ゲーム記録・速報
対戦内容
- 天皇杯
- 2009シーズン
- 4回戦
- vs.横浜F・マリノス
日時:2009年11月15日(日)15:00キックオフ 会場:日産スタジアム
2009 天皇杯 4回戦 vs.横浜F・マリノス:開催データ | |||||
---|---|---|---|---|---|
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
10,120人 | 晴、中風 | 21.8℃ | 35% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
田中 佳孝 | 野田 祐樹 | 二俣 敏明 | 金田 大吉 | 大川 直也 | 白倉 常夫 |
川崎フロンターレ[アウェイ] | チーム | [ホーム]横浜F・マリノス |
2 |
1 前半 0 |
1 |
関塚 隆 | 監督 | 木村 浩吉 |
─ > ─ | 勝点 | ─ > ─ |
ジュニーニョ 32分 |
得点者 |
57分 山瀬 功治 |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
杉山 力裕 | 28 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 21 | 飯倉 大樹 |
井川 祐輔 | 4 | 0 | 0 | 0 | DF | 0 | 0 | 0 | 5 | 田中 裕介 |
菊地 光将 | 17 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 7 | 栗原 勇蔵 | |
伊藤 宏樹 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 15 | 金 根煥 | |
村上 和弘 | 26 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 13 | 小宮山 尊信 | |
横山 知伸 | 18 | 0 | 0 | 0 | MF | 2 | 1 | 1 | 6 | 河合 竜二 |
谷口 博之 | 29 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 3 | 松田 直樹 | |
田坂 祐介 | 6 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 0 | 30 | 小椋 祥平 | |
4 | 3 | 1 | 14 | 狩野 健太 | ||||||
鄭 大世 | 9 | 1 | 2 | 3 | FW | 4 | 1 | 3 | 9 | 渡邉 千真 |
ジュニーニョ | 10 | 2 | 1 | 3 | 1 | 1 | 11 | 坂田 大輔 | ||
レナチーニョ | 34 | 2 | 1 | 3 | ||||||
GK/相澤 貴志 | 21 | SUB | 1 | GK/榎本 哲也 | ||||||
DF/寺田 周平 | 13 | 0 | 0 | 35 | DF/天野 貴史 | |||||
MF/山岸 智 | 8 | 23 | DF/田代 真一 | |||||||
MF/木村 祐志 | 22 | 0 | 0 | 0 | 0 | 29 | MF/長谷川 アーリアジャスール | |||
FW/登里 享平 | 23 | 18 | MF/清水 範久 | |||||||
FW/黒津 勝 | 7 | 0 | 0 | 17 | MF/兵藤 慎剛 | |||||
FW/矢島 卓郎 | 15 | 1 | 1 | 3 | 2 | 1 | 10 | MF/山瀬 功治 |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
左CK 6 ↑ 中央 2 ヘディング ↑ 10 ワンタッチプレー 右足S |
10 | ジュニーニョ | 32 | 57 | 山瀬 功治 | 10 | 左 13 ヘディング ↑ 左 3 ↑ 左 10 ~ 中央 ~ 左足S |
|
右 相手FP → インターセプト 34 ~ 中央 → 15 2タッチ以上 左足S |
15 | 矢島 卓郎 | 85 | |||||
[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
29 谷口 博之 | → | 22 木村 祐志 | 74 | 39 | 10 山瀬 功治 | ← | 11 坂田 大輔 | |
9 鄭 大世 | → | 15 矢島 卓郎 | 81 | 80 | 29 長谷川 アーリアジャスール | ← | 3 松田 直樹 | |
34 レナチーニョ | → | 13 寺田 周平 | 89 | 86 | 17 兵藤 慎剛 | ← | 6 河合 竜二 |
|
注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
日 程 | 対戦 | 会 場 | キックオフ | 入場者数 | 結果 |
2009年 11月14日(土) |
清水 vs 甲府 | とりスタ | 13:03 | 3,288人 | 3 - 0 |
鳥栖 vs G大阪 | 広島ビ | 13:01 | 2,045人 | 1 - 3 | |
鹿島 vs 神戸 | カシマ | 15:04 | 4,033人 | 2 - 1 | |
2009年 11月15日(日) |
F東京 vs 仙台 | 丸亀 | 13:00 | 4,504人 | 0 - 3 |
明治大 vs 新潟 | NDスタ | 13:03 | 3,313人 | 1 - 3 | |
岐阜 vs 千葉 | 熊谷陸 | 13:00 | 3,569人 | 1 - 0 | |
名古屋 vs 磐田 | 瑞穂陸 | 15:01 | 6,091人 | 3 - 1 |
天皇杯4回戦、横浜FMとのゲーム。横浜FMとの対戦は今季5度目だが、今夏はトーナメントの一発勝負。目の前の試合に全力を尽くし、ひとつひとつ勝ち上がっていかなければならない。雲ひとつない晴天の日産スタジアム。15:04キックオフ。
フロンターレのスターティングメンバーは、ジュニーニョとテセの2トップ。中盤右にレナチーニョ、左に田坂。横山と谷口のダブルボランチ。村上-伊藤-菊地-井川の最終ライン。GK杉山。立ち上がり数十秒、横浜FMの攻撃。セカンドを拾われ河合にミドルシュートを打たれるが、DFに当たりGK杉山がキャッチ。2分、フロンターレの攻撃。横山のサイドチェンジのボールを受けた田坂が左サイドからクロスを狙うが、DFにブロックされる。5分、横浜FMのカウンターを止め、村上のロングボールをテセが競り合い、ルーズボールを拾って戻し、ジュニーニョがミドルシュートを狙うが、これはゴール右に外れる。6分、横浜FMの攻撃。タテパス一本から抜け出した渡邉に右サイドからシュートを打たれるが、GK杉山がセーブ。7分にもコーナーキックのセカンドボールを拾われ押し込まれるが、ディフェンス陣がしのぐ。裏へのロングボールを狙う横浜FM。速いテンポのパス回しでリズムを作るフロンターレ。序盤から激しい攻防が続く。13分、フロンターレの攻撃。コーナーキックのこぼれ球を拾った村上がミドルシュートを放つが、これは大きく枠を外れる。15分、横浜FMの攻撃。GKのロングボールからパスをつながれ、渡邉にドリブル突破を狙われるが、ここは伊藤がカバー。その後は中盤での主導権争いが続く。21分、横浜FMの攻撃。ロングボールを坂田が落とし、渡邉に左足を振り抜かれるが、ディフェンス陣がコースに入りブロック。22分、フロンターレの攻撃。カウンターからジュニーニョがドリブル。シュートブロックされたボールをレナチーニョが拾い左足でシュートを放つが、これは枠をとらえきれず。さらに23分、セカンドボールを拾って細かくパスつなぎ、右サイドの田坂が粘って折り返しを入れるが、惜しくもゴール前には合わず。その後も一進一退の攻防が続く。
28分、フロンターレの攻撃。ジュニーニョが右サイドへ展開。裏のスペースに走り込んだレナチーニョがマイナスのボールを送り、ここに井川が走り込むが、惜しくもシュートに持ち込めず。29分、テセのポストプレーからジュニーニョへ。再びパスを受けたテセが右サイドからミドルシュートを狙うが、これは大きく外れる。31分、横浜FMの攻撃。セカンドボールを拾われ、渡邉からパスを受けた坂田に中央からミドルシュートを打たれるが、大きく上外れる。迎えた32分、フロンターレの左サイドからのコーナーキック。ここで田坂のキックをニアで伊藤が頭ですらし、ファーサイドでの混戦からジュニーニョが押し込、フロンターレが先制点を挙げる。(1-0) 36分、横浜FMの攻撃。パスをつながれ右サイド田中のクロスがゴールに直接向かうが、GK杉山が落ち着いてキャッチ。さらに左サイドのスペースに抜けた松田に深い位置からゴール前へと迫られるが、GK杉山がシュートをセーブ。さらに37分、コーナーキックから混戦となり、ゴール前で連続シュートを打たれるが、ゴール前でディフェンス陣が体を張ってブロック。ピンチをしのぐ。40分、フロンターレの攻撃。自陣でボールを奪ってパスをつなぎ、左サイドのジュニーニョがサイドチェンジ。このボールを井川が落として田坂が右サイドからミドルシュートを放つが、ゴール上に外れる。42分、横浜FMの攻撃。セカンドボールを拾われ右サイドから山瀬にミドルシュートを打たれるが、GK杉山ががっちりキャッチ。44分、GK杉山のロングボールを田坂が受け、右サイドのジュニーニョがドリブルからクロス。ファーサイドのレナチーニョがヘッドで合わせるが、このシュートはゴール左に外れる。立ち上がりから速いテンポで試合が進むが、フロンターレがセットプレーから先制。1-0で前半を折り返した。
川崎フロンターレ監督:関塚 隆
選手の距離感を意識してプレーしていこう。相手のメンバーチェンジしてからのシステムを考えてプレーしていこう。サイドを効果的に使って攻撃していこう。
横浜F・マリノス監督:木村 浩吉
失点は仕方ない。流れは悪くないので切り替えよう。DFの裏を狙うボールはもう少しサイドを狙うこと。早めにサイドをかえよう。
ハーフタイムのロッカールーム。「まだ終わってないぞ。あと45分、しっかりやっていこう!」と関塚監督。「声をかけ合い、みんなで協力してやっていこう!」と村上。「立ち上がりから集中してゲームに入っていこう」と伊藤も声をかける。45分、横浜FMの攻撃。ロングボールからつながれ、山瀬からボールを受けた小椋に左サイドからミドルシュートを打たれ、DFに当たってコースが変わるが、このボールはゴール右に外れる。さらに46分、リスタートの流れから山瀬にミドルシュートを打たれるが、このボールはゴール右に外れる。47分にもゴール前に迫られ、ショートコーナーからゴール前で混戦となるが、GK杉山が落ち着いてキャッチ。後半立ち上がりから横浜FMに押し込まれる時間帯が続く。50分、セカンドボールを拾われ小椋にミドルシュートを打たれるが、ディフェンス陣がブロック。51分、さらにパスをつながれ、最後は狩野にシュートを打たれるが、GK杉山ががっちりとキャッチ。直後にフロンターレが反撃。テセがポストプレーから左サイドで粘り、左サイドの田坂がコースを狙ったシュートを放つが、惜しくもゴール右に外れる。53分、横浜FMの攻撃。狩野にスルーパスを狙われるが、GK杉山が飛び出しキャッチ。直後にフロンターレが反撃。右サイドのレナチーニョからパスを受けた田坂が中央からダイレクトでスルーパス。ジュニーニョが走り込むが、GKに飛び出されてクリアされる。56分、GK杉山のロングボールをテセが競り合い、レナチーニョが左足でミドルシュートを狙うが、惜しくもゴール右に外れる。迎えた57分、横浜FMの攻撃。松田の裏へのロングパスに抜け出した山瀬が、左サイドからドリブル突破。ひとりでゴール前に持ち込まれてシュートを決められ、横浜FMに同点に追いつかれる。(1-1) 62分、フロンターレの攻撃。横山がドリブルでセンターから右サイドに回り込みクロス。こぼれ球に反応した村上が左足で強烈なミドルシュートを放つが、惜しくもゴール右に外れる。64分、横浜FMの攻撃。リスタートの流れから左サイドの山瀬に深い位置からクロスを入れられるが、GK杉山が横っ飛びでキャッチ。
66分、フロンターレの攻撃。GK杉山のロングボールをテセが競り合い、谷口が裏のスペースを狙うが、走り込んだレナチーニョにはタイミングが合わず。70分を過ぎたあたりから布陣が間延びし、中盤にスペースができてくる。70分、ボールの奪い合いから横浜FMにカウンターを浴び、山瀬の左サイドから折り返しを入れられるが、ゴール前の選手には合わず。ことなきを得る。72分、フロンターレの攻撃。自陣からパスをつないでカウンターへ。ジュニーニョがシュートに持ち込むが、うまくミートせずGKにキャッチされる。74分、谷口に代えて木村がピッチに入り、田坂がボランチ。3トップへとシフト。75分、木村を起点にボールをつなぎ、ジュニーニョがペナルティエリアに入るが、DFに挟み込まれる。いい形で押し込むものの、なかなかフィニッシュに持ち込むことができない。80分、テセがドリブルをしかけてミドルシュートを放つが、ゴール上に外れる。81分、横浜FMの攻撃。右サイドの田中のドリブルから押し込まれ、左サイドに展開されて小宮山がクロス。狩野にヘッドで合わされるが、GK杉山がキャッチ。試合は白熱した展開に。82分、テセに代えて矢島がピッチへ。83分、フロンターレの攻撃。木村の右サイドからの折り返しからゴール前に押し込むが、崩しきることができず。直後に横浜FMが反撃。スルーパスに長谷川がフリーで抜け出すが、GK杉山が飛び出しクリア。迎えた85分、相手陣内でレナチーニョがボールカット。右サイドからパスを受けた矢島がドリブルから左足を振り抜き、見事なミドルシュートを決めて勝ち越し点を挙げる。(2-1) 88分、横浜FMの攻撃。前に圧力をかけられて押し込まれ、左サイドの小宮山からアーリークロス。栗原にヘッドで合わされるが、シュートはゴール左に外れてことなきを得る。ロスタイムにも横浜FMにパワープレーをかけられ、ロングスローから金にシュートを打たれるが、このボールはゴール左に外れる。2-1でタイムアップ。
どちらに転んでもおかしくない流れのなか、相手の一瞬のスキを見逃さず矢島のゴールで勝ち越し。天皇杯準々決勝(12月12日[土]、対ベガルタ仙台)へとコマを進めた。
横浜F・マリノス監督:
木村 浩吉
リーグ中断の中、代表選手がいないところで天皇杯の4回戦だったのですが、こういうトーナメントで非常に大事なのは先制されるときついよと。先制点が非常に大事だということでした。今日、通常だったら長谷川アーリアを使うところですけれども、小椋を先発させて、守備的ではないのですが彼が中盤で入ることで守備のファーストディフェンダーがはっきりするので彼を使って先制するまで我慢をしようと。流れはそんなに悪くはなかったと思うのですが、もう1つ言っていたのは、J1同士の拮抗したゲームの時にはリスタートとミスをしたほうが負けると。逆に自分達のリスタートの時はチャンスだし、逆に相手のリスタートは集中しなければいけないし、あるいは相手のミスを突いていこうという話をしたのですが、案の定、コーナーから失点と。後半、選手達は非常にモチベーション高く、ハーフタイムでも自分達で修正をしあっていたのでこれはいけるかなと思っていたのですが、前半途中で坂田のアクシデントがあり、ここのところ彼は調子良かったので、彼のスピードを活かしてフロンターレのディフェンスラインの裏をどんどん突いていこうということで、立ち上がりも裏を取れていたし、良かったので非常にもったいなかったなと思います。ただ交代した山瀬がドリブルから個人技で1点取って追いついて、その後にいい時間帯もあったが、ミスから勝ち越し点を奪われた。1-1の時間が長かったので、交代のタイミングをどうしようかなというのもあったのですが、もうちょっと早く兵藤とか、長谷川アーリアとかを使えていれば良かったかなと思いますけど、こういうゲーム、なかなか交代するのは難しいですね。ただ去年、準決勝まで行けた天皇杯。今年で私は指揮を取らないという事を発表して、選手にも1試合でも多くこのチームで戦っていきたいよねと。指揮が取れなくても目標であるACLに来季、行かしてやりたいのですごく大事なので行こうよと。選手達はすごくモチベーションを高くこのゲームに臨んでくれたと思っています。今年、ベスト16で終わってしまったのはすごく残念だし、なんとか一つでも上に行きたかったですけど、これが勝負の性というのでしょうか。ホントにサポーターも最後まで応援してくれましたし、選手も誰一人としてあきらめている選手もいませんでした。最後のクナンと勇蔵があがったのは僕の指示ではなくて、彼らがホントに勝ちたいという意思でした。最後に兵藤を入れてボランチでという指示だったのですが、このような彼らの判断は、すごく評価してあげたい。内容は悪くなかったが、追いつくことが出来なかった。先に先制していたり、1-1から先に勝ち越せていれば、勝てたゲームだったのかなと思います。終始内容的には悪いゲームではないし、選手のモチベーションを下げないように、残りのリーグ戦を3試合、今年1年やってきた集大成としていいゲームで締めくくりたいと思います。非常に残念です。応援してくれたサポーターにホントに申し訳ないと思っています。
── 試合を振り返って
タフな試合だったが、こういう展開をものにできたのはチームとしての成長だと思う。マリノスはロングボールがひとつのストロングポイントだし、セカンドボールを拾われて苦しい時間帯もあったが、そこをしのぐことができた。うちは中3日で体力的に難しい部分もあったが、勝ちきることができた。天皇杯はもう一回決勝に行くんだという思いがある。今日の勝利でリーグ戦にもいい雰囲気で臨めると思う。
── 試合を振り返って
3回戦もそうだが、今回も代表組がいなくてチャンスが回ってきたので、頑張ってチームに貢献しようと思っていた。セカンドボールを拾えなくて押し込まれた時間帯があったのは課題。ロングボールへの対応で最終ラインとボランチだけじゃなくて、2列目の自分や前の選手が連動してポジションをとれば改善できたと思う。今日はヤジさん様々です。個人的には90分間フルでやれて楽しかった。コーナーキックはニアを狙うというのをタニやヒロキさんと話していた。狙いどおり。ヒロキさんがうまくあわせてくれたし、ジュニーニョもつめたくれた。うまく決まった。狙い通り。流れのなかではあまり無理をせずに周りをシンプルに使っていこうと意識していた。
── 試合を振り返って
ゲームに入る前から難しい戦いになることはわかっていた。そのなかで、自分たちの力を出せたので勝つことができたと思う。得点はいいポジションにいたと思う。こぼれ球を拾おうと思っていた。たぶん頭で触ったのは宏樹だと思うが、自分のところにこぼれてきた。あのシーンの前にも何本かコーナーキックがあった。最初はニアポストに走り込む動きをしていたが、あそこはファーポストに流れていった。相手はまたニアに走り込むと思っていたと思うが、自分はそのままファーに残っていたので、相手のマークを外せたんじゃないかと思う。後半、マリノスが立ち上がりからプレスをかけて前に来る、点をとりにくるというのはわかっていた。そこで自分たちのスタイル。パスをうまくつないでいくことをしっかりやろうと。しっかりした準備をして、うまくしのげたからこそ後半最後にあのようにゴールができたと思う。2つのタイトルを獲るチャンスは自分たちにある。リーグも天皇杯も謙虚な気持ちを持って、今までやってきた通りのプレーを続けて目標に向けて頑張りたい。
── サポーターへ
今日もたくさんのサポーターが自分たちを応援、後押ししてくれた。本当に感謝している。今日の勝利も、サポーターのみんなへ感謝の気持ちをこめてプレゼントしたいと思う。
── 試合を振り返って
前半からマリノスが激しくきていてテンポも速かったので、その勢いに飲まれないようにピッチに入った。残りが10分ぐらいで延長戦もあったが、90分のうちに決めたいと思っていた。ミドルシュートはあまり打たないが、ちょうど一昨日の練習後、森さんやイガさんと一緒にシュート練習ををしていたので、いい感覚が残っていた。レナからボールを受けて前に持ち出したら前が空いていた。ミートだけを心がけてシュートを打った。勝てて良かった。天皇杯の次の対戦相手は仙台だが、J1昇格を決めているチームだし、簡単な試合にはならないと思う。怪我でずっと休んでいたので、最後ぐらいはしっかり頑張りたい。個人的には前線で起点になるプレーや競り合いという部分ではまだまだ。動くとすぐに疲れてしまうし、もっとコンディションを上げていかないと。
── 試合を振り返って
勝てて良かった。相手が前半から裏に走ってきていた。ロングボールが多くて疲れた。オフサイドをとろうかとも思ったが、抜けられると怖いのでついていってカバーすることに専念した。1失点したのは悔しい。でも、チームが勝てたのが何より。
── 試合を振り返って
うちが先制点を取れたが、追いつかれて攻め手がなくて中、中、という形になっていた。監督からは外から攻撃をしかけていけという指示だった。とにかく勝てて良かった。チームの勝利が一番。今日は目の前でヤジさんのスーパーゴールも見ることができた。あれはすごかった。相手GKがまったく手が届いてなかった。今日の勝利を勢いに変えて、リーグ戦につなげていけたらいいと思う。
── 試合を振り返って
守りきった。それ以上にFW陣がしっかり入れてくれたことに感謝したい。マリノスとは5度目の対戦。選手層が厚く、個々の力がしっかりしている。戦術もしっかりしている。まず自分がしっかり声を出してディフェンス陣をひっぱろうと思っていた。崩される場面は少なかったと思う。一発勝負なので、先に点を取りたいと話していた。同点に追いつかれたあとも慌てることなくプレーできた。今年は試合経験を重ねて落ち着いてできている。何より結果を出せたのが嬉しい。今日は高校時代の1つ上の先輩である狩野さんとここでやれることが楽しみだった。一緒のピッチに立てて嬉しかった。
── サポーターへ
いい形で来ているので1つ1つ勝っていきたい。大事な試合が続く、これからも応援よろしくお願いします。
── 試合を振り返って
途中から入ってきた山瀬さんの動きのキレが良くて、かなり苦しめられた。セカンドボールの拾い合いという感じで、そこで勝てばペースを握れるという試合だった。拾えない時間帯も多かったが、結果的に勝つことができたので良かった。マリノスはラインが高くてスペースがないし、プレッシャーもきつい。強いチームだった。
対戦内容
- サテライト
- 2009シーズン
- 第4節
- vs.湘南ベルマーレ
日時:2009年11月16日(月)13:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場
現在の試合状況:
試合終了
更新:09/12/06 12:47
前節終了時の累積警告
1枚 7/黒津 勝
今節の出場停止
なし
[総評]
多くのサポーターが駆けつけてくれて、また一つ駒を進める事が出来ました。本当にサポーター、選手に感謝しています。一発勝負でお互いにリスク管理をしっかりしながら、お互いに先制点を欲しかったと思います。我々がコーナーで1本先制して前半を折り返す事が出来て、後半、あと45分勝負だという事で後半に入ったのですが、中盤のところで10番の山瀬選手をどうしても掴みきれなくて、そこから中盤を支配されたというのが立ち上がりだったと思います。失点の場面もレナチーニョが2点目を取れるかという矢先の失点というところで、精神的な部分、もう1回しっかり守備から入るというところが課題かなと思います。ただ、この厳しい試合の中で交代で入った矢島が決勝点を取れて、今週も我々はミッドウィークの試合が入っていたのですが、よく選手が足を止めずに踏ん張ってくれたなと思います。以上です。
[質疑応答]
── リーグ戦、残り3試合ですが、中村憲剛選手の状況は如何でしょうか?
まだ状況はこれからだと思います。
── 大分戦はどうでしょう?
まだピッチにも出ていない状況です。