2008年04月28日(月)
ダノン・ネ-ションズカップ
text by U-12監督 髙﨑康嗣
ダノン・ネ-ションズカップ in Japa2008
(ヴェルディジュニアサッカ-大会2008.3.28〜30)
今大会は、Jリ-グ下部組織20チ-ムと東京都の16ブロックの選抜チ-ムの合計36チ-ムで行われ、2006年に立ち上げた川崎フロンタ-レU-12は、初めて参加することができました。3日間で12試合行って、予選リ-グ(A,B,C,D各リ-グ9チ-ム、15分1本、上位3チ-ムが予選突破)を7勝1分で1位通過、決勝リ-グ(A,B,C,D各リ-グ3チ-ムで1位通過のみ準決勝進出、20分1本)で2勝(1位)し、準決勝進出となりました。(結果別途参照)
準決勝(15分ハ-フ)柏レイソルU-12に1-1 PK4-2、決勝(15分ハ-フ、延長5分ハ-フ)東京ヴェルディジュニアに1-1 PK4-3で勝利し、9月にあるフランス本大会(パリ、40カ国参加)に、日本代表として出場することになりました。改めて凄いことをしたと、実感しています。
今大会の3日間を通して、1戦1戦チ-ムとして、また個人としての成長があったからこそ、優勝という結果につながったことは間違いありません。そして、選手17人全員が一丸となって闘っていたことが、準決勝、決勝とPK戦というギリギリの戦いの中で勝利することが出来た要因だと思っています。大会が進むにつれ、ベンチとピッチの一体感が高まっていくのは感じていましたし、優勝を決めた時にベンチの選手達が嬉し泣きしているのを見て、ピッチの仲間と一緒に闘っていたんだと強く感じました。また、保護者の方々の熱い応援も選手達の大きな力となって優勝に結びついた思います。
選手達に、どんな時でもコミュニケ-ションをよく取るよう促してきました。選手同士、コ-チと選手など、お互い話をしながらトレ-ニングや試合を積んできました。試合に負けた時でも悔し涙を流しながら、選手間で意見交換をしていました。その成果として、今大会、お互いが声を掛け合い、励まし、叱咤しながらプレ-し、ここ一番に力を発揮することが出来たと思います。
まだまだ、技術的にも、戦術的にも、生活面においても足りないことだらけです。一つ一つ細かいことに気付いて、感じて、こだわり、そして、誰とでも会話することが選手として成長していく大切な要素になります。この結果はこれからのサッカ-人生の一つのきっかけとして選手一人一人が今後に活かしていければと思っています。
2006年4月にジュニアチ-ムとして立ち上げ、当時、4年生だった選手達は最高学年になりました。立ち上げ時から現在に至るまで、川崎市の約70チ-ムのみなさんの協力があってこそ、今回の結果につながりました。この場を借りて改めて御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
最後に、ダノンカップの本大会では、日本代表として過去日本の最高順位(柏レイソル…6位)を上回れることを目標に、世界の同年代の選手達に対して、今持っている力でどう闘い、勝っていけるのかを、選手共々スタッフも感じてきたいと思います。
その前に、5月半ばから全日本少年サッカ-大会の神奈川県予選があるので、この県予選に向けて一生懸命練習していきたいと思います。
≪大会結果≫
予選リ-グ(A〜D各9チ-ム)15分1本、上位3チ-ムが決勝リ-グへ進出
Cグル-プ:柏レイソルU-12、第6ブロック選抜、川崎フロンタ-レU-12、第8ブロック選抜、セレッソ大阪U-12第12ブロック選抜、湘南ベルマ-レジュニア、第15ブロック選抜、ザスパ草津前橋U-12
◆3月28日(金)
vs 第8ブロック選抜 3-0 得点者:岡田、牧2
vs 柏レイソルU-12 1-0 得点者:牧
vs セレッソ大阪U-12 3-1 得点者:岡田、牧、緒方
vs 湘南ベルマ-レジュニア 2-0 得点者:岡田、牧
◆3月29日(土)
vs 第6ブロック選抜 1-0 得点者:牧
vs 第15ブロック選抜 3-0 得点者:岡田、牧、三好
vs ザスパ草津前橋U-12 2-0 得点者:阿部、三笘
vs 第12ブロック選抜 1-1 得点者:牧
7勝1分、1位通過
決勝リ-グ(A〜D各3チ-ム)20分1本、1位のみ準決勝進出
Cリ-グ:第9ブロック選抜、サンフレッチェ広島ジュニアU-12
vs サンフレッチェ広島ジュニアU-12 2-1 得点者:牧、三好
vs 第9ブロック選抜 3-1 得点者:岡田2、三好
◆3月30日(日)
準決勝 15分ハ-フ
vs 柏レイソルU-12 1-1(1-0)PK4-2 得点者:岡田
決勝 15分ハ-フ(延長5分ハ-フ)
vs 東京ヴェルディジュニア 1-1(1-0)(0-0)PK4-3 得点者:岡田
優勝…フランス本大会(パリ)出場
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