一日でも早く試合に出てチームの勝利に貢献できるように頑張ります。そしてサポーターの皆様とともに、日本一という目標に向かって進んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします。
MF27
大塚翔平
Otsuka, Shohei
1990年4月11日生まれ/大阪府大阪市出身 ギラヴァンツ北九州
皆さん、こんにちは。ギラヴァンツ北九州から来ました大塚翔平です。川崎フロンターレの一員になれて、すごく幸せな気持ちです。タイトルをひとつでも多くとれるように、自分の力を精一杯出して、頑張っていきたいと思います。
また日本一のサポーターの皆さんと一緒にタイトルを取って喜びを分かち合いたいと思うので、応援よろしくお願いします。
MF25
狩野健太
Kano, Kenta
1986年5月2日生まれ/静岡県静岡市出身 柏レイソル
こんにちは。柏レイソルから来ました狩野健太です。20周年という記念すべき年にフロンターレでプレーできることを本当に嬉しく思います。昨日、森谷賢太郎と話をしていて、ぜひ自分の名前を出してくださいと言われて、ここはあえて出さないでおこうと思っています。この素晴らしいチームで、素晴らしいメンバーと、素晴らしいサッカーをして、絶対にタイトルを取って笑って終わりたいと思っています。応援よろしくお願いします。
FW9
森本貴幸
Morimoto, Takayuki
1988年5月7日生まれ/神奈川県川崎市出身 ジェフユナイテッド千葉
こんにちは。森本貴幸です。僕の実家はここから10分ぐらいです。フロンターレの一員になれることを本当に嬉しく思います。しっかりとチームの勝利のために全力を尽くして戦います。タイトルを取れるように戦っていきましょう。よろしくお願いします。
MF21
エドゥアルド ネット
"EDUARDO NETO" Eduardo da Silva Nascimento Neto
1988年10月24日生まれ/ブラジル・バイーア州出身 アヴァイFC(ブラジル)
コンニチハ。フロンターレに来られて、とても幸せに思っています。今シーズン、必ず皆さんとともにたくさんの喜びを分かち合えると思っています。そして素晴らしいトロフィーを掲げたいと思っています。ヨロシクオネガイシマス。
GK1
チョン ソンリョン
Jung Sung Ryong
1985年1月4日生まれ/大韓民国・済州特別自治道済州市出身
水原三星ブルーウィングス(大韓民国)
(日本語で)新年あけましておめでとうございます。皆さん、お元気ですか。会えて嬉しいです。韓国から来ましたチョン ソンリョンです。良い成績を出せるように頑張ります。これから応援よろしくお願いします。
MF15
原川 力
Harakawa, Riki
1993年8月18日生まれ/山口県山口市出身 京都サンガF.C.
京都サンガF.C.から移籍してきた原川力です。フロンターレの一員になれて非常に光栄に思います。フロンターレにタイトルをもたらせるようなプレーをしていこうと思っているので、応援よろしくお願いします。
※U-23日本代表メンバーに選出され、リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選を兼ねた「AFC U-23選手権」に出場中のため欠席。
DF3
奈良竜樹
Nara, Tatsuki
1993年9月19日生まれ/北海道北見市出身 FC東京
今年から川崎フロンターレに加入することになりました奈良竜樹です。自分の持てる力をすべて注いで、チームの目標達成と自分の成長、この二つを成し遂げられるように全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします。
※U-23日本代表メンバーに選出され、リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選を兼ねた「AFC U-23選手権」に出場中のため欠席。
背番号 | ポジ ション |
選手名 |
---|---|---|
1 | GK | チョン ソンリョン |
2 | DF | 登里 享平 |
3 | DF | 奈良 竜樹 |
4 | DF | 井川 祐輔 |
5 | MF | 谷口 彰悟 |
6 | MF | 田坂 祐介 |
7 | MF | 橋本 晃司 |
8 | DF | 小宮山 尊信 |
9 | FW | 森本 貴幸 |
10 | FW | 大島 僚太 |
11 | FW | 小林 悠 |
12 | ─ | ※サポーター (ふろん太) |
13 | FW | 大久保 嘉人 |
14 | MF | 中村 憲剛 |
背番号 | ポジ ション |
選手名 |
---|---|---|
15 | MF | 原川 力 |
16 | MF | 長谷川 竜也 |
17 | DF | 武岡 優斗 |
18 | DF | エウシーニョ |
19 | MF | 森谷 賢太郎 |
20 | DF | 車屋 紳太郎 |
21 | MF | エドゥアルド ネット |
22 | MF | 中野 嘉大 |
24 | GK | 安藤 駿介 |
25 | MF | 狩野 健太 |
26 | MF | 三好 康児 |
27 | FW | 大塚 翔平 |
28 | DF | 板倉 滉 |
29 | GK | 高木 駿 |
30 | GK | 新井 章太 |
担当 | スタッフ名 |
---|---|
監督 | 風間 八宏 |
コーチ | 鬼木 達 |
コーチ | 久野 智明 |
コーチ | 森 一哉 |
GKコーチ | 菊池 新吉 |
TRコーチ | 川崎 英正 |
ドクター | 岩噌 弘志 |
ドクター | 後藤 秀隆 |
アスレティック トレーナー |
池田 善憲 |
アスレティック トレーナー |
千葉 千里 |
トレーナー | 高田 圭介 |
トレーナー | 伊東 孝晴 |
ホペイロ | 伊藤 浩之 |
担当 | スタッフ名 |
---|---|
スカウト | 向島 建 |
スカウト | 伊藤 宏樹 |
通訳 | 金 明豪 |
通訳 | 中山 和也 |
主務 | 清水 泰博 |
副務 | 十時 剛 |
マスコット | ふろん太 |
マスコット | カブレラ |
マスコット | ワルンタ |