photos by Ohori, Suguru(officila) / Kato, Kozue
株式会社川崎フロンターレ名誉会長
川崎フロンターレ後援会会長
川崎市長
福田紀彦Fukuda, Norihiko
皆さん、こんにちは。後援会長をつとめさせていただいています市長の福田です。今日も、なかなか見えづらいですが、本当に多くの皆さんにお集まりいただきありがとうございます。そして主催していただいているクラブの皆さん、それから協力をいただいております昭和音楽大学の皆さん、洗足学園音楽大学の皆さんにも、あらためて心から感謝を申しあげたいと思います。
さて、もう昨年の話になりますが、年を明けてみんなからおめでとう、おめでとうと言われました。新年あけましておめでとうと言ってくれているのか。それとも、フロンターレおめでとうと言ってくれているのか。よくわからないぐらい街全体がおめでたい雰囲気になりました。ここに集まっていただいている皆さんをはじめ、フロンターレをサポートしてくれているすべての皆さんが、お互いがおめでとうと言えるこの感覚って、本当に嬉しいことだと思っています。本当にありがとうございました。
実は昨年末から川崎市が人口150万人を突破したことを受けて、かわさき川柳をやりましょうということで市民の皆様に募集したところ、なんと約16,000首以上の川柳が集まりました。そのうちフロンターレに関するものが、優勝する前、後を合わせて1,000首を超えるものがありました。中には本当に感動的なものがあったので、ご紹介したいと思います。
「ありがとう 泣いてるケンゴに ありがとう」
あるいは、
「涙って こんなに出るのか 等々力よ」
すごいですよね。もうひとつだけ。
「夕食中 フロンターレだけは 見てもよし」
なんだか家族の光景がわかるような、ほのぼのするような川柳でした。それだけ川崎市民に浸透され、愛され、みんなで涙を流した現れじゃないかと思います。
そういう嬉しい話は、ここでぐっとこらえて、今日から新体制になります。社長とも今年になって何度もお会いしていますが、もう一回挑戦をしていくんだ。新しい挑戦者になっていくんだと。皆さんも切り替えていると思いますが、また一から新しい挑戦をするんだという思いで、心ひとつに頑張っていきたいと思います。選手が精一杯力を出せるように、頑張って応援していきましょう。どうぞよろしくお願いします。
株式会社川崎フロンターレ
代表取締役社長
藁科義弘Warashina, Yoshihiro
皆さん、こんにちは。川崎フロンターレの藁科でございます。本日は2018シーズン新体制発表会見にこんなにたくさんの皆様においでいただき、ありがとうございます。そして先程素晴らしい演奏とパフォーマンスをしていただいた洗足学園音楽大学の皆さん、昭和音楽大学の皆さん、ありがとうございました。
この川崎の新しいシンボルとなったカルッツかわさきで、我々は新しいスタートを切りますが、その船出を後押ししていただけるような素晴らしい演奏でした。ありがとうございます。
今日は限られた時間ではありますが、皆様とともに楽しい時間を過ごすことができれば幸いです。
昨年、私たちは悲願の、本当に悲願であったJリーグ優勝を皆様と達成できたことを本当に嬉しく思います。昨年12月の2日、皆様と一緒に涙し、ともに喜びを分かち合えたことは、私にとって人生にとっての最高の幸せを感じた瞬間でした。しかしそんな喜びに浸っていられるのももう終わりです。
2018シーズンが間もなく始まります。私たちはまた新しい目標に向かって挑戦して行きたいと思っています。チームの方針や戦術、戦略、それは庄子GMと鬼木監督に委ねることにして、私は会社の事業について少しお時間をいただいて、皆様にいくつか紹介をしたいと思います。
今日は藁科ジョブスは来ません。一応ですね、オファーは出したのですが、あまりにも高額な要求をされたので蹴ってやりました。あいつはとんでもないやつです(笑)。今日はワラシーがやります。
さあそれでは、まずは皆さんが一番気にしている理念強化配分金のお話をします。あまり期待されると困りますが。世の中では22億円が手に入った、なんでもやれるぞ。あれをやれ、これをやれと騒がしい情報がたくさん耳に入ってきます。少し整理しましょう。
この22億円は2017年のJ1各クラブに均等配分される3.5億円。それから優勝賞金の3億円が含まれています。ですからそれらを除いた15.5億円が理念強化配分金と呼ばれているわけです。これが3年間にわたって、10億、4億、1.5億と、我々にいただけることになっています。この理念強化配分金は使い道が限定されています。しかも審査があるそうです。言い換えれば、この理念にかなわない使い方は払われないということになります。我々はまだ受け取る権利を得たということです。私たちはこのお金を5年先、10年先もフロンターレが強く、そしてフロンターレを支えてくれる皆さんが幸せになれるような使い道を考えていきたいと思っています。
スポーツの力で、サッカーの力で、このホームタウン川崎の街を元気いっぱい、笑顔いっぱいの素晴らしい街にしたい。そんなふうに思います。そして日本全国に、世界中にその笑顔を届けていきたいんです。フロンターレだけがよければいい。そんな考えは持っていません。この大きな夢の実現に役立てていきたいんです。大勢の皆様に支えられながら、フロンターレは今年も前に進みたいと思います。具体的な話がなくて期待された方がいっぱいいると思いますが、これから考えたいと思います。ご期待ください。
さて。次のお話にいきます。
私たちの親会社であり、重要なスポンサーでもある富士通とのコラボレーションのお話をしましょう。富士通グループはその技術力でスポーツを支え、競技そのものの発展だけではなく、より感動的に楽しんだり、それを実現することで社会貢献や地域の活性化につなげていきたいと考えています。
私たちフロンターレもここ数年、富士通の技術力を使った様々な取り組みを行ってまいりました。今回の宮崎キャンプでも練習の様子を映像分析したり、怪我の防止のための新しいシステムを導入し、パフォーマンスの向上につなげたりと、こういった取り組みを開始いたしました。
そんななかで、ぜひ紹介したい事例があります。
それは、人工知能ふろん太です。
富士通の人工知能を使って、ふろん太がいろいろなことを勉強して答えてくれるようになりました。サポーターの皆様が問いかけたことを学習して、どんどん賢くなっています。最近、ふろん太の成長がネット上でも話題になっているので、この場で少しお披露目をしたいと思います。
今日の会場のカルッツかわさきのことを聞いてみましょうか。
カルッツかわさき。はい。このようにフロンターレ関連のことはふろん太が教えてくれるんです。
選手のことも答えてくれると思います。中村憲剛。
「フロンターレ一筋。僕が大好きな選手なんだ」
はい。ふろん太がどう思っているかも答えてくれます。
私のことも学習したと聞いているので、ちょっと入れてみましょう。藁科義弘。
「えっとぉ…
誰だっけ…」
え、ちょっと勘弁してくださいよ。なんで知らないの?真っ先に覚えたと聞いたんですけどねえ。バグッているのではないでしょうか。もう一回入れてみましょう。藁科義弘。
「ごめん、ワラシーだね。
今日は話が長くならないようにねー。」
ちょっと痛いところを突かれてますけど今日は短くやりますんで。新体制のことも学習しているということなので、別の名前を入れてみましょう。大久保嘉人。
「得点王をユウと争ってほしいなぁ。
そのつもりだろうけどぉ。」
おぉ、なるほどなるほど。そうですね。そうなれば本当に最高だと思います。人工知能ふろん太はサポーターの皆様の問いかけによって、どんどん賢くなっていきます。良かったら話しかけてみてください。スマホのアプリから使えますから、ぜひ問いかけてもらえればふろん太はまた学んで賢くなっていきます。よろしくお願いします。
次は海外、ベトナムにおける活動のお話をしたいと思います。ベトナムという国はサッカー人気が高く、日本にも友好的な国であり、日系企業もたくさん進出しています。フロンターレは以前からベトナムのホーチミン郊外のビンズン省でトップチームの親善試合を行ったり、子どもたちを対象にしたサッカー教室の開催。U-13の遠征、あるいは現地クラブ、下部組織への指導者の派遣を行ってまいりました。
またベトナム中部のダナンという都市があるのですが、川崎市と親しい関係にあります。両市にはそれぞれ港があり、友好港として協定を締結しています。
それが縁で昨年の7月、ダナン市でサッカー教室を開催いたしました。川崎市や川崎の商工会議所でも、皆さんに講演もしてもらいました。そこで、ここまで培ってきた人脈やノウハウをいかして国際大会を開きたいと思います。まだ仮称ですが、名づけてビンズン国際ユースカップ。現在この大会を日越友好45周年事業として認定してもらうように手続きを進めております。この大会にベトナムの代表や川崎市の代表、もちろんフロンターレのユースチームも参加して盛り上げていきたいと思っています。
次世代のトップアスリートを目指す。子ども達はサッカーを通じて、技術的、精神的に向上するでしょうし、国際相互理解はベトナムと日本の友好関係の発展に協力できるものと思っています。フロンターレがACLに常時出場し、子ども達のサッカースクール開催などにより国際人材交流が進めば、私たちのビジネスの拡大やブランディング向上にも寄与すると思います。
さぁ。ここで2018シーズンのキャッチフレーズの発表を行いたいと思います。
どうぞスクリーンをご覧ください。
「GO Sensational!」
2018シーズンのキャッチフレーズは「GO Sensational!」です。
「GO Sensational!」にはチーム、ファン、サポーター、スポンサー、そして地域。すべてが共鳴しあい、一体となって日本中で、アジアで、世界で、大きな衝撃を起こしていきましょう。ときめきを。等々力劇場の雰囲気を生み出していきたいと思っています。
力強く、創造性あふれるプレースタイル。そしてサプライズと笑顔あふれるプロモーション。いわば劇場型フットボールチーム、川崎フロンターレの真骨頂。毎日さまざまな場面で「GO Sensational!」
この思いを実現させてまいります。
今までにも増して熱い熱い声援で、一緒に等々力で、轟かせましょう。ありがとうございます。
チャンピオンチームとしての誇りを胸に、チャレンジャーとしてのスピリットを忘れず、2018年シーズンを戦い抜きます。
「GO Sensational!」
よろしくお願いいたします。
皆さん、昨年の新体制発表会見で私が皆さんに申し上げたことを覚えてますでしょうか。
日本一のサポーターと、日本一のスポンサー様、日本一の地域の皆様に支えられたフロンターレに、あと足りないのは日本一のタイトルだけだ。こう申しました。それを達成することができた今、私たちはまた新しい目標を持って2018シーズンに臨みます。リーグ戦連覇、ACL制覇、そしてルヴァンカップと天皇杯、さらなる挑戦を続けてまいります。
フロンターレはサッカーが強ければいい、勝てばいい、こういうクラブではありません。フロンターレの活動を通じて皆様に笑顔に、そして幸せなっていただくために、これからも地域の皆様と一緒に歩み、どんなときも皆様に愛されるクラブ、選手、スタッフでいることを目指してまいります。
どうぞ皆様の力強い声援、応援を2018年シーズンもよろしくお願い申しあげます。 今シーズンも共に歩んでいきましょう。ありがとうございました!
株式会社川崎フロンターレ
取締役強化本部長
庄子春男Shoji, Haruo
皆さんこんにちは。庄子です。昨年はですね、皆さん、念願の優勝を勝ち取りました!非常に盛り上がったあとの挨拶はちょっとやりにくいのですが、まずは本日このように多くの皆様に集まっていただき、誠にありがとうございます。昨年は今申し上げましたとおりタイトルを獲ることをできましたけれども、ルヴァンカップ、 ACL、天皇杯は、あと一歩のところで残念な、悔しい結果となりました。
昨年のJリーグアウォーズでリーグ優勝の表彰がありました。当然、うれしい表彰ではあったんですけども、そのあとにルヴァンカップとACLの優勝チームも紹介されました。そのときに、自分の中での悔しさがまたこみあげてきまして、なんで勝てなかったんだろう。そういう気持ちでいっぱいでした。
ただ、こういう気持ちになったのは私だけではなくて、ここにいる鬼木監督をはじめ、選手、スタッフ、多くの面々がそういう気持ちになったようです。決して昨年の結果には満足していません。今年は絶対に昨年以上の期待を持てるチームができると思っています。そういう気持ちがあれば非常に大きなモチベーションになると思いますので、さらに進化したフロンターレをお見せできると思っています。今年の目標ですけども、リーグ制覇。これを一番目の目標に掲げたいとは思いますけれども、ACL、ルヴァン、天皇杯と、狙えるものは全部狙いたい。チームにもそれぐらいの力はついてきたと確信しています。ぜひ引き続き、今年も一緒に戦ってください。よろしくお願いします。
それでは今シーズンの強化、育成についてお話しさせていただきます。
まず昨年のリーグを振り返ってみたいと思います。
成績は21勝4敗9分、勝点72という成績でした。なかなか勝てない時期もありました。ケガ人や連戦でコンディションが悪いなど、いろいろな影響があったと思うんですけれども、そういう中でも負けなかったと。それが後々の勝利につながったと思っていますし、最後にはそれが生きたかなと思っています。それで引き分けが非常に多かったという結果になっております。しかし踏ん張ったということが先程も申しましたが、優勝につながったかなと思っています。ただ9引き分けがあったのですが、そのなかの6引き分けなんですが、得点が1点以内なんですね。うちは1-0で勝つようなチームじゃないと思っています。複数得点で圧倒するような勝ち方を目指していますので、1対1のゲームが5試合、0-0が1試合あったんですね。
今回、編成をする上にあたり、やはり引き分けを少しでも減らしたいということで取り組みました。まずは得点に絡む選手を多く取りたいなと。もちろん選手層は厚くしなくてはいけないです。誰が出ても戦力が落ちないようなチーム作りを心がけなければいけないんですが、その中でもやはり得点に絡める選手ということで、補強に取り組みました。その結果、後ろにいる7名が新しく加入することになりました。十分にレギュラー争いをする選手だと思います。
フロンターレはここまで攻撃的なサッカーを築いてきましたが、ますます継続して攻撃的なサッカーを推進していきたいと思っています。
後ほど紹介しますが、ここで簡単に新加入選手を紹介したいと思います。
まず新卒ですが、流通経済大学からきました守田。彼は昨年のインカレでMVPを取っていまして、後ろのポジション、ボランチ、サイドバック、インカレではセンターバックもやっていたということで、非常にユーテリティな選手です。
次に脇坂泰斗。ご存知のようにうちのアカデミー出身で、阪南大学の4年で成長して帰って来ました。前のポジションならばどこでもできるということで、得点能力もありますし決定的なパスも出せる選手です。
続きまして、次は移籍の方ですが、鈴木雄斗選手。彼は山形から来ましたが、非常にスピードがあって、パワフルで、足元がしっかりしている。ポジションは山形では前めの右サイドでしたが、いろんなポジションができるということで。まだ24歳なのでどのポジションで使われるかは未知数ですが、うちでしっかりとポジションを取ってもらいたい。
そして湘南から下田北斗選手。ポジションはボランチ。左利きです。左足から多彩なパスを出せる選手です。
鹿島から赤﨑秀平選手。彼はもう点取り屋ですね。ゴール前のワンタッチの得点だとか、得点感覚のすぐれた選手です。
そしてFC東京から大久保嘉人。
えー、どう紹介していいかわかりませんが、皆さん、ご存知の選手です。
あとは横浜F・マリノスから齋藤学選手。
学についても皆さんご存知の通りだと思います。この2人は代表クラスの選手なので今回の移籍に関しては、それなりの決意だとか、覚悟を持って加入してきたと思います。私は、そういう気持ちを尊重したいと思います。ぜひ頑張って欲しい。ぜひ、皆さんも応援してください。よろしくお願いします。
以上7名なんですが、ポジション的にミッドフィルダーやフォワードが多めになっています。ディフェンスは昨年ケガでだいぶ休んでいました舞行龍や武岡がしっかり戻ってトレーニングしているので、期待したいです。しっかりとした戦力になってくれると思います。今シーズンはこの7名を加えました31名の選手で戦ってまいります。どうぞよろしくお願いします。
次に選手と同様に大切なのは、スタッフの補強だと思います。シーズンを通じて一番怖いのはケガです。これまで何度も何度も泣かされてきましたが、昨年は篠田フィジカルコーチが加入しまして、防げるケガ、特に筋肉系はだいぶ減ったと思います。ただサッカーは激しいスポーツなので、防げないようなケガも出てきます。大切なのはケガをいかに早く復帰させられるかということだと思います。それに向けて今年から高木理学療法士、一般的にはPTと言いますが、招聘しました。またトレーナーの強化ということで秋山トレーナー。ベテランの方ですけど、2人ともケガをしない身体作りだとか、試合後のケアだったりをしっかりやってくれると思っています。大きな戦力として期待できる人材だと思います。この2人についてもよろしくお願いします。
続きまして、アカデミー、育成の方ですね。昨年はU-18がクラブユースやJユースカップでベスト4に入っています。成績も年々あがってきておりまして、昨年のU-17W杯に宮代大聖が選出されるなど、有望な選手がどんどん育ってきています。宮代は今回の宮崎キャンプでもトップチームと一緒にトレーニングを積んで、普通にやれるような力をつけています。選手がトップチームに継続して昇格できるように、連携を密にして1人でもトップにつながるような選手を育成していきたいと思います。ユースにもぜひ期待していただきたいと思います。
最後になりますが、今年はワールドカップイヤーということで、約1ヶ月ちょっとぐらいリーグがお休みになります。その関係でスケジュールがかなりハードになります。ただハードにはなりますが、カップ戦もそうですが、勝っていけば試合数は増えてくるわけですね。ですから試合数が多いのは強いチームの特権だと思います。ですから昨年も経験しましたが、前向きに捉えて、試合ができる喜びといいますか、1試合でも多く戦えたいと思っています。選手の方もそういう気持ちでやっています。
今年は1試合でも多く戦えるように、しっかり勝ち進んでいきたいと思っています。今シーズンは十分に戦えるメンバーが揃ったと思っています。ぜひ優勝した瞬間というのを、今年はリーグ戦だけではなく、他の大会においても皆さんと一緒に喜びをわかちあいたいと思っています。全力を尽くして戦いますので、引き続きご声援、応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました。
川崎フロンターレ 監督
鬼木 達Oniki, Toru
皆さん、こんにちは。まず今年の話をする前に、昨年は本当に熱い声援、そしてサポートしていただきまして本当にありがとうございました。優勝できたのも皆さんの後押しがあったこと。そして選手、スタッフ、クラブが最後まであきらめなかった。そしてあきらめない環境を作ってくれた皆さんのおかげだと思っています。今年もぜひそのサポートのほどをよろしくお願いします。
今年、私たちはチャンピオンチームとしてスタートしますが、あくまで僕たちのスタンスはチャレンジャーです。これは選手にも伝えましたが、優勝したからといって急にサッカーが上手くなるわけでも、急に速く走れるわけでも、強くなるわけではないので。一瞬一瞬を大切にして、なおかつ最強のチームを作れるように頑張っていきたいと思います。チームのほうも、選手には日本一魅力のあるサッカーをしようと話しています。そのために僕たちは全力で努力していきますので、皆さんも期待していてください。
そして、何を話そうとしたんだっけな…。話したいことがすごく多くて。あのー、ちょっと(メモを)見ていいですか(笑)
そうです。本当にチャレンジというものをし続けたいという思いがあって。今年、そういう意味で新加入選手がチャンピオンチームに来てくれたのは、彼らにとってもチャレンジだと思います。今僕がこのチームで誇れるのは、本当に高い志を持っている選手たちがいるということです。もし今質問で「このストロングポイントは何か?」と聞かれたら、高い志を持った選手たち、そして戦う集団のチームになってきた。そういうことが言えると思います。
良い選手、志の選手がいても、もしかしたら昨年同様、難しい時期もあるかもしれません。だけれども、昨年、我慢したこと、あきらめなかったこと、それによってタイトルを獲れたということは僕たち、そして皆さんで証明できたと思っています。
ですから今年もどうか僕たちとともに、たぶんここでフロンターレファミリーとしてタイトルを獲りましょうという話をしたと思いますが、昨年以上に強固なファミリーとして、数多くの、もちろん連覇がそうです。数多くのタイトルを一緒に獲りましょう。ぜひ今年もここにいる選手とフロンターレをよろしくお願いします。本当によろしくお願いします。ありがとうございました。
SEASON 2018
NEW POWERS
MF25
守田英正Morita,Hidemasa
1995年5月10日生まれ
大阪府高槻市出身 流通経済大学(茨城県)
MF28
脇坂泰斗Wakizaka,Yasuto
1995年6月11日生まれ
神奈川県横浜市出身 阪南大学(大阪府)
こんにちは。阪南大学から来ました脇坂泰斗です。
僕はユースの時にフロンターレのユニフォームを来て戦っていたので、またこうしてフロンターレのユニフォームを着て、皆さまと共に戦えることができて大変うれしく思っています。今シーズンはリーグ連覇はもちろん、ACL、ルヴンカップ、天皇杯、すべてのタイトルを取れるように頑張っていきましょう。よろしくお願いします。
MF27
鈴木雄斗Suzuki,Yuto
1993年12月7日生まれ
神奈川県横浜市出身 モンテディオ山形
こんにちは。少し緊張しているのですけど、よろしくお願いします。皆さんが気にかけてくれていたユウトかぶり問題なんですけど、一応、監督もコーチも始め、悩んでくださって、ここで区切りをつけようということになって、アダ名はパパイヤだとかいろいろ飛び交ったんですけど、ラルフになりました(笑)。僕の顔は日本人ぽいので名前先行しすぎじゃないかなと思いますが、徐々にラルフも浸透してきたので、ラルフでもいいので、鈴木でもいので気軽に呼んでください。
まずチャンピオンチームであるフロンターレに移籍することができて、うれしく思います。僕が川崎フロンターレから話をいただいたのは12月24日で、なんて素敵なクリスマスプレゼントだと思いました。ただ実はそのときに電話がきたときに、二俣川に免許更新に来ていて、講習どころではなく、ずっと手が震えながら、何を聞いているのかわからず、すごく嬉しい24日でした。僕は彼女がいないんですけど(笑)、こんなクリスマスだったら、すごく幸せだなと。
はい。サッカーの話を少ししますと…、ちょっと長いですかね? 緊張しているのでよくわからないですけど。とにかく僕は水戸でキャリアをスタートさせて、山形と、そして今川崎に来ることができて、いまプロ7年目ですが、この6年間、毎日絶対J1で活躍するということを強く、毎日思い続けてきました。やっとJ1に来ることができました。これがスタートラインと思っています。ここはすごいメンバーですけど、絶対に試合に出て活躍するという気持ちでチームのためにやっていきたいと思います。タイトルをたくさん取れるように毎日の練習をしっかりやっていきたいと思うので、一緒に頑張っていきましょう。よろしくお願いします。
MF22
下田北斗Shimoda, Hokuto
1991年11月7日生まれ
神奈川県平塚市出身 湘南ベルマーレ
皆さん、こんにちは。湘南ベルマーレから来ました下田北斗です。ちょっと前の人の話が長くて、少ししゃべりづらいんですけど、手短に。僕は何もないんで(笑)。等々力で対戦したこともあって、スタジアムの雰囲気もあって、やりにくかったです。次は味方として、皆さんの前で1日でも早く良いプレーをできるように。日々、全員全霊で気持ちを込めて、頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
FW9
赤﨑秀平Akasaki, Shuhei
1991年9月1日生まれ
鹿児島県いちき串木野市出身 鹿島アントラーズ
皆さんこんにちは。鹿島アントラーズから完全移籍で加入した赤﨑秀平です。川崎フロンターレの新体制発表会はものすごいと、いろいろなところから噂で聞いていましたが、想像以上のイベントでした。ここにやはりフロンターレの強さの秘訣があると思っています。ラルフが長かったので、僕は短く終わります。
川崎の赤﨑秀平をよろしくお願いします。
MF37
齋藤 学Saito, Manabu
1990年4月4日生まれ
神奈川県川崎市出身 横浜F・マリノス
皆さんこんにちは。齋藤学です。今までライバルとして多くの試合をしてきましたが、まさか自分がこのユニフォームを着るとは思いませんでした。
大きなケガをしていたので、その中でもこういったオファーをもらえて、自分の中ではすごく悩んだのですが、この川崎のユニフォームを着て、皆さんと一緒にプレーすることを決めました。
僕はこのチームで4冠を目指したいと思います。今はケガをしているのでプレーはできませんが、しっかりと治してフロンターレの力になって、僕自身も成長したい。ラルフがマリノスユースの後輩として長い挨拶だったんですけど(笑)、僕は強い気持ちで、このぐらいの短さで終わりたいと思います。よろしくお願いします。
FW4
大久保嘉人Okubo, Yoshito
1982年6月9日生まれ
福岡県京都郡出身 FC東京
皆さん、こんにちは。1年で戻ってきました、大久保嘉人です。
あのー、去年、ちょっと移籍して、外からほぼ毎試合川崎フロンターレの試合を見てましたけど、外から見て感じたんですけど、本当に好きなんだなと。つくづく感じました。またフロンターレに戻ってこられて、すごく嬉しいですし、自分もタイトルが獲りたいです。
まずはゼロックスからセレッソ大阪にリベンジして、そしてリーグ連覇、ACL、ルヴァンカップ、天皇杯と全部取れるように、そしてそれに貢献できるようにまた頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
2018シーズンから新しくスポンサードいただくことになったマルコメ株式会社様。
なんと、小林悠選手の幼少時代に、お母様がマルコメ君のオーディションに応募した事実が明らかに!
「4歳か5歳の頃に母親が応募して、落選したのは間違いないです」と当時のエピソードを語りました。
SEASON 2018 PLAYERS & STAFF LIST
2018シーズン 選手・スタッフ一覧
背番号 | ポジ ション |
選手名 |
---|---|---|
1 | GK | チョン ソンリョン |
2 | DF | 登里 享平 |
3 | DF | 奈良 竜樹 |
4 | FW | 大久保 嘉人 |
5 | MF | 谷口 彰悟 |
6 | MF | 田坂 祐介 |
7 | DF | 車屋 紳太郎 |
8 | MF | 阿部 浩之 |
9 | FW | 赤﨑 秀平 |
10 | MF | 大島 僚太 |
11 | FW | 小林 悠 |
12 | ─ | ※サポーター (ふろん太) |
13 | ─ | ※空き番号 |
14 | MF | 中村 憲剛 |
15 | ─ | ※空き番号 |
16 | MF | 長谷川 竜也 |
17 | DF | 武岡 優斗 |
18 | DF | エウシーニョ |
19 | MF | 森谷 賢太郎 |
20 | FW | 知念 慶 |
背番号 | ポジ ション |
選手名 |
---|---|---|
21 | MF | エドゥアルド ネット |
22 | MF | 下田 北斗 |
23 | DF | エドゥアルド |
24 | GK | 安藤 駿介 |
25 | MF | 守田 英正 |
26 | DF | タビナス ジェファーソン |
27 | MF | 鈴木 雄斗 |
28 | MF | 脇坂 泰斗 |
29 | DF | 舞行龍 ジェームズ |
30 | GK | 新井 章太 |
31 | GK | ポープ ウィリアム |
32 | MF | 田中 碧 |
33 〜36 |
─ | ※空き番号 |
37 | MF | 齋藤 学 |
38 〜40 |
─ | ※空き番号 |
41 | MF | 家長 昭博 |
担当 | スタッフ名 |
---|---|
監督 | 鬼木 達 |
コーチ | 米山 篤志 |
コーチ | 久野 智昭 |
コーチ | 吉田 勇樹 |
コーチ | 二階堂 悠 |
GKコーチ | 菊池 新吉 |
フィジカルコーチ | 篠田 洋介 |
フィジオセラピスト | 髙木 祥 |
アスレティック トレーナー |
秋山 良範 |
アスレティック トレーナー |
池田 善憲 |
トレーナー | 伊東 孝晴 |
アスレティック トレーナー |
千葉 千里 |
ドクター | 後藤 秀隆 |
ホペイロ | 伊藤 浩之 |
担当 | スタッフ名 |
---|---|
通訳 | 中山 和也 |
通訳 | 金 明豪 |
スカウト | 向島 建 |
スカウト | 伊藤 宏樹 |
主務 | 清水 泰博 |
副務 | 渡辺 翼 |
マスコット | ふろん太 |
マスコット | カブレラ |
マスコット | ワルンタ |
SEASON 2018 NEW UNIFORMS
2018シーズン 新ユニフォーム
皆さん、こんにちは。流通経済大学から来ました、モリタ100パーセントです(笑)。ちょっとウケてホッとしています。新体制前から少し身体を張りすぎてしまった部分があるので、徐々にキャラを取り戻していけたらと思います。
自分は華やかなプレーで観客を魅了するようなことはできないですけども、その分、泥臭く戦い抜こうと思っているのでよろしくお願いします。今年は去年以上にタイトルを獲って、全タイトルを総なめできるように頑張ります。