ゲーム記録・速報
対戦内容
- サテライト
- 2007シーズン
- 第1節
- vs.ザスパ草津
日時:2007年04月01日(日)14:01キックオフ 会場:等々力陸上競技場
2007 サテライト 第1節 vs.ザスパ草津:開催データ | |||||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
2,788人 | 晴時々曇、中風 | 22.7℃ | 52% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
─ | 佐藤 隆治 | 地主 尚和 | 秋澤 昌治 | 榎本 一慶 | 大高 常勝 |
─ | ─ | 2007シーズン対戦記録 | |||
─ | ─ | 第1節(ホーム)/第4節(アウェイ) |
川崎フロンターレ[ホーム] | チーム | [アウェイ]ザスパ草津 |
2 |
0 前半 1 |
1 |
高畠 勉 | 監督 | 木村 直樹(コーチ) |
0 > 3 | 勝点 | 0 > 0 |
鄭 大世 52分 |
得点者 |
32分 奥山 卓廊 |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
相澤 貴志 | 21 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 22 | 北 一真 |
井川 祐輔 | 4 | 1 | 0 | 1 | DF | 0 | 0 | 0 | 28 | 金生谷 仁 |
薗田 淳 | 33 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 23 | 藤井 大輔 | |
鈴木 達矢 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 有村 直紀 | |
森 勇介 | 19 | 1 | 1 | 2 | MF | 2 | 1 | 1 | 6 | 藤本 雄基 |
落合 正幸 | 17 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 19 | 長谷 雄大 | |
原田 拓 | 15 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 7 | 高田 健太郎 | |
西山 貴永 | 31 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 24 | 吉岡 聡 | |
大橋 正博 | 24 | 0 | 2 | 2 | ||||||
鄭 大世 | 16 | 2 | 2 | 4 | FW | 4 | 1 | 3 | 15 | 奥山 卓廊 |
都倉 賢 | 27 | 2 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 29 | 岩田 正太 | |
0 | 0 | 0 | 27 | 藤崎 武馬 | ||||||
GK/植草 裕樹 | 22 | SUB | 21 | GK/濱田 雄也 | ||||||
MF/養父 雄仁 | 20 | 18 | DF/木下 雄貴 | |||||||
MF/木村 祐志 | 30 | 0 | 0 | 25 | MF/二瓶 翔太 | |||||
FW/久木野 聡 | 23 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | FW/三田 和正 |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
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左 27 → 15 → |
16 | 鄭 大世 | 52 | 32 | 奥山 卓廊 | 15 | 中央 22 ↑ 左 |
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左 31 〜 混戦 27 |
31 | 西山 貴永 | 53 | |||||
[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
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16 鄭 大世 | → | 23 久木野 聡 | 71 | 82 | 20 三田 和正 | ← | 29 岩田 正太 | |
24 大橋 正博 | → | 30 木村 祐志 | 71 | ← | ||||
→ | ← |
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注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。 |
- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
いよいよサテライトリーグも開幕。初戦の対戦相手はザスパ草津。スターティングメンバーはGK相澤、鈴木-薗田-井川の3バック、右に森、左に西山、原田-落合のダブルボランチ、トップ下に大橋、都倉-テセの2トップ。14:00キックオフ。
立ち上がりからマンツーマンで激しいプレッシャーをかけてくる草津に対して、速いパスワークでの崩しを狙うフロンターレ。4分、森が右サイドを突破してクロス。ゴール前でテセがダイレクトで合せるが、シュートはゴール右へ外れる。パスのスピードに勝る川崎がテンポの良い攻撃をかける。11分、ロングボールに都倉が競り勝ち、ボールを受けたテセが左サイドからクロスを入れるがボール前には合わず。逆に12分、草津のカウンター。裏を狙ったパスに奥山が抜け出し強烈なシュートを放つが、クロスバーに当たり難を逃れる。ピッチをワイドに使った攻撃で草津を揺さぶるフロンターレ。18分、森のスルーパスにテセが反応。右サイドからの折り返しを受けた大橋がGK前にスルーパス。都倉が飛び込むが、GKが飛び出しシュートを打てず。中盤でボールを回しながらスペースを作り、良い形で攻撃を繰り出すが、なかなかゴールを割ることができない。焦れた時間帯が続く。そんななかで迎えた31分、一瞬のスピードで奥山に最終ラインを破られワンチャンスで先制点を奪われてしまう。(0-1) フロンターレもすぐさま反撃。32分、原田が意表を突いたロングシュートを放つが、これは惜しくもクロスバー直撃。スピードやコンビネーションではフロンターレに分があるものの、フィニッシュのところで草津ディフェンスにつかまり、ゴールを奪うことができない。試合は草津の1点リードのまま前半を折り返した。
川崎フロンターレ監督:高畠 勉
※公式発表なし
ザスパ草津監督:木村 直樹(コーチ)
※公式発表なし
後半も運動量を生かして速い攻撃をかける草津。しかし、ここは冷静なディフェンスで立ち上がりの時間帯をしのぐ。フロンターレは従来の3バックから森のポジションを少し下げた4バック気味の布陣へとチェンジ。46分、ゴールに向かって左手前からのフリーキックのチャンス。ここで大橋がコースを狙ったシュートを放つが、惜しくもクロスバー直撃。49分、草津のカウンター。自陣でパスカットされてそのまま右サイドを破られ、クロスを岩田が落としてフリーにしてしまった藤本がシュート。しかしこれはゴール上に外れてことなきを得る。迎えた52分、左サイドから攻め込み、都倉からのボールをオーバーラップした原田が再び都倉へ。都倉がDFと競り合いながら折り返し、テセがゴール前で冷静にコース狙ってボールを流し込み同点に追いつく。(1-1) さらに勢いに乗ったフロンターレは53分、ハイボールを都倉が頭で前線のスペースへ。ここに西山が走り込み、浮かし球で相手DFをかわして右足でシュート。GKの足元を抜いて勝ち越し弾を決める。(2-1) この連続ゴールで試合の流れは一気にフロンターレへ。ゲームを支配しながら落ち着いてボールを回し、テセ、都倉のツインタワーを軸にしながら、チャンスと見ると2列目の西山、大橋が攻撃に絡んでいく。71分、大橋に代えて木村、テセに代えて久木野がピッチへ。なかなか良い形で攻撃を作れない草津。78分、ペナルティエリア前からのフリーキックを得るが、吉岡のシュートはGK相澤が好セーブでしのぐ。 その後も手堅く守りながら、チャンスとみると攻勢をかけるスタイルで試合を押し通して2-1でタイムアップ。90分間トータルの試合運びの巧さが光ったゲームだった。
ザスパ草津監督:
木村 直樹(コーチ)
※公式発表なし
── 試合を振り返って
個人的には全然動けなかった試合。前半は3-5-2の状態で中に凝縮していることでスペースがなくてすごくやりにくかったが、後半はボックスにすることによって、スペースが生まれて、相手のプレッシャーも少なくなって落ち着いてボールもおさまるようになって、簡単に前にはたいてゲームメークをすることができた。FWの仕事は第一にゴールに向うこと。今日の相手はサテライトということもあり、前を向かせてくれたが、そうはいかない相手もいる。とにかくゴールに向っていくことを心がけたい。昨日の新潟戦もメンバーから外れているので、今日は監督にアピールしたかった。内容はよくなかったが、点を取ったというのはよかった。去年は8試合で7得点。今年はもっともっとアピールして、トップの出場を増やしていけるようにしたい。
── 試合を振り返って
先制されたが、そこから頭を切り替えることが出来て、ゲーム内容もそこからガラッと変わった。トップ同様、立ち上がりとか、先制されてしまうのではなく、うまくゲームをコントロールするためには、先制点というのはすごく大事だなと感じた。タクとのコンビは高校時代からやっていることもあり、やりやすかった。今日の2人のポジション的に、僕らがボールを持ってるときはチームもいいリズムが出来る、2人が触れていないときは、チームもぎこちないという感じ。いい時間帯もあったし、次につなげたい。
── 試合を振り返って
天候も良かったこともあり、気持ちよくプレーできた。反省点としては失点のところのポジショニングはビデオでも振り返りたい。逆に今日はキックやフリーキックの場面の対応はよかったと思う。それも90分やってこそ出てきた課題と収穫。90分戦えたことはよかった。いつ出番が来てもいいように、しっかり準備をしておきたい。
── 試合を振り返って
入るときには思いきってやれと言われた。あまりボールに絡めなかったが、楽しんではやれた。試合に出れるように、1日1日を大切に、どんどんアピールしていきたいと思う。
── 試合を振り返って
サテライトでしたが等々力でデビューすることができた。入場するときにサポーターがタオルを回しているのを見て、すごく嬉しかった。相手は勢いのあるチームというのは分かっていたので、前半我慢すれば大丈夫だと思っていた。プレースキックはターゲットに大きい選手がいるので蹴りやすい。バーに当たったフリーキックはちょっとこすりが甘かったです。僕はいつでも準備をして出番を待つ立場。チームが勝てればそれでいいが、チャンスがあれば自分もトップチームの試合に出て勝利に貢献したい。
── 試合を振り返って
久しぶりの90分、ちょっとキツかった。個人的にビルドアップや展開も出来るようにという課題をもってやっている。相手が特別大きい選手ではなかったので、都倉くんやテセさんに当てるということがハッキリしていたのでやりやすかった。しっかりアピールしていきたい。
── 試合を振り返って
相手の3バックが前に出てきたので、自分が裏に出るよりもクサビになって2列目の選手を使った方が良いと思いながらプレーしていた。後半は4バックになって守備がやりやすくなったし、チームとしてやることがはっきりしたのでバランスよくプレーできた。2得点に絡むことができたが、2点目はニシくんの個人技のゴール。1点目はうまく周りを見てボールを出せたし、テセさんがよく決めてくれた。
── 試合を振り返って
大橋さんのポジションにそのまま入るように言われた。右のサイドハーフだったが、自分は縦に行く選手ではないので、中でどんどんプレーして、森さんに上がってもらうようにした。やっぱり状況判断と最後のフィニッシュが課題。決めたかった。
── 試合を振り返って
右足で決めることができた。それだけでも嬉しい。瞬間的に判断してDFをかわすことができた。前半は相手が3枚だったので守備に重点を置いていたが、後半は4-4-2のサイドハーフのような形になって攻撃に専念できたので楽しかった。
── 試合を振り返って
プロになって90分間出場したのは初めてだったが、普段通りにプレーできたと思う。でも失点してしまったので合格点は出せない。難しいことをせずにシンプルに自分ができることをやろうという気持ちで試合に入った。前半は相手がマンツーマンできたので、取られ方がまずいと攻められてしまう。後半は後ろが4枚になって1枚残る感じで相手のカウンターを防ぐポジショニングだったので、攻撃に出る形が良くなったんだと思う。自分はプロとしてはまだまだのレベル。試合に出してもらえるだけでもありがたい。もっと練習してレベルを上げたい。
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現在の試合状況:
試合終了
更新:07/06/12 13:05
前節終了時の累積警告
なし
今節の出場停止
なし
[総評]
相手の3トップに対して、うちは3バックと逆サイドのウインブバックもしぼって、変則の4バックという対応をしていた。うちがポゼッションをしていて、奪われ方が悪くて、そこのカウンターというかロングボールのセカンドボールの処理のところで、2回目のピンチで失点。後半は、攻撃はボールの動かし方、大橋が動いたところでトップをしっかりと経由してサポートを早くすること、守備は相手の3トップ気味の対応も、逆サイドをしっかりしぼって、ロングフィードに対する対応をしっかりとするように言っていた。3枚対3枚という形でもしっかり相手とマッチアップした時どういうふうに対応するか、いかに優勢にたてるか、うちのシステムの3-5-2で出来るようにして欲しい、凌いで守って欲しいなという思いもあったが、ぶが悪いなということで4-4-2という形にして、それをしっかり対応。2点すぐに取れて逆転勝ちを収めたという点はよかったと思います。結果論としては、4-4-2で対応できて逆転勝ちできたので、その辺順応してくれたのは評価できると思います。
[質疑応答]
── ルーキーの薗田選手について
高卒ルーキーということで、DFのポジション取りや、取った後の攻撃、ビルドアップのボールポゼッションだとか基本的なところを整理している段階。だいぶ理解していると思うが、まだちょっと整理ができきれていない面も見られた。今日に関しては、良いところと悪いところが両方出たかなと思います。ただ、90分通してみると3枚から4枚に変更したりしても、しっかりとゾーンで対応するのか、人に付くのかなど対応は出来ていた。応用力というか吸収力はあるなと思っています。
── サポーターへ
昨日トップが負けたので、是非とも勝ちたかった。勝点3を取れてよかったと思う。今後ともトップ、サテライトともによろしくお願いします。