2006年06月23日(金)
高円宮杯へ
text by U-15監督 安部一雄
日本クラブユースU-15神奈川県予選を無失点で優勝し、臨んだ関東大会。そこには大きな落とし穴が待っていた。
県予選での戦い方が今回の結果にあらわれた気がします。初戦からトーナメント方式の試合ということで、負けたら終わりというリスクをできるだけ少なくする試合運びの中、結果的には無失点で優勝することができたが目指す内容ではなかった。
迎えた関東大会、県予選の時とは外的環境(気温差、天然芝等)、内的環境(プレッシャー)が伴い技術的なミスが多くリズムが掴めない。初戦こそ4-0で勝つことができたが、ヴェルディ・クマガヤ戦ともに肝心なところでミスが出てしまった。
また、私自身の采配についても初戦に勝ったこともあり、またヴェルディがクマガヤに2-5で負けたことによりヴェルディよりクマガヤの方が難しいゲームになると考え、2戦目のヴェルディ戦で勝点3を奪うためリスクを犯し点を取りにいってしまった結果、カウンターで失点を重ね1-4という結果となり、最終戦(クマガヤ)での得点に大きく影響してしまった。
選手は非常によく頑張ったと感謝しています。しかし今現在の個々の戦術、技術では上にいけばいくほど難しい状況に追い込まれるはず。今回の結果を素直に受け止め2ヶ月間じっくりチーム、個人を建て直し高円宮杯に望みたいと思います。
選手も私自身もこの悔しさを忘れず進歩していきたいと思います。
当日会場に足を運んで頂いた皆さん、応援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!!
最近の記事
過去の記事
2008年