ゲーム記録・速報
対戦内容
- ACL
- 2009シーズン
- 第4節
- vs.セントラルコースト・マリナーズFC
日時:2009年04月21日(火)19:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場
2009 ACL 第4節 vs.セントラルコースト・マリナーズFC:開催データ | |||||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
8,419人 | 雨、弱風 | 17.9℃ | 90% | 全面良芝、水含み | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
Dong Zheng | Al Marzouqi Fareed Ali Mohamed | Al Marzouqi Saleh Mohamed Abdulla Hassan | Al Humoudi Omar Sulaiman | Kullabut Nitipum | 大高 常勝 |
川崎フロンターレ[ホーム] | チーム | [アウェイ]セントラルコースト・マリナーズFC |
2 |
0 前半 0 |
1 |
関塚 隆 | 監督 | Lawrie Mckinna(マッキーナ) |
7 > 10 | 勝点 | 2 > 2 |
ジュニーニョ 46分 |
得点者 |
59分 Matthew Blake Simon(サイモン) |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
川島 永嗣 | 1 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 20 | Daniel Vukovic(ヴコヴィッチ) |
伊藤 宏樹 | 2 | 0 | 0 | 0 | DF | 0 | 0 | 0 | 4 | Predrag Bojic(ボイッチ) |
井川 祐輔 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | Andrew Charles Clark(クラーク) | |
寺田 周平 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 16 | Nigel Boogaard(ボーガード) | |
横山 知伸 | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | Alexander William Wilkinson(ウィルキンソン) | |
ヴィトール ジュニオール | 11 | 1 | 0 | 1 | MF | 0 | 0 | 0 | 2 | Andre Gumprecht(ガンプレヒト) |
中村 憲剛 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | John Paul HutchinsonJohn(ハッチンソン) | |
森 勇介 | 19 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 8 | Dean James HeffernanDean(ヘファーナン) | |
谷口 博之 | 29 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 17 | Matthew James Osman(オスマン) | |
鄭 大世 | 9 | 1 | 1 | 2 | FW | 3 | 2 | 1 | 19 | Matthew Blake Simon(サイモン) |
ジュニーニョ | 10 | 0 | 2 | 2 | 2 | 2 | 0 | 23 | Adam John Kwasnik(クワスニク) | |
GK/相澤 貴志 | 21 | SUB | 30 | GK/Andrew James Redmayne(レッドメイン) | ||||||
MF/山岸 智 | 8 | 6 | DF/David Frank D'ApuzzoDavid(ダプッゾ) | |||||||
MF/菊地 光将 | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | MF/Shane Huke(ヒューク) | |||
MF/登里 享平 | 23 | 0 | 0 | 5 | MF/Bradley Stephen Porter(ポーター) | |||||
FW/矢島 卓郎 | 15 | 1 | 1 | 10 | MF/Claudio Adrian Caceres(カセレス) | |||||
FW/久木野 聡 | 16 | 22 | MF/Nicola Antonio Rizzo(リッゾ) | |||||||
FW/レナチーニョ | 34 | 1 | 1 | 0 | 0 | 11 | FW/Dylan Jacob Macallister(マカリスター) |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
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左 直接FK 11 ↑ 中央 9 ヘディングS 相手GK 10 左足S |
10 | ジュニーニョ | 46 | 59 | Matthew Blake Simon(サイモン) | 19 | 中央 15 カット ~ ↑ 19 右足S |
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左 CK 14 ↑ 中央 クリア 29 ↑ 34 ヘディングS |
34 | レナチーニョ | 81 | |||||
[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
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11 ヴィトール ジュニオール | → | 34 レナチーニョ | 65 | 81 | 3 Shane Huke(ヒューク) | ← | 17 Matthew James Osman(オスマン) | |
9 鄭 大世 | → | 15 矢島 卓郎 | 79 | 81 | 5 Bradley Stephen Porter(ポーター) | ← | 4 Predrag Bojic(ボイッチ) | |
10 ジュニーニョ | → | 17 菊地 光将 | 88 | 84 | 11 Dylan Jacob Macallister(マカリスター) | ← | 15 Andrew Charles Clark(クラーク) |
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注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 |
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- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
日 程 | 対戦 | 会 場 | キックオフ | 入場者数 | 結果 |
2009年 4月21日(火) |
天津 vs 浦項 | 天津 | 20:00 | ──人 | 0 - 0 |
ACLグループリーグ第4戦、セントラルコースト・マリナーズ戦。アウェイではフロンターレが5-0で大勝したが、セントラルコーストのパワーとリーチを生かしたサッカーは侮れない。この試合で勝てばグループリーグ突破に大きく近づく大事な一戦。激しい雨が降る等々力陸上競技場。19:00キックオフ。
フロンターレのスターティングメンバーは、ジュニーニョとテセの2トップ、中盤右に中村、左にヴィトール、谷口と横山のダブルボランチ。伊藤-寺田-井川-森の最終ライン、GK川島。セントラルコーストは前回の対戦をふまえ、前線の枚数を減らして守備を固めてきた。コンパクトな布陣から裏のスペースを狙ってくるが、フロンターレも最終ラインを上げてオフサイドを取る。4分、フロンターレの攻撃。裏のスペースに抜けたヴィトールがドリブル突破を狙うが、DFにつかれてチャンスを広げられず。7分には、テセが頭すらしてヴィトールが右サイドからスルーパス。ジュニーニョが斜めに走り込むが、トラップが大きくシュートには持ち込めず。セントラルコーストはサイモンを起点に攻撃をしかけるが、寺田と井川の両ストッパーでターゲットマンを自由にプレーさせない。10分、フロンターレの攻撃。中盤でのボールカットからテセがドリブル。シュートを狙うが、うまくミートできず。前回の対戦とは打って変わり、前からプレッシャーをかけてカウンターを狙うセントラルコースト。中盤で不用意にボールを奪われると危ない。15分、セントラルコーストの攻撃。左サイドからのフリーキックのこぼれ球に詰められるが、ここは井川が体を張ってシュートブロック。17分、フロンターレの攻撃。丁寧にボールをつなぎ、中央のジュニーニョから左サイドのヴィトールへ。ヴィトールがドリブルをしかけてDFをかわすが、クロスは流れてゴール前に合わず。21分、セントラルコーストの攻撃。右サイドからアーリークロスを入れられ、ゴール前にサイモンとへファーマンが飛び込み混戦となるが、GK川島が一度はこぼしながらも後ろ向きでボールを止めてことなきを得る。
直後、フロンターレの攻撃。裏のスペースへのボールにジュニーニョとヴィトールが詰めるが、こちらもGKにキャッチされる。23分、フロンターレの攻撃。テセの裏へのボールから中村、森と右サイドから連続してクロスを入れるが、いずれもゴール前でクリアされる。サイドから効果的な崩しができている。あとは最後の精度だけだが、セントラルコーストも体を張ってゴール前ではね返してくる。その後は激しい肉弾戦となるが、ディフェンス陣がうまくラインコントロールをしてセントラルコーストの攻撃をかわす時間帯が続く。34分、フロンターレの攻撃。ヴィトールが左サイドを抜けてドリブル突破。しかし、最後のところで相手DFに止められる。36分には、ジュニーニョがスルーパスを入れるが、ファールでプレーを止められる。37分、中央からのフリーキック。ここで中村がサインプレーを狙うが、ジュニーニョとはタイミングが合わず。激しいボールへのチェックをかけてくるセントラルコースト。41分、フロンターレの攻撃。伊藤が裏のスペースへロングボール。ここに中村が走り込むが、わずかにタイミングが合わず。43分、自陣でプレッシャーをかけられルーズボールがゴール前へ。セントラルコーストのFWにボールが渡ってしまうが、伊藤がカバー。ピンチをしのぐ。ロスタイム、中央の中村から右サイドへ展開。ジュニーニョがクロス。ゴール前にヴィトールが飛び込むが、惜しくもヘディングシュートがうまくミートせず。フロンターレがサイドから攻撃の形を作れているものの、高い集中力とタイトなボールチェックで粘り強く守るセントラルコースト。不用意なプレーをするとパワーで押し切られてしまうだけに細心の注意が必要だ。0-0で前半を折り返した。
川崎フロンターレ監督:関塚 隆
厳しいゲームの中で自分達のサッカーをしっかりやることが大切。落ち着いて冷静にプレーしていこう。2ndボールのケアをしっかりと。サイドのDFの裏のスペースを効果的に使って。
セントラルコースト・マリナーズFC監督:Lawrie Mckinna(マッキーナ)
※公式発表なし
後半立ち上がり、フロンターレがチャンスをものにする。45分、左サイドからのフリーキック。ここでヴィトールのクロスにテセがヘッドで合わせ、GKがこぼしたところにジュニーニョが詰め、冷静にボールを流し込み、待望の先制点を挙げる。(1-0) セントラルコーストも反撃。47分、ロングボールをサイモンに頭ですらされるが、ここは井川が冷静にヘッドで戻し、GK川島がキャッチ。48分には右サイドから中央に切れ込んだクワスニクにグラウンダーのシュートを打たれるが、GK川島ががっちりキャッチ。51分、フロンターレの攻撃。中村が右サイドをドリブル突破。クロスをファーサイドで谷口が頭で折り返すが、惜しくもゴール前でクリアされる。このあたりから試合が動き出す。54分、セントラルコーストの攻撃。左サイドをパスワークで崩されるが、クロスはGK川島がワンハンドセーブ。ピンチをしのぐ。しかし58分、左サイドから斜めにボールを入れられ、スペースに入り込んだサイモンにシュートを決められて同点に追いつかれる。(1-1) やや動きが止まった時間帯をセントラルコーストに突かれてしまった。さらに61分、速いリスタート。右サイドからクロスを入れられ、へファーナンにヘディングシュートを打たれるが、これはゴール上に外れる。64分、ヴィトールに代えてレナチーニョがピッチへ。テセ、ジュニーニョ、レナチーニョの3トップ、トップ下に中村という布陣へシフト。65分、セントラルコーストの攻撃。一度ははね返すがボールを奪い返され、右サイドからのクロスをガンプレヒトにヘッドで合わされるが、このシュートはゴール右に外れる。危ない場面だった。68分にもセカンドボールを拾われ、ガンプレヒトに右サイドからクロスを入れられ、へファーナンが折り返し。しかし、このボールはゴール前に合わず、ことなきを得る。
73分には、フリーキックからクワスニクに直接シュートを狙われるが、ここはGK川島が落ち着いてキャッチ。セントラルコーストに圧力をかけられる時間帯が続く。76分、フロンターレの攻撃。GK川島のロングボールをテセが頭ですらし、ボールを受けたジュニーニョがDFをかわして左足で狙うが、シュートはゴール右に外れる。77分には、伊藤がヘディングで返して前線へ。左サイドのスペースにジュニーニョが抜け出すが、速いクロスはニアに走り込んだテセにわずかに合わず。78分、テセに代えて矢島がピッチへ。79分、伊藤からパスを受けたジュニーニョが左サイドを抜けるが、クロスはゴール前でクリアされる。81分、試合が動く。セントラルコーストが勝負をかけて2人をメンバーチェンジ。その直後のセットプレー、フロンターレの左コーナーキック。中村のキックはクリアされるが、右サイドでこぼれ球を拾った谷口が落ち着いてクロス。ゴール前でレナチーニョが頭で押し込み、勝ち越しゴールを決める。(2-1) 82分にも、ゴール前でセントラルコーストの攻勢をしのぎ、中村がロングボールを前線へ。スペースに抜けた矢島がペナルティエリアに入り込むが、惜しくもシュートには持ち込めず。前線の枚数を増やし、後ろを同数にしてリスクをかけた攻撃をかけるセントラルコースト。85分、リスタートの流れからマカリスターに右サイドを突破されるが、クロスは森がなかに絞ってクリア。ピンチをしのぐ。86分、フロンターレの攻撃。スローインの流れから伊藤が左サイドからクロス。ゴール前で矢島がダイビングヘッドで合わせるが、シュートは惜しくもゴール右に外れる。87分、相手のパワープレーに対し、ジュニーニョに代えて菊地を投入。セントラルコーストの反撃をしのいで2-1でタイムアップ。
同グループの浦項対天津がドローという結果に終わり、フロンターレのグループリーグ突破が確定。だが、トップで予選を通過しなければ、一発勝負のラウンド16をホームで戦うことができない。Jリーグと平行した戦いを少しでも有利に運ぶためにも、1位抜けを狙いたい。
セントラルコースト・マリナーズFC監督:
Lawrie Mckinna(マッキーナ)
今回の試合に大変失望しております。パフォーマンスに関しても選手の動きはあまりよくありませんでした。ゲームも、なかなかうちは特に後半25分以降はまったくダメで、CKが続く中でただただ守るだけになってしまいました。それはとても残念です。
── 試合を振り返って
アウェイとは違って難しい試合になったが、慌てずにホームでいいゲームができたと思う。雨で難しいピッチコンディションだったが、周りに助けてもらったし、最後のところで集中力を切らさずプレーできた。今日の目標は達成できたが、1位で抜けるためにまだ2試合残っているし、リーグ戦もあるので、気を抜かずにやっていきたい。
── 試合を振り返って
前回のアウェイでラインコントロールをしっかりしていたので、今日も意識した。オフサイドがとれていただけに、後半の1本が悔やまれるしもったいなかった。強い相手に自分がどうできるか見てみたいしそういう相手を完璧に抑えたい。まだ満足はしていません。
── 試合を振り返って
相手は球際で激しくきた。そのなかでチームとしてはイライラせず、落ち着いてプレーしていこうとしていた。ゴールはああいう場面ではいつもヘディングでシュートを打つか、こぼれ球を狙うようにしている。監督からも今日は雨で濡れているので、ボールがどこに転がるかわからないと言われていた。この前の大宮や今日の相手のようなディフェンスがしっかりしているチームには、サイドからの崩しが効果的。とくに後半になると相手も疲れてくるので、よりチャンスが広がる。本当にいい結果が出た。まだ残り2試合ある。今の形を続けていけるよう、練習していきたい。
── 試合を振り返って
ゴールを必要としていたときに先制できて良かった。後半立ち上がりすぐという時間帯も良かったと思う。Jリーグとは違う大会だし、彼らは自分たちのホームゲームでうまくプレーできなかったので、リベンジするという思いで激しくきた。でも、そういうゲームでも相手に押されずに自分たちが勝利することができた。
── 試合を振り返って
今日は何よりも勝点3を取れたのが一番でしょう。こっちは中2日でホーム連戦。むこうはアウェイだけどしっかり準備して臨んできた。同じ相手だけど全然違うチームだった。気合いが入っていた。ホームで5-0で負けているし、絶対にこういう展開になると思っていた。もともとサイズがあるし、そういう選手が90分間真剣に守ったらああなる。だから自分たちは丹念にボールを動かしてサイドへということを繰り返していた。流れのなかで得点することはできなかったが、セットプレーで2点取れた。こういう試合で切れずに勝ちきれたのは大きい。中2日での試合ということで、みんな体力的にきついのはしょうがない。とにかく勝てたことが一番。勝点3を取ることだけを考えてプレーした。次もしっかりと戦わなければならない。1位突破に向けて、取り組んでいきたい。次も続くし、1位で決めないと厳しくなる。次の天津戦が大事になってくると思う。今日も雨のなか、たくさんのサポーターの後押しがあった。ありがとうございました。感謝です。
── 試合を振り返って
前で起点になるように言われていた。同点だったので、勝ち越すようにも言われていた。結果的に、チームがああやって勝ち越せたのはよかった。最後のチャンスを決められればよかった。狙っていたが、宏樹さんがほしいところにボールをくれた。そういう意味では得点できそうなタイミングはあった。みんなとやっていく中で特徴をわかってくれてきていると思う。1位で突破できるよう、出た時にしっかり点を決めることができるように頑張りたい。
── 試合を振り返って
相手はなりふり構わずボールにきた。しかも体が強いので、少しのぶつかり合いでもかなりハードなコンタクトになる。セットプレーで得点できたが、失点もあったし、自分たちのペースに持ち込むためには、もうちょっとボールを保持していくことをしていかないと。個人的にはセカンドボールを拾うことを意識していたが、ボランチだけじゃなくてチーム全体で拾う意識を持たないとうまくいかないと思うので、そのあたりをチーム全員でやっていきたい。まあ、今日は勝てたのでうれしかったです。
── 試合を振り返って
個人的には今日は何もしていない。まあ試合に勝てたことが良かったというぐらい。
── 試合を振り返って
自分たちのサッカーをやって勝つことができた。次のリーグ戦の広島戦にもつながる試合だと思う。2点目のアシストはあそこでシュートという場面ではなかったので、落ち着いてクロスを入れることができた。粘りながらセットプレーで勝つ、こういう試合もいいと思う。とにかく勝てたので良かった。
── 試合を振り返って
今日はベンチから見ていて、厳しいゲームになると思っていた。ただ、必ずチャンスはあると思っていた。絶対に集中が欠ける一瞬があると思っていたので、相手のスキを突いてうまくDFの前に入り込むことができた。こういう大会はどのゲームも難しくなるが、ホームで勝つことは重要。アウェイでは自分たちのできる最大限のことをやって、結果がついてくればいいと思っている。途中から試合に入るときは、とにかく自分のできることを最大限にやること。そしてスタメンから出られるように結果を残していかなければならない。でも、監督も自分にチャンスを与えてくれているので、その期待にこたえたい。ヘディングは監督やコーチングスタッフ、ジュニーニョからもうまくなれと言われていたし、練習している結果、ヘディングでゴールができているんだと思う。ACLとJの違いはそんなにない。Jでももっと取りたい。これから取れるように頑張ります。
対戦内容
- J1リーグ
- 2009シーズン
- 第7節
- vs.サンフレッチェ広島
日時:2009年04月26日(日)13:00キックオフ 会場:広島ビッグアーチ
現在の試合状況:
試合終了
更新:09/04/28 15:33
前節終了時の累積警告
1枚 2/伊藤 宏樹
1枚 17/菊地 光将
今節の出場停止
なし
[総評]
雨の中、多くのサポーターに詰め掛けていただきまして、ありがとうございます。勝利をプレゼントできて、満足しています。試合のほうですが、セントラルコースト・マリナーズさんも今日は本当に勝たないと予選突破が苦しくなると。本当にタフな試合になるということで強い気持ちで試合に臨んできたと思います。またスカウティングの中でも前節は5-0と勝ちましたが、非常にいいチームで今日のようなタフな試合になるということは予想していた中で、選手はよく辛抱しながら勝ちにつなげてくれたと思います。彼らのスピーディーな、そしてパワフルなサッカーと、我々の機動力、スピードを生かしたサッカーと、というところで見ごたえのある試合ができたと思います。その中で勝利できたことに選手たちに感謝したいと思います。以上です。
[質疑応答]
── 後半早々に均衡が破れたんですが、ハーフタイムの指示と後半どのように進めようとしていたのか、教えていただければと思います。
最初の決定機は相手の19番のヘディングシュートがありましたが、我々も2度3度とサイドをえぐっていたがものにできていなかったと。前半はそういう試合展開だったと思います。また非常にハードにタイトに来ていて、いらいらさせられるような状況もあったので、ハーフタイムにとにかく勝利のために冷静に集中してピッチに入れと。45分でしっかりと勝とうと指示を出して、うまく先制点が取れてゲームはコントロールできたと思います。ただ、あの失点の場面は19番の動きの質のよさがありましたし、1点は致し方ないかなと。その中で自分たちのサッカーを最後までやろうとしてくれた選手たちの気持ちが勝利につながったと思います。
── 相手に対してオフサイドをよく取れていたと思いますが、トップで競られて落ちたボールに対して、拾われたときにサイドから押し込まれてピンチになるシーンが散見された。それについてどう対処していきたいとお考えでしょうか?
サッカーの試合の中で競ったセカンドボールをどっちが拾うかということは、どんなサッカースタイルであっても同じだと思います。我々も拾えればサイドに一度起点を作りながらできる。その辺はディフェンスライン、中盤の、そして前線のブロックと。この辺が大事になると思います。我々の高さのあるディフェンスが勝てる分、どうしてもセカンドボールをいかに拾うかというところはありますし、またディフェンスにはもうひと山越えるようなクリアの仕方が大事になるのかなと。大宮戦でも取って、ひとつ手前で落とされて、それが失点になっていますから体をつけられたときの、その辺のプレーの質を高めなければならないと思います。
── 2度目のACLでここまで順調に来ていますが、前回の経験が生きていると感じている部分は?
ベスト8まで負けなかったのに、準決勝まで進出できなかったという悔しさがチームとしてありますから、そういうのを一つ一つかみ締めながら戦っている姿というのはあります。それと、サッカーを落ち着いてできているのかなと思います。やはり2年前の試合よりも、そういう落ち着きというのを僕自身は選手に感じています。
── 欧州遠征帰りの新人の登里くんをベンチに入れていますが、その意図は?
試合展開の中ですが、彼のサイドアタックというところに魅力がある。それは今後も武器としていきたいと。帰ってきて向こうの内容を見ても好調だったのと、帰ってきて非常にサイドのえぐりが武器になっていた。特に今日はオーストラリア、マリナーズさんの高いプレーヤーに対して使いどころがあるのかなと、いう意味でメンバーの方に加えました。