ゲーム記録・速報
対戦内容
- ACL
- 2007シーズン
- 第3節
- vs.全南ドラゴンズ
日時:2007年04月11日(水)19:00キックオフ 会場:Gwangyang Football Stadium
2007 ACL 第3節 vs.全南ドラゴンズ:開催データ | |||||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
※人 | 晴 | 14℃ | 58% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
Dato Yap Nyim Keong | Al Ghamdi Khalil Ibrahim | Al Ghamdi Mohammed Hamad S | Debasi Ibrahim A A M | Al Mirdasi Mamdouh | ※ |
─ | ─ | 2007シーズン対戦記録 | |||
─ | ─ | 第3節(アウェイ)/第4節(ホーム) |
川崎フロンターレ[アウェイ] | チーム | [ホーム]全南ドラゴンズ |
3 |
1 前半 0 |
1 |
関塚 隆 | 監督 | Huh Jung Moo |
4 > 7 | 勝点 | 4 > 4 |
ジュニーニョ 29分 |
得点者 |
89分 Kang Minsoo(カン ミンス) |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
川島 永嗣 | 1 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 21 | Yeom Donggyun(ヨム ドンギュン) |
箕輪 義信 | 5 | 1 | 0 | 1 | DF | 2 | 2 | 0 | 4 | Kang Minsoo(カン ミンス) |
寺田 周平 | 13 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 5 | Park Jiyong(パク チヨン) | |
伊藤 宏樹 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 6 | Kim Jin Kyu(キム ジンギュ) | |
0 | 0 | 0 | 17 | Lee Junki(イ ジュンギ) | ||||||
森 勇介 | 19 | 0 | 1 | 1 | MF | 0 | 0 | 0 | 8 | Kim Taesu(キム テム) |
中村 憲剛 | 14 | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 | 9 | Song Jung Hyum(ソン ジョンヒョン) | |
谷口 博之 | 29 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 15 | Baek Seungmin(パク スンミン) | |
村上 和弘 | 26 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 24 | Chang Donghyok(チャン ドンヒョク) | |
マギヌン | 11 | 1 | 1 | 2 | ||||||
我那覇 和樹 | 9 | 1 | 0 | 1 | FW | 1 | 1 | 0 | 11 | Parreao Oi Sandro(サンドロ) |
ジュニーニョ | 10 | 1 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 20 | Moraes Leandro(レアンドロ) | |
GK/相澤 貴志 | 21 | SUB | 29 | GK/Song yougual(ソン ユゴル) | ||||||
DF/佐原 秀樹 | 3 | 3 | GK/Hong Sungyo(ホン ソンヨ) | |||||||
DF/井川 祐輔 | 4 | 0 | 0 | 23 | DF/Kim Jinhyun(キム ジンヒョン) | |||||
MF/河村 崇大 | 6 | 26 | DF/Song Taelim(ソン テリム) | |||||||
MF/落合 正幸 | 17 | 0 | 0 | 10 | MF/Park Chunsin(パク チョンシン) | |||||
MF/大橋 正博 | 24 | 19 | MF/Kim Seunghyun(キン スンヒョン) | |||||||
FW/黒津 勝 | 7 | 0 | 0 | 22 | MF/Kim Seongjae(キム ソンジェ) | |||||
FW/鄭 大世 | 16 | 0 | 0 | 25 | MF/Lee Kyuro(イ ギュロ) | |||||
FW/久木野 聡 | 23 | 30 | MF/Song Hanbok(ソン ハクボク) | |||||||
/ | 1 | 1 | 7 | FW/Ju Kwangyoun(チュ グァンユン) | ||||||
/ | 1 | 1 | 27 | FW/Dos Santos Sandro(サンドロ カルドソ) |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
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PK 10 右足S |
10 | ジュニーニョ | 29 | 89 | Kang Minsoo(カン ミンス) | 4 | 中央 15 → 中央 5 左足S ポストかえり 中央 4 ヘディングS |
|
中央 29 → 中央 14 〜 → 中央 11 〜 左足S |
11 | マギヌン | 57 | |||||
相手 こぼれ球 中央 14 → 中央 10 〜 右足S |
10 | ジュニーニョ | 70 | |||||
[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
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26 村上 和弘 | → | 4 井川 祐輔 | 68 | 34 | 7 Ju Kwangyoun(チュ グァンユン) | ← | 17 Lee Junki(イ ジュンギ) | |
10 ジュニーニョ | → | 17 落合 正幸 | 75 | 45 | 27 Dos Santos Sandro(サンドロ カルドソ) | ← | 20 Moraes Leandro(レアンドロ) | |
11 マギヌン | → | 16 鄭 大世 | 87 | 72 | 22 Kim Seongjae(キム ソンジェ) | ← | 24 Chang Donghyok(チャン ドンヒョク) |
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注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。 |
- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
日 程 | 対戦 | 会 場 | キックオフ | 入場者数 | 結果 |
2007年 4月11日(水) |
バンコク vs マラン | バンコク | 20:00 | ※ | 0 - 0 |
ACL予選リーグ第3戦は、グループ首位で並ぶ全南とのアウェイゲーム。この試合で勝点を取れば、予選突破に向けて大きな一歩を踏み出すことができる。ここは何としてでも引き分け以上の結果が欲しい。日が落ちるにつれて急激に冷え込んできた韓国・光陽スタジアム。19:00キックオフ。
立ち上がり2分、自陣でボールを奪ってカウンターへ。マギヌンがドリブルを仕掛けるがファールタックルで止められてしまう。このフリーキックのチャンスに箕輪がゴール前で競り勝つが、GKにはじかれてゴールならず。3分、今度は全南の速攻。中盤でルーズボールを拾い、左サイドへ展開。クロスボールにJUNGHYUMが足を合わせるが、GK川島が好セーブでしのぐ。6分、フロンターレの攻撃。伊藤の中盤からのロングキックのこぼれ球を我那覇が拾い、強烈なミドルシュート。しかしこれは惜しくもクロスバーを直撃。中盤の運動量を生かして激しいプレッシャーをかける全南。ボールを奪うとシンプルなタテパスでSANDRO、LEANDROに合わせてくる。8分、SANDROが右サイドをドリブルで突破にかかるが、ここは伊藤がカバーに入る。9分、フロンターレの左サイドからフリーキック。マギヌンのキックを全南DFがクリアするが、ボールはゴール上へ流れる。あわやオウンゴールというシーンだった。パスをつないで全南を崩しにかかるフロンターレに対して、ロングボールを前線に入れてチャンスを狙う全南。しかしお互いに攻めきれないこう着状態が続く。20分、全南の右コーナーキック。JUNKIのファーサイドのボールをJINKYUが拾ってシュート。しかし、ボールはゴール右に外れてことなきを得る。全南の攻撃をかわしながらペースをつかみ始めたフロンターレ。20分を過ぎたあたりから試合のペースを握る。22分、左ショートコーナーから村上がクロス。このボールはクリアされるが、こぼれ球を拾った中村がシュートを放つ。しかし、ボールはDFに当たりゴールわずか上に外れる。さらに23分、24分、26分と連続してコーナーキックのチャンスを得るが、いずれも全南ディフェンスにはね返されてしまう。しかし、迎えた27分。右サイドの森がドリブル突破から中央のマギヌンへ。狭いスペースをジュニーニョとのコンビネーションプレーで抜け出し、ゴール前へ。たまらず全南DFがファールを犯し、PKのチャンスを得る。28分、キッカーはジュニーニョ。アウェイのプレッシャーのなか、落ち着いてPKを決めてフロンターレが待望の先制点を奪う。(1-0) 全南も反撃を試みるが、フロンターレデイフェンス陣が奮闘。30分、LEANDROが右サイド突破を狙うが、伊藤と村上で挟み込みカバー。31分、早いリスタートからの速攻も、寺田がゴール前で一対一に勝ちピンチをしのぐ。40分、LEANDROのアーリークロスがゴール前に入るが、これはFWに届かずGK川島がキャッチ。運動量とフィジカルの強さを前面に押し出したサッカーの全南。Jリーグとは違うパワーサッカーに序盤はやや戸惑ったフロンターレだが、徐々にリズムをつかみPKで先制。その後は全南のシンプルな攻撃をチームディフェンスでしのぎ、前半を1-0で折り返した。
川崎フロンターレ監督:関塚 隆
良いサッカーをやっている。しっかり続けていこう。サイドを効果的に使っていこう。厳しくシンプルにプレーしていこう。立ち上がりの15分、特に集中して。
全南ドラゴンズ監督:Huh Jung Moo
※公式発表なし
ハーフタイムのロッカールーム。「良いサッカーをやっている。しっかり続けていこう。サイドを効果的に使っていくこと。後半もみんなで声をかけあっていこう」と関塚監督が指示。「引かないで自分たちのサッカーをしていこう!」と村上。「最後まで集中しよう」と川島も声をかける。「相手にスペースを与えないように。しっかり最後までみんなで戦おう」とジュニーニョも声を上げる。後半立ち上がりの49分、SANDROが巧みなドリブルで中央突破を図るが、箕輪が倒れながらも懸命にクリア。選手交代を行い後半スタートから前に重心を置く全南に押し込まれる時間帯が続く。53分、全南の攻撃をしのいでカウンターへ。中村が粘ってボールキープ。中央の我那覇へパスを送るが、わずかにトラップが合わずチャンスを逃す。56分にはGK川島のパントキックを全南DFがクリアミス。このボールを拾ったジュニーニョが左サイドから一気にゴール前へと切れ込むが、シュートは惜しくもサイドネット外側へと外れる。連続してチャンスを逃してしまったフロンターレ。だが57分、マギヌンがその嫌な流れを断ち切る。バイタルエリア手前から放った強烈なミドルシュートは、GKの手の先を抜け左ポストかすめてゴールへと吸い込まれた。(2-0) このゴールで勢いづいたフロンターレは60分、中村のロングパスを我那覇がトラップ。左サイドからシュートを放つ、これは全南DFがブロック。このルーズボールを拾われカウンターを浴びるが、伊藤が体を張ってカバー。63分、SANDRO Cが強引な突破からシュートに持ち込むが、箕輪と伊藤で挟み込みブロック。66分にはキックミスからリフレクションがゴール前へと転がるが、寺田がカバーに入りクリア。67分、村上に代えて井川を投入。森を左サイドに回して井川は右サイドのポジションへ。69分、全南の攻撃。早いリスタートから攻勢に出てJUNG HYUNが至近距離からシュートを放つが、GK川島が好セーブでしのぐ。迎えた70分、粘り強く守り抜いて中村が速いロングパスをジュニーニョへ。ジュニーニョはこのボールを後ろ向きでトラップすると見せかけ、触らずにそのまま反転して前線へ。チェックにくるDFを一気にかわしてそのまま一人旅。GKの位置を見ながら落ち着いてゴールを決め、試合を決定付ける3点目を決める。(3-0) もう後がない全南は玉砕覚悟で反撃。ファールも辞さない激しいボールチェックから猛攻をかける。しかしGK川島がゴール前に立ちはだかり、驚異的な反応で好セーブを連発。全南の攻撃をしのぐ。75分、ジュニーニョに代わって落合が入りボランチへ入り、中村をトップ下に上げた布陣へとチェンジ。さらに激しさを増す荒々しい全南のサッカーに一歩も引かず、気持ちのこもったプレーで粘り強く戦うフロンターレ。ロスタイムに捨て身のパワープレーからMINSOOに1点を返されたものの、全南の追撃を振り切り3-1でタイムアップ。
これでACLアウェイゲームは2連勝。敵地で勝点6を手に入れることができたのは大きい。グループトップのフロンターレの勝点は7、2位に全南(勝点4)、3位バンコク(勝点3)、4位アレマ(勝点1)と続く。4月25日(水)に再び全南と激突するホームゲームで勝利を挙げることができれば、予選リーグ突破が現実として見えてくる。ここからが正念場だ。
※チームは、4月12日(木)日本航空958便(JL958)[定刻 14:00釜山発→16:00成田着]にて帰国致します。
※公式記録に記載されていない項目については、「※」印をつけています。(警告理由も不明)
※選手コメントについては若干後日追加掲載の予定です。
全南ドラゴンズ監督:
Huh Jung Moo
完全に負けました。サイドからの攻撃が悪かった。審判の判定も理解できなかったが、内容が悪く完全に負けました。 最初は3バックだったのですが、後半から4バックに変えましたがこれも良くなかった。キム・チウがいなかったのが悪かった。25日に向けて特別に何かをすることはありません。国内での戦いもありますので。国内に向けて練習したい。 ベスト8には上がれないと思います。国内のタイトルを狙います。得点力の対策は難しい。レアンドロとサンドロは能力のある選手だがきっかけがなかった。川崎の10番、11番と比べればわかると思います。
── 試合を振り返って
全南はロングボールが多く、2トップのブラジル人がキープして攻撃を作ってきた。途中まではうまく守れていたが、ゼロで終わるのと最後に1点決められるのでは相手の印象も変わるので、個人的には最後の失点が悔やまれる。アウェイで勝点3を取れたのは大きいが、まだ何か決まったわけじゃない。一戦一戦を大事に戦っていくだけ。
── 試合を振り返って
国際ゲームの難しさを感じました。日本のJリーグでのルールの基準とは違っていたし、激しいプレーも多かった。正直自分達のサッカーは出来なかったけれど、相手に合わせながらサッカーをして優位に立つことが出来、勝利を掴むことが出来たのは良かった。今日はサポーターの皆さんの声援が大きな力となった。明らかにスタジアムはホームの雰囲気だった。応援してもらい、それに応えることが出来たと思う。まだまだ戦いは続きます。これからも応援よろしくお願いします。
── 試合を振り返って
途中交代で出場したが、ミスが多かった。今日の課題をしっかり次に活かせるように修正していきたい。一刻も早くチームの力になれるように頑張ります。
── 試合を振り返って
まずは神様に感謝したいと思う。今日は少し足に痛みがあったが、2点を取れて良かった。勝点3が取れて良かった。うちは攻撃的で、そこでしっかりと点が取れた。韓国と日本のチームの戦いはブラジルとアルゼンチンの戦いと同じように厳しいものになる。ホームでやる次の試合でしっかり勝って、1位通過したい。
── 試合を振り返って
引き分けでも良かったが勝点3が欲しかった。バンコク戦で引き分けていたので、この勝利は大きい。1失点は悔しいが、勝点3を取れたことを喜びたいと思う。2点目を取った後の3点目のカウンターは理想的だったと思う。相手の11番はテクニックとスピードがあったが、ブラジル人特有の動きはJリーグで何度も経験しているので、最初はやるなと思ったが、徐々に対処できるようになった。相手についてはビデオを見てある程度把握していたし、話も聞いていてイメージ通りの部分が多かった。このゲームの勝利は、ACLだけではなくリーグ戦にもつながる勝点3だと思う。清水戦に向けて切り替えます。4月はハードな日程だが、こういう形で立て直せたというか、次に乗っていけるという意味でも大きな勝ち点3だったと思う。
── 試合を振り返って
疲れた。ハードな試合だった。みんな気持ちが入っていたし、前からプレスにいこうという意識が高く、しっかり守備ができた。気持ちが出せた。前回の試合から中3日で体力的にきつかったが、立ち上がりから攻撃的に行こうと考えていてそれができた。アウェイで先制、追加点と理想的な展開で試合を運べた。最後の失点がなければ最高だったが。アウェイで勝点3を取れたのは大きい。誰もさぼることなくやるべき事をやった。これを最低のベースに、すればどこにも負けないと思う。相手は守備的だったが、1対1では負けないようにと思っていた。マークはもっとハードなのかと思っていたが、Jリーグと同じだった。アウェイの雰囲気もなく、グラウンドも良かったのはよかった。ボールにも慣れた。マギヌンへのアシストは、タニからボールをもらって切り替えしたらマギヌンが見えたので出した。そこからパスをつなぐと思ったら決めたので驚いた。3点目はボールが流れてきて、ジュニーニョが見えた。そこで蹴るんじゃなくてつなぐことを意識してジュニーニョの足元を狙った。あの突破は久々に見た。守備面では前半に関してはパーフェクト。選手の交代もあって最後に少し押し込まれましたが、オチが入ったところでガナの1トップになった。バンコク大戦では立ち上がりに相手を見過ぎたが、このチームは今日みたいに最初から出て行くスタイルの方がいいと思う。 怖さはなかった。バンコク大よりも情報はあったので。エイジのおかげで助かった。アイツはすごい。でも次のホームで勝ってこそ意味がある。この試合は韓国まで応援しに来てくれたたくさんのサポーターの後押しに助けられた。みなさんのおかげです。
── 試合を振り返って
疲れた。勝点3が取れたのは大きい。次に勝てば楽になるし、ホームにつなげるために勝ちたかった。相手がベストではないと聞いてなめられているのかと思ったので、今日は気合いが入った。相手はスピードがなかった。マッチアップした相手は勝負をしてこなかった。レギュラーの選手じゃないと思う。後半は相手が前線の枚数を増やしてきたが、そうなった場合はうちにはカウンターがある。だから、それはそれで問題ない。国際試合なので、いつも以上に激しくなったところはあったかも。とにかく勝てたことが良かった。この試合も大事だが、Jリーグも大事。どちらもおろそかにすることはないし、次の清水戦も頑張りたいと思う。
── 試合を振り返って
激しさ、気持ち、球際の強さは想像していた通りだった。負けずに強い気持ちでプレーできたのが一番の勝因。後半は相手の7番が右に張っていたが、ワンツーではたかれてもチーム全体でケアできていたので怖くなかった。勝点3が取れたのは良かったが、次が大事。また同じチームと戦うことになるので、向こうも強い気持ちで日本にやってくると思う。リーグ戦も含めて、この勝利を次につなげないと意味がない。サポーターも多く来てくれたので、とても心強かった。感謝です。
── 試合を振り返って
いい試合が出来た。立ち上がりは相手の勢いがあって難しかったが、徐々に自分たちのペースに持ち込むことができた。積極的だったし、気持ちの部分でもやれた。それが一番。気持ちを出せていたと思う。PK、ロングシュートと良い形、良い時間帯で得点が入ったのでやりやすかった。韓国まで来て勝てたことが何よりも嬉しい。相手はバリエーションを持っているわけではなかったのでセカンドボールに集中して、ところどころで出て行った。相手に負けずうちも激しかったと思う。
対戦内容
- J1リーグ
- 2007シーズン
- 第6節
- vs.清水エスパルス
日時:2007年04月15日(日)15:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場
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現在の試合状況:
試合終了
更新:07/06/12 18:56
前節終了時の累積警告
1枚 11/マギヌン
1枚 13/寺田 周平
1枚 29/谷口 博之
今節の出場停止
なし
[総評]
第一ラウンドの中で1つのターゲットにしてきた戦いでした。この戦いを勝利できたということは、チームとしてよく頑張ってくれたなと思います。選手達は本当に最後まで集中して戦ってくれました。非常に満足しています。
[質疑応答]
── 今日の試合で勝利できた理由と全南ドランゴンズのチームに関してコメントをお願いします。
数試合のゲームを見た中でボールを奪ってから非常に早い攻撃を仕掛けてくる。このへんが脅威でした。そういう意味で今日は立ち上がりからリズムというか、相手の流れに入り込まないようにするということが非常にポイントでした。前半をうまくスタートすることが出来て、先制点を奪えたことが今日の勝利につながったのかなと思います。全南ドラゴンズさんは去年のカップ戦でも優勝していますし、しっかりとした守備から強力な攻撃を仕掛けてくるチームなので今日はうまく守れましたけれども、非常に怖いチームだなと思います。
── 3-1という結果について
最後は0で終わりたかったです。しかし、強豪の全南ドラゴンズを相手に3点取れたのは、大きな自信になると思っています。
── 勝点1ではなく、勝点3を取れたことについて
僕自身も、このアウェイで勝点1持って帰れれば、次またチャンスが膨らむと思っていたんですが、選手の頑張りで勝点3を取ることができた。この勝点3をより大きなものにするためには、次の試合が大事だと思っています。
── 今後に向けてひと言お願いします。
ACLの前にリーグ戦もありますが、とにかくACL第一次ラウンド突破に向け、残り3試合、しっかり戦っていきたいと思います。