ゲーム記録・速報
対戦内容
- ACL
- 2007シーズン
- 第4節
- vs.全南ドラゴンズ
日時:2007年04月25日(水)19:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場
2007 ACL 第4節 vs.全南ドラゴンズ:開催データ | |||||
---|---|---|---|---|---|
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
10,070人 | 曇一時雨、弱風 | 15.0℃ | 81% | 全面良芝、水含み | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
Kar Goutam(ゴータム カー) | Williams Benjamin(ウィリアムス ベンジャミンジョン) | Khatamov Arslan(カタモフ アルスラン) | Serazitdinov Viktor(セラジディノフ ビクトル) | Kovalenko Valentin(コバレンコ バレンティン) | 大高 常勝 |
─ | ─ | 2007シーズン対戦記録 | |||
─ | ─ | 第3節(アウェイ)/第4節(ホーム) |
川崎フロンターレ[ホーム] | チーム | [アウェイ]全南ドラゴンズ |
3 |
1 前半 0 |
0 |
関塚 隆 | 監督 | Huh Jung Moo |
7 > 10 | 勝点 | 4 > 4 |
ジュニーニョ 26分 |
得点者 |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
川島 永嗣 | 1 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 21 | Yeom Donggyun(ヨム ドンギュン) |
伊藤 宏樹 | 2 | 0 | 0 | 0 | DF | 0 | 0 | 0 | 4 | Kang Minsoo(カン ミンス) |
箕輪 義信 | 5 | 0 | 1 | 1 | 3 | 2 | 1 | 6 | Kim Jin Kyu(キム ジンギュ) | |
寺田 周平 | 13 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 17 | Lee Junki(イ ジュンギ) | |
マギヌン | 11 | 3 | 1 | 4 | MF | 1 | 1 | 0 | 9 | Song Jung Hyum(ソン ジョンヒョン) |
中村 憲剛 | 14 | 2 | 1 | 3 | 1 | 0 | 1 | 10 | Park Chunsin(パク チョンシン) | |
森 勇介 | 19 | 0 | 0 | 0 | 5 | 4 | 1 | 14 | Kim Chiwoo(キム チウ) | |
村上 和弘 | 26 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 15 | Baek Seungmin(ベク スンミン) | |
谷口 博之 | 29 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 22 | Kim Seongjae(キム ソンジェ) | |
0 | 0 | 24 | Chang Donghyok(チャン ドンヒョク) | |||||||
ジュニーニョ | 10 | 1 | 2 | 3 | FW | 1 | 0 | 1 | 20 | Moraes Leandro(レアンドロ) |
鄭 大世 | 16 | 1 | 2 | 3 | ||||||
GK/相澤 貴志 | 21 | SUB | 1 | GK/GK/Cho Min Hyuck(チョ ミンヒョク) | ||||||
DF/佐原 秀樹 | 3 | 3 | DF/DF/Hong Sungyo(ホン ソンヨ) | |||||||
DF/井川 祐輔 | 4 | 0 | 0 | 5 | DF/DF/Park Jiyong(パク チヨン) | |||||
MF/河村 崇大 | 6 | 0 | 0 | 23 | DF/DF/Kim Jinhyun(キム ジンヒョン) | |||||
MF/落合 正幸 | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | MF/MF/Lee Kyuro(イ ギュロ) | |||
MF/大橋 正博 | 24 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 11 | FW/Parreao Oi Sandro(サンドロ) | ||
FW/黒津 勝 | 7 | / | ||||||||
FW/久木野 聡 | 23 | / | ||||||||
FW/都倉 賢 | 27 | / |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
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中央 26 ↑ 11 シュート 相手DF こぼれ球 10 右足S |
10 | ジュニーニョ | 26 | |||||
左 11 → 10 〜 中央 → 16 右足S |
16 | 鄭 大世 | 81 | |||||
中央 14 ↑ 11 〜 → 10 → 16 右足S |
16 | 鄭 大世 | 87 | |||||
[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
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26 村上 和弘 | → | 4 井川 祐輔 | 84 | 31 | 11 Parreao Oi Sandro(サンドロ) | ← | 24 Chang Donghyok(チャン ドンヒョク) | |
29 谷口 博之 | → | 17 落合 正幸 | 88 | 56 | 23 DF/Kim Jinhyun(キム ジンヒョン) | ← | 10 Park Chunsin(パク チョンシン) | |
11 マギヌン | → | 24 大橋 正博 | 89 | 65 | 25 MF/Lee Kyuro(イ ギュロ) | ← | 17 Lee Junki(イ ジュンギ) |
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注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。 |
- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
日 程 | 対戦 | 会 場 | キックオフ | 入場者数 | 結果 |
2007年 4月25日(水) |
マラン vs バンコク | マラン | 15:30 | ※ | 1 - 0 |
ACL予選リーグの第4ラウンドは、同グループ2位につける全南とのゲーム。勝点7で首位に立つフロンターレに対して、全南の勝点は4。この試合でフロンターレが勝利すれば勝点差は6となり、全南が残り2試合を全勝しても当該成績でフロンターレが上回る計算になる。予選突破を決めるためには落とせない重要な一戦。19:00キックオフ。
前回の対戦ではロングボールを多用したたが、今回はサイドを使ってつなごうとする全南。対するフロンターレも中盤から激しくプレッシャーをかけて積極的な立ち上がりを見せる。8分、中盤で相手ボールを奪い速攻へ。中村からプロ初スタメンを果たしたテセ、左サイドに流れたマギヌンとつながり、マギヌンがシュートを放つが、これはゴール左へと外れる。全南も12分、フリーキックの場面でキム・チウのシュートがカベに当たってコースが変わるが、ここはGK川島が慌てることなく落ち着いてキャッチ。互いに中盤でのプレッシャーがきついために、小康状態が続く。18分、中央からのフリーキックのチャンス。中村のボールに谷口がゴール前で合わせ、DFと競り合ったルーズボールがゴール方向へと転がるが、わずかに右へとそれてしまう。21分にもセットプレーから箕輪の頭での折り返しに寺田が飛び込むが、その直前でGKにキャッチされる。両チームともにセットプレーのチャンスを生かせず迎えた25分、速いタッチでボールをつなぎ、中村がペナルティエリア前でタメを作りながらスルーパス。このボールを受けたのは左サイドを駆け上がってきた村上。村上の深い位置からのクロスにゴール前でマギヌンが合わせ、こぼれ球をジュニーニョがダイレクトでゴールへと流し込み、フロンターレが待望の先制点を挙げる。(1-0) 後がない全南は早くもメンバーを代え、フロンターレ陣内へと押し込む。互いに激しいプレッシャーから最終ラインの裏を狙う展開が続く。38分、自陣から一気に相手陣内へとボールを運び、テセが抑えのきいた強烈なロングシュートを放つが、これは惜しくもポスト直撃。39分、全南も中盤でフロンターレが攻撃にいくところを奪い返してカウンター。レアンドロが突破を図るが、いち早く寺田がカバーに入り、ことなきを得る。40分、ジュニーニョとのコンビネーションから抜け出した中村が、ゴール前でDFをかわしながら左足で狙うが、シュートは惜しくもゴール右へと外れてしまう。ロスタイムにもマギヌンのコーナーキックのこぼれ球をテセが頭で押し込むがGK正面。全南の積極的なボールチェックに苦しみながらも、スペースを突いたサイドアタックで先制。その後は両チームともに速い攻撃から最終ラインの裏を狙う緊迫して試合展開。次の1点が勝負の明暗を分ける、そんな予感を残して前半を1-0で折り返した。
川崎フロンターレ監督:関塚 隆
お互いのポジションの距離間を持って、声をかけあいプレーしていこう。リスタート、スローインが相手のチャンスになっている。落ち着いて集中してプレーすること。ここからが勝負だ。
全南ドラゴンズ監督:Huh Jung Moo
※公式発表なし
ハーフタイムのロッカールーム。「みんなで集中して!あと45分だぞ」と関塚監督が選手たちの気を引き締める。「もう一回最初からのつもりでいこう!」と中村。テセが「うまくキープできないです」と話すと、「自信だよ、自信もって!」と我那覇がアドバイスを送る。全南は3バックから4バックへとチェンジし、前に人数を置いて勝負をかける。セットプレーの流れからルーズボールを拾って押し込み、圧力をかける全南。51分、全南のフリーキック、キム・チウが打つと見せかけサンドロがキック。シュートがバーに当たってゴールに吸い込まれるが、その前に全南の選手が動いたとして蹴り直し。ひとつ間違えば危険な場面だった。全南が押し込み、フロンターレがカウンターを狙う展開が続く。57分、フリーキックのチャンスに、マギヌンがサインプレーで左に走りこんだ中村に流し、中村が左サイド深い位置から強引にシュートを狙うが、GKの好守に阻まれる。62分、テセが相手陣内でボールを奪ってスルーパス。右サイドに流れたジュニーニョが折り返すが、ゴール前にはタイミングが合わず。65分には中盤でのインターセプトからジュニーニョが一人でゴール前まで持ち込むが、シュートは浮いてゴール上へと外れる。68分、全南の攻撃。コーナーキックのこぼれ球をつながれ、ベク・スンミンにシュートを打たれるが、GK川島ががっちりキャッチ。70分を過ぎたあたりからは、全南にセカンドボールを拾われて押し込まれる我慢の展開が続く。フロンターレもカウンターから追加点を狙うが、ラストパスがなかなかつながらない。しかし、両チームともに消耗して間延びした展開になりはじめた80分、試合が動く。速攻から左サイドに流れたジュニーニョが、DF2人を巧みにかわしてゴールへと迫り、折り返し。このボールをテセが難なく押し込み、勝負を決める2点目を挙げる。(2-0) 83分、村上に代えて井川を投入。井川が右アウトサイド、森を左へとチェンジ。守備の意識を高めてチャンスがあればゴールを狙うという、ここ最近の勝ちパターンに持ち込む。86分、前線3枚のコンビネーション。左サイドからのジュニーニョの折り返しに、ファーサイドから詰めてきたテセが右サイド角度のないところからシュート。これがGKの腕をかすめてゴールへと吸い込まれ、ダメ押しの3点目が入る。(3-0) 87分には谷口に代えて落合、89分にはマギヌンに代えて大橋を投入。余裕の逃げ切り策であとはタイムアップの笛を待つのみとなったが、ロスタイムにジュニーニョが危険なタックルを受けて荒れ模様となってしまう。試合は3-0のままタイムアップ。
これでフロンターレの勝点は10。アレマ・マランとバンコクユニバーシティのゲームでアレマが勝利したため、2位以下に勝点差6をつけることとなった。次回のホームゲーム、アレマ・マラン戦に引き分け以上で、日本のクラブとして初の予選突破が確定する。この1勝は大きい。
全南ドラゴンズ監督:
Huh Jung Moo
まずはフロンターレにおめでとうございますと言いたいです。今日の試合ではすべての面で負けていたのではないかなと思います。特にお話しすることはございません。
── 試合を振り返って
自分が入って逆転されずに終われているので最低限の仕事はできていると思うが、攻撃面でもっと何とかしたい。相手の勢いがある時間帯で途中で入る難しさはあるが、そういった場面でプレーすることで、メンタル的な部分の経験をさせてもらっている。
── 試合を振り返って
難しい試合だった。最初に1点を取れて試合を有利に進めることができた。それでダメ押し点が取ることができた。 1点目は、ボールを回して左サイドの村上のクロスからマギヌンのシュートだったがうまく当たらなかった。ただ、そのこぼれ球が自分のところに来てくれた。2本のアシストは、相手は負けているから勢いで来ている。そこでサイドからの攻撃を意識していて、サイドに流れた時にチャンスが作れた。落ち着いていたので、テセがいい形で入ってくるのも見えていた。テセも自信をもってピッチに立っていたのが良かったと思う。彼はパワーがある選手。その特徴を行かすことができて良かった。チャンスをものにするのが大事。新しい選手が入った時も、同じようにやれたところを見せられたのは良かったと思う。
── サポーターへ
平日のゲームにも関わらず多くのサポーターが来てくれた。今日だけではなく、いつもみんなの声援があるから頑張れる。予選突破を早く決め、リーグも1試合1試合を大事に戦っていきたい。
── 試合を振り返って
この芝だとボールが走るから、やりやすかった。うちらしいサッカーが随所にできたのかなと思う。決定機を外したが、あれは最悪。あそこで決めないと、Jでも国際大会でも。自分たちが決められる時に決めないと、後で苦しくなるので。1点目はボールを持った時にプレスに来てなかった。そこでショージがいい動き出しをしてくれた。それが点につながった。あれで楽になった。カウンターが決まりやすくなって2点を追加できた。狙い通り。それ以外にもチャンスはあったし、後はフィニッシュのところだけだった。とにかく次に勝つだけ。先ばかり見ていてもいい事なんてない。1つ1つやるだけ。ACLはアレマに勝つだけ。Jではジェフ戦でまずしっかり勝点3を取りたいと思う。
── 試合を振り返って
やっとチャンスが回ってきたと思いました。そういう気持ちで行こうと思っていたら鼓動が激しくなって試合まで止まらなかった、緊張していた。個人的には前半足元にボールが収まらなかった。チームとしても1点は取ったが、相手の勢いもあったのでもう1点取らなければまずいと思っていた。後半は気持ちを引き締めて試合に入り、2点を入れることができた。自分のゴールは2点ともジュニーニョの得点みたいなものだが、結果が出て良かった。チャンスを生かすことができたことがうれしい。
── 試合を振り返って
速攻が多かった部分もあるが、自分のサイドをうまく使えなかった。でも、ディフェンスに関しては相手が全然仕掛けてこないので怖くなかった。怪我はもう大丈夫。問題ない。
── 試合を振り返って
最後までいい形でやれた。一歩近づいただけで、まだ何も決まっていない。一位通過が決まるまで集中してやりたい。アレマ戦もホームですが、バンコクにも引き分けてしまっているし、今日の勝利で余裕はできたがまだまだ。相手の攻撃に関しては、最後の局面で寄せていた。エイジの正面に飛んだというか、みんな一人一人が球際を厳しく行っていた。浦和戦もそうだったが、いい感じでやれていると思う。
── 試合を振り返って
ピッチがすべったしボールも違うので最初は戸惑ったが、守備から入ってうまくやれたと思う。レッズ戦のときのような強いディフェンスで相手にぶつかっていくことができた。プレー自体はまだ満足してはいないが、予選突破が見えたので次の試合も全力でやりたい。チームとしてゼロで抑えたのはひさしぶりだし、粘り強さも出てきたと思う。前の人たちがすごいゴールを決めてくれるので、チームの雰囲気もいい。連戦が続くが先のことはあまり考えられない。とにかく次、次というように目の前の一戦に集中していきたい。
対戦内容
- J1リーグ
- 2007シーズン
- 第8節
- vs.ジェフユナイテッド千葉
日時:2007年04月29日(日・祝)15:05キックオフ 会場:等々力陸上競技場
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現在の試合状況:
試合終了
更新:07/06/11 14:47
前節終了時の累積警告
1枚 11/マギヌン
1枚 13/寺田 周平
1枚 14/中村 憲剛
1枚 17/落合 正幸
1枚 19/森 勇介
1枚 29/谷口 博之
今節の出場停止
なし
[総評]
厳しい戦いの中で、選手はよく集中力を切らさず立ち上がりから戦ってくれました。ACLも前半戦の3試合が終わって、全南とはリターンマッチということで、アウェイでは勝てましたが、内容的にはどちらに転んでもおかしくない戦いだったと思います。その中で勝って帰ってこれて、4戦目のホームでの試合が非常に大事な試合と位置づけていました。相手は負けたら終わりですし、そういう意味で激しい戦いになるという予想の中で戦いに入り、やはり先制点が取れたのが我々が主導権を握れたところだと思います。立ち上がりから我々のファウルでゴール前のFKが多くて、危険な場面がありましたが、うまく先制点が取れて、自分達のリズムにもってこれたかなと思います。後半も、立ち上がりにFK、FKと続いた時間がありましたが、そこをなんとかしのいで追加点を取れたことが、結果的に勝利につながったかなと思います。我々としてはゼロで抑えてこの試合を終えたことで、選手達がまたたくましくなってくれたかなと思います。もう一つ、結果を残さないと予選ラウンド突破にはならないので、ここで気を緩めることなく、Jリーグの代表として結果を求めて一戦一戦戦っていきたいと思います。
[質疑応答]
── 前半の立ち上がり、相手に押し込まれていたように感じましたが、その辺の見解は?
やはり、予想としては11番が出てきてマッチアップしてくるのかと思っていたが、メンバーを見たら10番に代わっていました。おそらく2シャドーにして中盤を厚くしながらカウンターを狙ってくるという予想はしていました。相手の中盤のゾーン、それからジュニーニョ、鄭大世、マギヌンの動き出しというところで、どうしても懐でもらうばかりになってしまった。もう一つ相手のスペースに出て行くことができなかった。その両面があると思います。
── 中村選手が、最近ちょっと下がり気味で中盤の底でプレーすることが多いように思うが、監督の指示なのか、彼と話し合って決めていることなのか?
ピッチに入ったら、彼の判断にまかせているところが大きいです。それはプレーの中でもう少し前へ出ろということはありますが、彼が自重しながら配球のところで仕事をしているなと判断しています。自分が出ていかなければならない場面では、この前の浦和戦でも出て行っていますし、そこのところの兼ね合いは、彼のピッチの中での判断と自分との間ではしているつもりです。
── 相手の出方についてですが、1点先制してから途中で相手が2トップにしてきた点について
やはり、うちは3バックなので2トップになってもらった方がマークのところがはっきりしますし、良かったなと思います。あとはマギヌンと前2人の関係です。今日は鄭大世が前線に入って、前半は固かったところがありますが、後半はスムーズになりました。前半、鄭大世の動きが固かったが、そこで11番が入ってくれたことで、うまくいきました。私としても指示がしやすくなったかなと思います。