2008年05月23日(金)
小学生GKクリニック
text by 育成・普及コーチ 楠田耕太
3月26日(水)に、フロンタウン鷺沼で、小学生を対象としたGKクリニックを行いました。
今回は、フロンターレの育成GKコーチ5人と、川崎フロンターレのジュニアユースのGK4人もアシスタントコーチとして参加してくれました。4人の選手たちは、トレーニングも一緒に行い、グッドデモンストレーターになっていました。
この日は、2回(午前、午後)のトレーニングの予定で、しかも日差しの強い日だったので、私自身、選手たちの集中力がどこまで続くか少し不安な面も持ちながらのスタートでした。
午前中はゴールを守る、ボールを奪うというメニューを中心に正面のキャッチングやローリングダウンなどの基本練習、シュートを打ちにくくさせるための、開始姿勢、立ち位置、身体の向きなどのスターティングポジションの重要性をシチュエーショントレーニングの中で確認しました。
最初は初対面の選手が多くみんな遠慮しながらトレーニングを行っていました。しかし、さすがは小学生!すぐにみんな打ちとけあい、1人1人が真剣にトレーニングに取り組む姿勢へと変化しました。
本気で取り組む事によって、こんなにこの選手たちは変わるのか!とびっくりさせられました。
午後はゲーム形式のトレーニングがメインで、「ゴールを守るのはGK1人の仕事ではなく、仲間とコミュニケーションを取る事で、連携(コンビネーション)が生まれ、協力してゴールを守る事が出来る。」と言う事を、実際にゲームの行う中で選手は感じてくれたと思います。その他にも、ジュニアユースの選手の迫力あるプレーを見て、あらためて実感してくれたのではないでしょうか?
基本スキルと、DFと連携を取るための、懸命な指示の甲斐あって、プロ顔負けの素晴らしいプレーが続出しました。
この1日を振り返ってみると、私の中にあった、『朝の心配』は全く必要なかったなぁ。と思いました。
1日と言う短い時間でしたが、選手は確実に変化しました。
私も含め、コーチ陣、ジュニアユースの選手4人も、参加してくれた選手たちから、ものすごいエネルギーを感じ取る事が出来ました。
次回は、このもらったパワーを活かして、この様なクリニックがある時には、私たちが更に大きなエネルギー(熱)を伝えたいと思います!
選手の皆様、また元気な顔で会いましょう!!
有意義な時間をありがとうございした。
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