ゲーム記録・速報
対戦内容
- 天皇杯
- 2009シーズン
- 3回戦
- vs.カターレ富山
日時:2009年11月11日(水)19:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場
2009 天皇杯 3回戦 vs.カターレ富山:開催データ | |||||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
4,014人 | 雨、弱風 | 16.6℃ | 86% | 全面良芝、水含み | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
福島 廣樹 | 岡田 正義 | 佐藤 秀明 | 中井 恒 | 江田 修一 | 大高 常勝 |
川崎フロンターレ[ホーム] | チーム | [アウェイ]カターレ富山 |
3 |
1 前半 1 |
1 |
関塚 隆 | 監督 | 楚輪 博 |
─ > ─ | 勝点 | ─ > ─ |
黒津 勝 29分 |
得点者 |
44分 川崎 健太郎 |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
杉山 力裕 | 28 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 1 | 中川 雄二 |
井川 祐輔 | 4 | 0 | 0 | 0 | DF | 1 | 1 | 0 | 19 | 西野 誠 |
寺田 周平 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 濵野 勇気 | |
伊藤 宏樹 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 金 明輝 | |
村上 和弘 | 26 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 26 | 中田 洋平 | |
田坂 祐介 | 6 | 1 | 0 | 1 | MF | 1 | 0 | 1 | 25 | 野嶋 良 |
横山 知伸 | 18 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 | 長山 一也 | |
木村 祐志 | 22 | 2 | 4 | 6 | 1 | 1 | 0 | 17 | 木本 敬介 | |
2 | 0 | 2 | 14 | 川崎 健太郎 | ||||||
鄭 大世 | 9 | 2 | 0 | 2 | FW | 1 | 0 | 1 | 15 | 石田 英之 |
黒津 勝 | 7 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 11 | 永冨 裕也 | |
レナチーニョ | 34 | 3 | 2 | 5 | ||||||
GK/相澤 貴志 | 21 | SUB | 31 | GK/橋田 聡司 | ||||||
DF/菊地 光将 | 17 | 28 | DF/江崎 一仁 | |||||||
MF/谷口 博之 | 29 | 0 | 0 | 2 | DF/足助 翔 | |||||
MF/山岸 智 | 8 | 29 | MF/菅野 将太 | |||||||
FW/登里 享平 | 23 | 0 | 0 | 0 | 0 | 16 | MF/景山 健司 | |||
FW/杉浦 恭平 | 24 | 0 | 0 | 20 | MF/今井 大悟 | |||||
FW/矢島 卓郎 | 15 | 1 | 1 | 0 | 0 | 30 | FW/桜井 正人 |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
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左 22 ↑ 相手FP こぼれ球 22 インターセプト ↑ 中央 7 ワンタッチプレー 左足S |
7 | 黒津 勝 | 29 | 44 | 川崎 健太郎 | 14 | 中央 5 → 17 → こぼれ球 17 インターセプト ~ → 中央 14 ~ 左足S |
|
中央 13 → 6 → 中央 7 ~ こぼれ球 中央 22 右足S |
22 | 木村 祐志 | 70 | |||||
中央 18 → 左 34 ~ → 中央 22 → 7 スルー 15 2タッチ以上 左足S |
15 | 矢島 卓郎 | 78 | |||||
[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
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9 鄭 大世 | → | 15 矢島 卓郎 | 75 | 75 | 30 桜井 正人 | ← | 11 永冨 裕也 | |
34 レナチーニョ | → | 29 谷口 博之 | 78 | 80 | 20 今井 大悟 | ← | 15 石田 英之 | |
7 黒津 勝 | → | 23 登里 享平 | 83 | 83 | 16 景山 健司 | ← | 14 川崎 健太郎 |
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注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 |
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- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
日 程 | 対戦 | 会 場 | キックオフ | 入場者数 | 結果 |
2009年 10月31日(土) |
鹿島 vs 福岡 | カシマ | 13:00 | 4,610人 | 3 - 0 |
神戸 vs 柏 | ホムスタ | 13:00 | 3,256人 | 1 - 0 | |
G大阪 vs 福岡大 | 万博 | 13:00 | 3,459人 | 6 - 1 | |
山雅 vs 岐阜 | 秋田陸 | 13:00 | 560人 | 1 - 4 | |
磐田 vs 鹿体大 | ヤマハ | 13:00 | 2,358人 | 3 - 1 | |
山形 vs 明治大 | NDスタ | 13:00 | 2,870人 | 0 - 3 | |
清水 vs 札幌 | アウスタ | 13:00 | 5,101人 | 2 - 0 | |
京都 vs 甲府 | 西京極 | 13:00 | 2,812人 | 1 - 2 | |
広島 vs 鳥栖 | コカ広島ス | 15:00 | 4,003人 | 2 - 3 | |
大宮 vs 仙台 | NACK | 15:00 | 5,489人 | 1 - 2 | |
新潟 vs 横浜C | 東北電ス | 15:00 | 7,733人 | 3 - 1 | |
2009年 11月01日(日) |
大分 vs 千葉 | 九石ド | 13:00 | 5,010人 | 2 - 3 |
横浜FM vs 福島U | 日産ス | 15:00 | 5,499人 | 4 - 1 | |
名古屋 vs ロック | 瑞穂陸 | 15:00 | 2,807人 | 2 - 0 | |
2009年 11月11日(水) |
F東京 vs 草津 | 長崎県 | 19:04 | 1,684人 | 3 - 2 |
試合終了後に掲載天皇杯3回戦、J2カターレ富山とのゲーム。リーグ千葉戦から中2日。今回は代表招集や負傷により主力メンバーが数名抜けたなかでの戦いだが、チームの総力を結集してひとつひとつ勝ち上がっていかなければならない。雨模様の等々力陸上競技場。19:00キックオフ。
フロンターレのスターティングメンバーは、最前線にテセ、右に黒津、左にレナチーニョ、トップ下に木村。田坂と横山のダブルボランチ。村上-伊藤-寺田-井川の最終ライン。GK杉山。雨の降りしきるピッチコンディション。立ち上がりはボールが落ち着かない展開が続く。2分、テセのポストプレーから木村が切り返し左サイドからミドルシュートを放つが、これはGK正面。3分、村上が左サイドからドリブルをしかけてクロス。黒津がヘッドで合わせるが、シュートはうまくミートせず。8分にも、テセのポストプレーからレナチーニョが左に回り込み、左足でミドルシュートを放つがGKにキャッチされる。10分、富山の攻撃。左サイドから崩しをかけられ川崎にミドルシュートを打たれるが、ボールはゴール上に外れる。12分、フロンターレの攻撃。中央から右サイドへと展開。井川が強引にドリブルをしかけ、こぼれ球を拾った黒津がシュートを狙うが、DFにブロックされる。さらに13分、木村の左コーナーキックをファーサイドで寺田が戻し、クリアボールのこぼれ球を拾った田坂がミドルシュートを放つが、これもDFにブロックされる。球離れの早いシンプルな攻撃からフロンターレがリズムをつかむが、ゴール前で富山ディフェンスにはね返される展開が続く。22分、右サイドからのフリーキック。木村のキックからゴール前で混戦となり、こぼれ球に反応したテセが至近距離からシュートを放つが、惜しくもGKのセーブに阻まれる。24分、自陣から田坂がロングボールを右サイド裏のスペースへ。ここに走り込んだ黒津が粘って折り返し。テセがスルーし、背後の木村が左サイドへ。ここに走り込んだレナチーニョが右足でシュートを狙うが、このプレーもGKの好セーブに阻まれる。単発の攻撃の富山に対し、フロンターレが細かくパスをつないで押し込んでいく。
迎えた29分、中盤でのパスワークから左サイドへ展開。ルーズボールを田坂と木村で奪い返し、木村が左サイドから折り返し。このボールを黒津が胸トラップで抜け出し、左足でシュートを決めてフロンターレが先制点を奪う。(1-0) 33分、フロンターレの攻撃。寺田の縦パスをテセがワンタッチで前線のスペースへ。ここに走り込んだ木村が抜け出し右サイドからシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーに当たって外れる。さらに38分、中央でパスをつないでテセからボールを受けた黒津が右サイドから折り返し。こぼれ球に反応した村上が左足を振り抜くが、このシュートは惜しくもDFにブロックされる。39分、左サイドからのコーナーキック。木村からのボールを伊藤がニアで頭を合わせるが、このシュートはGK正面。40分、自陣からのクサビのボールをテセが粘ってキープ。左サイドへ展開し、レナチーニョがドリブルから切れ込みミドルシュートを放つが、惜しくもGKの好セーブに阻まれる。41分にもバイタルエリアの前で細かくパスをつなぎ、最後は田坂がコースを狙ったミドルシュートを放つが、このボールは惜しくも枠を外れる。42分、富山の攻撃。ロングボールからの2トップの絡みから前に圧力をかけられ、野嶋にミドルシュートを打たれるが、このボールはゴール左に外れる。43分、フロンターレの攻撃。相手陣内でボールを奪い返して黒津が右サイドへ。パスを受けたレナチーニョがシュート性の鋭いクロスを入れるが、惜しくもGKにセーブされる。このまま1点リードで前半を終えるかと思われたロスタイム、ロングボールからセカンドボールも拾われ、川崎に右サイドからDFの隙間を抜くループシュートを決められ、富山に同点に追いつかれる。(1-1) 試合はフロンターレのペース。サイドからの崩し、シンプルな攻撃はできている。だが、前半終了間際に一発を決められてしまった。前半を1-1で折り返した。
川崎フロンターレ監督:関塚 隆
自分たちのやるべき事をしっかりやっていくように。サッカーの精度をあげていこう。立ち上がりから集中してゲームに入っていこう。
カターレ富山監督:楚輪 博
攻撃で早くアプローチした時に周りももっと連動しよう。DFは当たりを強く。勝負を仕掛けてプレッシャーをかけて。もっと気持ちを出して。
ハーフタイムのロッカールーム。「自分達のやるべき事をしっかりやっていこう。あと45分、立ち上がりからしっかり戦っていけ!」と関塚監督。立ち上がりから富山が前に出てくるが、ディフェンス陣が落ち着いて対応。49分、フロンターレの攻撃。左サイドへと展開し、レナチーニョのスルーパスに走り込んだ村上が左サイドから折り返し。ニアにテセが飛び込むが、惜しくもGKとDFにカバーされる。富山が前に出てきたことにより、中盤にスペースできるようになる。55分、井川が攻撃に上がり、テセへのクサビから戻したボールをレナチーニョが左足で狙うが、このシュートはDFに当たって外れる。56分、左サイドからのコーナーキック。木村からのボールはクリアされるが、こぼれ球に反応した村上が抑えのきいたミドルシュートを放つが、ゴール右に外れる。57分、富山の攻撃。右サイドバックの上がりから崩しをかけられ押し込まれるが、ゴール前ではね返す。その後も互角の流れが続くが、じょじょにフロンターレがゲームを支配。63分、フロンターレの攻撃。ボールを奪い返してカウンターへ。ルーズボールが右サイドのスペースに出たところを黒津が追いつき、ペナルティーエリア内に侵入。DFと交錯して倒れるが、このプレーは黒津のシミュレーションとの判定。65分、ペナルティーエリア前からのフリーキック。木村が直接シュートを狙うが、ゴール上に外れる。さらに67分、左サイドでのコンビネーションから木村、田坂とつながり、最後はレナチーニョがグラウンダーのミドルシュートを放つが、惜しくもGKにセーブされる。
迎えた70分、黒津が中盤からドリブル突破を狙い、こぼれたボールに走り込んだ木村がGKのポジションを見ながら見事なループシュートを決め、フロンターレが勝ち越しゴールを挙げる。(2-1) 73分、フロンターレの攻撃。GK杉山のロングボールをテセが競り合い、こぼれたボールに反応した木村がグラウンダーのミドルシュートを放つが、GKにセーブされる。75分、富山の攻撃。コーナーキックからゴール前で混戦となり、川崎にシュートを打たれるがディフェンス陣がブロック。ここでテセに代わって矢島がピッチへ。すると78分、左サイドからレナチーニョが突破を狙い、同じく左サイドの木村がDFに挟まれながら折り返し。ゴール間でボールを受けた矢島が中央から左に回り込みながら左足を振り抜き、グラウンダーのシュートを決める。(3-1) 78分、レナチーニョに代えて谷口が入り、田坂が2列目へ。82分、木村の浮かし球を谷口がヘッドで折り返し、田坂がバイシクルシュートを狙うが、その手前でクリアされる。83分、黒津に代わり登里がピッチに入り、登里が左サイドへ。84分、その登里が左サイドから抜け出しGKの頭上を抜くクロス。ファーサイドに田坂が走り込むが、ヘディングシュートは惜しくもゴール右に外れる。86分、矢島がドリブルをしかけて右サイドの田坂がグラウンダーのシュートを放つが、GKにキャッチされる。87分、富山の攻撃。右サイドバックのオーバーラップから崩しをかけられるが、ディフェンス陣が体を張ってブロック。その後も前がかりになって前に圧力をかけてくる富山の反撃をしのぎ、3-1でタイムアップ。
雨という難しいコンディションのなか、しっかりとボールを走らせながら攻撃を重ね、粘る富山の挑戦を退けた。次戦は11月15日の日曜日、天皇杯4回戦。相手はナビスコカップでも対戦している横浜FM。次回もフルメンバーとはいかないが、チーム一丸となって一段一段、階段を上っていかなければならない。
カターレ富山監督:
楚輪 博
お疲れ様でした。前半という事にかけては、本当にうちの選手が良く戦ってくれたなと。ただゲームの運びというところでは、リトリートというか自分達のハーフコートに入っていってディフェンスをしようと。その中ではしっかりディフェンスが出来ていて、その中で取ったボールをまた相手に献上するということで数的不利になる事が多かったなと。後半の方はもう少し高めにというか、いつも通り相手コートまで上がっていこうと。前半は1-0を1-1にしたので、素晴らしく、川崎健太郎のシュートも良かったです。後半は積極的にいこうということで、自分達の力を精一杯出して戦ったと思います。まだまだ連動性という部分では攻撃、ディフェンスというところの最初のファーストアプローチのところでもっと強く当たれたら、もう少し何とか出来たのかなと。ちょっと最初は委縮したのかなと。逆に後半はしっかりやれていたので、戦術の部分で出ていった部分のリスクというのは確かにあるのでしょうが、天皇杯という部分では1-1で延長0-0でPK合戦というか、そういう予想ではあったのですが、だがJ1の首位から1点を取れたことをリーグ戦の残り3試合に生かしたいと思います。
── 試合を振り返って
ボランチでヨコとコンビを組んで、ボールを動かすことを意識していた。ボールを走らせることができていたし、チームとしていい形で攻撃を作ることができていたと思う。ただ、前半終了間際に1本でやられてしまったのは反省点。自分も失点に絡んでいたし、もう少し球際のところでしっかりプレーしなければいけなかった。攻撃自体はうまくいっていたので、後半も続けていけばチャンスになると思っていた。ボランチがボールをたくさん触らないとゲームを支配できないので、受けてさばくプレーを心がけていた。今回はある程度、納得のいくプレーができた。でも、J1のチームが相手のときも同じようにできるかどうか。次が大事だと思う。
── 試合を振り返って
ひさびさの先発だったが、いつでも出られるようコンディションを整えて準備していた。先制点が大事だと思っていたが、運良く自分のところにボールが回ってきた。誰でもいいから先に点を取りたかった。ただ、最初はボールを持つ時間が長くて判断も遅かった。囲まれる場面も多かった。セカンドボールも拾えなかった。そこは反省している。時間がたつにつれて相手のテンポに慣れてきて、コンビネーションを使えるようになった。最初から厳しい試合になると思っていたが、一発勝負は結果が大事。最終的に勝ちに持っていけたのは良かった。
── 試合を振り返って
疲れました。まだまだ自分のプレーイメージと違うところがある。もっとできるようにならなければ。コンディションあげていきたい。ただ、久々に90分やれたのは収穫。富山の攻撃は勢いに乗っている時間帯は脅威だった。ボールを奪ってから前に出てくる勢いを感じていたので、切り替えの部分で気をつけてプレーしていた。天皇杯は一発勝負なので結果が大事。勝ててホッとしている。
── 試合を振り返って
怪我が治って練習試合もできてない状態だったので、短い時間だったが疲れた。体がまだ重かったので練習からコンディションをあげていきたい。ゴールはちょうどいいボールが来た。あの場面までボールに触ってなかったのでファーストタッチだった。クロさんがスルーしたと思うが、いいイメージで取れた。相手ディフェンスもかなり集中していて難しい試合だったが、後半は少しずつスペースができていて、わりと自由にできた。ゴールはよかったが、最後の時間帯でもっと追い掛けたり運動量を多くしたかった。これからリーグ戦、天皇杯と大事な試合が続くのでみんなで力をあわせて最後少しでも貢献したい。
── サポーターへ
移籍してきて怪我でなかなか出られずシーズンの半分もプレーできてないけど、出られない間も横断幕を出してくれたり、今日も温かく迎えてもらいありがとうございます。これから期待に応えるプレーを出していきたいと思うので応援よろしくお願いします。
── 試合を振り返って
チームの勝利が第一だが、ゴールを決めることができたのは正直うれしい。でも、前半に何本かチャンスがあった。あそこで決めていればもう少し楽に試合を運べたと思う。ゴールシーンはクロさんがドリブルをしかけてごちゃごちゃとしたところで、自分の前にボールがこぼれてきた。GKが前に出てきていたので、感覚的なものでシュートを打った。イメージどおりにうまく決めることができた。その後、すぐにヤジさんもゴールを決めてくれたので、かなり楽になった。今日は両親がスタジアムに試合を観に来ていたので、その前でゴールを決めてチームが勝てたのでうれしい。今年はチャンスをもらっているし、結果を出していかなきゃいけない。リーグの千葉戦からいい流れになっていると思うし、このまま続けていきたい。
── 試合を振り返って
前半終了間際に失点してしまったのは反省点。あそこは自分も声をかけてはっきり指示を出すべきだった。あの場面は見直して修正していかないと。試合を通して見れば自分の仕事はあまり多くなかったが、雨のピッチということで神経は使った。失点してしまったが、その後はディフェンス陣全体で集中してプレーすることができていたと思う。すぐに次の4回戦がある。マリノスはナビスコカップで対戦しているので、相手のイメージはある。一発勝負を勝ち抜いていけるように、1日1日しっかりと準備をしておきたい。チームとしてリーグ戦、天皇杯とチャンスがある。どん欲にチャレンジしていきたい。
対戦内容
- 天皇杯
- 2009シーズン
- 4回戦
- vs.横浜F・マリノス
日時:2009年11月15日(日)15:00キックオフ 会場:日産スタジアム
現在の試合状況:
試合終了
更新:09/12/06 12:46
前節終了時の累積警告
なし
今節の出場停止
なし
[総評]
雨の中、サポーターの皆様に勝利をプレゼント出来て良かったなと思います。試合の方ですが、富山さんの情報が少ない中で、こういう一発勝負、しかも千葉戦で負傷した選手が出てきて、メンバーを少しいじらなくてはいけない状況の中で、そして雨の中でスリッピーな状況の中でスタートする事になりました。そういった中で代わりに入った選手が、中でボールをうまく動かしながらやってくれました。富山さんはプレッシャーをかけながらカウンターを狙ってくるチームということで、いかにボールを動かしながらフィニッシュにいけるかということでした。前半に5度ほどセットプレーを含めてチャンスがあったが、相手GKの好セーブもあって前半を1点しか奪うことができなかった。前半あのまま1-0で終わってくれればよかったのですが、またセカンドボールからの失点ということで、我々の悪いところが出てしまった。そういう意味で、後半もう一回相手も勢いに乗って来るところなので、いかにそれを抑えながら点を取るかというところでした。なかなか追加点が入らず、メンバーを少し交代しようとした矢先に木村がうまく決めてくれたと。それでだいぶ皆が落ち着いて自分たちのサッカーをやれたのかなと思います。天皇杯は一発勝負で勝ち抜いていくことが大事ですし、我々はどちらかというと一発勝負にもう一つ勝ちきれない、勝ち上がれないところがあるので、そういう課題を持ちながら、天皇杯で一つ一つ、チームとしてトライしていきたいと思います。
[質疑応答]
── 怪我人が出た時に控えに回っている選手が活躍することは大きいと思いますが、公式戦初ゴールを決めた木村選手の評価について教えてください。
彼の良さであるキックの精度、パスワークなどを前半から出してくれたと思います。後半になってちょっと疲れてきて代えようかなと思っていた時に点を取ってくれました。
── ナビスコカップもそうですが、控え選手達の底上げを監督は今季手ごたえを感じているかと思いますが、今日の試合をふまえていかがですか?
今日はどちらかと言うと、4-2-3-1というか4-3-3という形で、相手の両サイドバックが非常に手ごわかったので、そこを抑えながらということで、この布陣でやりました。今シーズンの当初もこの形でスタートして、試合出場の少なかった選手達が、一年を通して成長してくれているなと。それが今シーズンの過密日程の中で、ここまでチームを支えてくれていると思います。今日出た選手達が、本当にレベルアップしてくれたおかげだと思っています。僕自身もしっかりとできる選手達だと確信しています。