2008年02月03日(日)
小学生GKクリニック
text by 育成・普及コーチ 楠本晃義
2007年12月27日、28日の2日間を通して、フロンタウンさぎぬまで小学生30名対象のGKクリニックを開催しました。
この日はとても寒く、冷たい風が吹いていたのですが、子供たちはこの日を楽しみにしていたのか、受付を済ますとすぐに「コーチ!グラウンドに出てボールを蹴ってもいいですか?」とみんな聞いてきました。
それは、もちろんグラウンドに出てからでも同じで、『みんな始めて会う人たちだから緊張して話しかけられないんだろうなぁ』と思い、心配してすぐに後を追いかけてグラウンドに行ったのですが、そんな心配は必要なく、「ねぇ、名前なんていうの?一緒にボール蹴ろうよ!!」、「俺がキーパーやるから、シュートを打ってよ!」と進んで友達を作っていたました。それもあってか、トレーニングは、始めから良い雰囲気で行なうことができました。
トレーニングの内容は、基本的な技術・戦術(キャッチング・姿勢・ポジショニングなど)から、オフェンスとゴールキーパーが1対1になった状況では、どのように対応してゴールを守るのか。また、ゲームの中ではゴールキーパーがどのように関わるのかということをテーマにおいて、3セッションに分けて行いました。
この2日間を通して、子供たちは別人のように成長しました。この年代の子供たちが集中してトレーニングに取り組むことで、短時間でとても変化することを再確認することができました。
クリニックの最後には、会議室を使って澤村コーチがレクチャーを行いました。そこでは、普段の生活もサッカーのトレーニングの一部であり、いかにサッカー以外の時間を大切に過ごすかということを子供たちに語りかけていました。また、ゴールキーパーにとってとても大切なコミュニケーションについての話もあり、そこでは、グループごとに考える時間を設けて、話し合いをする場も作られました。
そして、レクチャーの最後に、今回のトレーニングを振り返る意味も込めて、澤村コーチがゴールキーパーのプレーの映像を見ながら、そのプレーの状況を解説していまいた。
また、今回はトップチームの、『相澤選手、川島選手、植草選手、杉山選手』の4選手からプレゼント用にサイン入りのGKグローブをいただき、子供たちに渡しました。子供たちは大変喜んでいましたので、トップチームの古川コーチを始め、4選手にはこの場をお借りしてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。
次回は、3月26日(水)に小学生対象のGKクリニックをフロンタウンさぎぬまで行います。ぜひ興味のある方は、応募・参加して下さい。
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