ゲーム記録・速報
対戦内容
- ACL
- 2009シーズン
- 第6節
- vs.浦項スティーラーズ
日時:2009年05月19日(火)19:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場
2009 ACL 第6節 vs.浦項スティーラーズ:開催データ | |||||
---|---|---|---|---|---|
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
13,633人 | 曇、弱風 | 20.9℃ | 50% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
Chuang Chin Fan(チャン チンファン) | Abdullah Dor Mohammad Balideh(アブドゥラ バリデー) | Anaz Hakan(ハカン アナズ) | Mohd Kamil Bin Tumin(モハメド トゥミン) | Liu Kwok Man(リュウ クォクマン) | 大高 常勝 |
川崎フロンターレ[ホーム] | チーム | [アウェイ]浦項スティーラーズ |
0 |
0 前半 1 |
2 |
関塚 隆 | 監督 | Sergio Farias(セルジオ ファリアス) |
10 > 10 | 勝点 | 9 > 12 |
得点者 |
12分 No Byung Jun(ノ ビョンジュン) |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
川島 永嗣 | 1 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 1 | Shin Hwa Yong(シン ファヨン) |
伊藤 宏樹 | 2 | 0 | 0 | 0 | DF | 0 | 0 | 0 | 3 | Kim Kwang Suk(キム グァンソク) |
井川 祐輔 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 32 | Kim Hyung Il(キム ヒョンイル) | |
横山 知伸 | 18 | 0 | 0 | 0 | ||||||
山岸 智 | 8 | 0 | 0 | MF | 1 | 0 | 1 | 2 | Choi Hyojin(チェ ヒョジン) | |
ヴィトール ジュニオール | 11 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | Kim Tae Su(キム テス) | |
中村 憲剛 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | Kim Jae Sung(キム ジェソン) | |
菊地 光将 | 17 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 16 | Kim Jung Kyum(キム ジョンギョム) | |
谷口 博之 | 29 | 0 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 20 | Shin Hyung Min(シン ヒョンミン) | |
鄭 大世 | 9 | 2 | 2 | 4 | FW | 0 | 0 | 0 | 9 | Ristik Stevica(ステボ) |
ジュニーニョ | 10 | 1 | 1 | 2 | 3 | 3 | 0 | 10 | Denilson Martins Nascimento(デニウソン) | |
4 | 1 | 3 | 22 | No Byung Jun(ノ ビョンジュン) | ||||||
GK/相澤 貴志 | 21 | SUB | 21 | GK/Song Dong Jin(ソン ドンジン) | ||||||
DF/薗田 淳 | 5 | 24 | DF/Hwang Jae Won(ファン ジェウォン) | |||||||
MF/田坂 祐介 | 6 | 0 | 0 | 6 | MF/Kim Gi Dong(キム ギドン) | |||||
MF/木村 祐志 | 22 | 0 | 0 | 8 | MF/Hwang Jin Sung(ファン ジンソン) | |||||
FW/黒津 勝 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 13 | FW/Cho Han Bum(チョ ハンボム) | |||
FW/久木野 聡 | 16 | 18 | FW/Namkung Do(ナムグン ド) | |||||||
FW/レナチーニョ | 34 | 1 | 1 | 0 | 0 | 23 | FW/Ryu Chang Hyun(リュ チャンヒョン) |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | No Byung Jun(ノ ビョンジュン) | 22 | 中央 直接FK 22 右足S |
|||||
72 | Denilson Martins Nascimento(デニウソン) | 10 | 左 22 → 23 → 中央 22 → 10 右足S |
|||||
[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8 山岸 智 | → | 34 レナチーニョ | 46 | 64 | 23 Ryu Chang Hyun(リュ チャンヒョン) | ← | 9 Ristik Stevica(ステボ) | |
11 ヴィトール ジュニオール | → | 22 木村 祐志 | 81 | 88 | 6 Kim Gi Dong(キム ギドン) | ← | 10 Denilson Martins Nascimento(デニウソン) | |
9 鄭 大世 | → | 7 黒津 勝 | 83 | 89 | 13 Cho Han Bum(チョ ハンボム) | ← | 22 No Byung Jun(ノ ビョンジュン) |
|
注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
日 程 | 対戦 | 会 場 | キックオフ | 入場者数 | 結果 |
2009年 5月19日(火) |
セントラルコースト vs 天津 | Central Coast Mariners Stadium | 20:00 | ──人 | 0 - 1 |
ACLグループリーグ最終戦。浦項スティーラーズとのホームゲーム。すでに予選突破を決めているフロンターレだが、この試合に勝利するか引き分けるかで1位通過が決まる大事な試合だ。陽の落ちた等々力陸上競技場。19:00キックオフ。
フロンターレのスターティングメンバーは、ジュニーニョとテセの2トップ、中盤右に中村、左にヴィトール、谷口と横山のダブルボランチ、伊藤-菊地-井川-山岸の最終ライン、GK川島。立ち上がり4分、ペナルティエリア前でファールをとられ、危ない位置からの浦項のフリーキック。シン・ヒョンミンが直接狙ったボールが壁に当たり、右サイドにこぼれたボールをチェ・ヒョジンがシュート。しかし、これはゴール右に外れ、ことなきを得る。6分、フロンターレの攻撃。リスタートの流れから右サイドに流れたジュニーニョがグラウンダーのクロスを入れるが、GKにセーブされる。7分、浦項の攻撃。ステボにドリブルを許しミドルシュートを打たれ、ブロックしたこぼれ球がゴール前に入るが、山岸が戻り後ろ向きでクリア。立ち上がりから勢いのある攻撃をかけてくる浦項。9分、右サイドを突破されてクロスを入れられるが、ゴール前で山岸がカバー。しかし10分、立ち上がりと同じパターンでファールをとられ、再びペナルティエリア前で浦項にフリーキックをとられる。ここでノ・ビョンジュンに直接ゴールを決められ、序盤に先制点を奪われてしまう。(0-1) 12分、ミスパスを拾ってカウンターを狙うフロンターレだが、フィニッシュにつなげられず逆にカウンターを浴びる。しかし、ノ・ビョンジュンのシュートはディフェンス陣がブロック。14分にも浦項にショートコーナーから押し込まれるが、ここもしのぐ。15分、フロンターレの攻撃。横山からのボールを受けた谷口が右サイドを抜けて切り返し、クロス。フリーのヴィトールが右足で狙うが、シュートは惜しくも枠をとらえられず。
じょじょにフロンターレもリズムをつかみはじめるものの、浦項のディフェンスに捕まりカウンターを受ける。24分、浦項の攻撃。フロンターレ陣内に押し込まれ左サイドからノ・ビョンジュンにクロスを入れられるが、ゴール前で菊地戻りながらクリア。危ないシーンだった。27分、フロンターレの攻撃。GK川島のロングキックをテセがトラップ。反転しながら左足でシュートを狙うが、惜しくも枠をとらえきれず。29分には伊藤のスルーパスにジュニーニョが抜け出すが、左サイドからのクロスはDFにブロックされる。さらに30分、ヴィトールの左サイドからのコーナーキックに伊藤がヘッドで合わせるが、うまくミートできずGKがキャッチ。33分、浦項が左サイドから崩しをかけるが、クロスは菊地がカット。34分、フロンターレの攻撃。ヴィトールの裏のスペースへのボールに中村が抜け出すが、GKに飛び出されフィニッシュに持ち込めず。36分、ロングボールにテセが競り勝つが、ここはファールで止められる。40分、ボールをつなぎセカンドボールを拾って押し込み、ジュニーニョのスルーパスに抜け出たテセがシュートを放つが、GKの好セーブに阻まれゴールならず。浦項の堅い守りを崩しきれない。ロスタイム、浦項にカウンター受けてシュートまで持ち込まれるが、枠を外れてことなきを得る。序盤に同じような位置でセットプレーを与え、先制点を許してしまった。JリーグとACLの基準の違いを流れのなかで合わせていかなければならない。浦項のフィジカルを生かしたサッカーに手こずり、前半を0-1のビハインドで折り返した。
川崎フロンターレ監督:関塚 隆
しっかりボールをつないでいけばリズムが生まれる。落ち着いてサッカーをしていこう。コンパクトに2ndボールをしっかり拾っていこう。自信を持って見方を信じて、自分達のサッカーをしていこう。
浦項スティーラーズ監督:Sergio Farias(セルジオ ファリアス)
※公式発表なし
ハーフタイムのロッカールーム。「頭を整理して、後半も落ち着いて戦っていこう。ホームだぞ。残り45分、しっかり戦っていけ!」と関塚監督。まだ45分ある、みんなで声を出していこう!」と井川も声をかける。後半、山岸に代えてレナチーニョがピッチへ。中村が中盤センターに下がり、横山が最終ラインへ。完全にマッチアップの形になる。46分、浦項のコーナーキックはゴール前の混戦のなかクリアするが、セカンドボールを拾われ右サイドからクロス。しかし、ここは横山がクリア。47分、フロンターレのカウンター。レナチーニョがドリブルで持ち込むが、あと一歩というところでフィニッシュに持ち込めず。後半立ち上がりからタテに速い攻防が繰り広げられる。49分、中村からボールを受けたレナチーニョがスルーパスを狙うが、惜しくもジュニーニョには渡らず。50分、ルーズボールをテセが競り合い、こぼれたところにジュニーニョが詰めるが、左足でのシュートはジャストミートせずGK正面。さらにヴィトールが右サイドでドリブルをしかけてクロスを入れるが、惜しくもGKにキャッチされる。さらに51分、中村からパスを受けたレナチーニョが右サイドを抜けてクロスにテセが合わせるが、DFに詰められシュートは打てず。53分、フロンターレのカウンター。ジュニーニョからボールを受けた中村がスルーパス。右サイドに抜けたレナチーニョが折り返しゴール前で混戦となるが、テセのシュートは惜しくも枠に飛ばず。55分、レナチーニョ、中村、ヴィトールのコンビネーションプレーから中央突破を狙うが、シュートには持ち込めずGKがキャッチ。オープンな展開となりフロンターレが攻勢をかけるが、ゴールを奪うことができない。58分、浦項の攻撃をしのいで反撃。中村のスルーパスに抜け出た谷口が右サイドからクロスを入れるが、ゴール前には合わず。
59分には、ジュニーニョがヘッドで流したボールに谷口が走り込みダイレクトで狙うが、ミドルシュートはうまくミートできず。61分、浦項のカウンター。ステボにゴール前に突進されるが、横山が体をつけてGK川島がキャッチ。62分、フロンターレの攻撃。ジュニーニョが左サイドへ展開。ボールを受けたヴィトールが切り返して右足で狙うが、このシュートはDFにブロックされる。65分、浦項の攻撃。右サイドから崩しをかけられ危険なクロスが入るが、これはオフサイド。激しい攻防が続く。71分、フロンターレのセットプレー。ヴィトールの右コーナーキックに菊地が高い打点のヘッドで合わせるが、GKに触られシュートならず。すると自陣から攻撃にかかったところでボールを奪い返され浦項にカウンターを受け、ノ・ビョンジュンのスルーパスに走り込んだデニウソンにGK川島の股下を抜くシュートを決められ、2失点目を喫する。(0-2) チャンス自体はフロンターレが多いものの、浦項にうまく守られカウンターを受ける展開が続く。80分、ヴィトールに代えて木村がピッチへ。直後のプレー、リスタートからジュニーニョ右サイドから折り返しを入れるが、惜しくもゴール前でクリアされる。さらにコーナーキックからセカンドボールを拾い、木村からボールを受けた右サイドの井川がクロスを入れるがゴール前には合わず。81分、テセに代えて黒津を投入。84分、浦項の攻撃。GKのロングキック一発からデニウソンに抜け出されるが、GK川島の好セーブでしのぐ。88分、シン・ヒョンミンが2枚目のイエローカードで退場となるが、最後まで浦項のディフェンスを崩しきれず0-2でタイムアップ。
ホームで痛い黒星。浦項に勝点で逆転され、フロンターレは2位でグループリーグを終了。6月24日(水)に行われるラウンド16の対戦相手はG大阪に決まった。次戦はアウェイでの一発勝負。早くも日本のチームとの対戦となった。
浦項スティーラーズ監督:
Sergio Farias(セルジオ ファリアス)
両チームが予選の突破が確定している状態で今日はどのチームが1位になるか、2位になるかという試合の中で、攻撃的な試合になるだろうと予想していて、その準備をしてきました。フロンターレのCBの選手が負傷と累積で試合に出られないという事で、浦項として攻撃の選手を3人並べて今日は効果的な攻撃ができたんじゃないかなと思っています。フロンターレの中村憲剛選手と、ヴィトール ジュニオール選手がキーマンだと思っていて、そこの二人を機能させないようにしていればいい試合ができると思っていました。両チームとも攻撃的ないい試合だったと思ったんですが、私たち浦項のチームの戦術が今日の結果につながったと思っています。1-0で前半をリードした状態で終えて、後半からフロンターレが攻撃的に出てくるんじゃないかと思っていました。そこでカウンターの攻撃で効果的に攻撃ができたんじゃないかなと思っています。
── 試合を振り返って
同じところでファウルが2回。ACLではよくあるし経験していること。ACLはJリーグとは違う基準がある。そこを考えてプレーしていかないと、えてしてこういう試合になってしまう。うちも監督が言うように引き分け狙いはしていない。立ち上がりが大事だと。前回も同じように蹴ってきて、セカンドボールを取られるというところは反省。まずは1点を取ろうと。そうすればセーフティーにやるというプランはあった。チャンスはあったが、2点目をカウンターで取られて。相手はマンツーマンで球際を強くきた。それで蹴ったところのルーズボールを拾うというのを徹底していた。うちにもチャンスがあったし、そこで決めきれるかどうかだった。こういう展開でどう流れを引き寄せられるかが、自分たちがやっていかなければいけないことだと思う。
── 試合を振り返って
残念。悔しい。FKは厳しめではあったが、でも1回目で取られていて、そういう取り方をするのは選手は判断しないと。天津の時もそうだけど、日本と基準が違っている。そこは気をつけなければと思っていた。立ち上がりの20分はむこうも勢いで出てきていた。予想はついていたが、その20分で失点してしまったのは残念だった。相手は勝たないとダメで、そういう中で笛の見極めは必要だった。後半は攻めないとならなかった。相手の22番と10番はいたが、そこをケアしながら攻めたかった。レナチーニョがキープしてくれたし、リズムは作れたが失点したのが残念だった。むこうは勝つしかない。気迫はあったが、うちは後半にエンジンがかかってきた。先に点を取られたのが厳しかった。ガンバとは遅かれ早かれ、どこかでやる事になる。勝たなければならない状況は変わらないし、やるだけ。
── 試合を振り返って
みんなが見ての通り、韓国のチームはJとは違うスタイルがある。メンタルの部分は言いたくないし、認めたくない。自分も気持ちが入っていたし。ゲーム自体は、ルーズボールを拾われて自分たちのリズムを出せなかった。先制されてしまったが、慌ててはいなかった。1点入れば盛り返せると思っていた。前半の決定機、あそこで自分が決めなきゃダメ。
── 試合を振り返って
彼らが望むような結果になった。先制されて彼らは守りきるということに徹することができた。確かに最初はマークが厳しかったが、徐々に相手が後ろにポジションをとりはじめて難しいゲームになってしまった。自分たちもしっかりとゲームに入ったが、望む結果につながらなかった。でも、ここで終わりじゃない。顔を上げていかないと。まだACLは残っている。次はアウェイでG大阪と戦うことが決まった。コンディションをしっかり整えて、いい結果を出せるようにしていきたい。
── 試合を振り返って
たくさんチャンスがあって、あとはゴールを決めるのみという試合だった。でも、数少ないチャンスをものにした相手チームの勝利という結果が出てしまった。前回の対戦ではACL最初のアウェイということで強い気持ちで戦うことができていた。もし今日の敗戦の原因があるとしたら、もちろんそういうつもりはないが、ホームで逆に安心感みたいなものが生まれてしまったことかもしれない。難しい試合だった。
── 試合を振り返って
1位通過を狙っていたが、2位という結果。これが現実。受け止めるしかない。でも、ここで止まっているわけにはいかない。次に進んでいくしかない。前半の立ち上がりに同じファールをしてしまい、先制されてしまった。先制点が大事だと思っていた。後半チャンスがたくさんあったが、決めきれなかった。切り替えていくしかない。G大阪に相手が決まった。アウェイの一発勝負。とにかく勝ち上がるしかない。
── 試合を振り返って
プレスが早く、その中でプレーができていなかった。一つ一つのフィジカルの能力は高かった。巧さはそんなでもない。あたりの強さは感じていた。スピードはそれほどでもなかったが、判断ミスとかもあって、流れを変えられなかった。途中3~4本のボールがつながる中で、チャンスになっていたが、そういう場面を多く作れなかった。 ディフェンスに入ったら、裏を一発で狙われないように気をつけていた。ここでACLが終わったわけではない。まだチャンスはあるので頑張りたい。
── 試合を振り返って
相手は気にしてなかった。いい感じで攻めていたが、取られ方が悪かった。2点目を取られて流れが悪くなった。 監督からはヴィトールのところに入れと言われた。みんな疲れていたので、この前みたいに走った。CKの場面は、もうひと山超えるボールを蹴るイメージだった。結果を出したかった。ガンバ戦、別にどことやっても強いですし、最初にやるのか、後のほうでやるのかの違いでしかない。最初は固かったが、だんだんリズムが作れてきてやれるかとも思った。ただ、最後までうまく収まらなかった。もっとサイドを使ったり、動きを起こしたりする必要があるのかもしれない。
── 試合を振り返って
相手は戦い方が徹底されていた。セカンドボールを拾えず、自分たちのリズムが出なかった。こちらが決めきれずに悪い時間帯に2失点目。どうしてこうなってしまったのかは映像を見直してみないと。ただ、どのポジションでも競り合いに勝てなかった。特別当たりが強いという感じではなかったが。
── 試合を振り返って
監督からはサイドで動きを出してくれという指示を受けた。入って最初の15分、何度かいい形でチャンスを迎えられた。あとは決めきるというところだったが、逆にカウンターで2失点目を浴びてしまった。そこでチームとしての力が落ちてしまったのかなと。個人的にはいい入り方ができたしひっくり返せると思ったが。サポーターも最後までものすごく応援してくれて自分たちに力を与えてくれていた。自分たちのいつもの攻撃性が欠けていた。相手もプレスをうまくかけていたと思う。韓国はどのチームもああいうスタイルを持っている。自分たちの注意力が足りていなかったのかも知れない。点を取るにはチャンスの数が必要。後半の30分くらいまでは自分たちが取れそうなリズムがあった。それで取れなかったのが残念。
対戦内容
- J1リーグ
- 2009シーズン
- 第13節
- vs.FC東京
日時:2009年05月24日(日)14:00キックオフ 会場:味の素スタジアム
現在の試合状況:
試合終了
更新:09/05/21 15:24
前節終了時の累積警告
1枚 2/伊藤 宏樹
1枚 4/井川 祐輔
1枚 17/菊地 光将
今節の出場停止
停止 19/森 勇介
[総評]
非常に残念な結果です。多くのサポーターが最後まで我々の勝利を後押しして頂いたんですが、ホームでやっぱり勝てずにそして連敗と。非常に残念です。グループとしても2位という事で、これで勝ち上がるためにガンバさんとアウェイで戦うという事になって残念です。内容ですが、一戦目戦っても、それから浦項さんの試合を見ても、立ち上がりの20分というのは非常にテンポの速いサッカーをやってくるので、ここを何とか凌ごうという事で入ったんですが、やはり同じようなファールでゴール前で2回同じようなところでFKをとられたら、国際ゲームの中では一発は決められてしまうのかなと。そこが試合のポイントだったんじゃないかなと思います。後半は攻撃的な選手を入れて同点を狙いにいったんですが、立ち上がりの15~20分でチャンスを作っていたんですが、そこが決めきれず、またイージーなミスから追加点を取られてしまったと。その後は集中力が切れてしまったのかなという試合でした。しかし今いる選手の中で、選手は最後までよく戦ってくれたと思いますし、これで終わったわけではない。国内のリーグ、そしてACLと一つ一つまた修正して戦って行きたいと思います。以上です。
[質疑応答]
── 思わぬ連敗で1位通過ができず2位になりましたが、その要因について教えてください。
ディフェンスラインでの、この前のレッズ戦で二人負傷者が出たり、今日も森が出場停止だったり、やっぱりその中ではよく戦ってくれたと思います。僕もやるべき事はやったと思いますし、ただ、それが結果に結びつかなかったという事で、天津での試合での経験を次に生かしていくしかないと。それは肌で感じたものは選手も我々も多くのものがあると思いますから、それを次につなげていくという事だと思いますし、内容というか、グループで相手が狙ってきたところでどうだったのかという事は、もう一度ビデオ等見ながらそこはしっかりとやって行きたいと。ただ、全体の流れの中では立ち上がりの20分を過ぎればゴール前でしっかりと中盤でも収まるところは収められていたので、そこから決定的なチャンスも作れていましたし、やはり後半のところでも作れている。狙いとするところはしっかりとやれていたと思いますので、全体的なところではそういう意味では今のメンバーでも戦えていたと思うんですね。ただ、やはり細かいところ、試合のそういう勝ちに持っていく流れ。まだそういうところが我々の経験不足が出ているのかなと思います。これはリーグ戦でもそうなんですが、立ち上がりのつまらないところで失点があったと。この前、ジュビロ戦で初めてその辺を凌ぎながらゲームを支配できていたのですが、まだこのあたりが私たちの力と言いますか形になっていないと。そういうところが僕の一番の印象ですね。
── 前半、あのフォーメーションで入ったのはなぜだったのでしょうか?
組織でチームでやるべき事を理解できているメンバーでスタートしているという事です。それだけ戦術的に個人の能力だけでなく、チームでの約束事が理解できていなければ、スタートからは行けないと思います。
── そうすると前半同点だったり、リードしたりしていれば、そのままいったんでしょうか?
相手の出方と、どこでスイッチを入れるのかという。入れなければならない状態になるのか、というところだと思います。