ゲーム記録・速報
対戦内容
- ヤマザキナビスコカップ
- 2009シーズン
- 準々決勝
- vs.鹿島アントラーズ
日時:2009年07月15日(水)19:00キックオフ 会場:県立カシマサッカースタジアム
2009 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 vs.鹿島アントラーズ:開催データ | |||||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
7,935人 | 晴、中風 | 27.5℃ | 71% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
谷本 圀之 | 村上 伸次 | 名木 利幸 | 入部 進也 | 鍋島 將起 | 明石 まゆ美 |
川崎フロンターレ[アウェイ] | チーム | [ホーム]鹿島アントラーズ |
0 |
0 前半 0 |
1 |
関塚 隆 | 監督 | オズワルド オリヴェイラ |
─ > ─ | 勝点 | ─ > ─ |
得点者 |
83分 小笠原 満男 |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
川島 永嗣 | 1 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 21 | 曽ヶ端 準 |
久木野 聡 | 16 | 0 | 0 | 0 | DF | 2 | 2 | 0 | 2 | 内田 篤人 |
菊地 光将 | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 岩政 大樹 | |
伊藤 宏樹 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 19 | 伊野波 雅彦 | |
村上 和弘 | 26 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 7 | 新井場 徹 | |
寺田 周平 | 13 | 0 | 0 | 0 | MF | 0 | 0 | 0 | 15 | 青木 剛 |
谷口 博之 | 29 | 1 | 2 | 3 | 1 | 1 | 0 | 40 | 小笠原 満男 | |
中村 憲剛 | 14 | 0 | 2 | 2 | 1 | 0 | 1 | 10 | 本山 雅志 | |
1 | 0 | 1 | 8 | 野沢 拓也 | ||||||
鄭 大世 | 9 | 2 | 1 | 3 | FW | 0 | 0 | 0 | 13 | 興梠 慎三 |
ジュニーニョ | 10 | 0 | 1 | 1 | 3 | 1 | 2 | 18 | マルキーニョス | |
山岸 智 | 8 | 0 | 0 | |||||||
GK/杉山 力裕 | 28 | SUB | 1 | GK/小澤 英明 | ||||||
MF/横山 知伸 | 18 | 6 | DF/中田 浩二 | |||||||
MF/養父 雄仁 | 20 | 0 | 0 | 35 | MF/パク チュホ | |||||
MF/ヴィトール ジュニオール | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | MF/ダニーロ | |||
FW/黒津 勝 | 7 | 14 | MF/増田 誓志 | |||||||
FW/レナチーニョ | 34 | 1 | 1 | 0 | 0 | 9 | FW/田代 有三 | |||
FW/矢島 卓郎 | 15 | 0 | 0 | 34 | FW/大迫 勇也 |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
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83 | 小笠原 満男 | 40 | 右 スローイン 2 ↑ 中央 40 ヘディングS |
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
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8 山岸 智 | → | 20 養父 雄仁 | 45 | 57 | 11 ダニーロ | ← | 10 本山 雅志 | |
16 久木野 聡 | → | 34 レナチーニョ | 55 | 74 | 34 大迫 勇也 | ← | 13 興梠 慎三 | |
9 鄭 大世 | → | 7 黒津 勝 | 84 | 80 | 9 田代 有三 | ← | 18 マルキーニョス |
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注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 |
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- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
日 程 | 対戦 | 会 場 | キックオフ | 入場者数 | 結果 |
2009年 7月15日(水) |
G大阪 vs 横浜FM | 万博 | 19:00 | 7,102 | 1 - 3 |
浦和 vs 清水 | 埼玉 | 19:30 | 21,271 | 2 - 1 | |
F東京 vs 名古屋 | 味スタ | 19:30 | 12,226 | 5 - 1 |
ナビスコカップ準々決勝・第1戦、鹿島とのアウェイゲーム。リーグ戦ではリードしながら鹿島に追いつかれ、1-1のドロー。 今回はホーム&アウェイでの合計スコアでの勝負。少しでも優位な状況でホームゲームを迎えたい。晴天のカシマスタジアム。19:04キックオフ。
フロンターレのスターティングメンバーは、ジュニーニョとテセの2トップ、中盤右に中村、左に山岸、寺田と谷口のダブルボランチ、村上-伊藤-菊地-久木野の最終ライン、GK川島。立ち上がりから中盤での主導権争いが続く。3分、GKのパントキックのこぼれ球を拾い、中村がスルーパス。しかし、このボールは前線のテセには合わず。4分、中盤でボールカットされるが、落ち着いて対応。5分、右サイドの久木野からロングボールが前線へ。ここに谷口が走り込むが、DFに挟み込まれる。8分にもパスカットから中村、ジュニーニョとボールがつながるが、ゴール前には入り込めず。9分、村上のサイドチェンジから久木野が右サイドをドリブル。クロスを狙うがDFにブロックされる。中盤での球際の強いプレーからボールを奪い、シンプルな攻撃を狙う鹿島。12分、鹿島の攻撃。自陣からシンプルにボールをつながれ興梠がドリブル。しかし、菊地がしぶとくマークについてシュートブロック。中盤での攻防が続き、なかなか試合が動かず。17分、フロンターレの攻撃。スローインからボールをつなぎ、左サイドからテセがはたいて右サイドへ展開。久木野のクロスにテセがヘッドで合わせるが、このシュートはうまくタイミングが合わず。18分、鹿島の攻撃。ボールをつながれマルキーニョス、本山とミドルシュートを打たれるが、これは枠を外れる。ボールを奪われて反撃を受けると、フィニッシュまで持ち込まれる場面が目立つ。21分、フロンターレの攻撃。パスをつないで左サイドの山岸がアーリークロス。ファーサイドに村上が走り込むが、ボールには触れず。24分、鹿島の攻撃。サイドチェンジのボールに興梠が走り込んでくるが、久木野が体を入れてカバー。
さらに25分、野沢にドリブルを許しシュートを打たれるが、最終ラインでブロック。26分、フロンターレの攻撃。左サイドからのコーナーキック。中村のキックをファーサイドで菊地が折り返し、寺田が反転しながらシュートを狙うがうまくミートせず。さらに27分、山岸からボールを受けたジュニーニョが左サイドを突破。クロスにテセがヘッドで合わせるが、惜しくもGK曽ヶ端の好セーブに阻まれる。28分にも中村の左コーナーキックをニアサイドで谷口がヘッドで合わせるが、このシュートは枠には飛ばず。30分、中村からパスを受けたジュニーニョが中央から左に流れてシュートを狙うが、DFにブロックされる。31分、ショートコーナーから中村がクロス。谷口が戻してテセがGKと競り合いボールがこぼれるが。ゴールライン前でDFにクリアされる。33分、鹿島の攻撃。GKからのロングキックのこぼれ球にマルキーニョスが反応するが、ここは菊地がカバー。38分、フロンターレの攻撃。中村のコーナーキックに合わせてテセが飛び込むが、GKに飛び出されシュートは枠をとらえきれず。39分、鹿島の攻撃。セカンドボールを拾われ押し込まれるが、ペナルティーエリア内で何度もはね返して相手のミスを誘う。41分、フロンターレの攻撃。鹿島の攻撃をしのいでテセを経由してカウンターへ。中村がドリブルからスルーパスを狙うが、ジュニーニョとタイミングが合わず。42分、鹿島の攻撃。青木のロングボールに合わせて左サイドに抜け出した新井場からクロスが入るが、菊地が触りクリア。43分、フロンターレの攻撃。谷口が右サイドへ展開。久木野のクロスに山岸がヘディングで合わせるが、このシュートはうまくミートせず。ともに堅実なディフェンスから攻撃に入っていく我慢比べの展開。両チームともディフェンスの集中力が高い。プレーの流れのなかで点を取るのは厳しいか。0-0で前半を折り返した。
川崎フロンターレ監督:関塚 隆
中央、サイドとバランスを意識して。攻守の切り替えを早く。最後の精度、落ち着いてプレーすること。
鹿島アントラーズ監督:オズワルド オリヴェイラ
攻撃している時でも必ずリスクマネージメントを攻撃はもっと連動性のある動き出しで崩せ。後半もセットプレーは集中すること。
ハーフタイムのロッカールーム。「バランスはいいいぞ!お互いに相手の隙をどう突いていくかだ。最後までしっかり集中して戦っていこう」と関塚監督。後半スタートから山岸に代えて養父がピッチへ。後半立ち上がり45分、フロンターレの攻撃。寺田のロングボールをテセが戻し、中央の中村がミドルシシュートを狙うがDFにブロックされる。48分、鹿島の攻撃。中盤でボールを奪われ、カウンターを浴びる。マルキーニョスに右サイドからシュートを狙われるが、伊藤がコースに入りブロック。ミスを見逃さずにカウンタ-からフィニッシュにつなげてくる鹿島。49分にもカウンターを浴び、右サイドから折り返しを入れられるが、ぎりぎりのところでディフェンス陣がしのぐ。51分、フロンターレの攻撃。鹿島の攻撃をしのいでカウンターへ。中村のスルーパスを受けたジュニーニョが右サイド折り返しを入れるが、DFにクリアされる。さらに55分、きれいにパスがつながり最後はジュニーニョがミドルシュートを狙うが、ゴール上に外れる。ここで久木野に代えてレナチーニョがピッチへ。伊藤-寺田-菊地-村上の最終ラインに変更。57分、鹿島の攻撃。ボールをつながれ押し込まれるが、ペナルティーエリア内でディフェンス陣がはね返す。61分、フロンターレの攻撃。ジュニーニョ、テセ、レナチーニョで前に圧力をかけてボールをつなぎ、最後はレナチーニョが右サイド角度のないところからシュートを狙うが、ゴール上に外れる。63分、鹿島のセットプレーをしのいでカウンターへ。しかし、レナチーニョのスルーパスはジュニーニョにはつながらず。65分、ロングボールに谷口が競り合い、左サイドのジュニーニョがクロス。ゴール前に走り込んだ谷口がヘッドで合わせるが、このシュートは惜しくもGK正面。
さらに66分、パスをつないで最後はジュニーニョが左サイドから右足でクロス。しかし、このボールはGK正面。68分、ペナルティーエリア右前からのフリーキックの場面で、中村が直接シュート。しかしこのボールは惜しくもクロスバーに当たりDFがクリア。69分、中村の右コーナーキックにテセがヘッドで合わせるが、枠をとらえきれず。依然としてスコアは動かず。74分、フロンターレの攻撃。パスをつないで最後は谷口が左サイドから中央に切れ込みシュート。しかし、これはうまくミートせず。さらに75分、養父とのワンツーからテセが右サイドを抜け出し折り返しを入れるが、惜しくもDFにクリアされる。76分、鹿島に押し込まれて連続してサイドからクロスを入れられるが、ゴール前でしのいでカウンターへ。テセがワンタッチ、ボールを受けたレナチーニョが長い距離をドリブル、シュートまで持ち込むが、枠には飛ばず。80分、フロンターレの攻撃。中央からのフリーキック。中村のボールを左サイドの伊藤がヘッドで折り返し中に入れるが、ゴール前のテセはタイミングが合わず。81分、伊藤からのロングボールをテセが受け、ジュニーニョがスルーパス。しかし、このボールはテセには合わず。一進一退の攻防が続くなかで迎えた83分、内田のロングスローがファーサイドに流れ、ここに走り込んできた小笠原にヘッドで押し込まれて均衡が破れる。(0-1)
84分、テセに代えて黒津がピッチへ。ゴール前を固める鹿島。89分、黒津が左サイドから突破を狙うが、DFに止められる。ロスタイムは3分。鹿島陣内へと押し込むものの、どうしても最後を崩しきれない。試合は0-1でタイムアップ。
お互いに手堅い試合運びから1点を狙う拮抗した展開となったが、スローインのこぼれ球を見逃さず走り込んできた小笠原にゴールを許し、失点。1戦目は0-1で黒星。この結果、フロンターレが準決勝に進むためには、第2戦で2点差をつけて勝利するか、もしくは90分間で1-0で勝ち、なおかつ延長PK戦で勝利することが条件になった。
鹿島アントラーズ監督:
オズワルド オリヴェイラ
≪総評なし、質疑応答のみ≫
Q.おめでとうございました。後半立ち上がりから川崎が積極的にメンバー交代をして仕掛けてきましたが、監督のご判断はどういうものだったんでしょうか?
後半、前半も含めてですけど、前半から後ろの4枚のディフェンス陣を並べて、その前に一人のボランチを構えさせるという形で、残りの5人で攻撃を仕掛けてくるというプランが見えていたわけですから、後半はレナチーニョがハーフの位置に入りましたけど、もとは彼はFWの選手なので、ハーフというよりも攻撃的な役割をしていく。あるいは積極性を出してくるという事でしたので、それは分かっていた事であって、いかにバランスを崩さずに保っていくかという事が一つのやり方であったと思うし、それから守備をしっかり保ってカウンターを狙うという形が相手が予想していた、あるいは狙っていたプランではないかなと思います。去年のナビスコカップで、エスパルスさんが1-0で勝てればいいし、あるいは0-0という形で最初に守備的な戦法をとってきて、ホームでは引き分け、あるいは最低限の結果を出して、自分達のホームで試合を決めるということをやってきましたが、今回、フロンターレさんも同じような考えで戦法をとってきたと思いますし、それは当り前のことではないかなと思います。その中で、慌てずにやっていくこと、地道に相手にボディーブローを与え、どれかのチャンスをモノにできるようにと考えていました。終盤の方でそれがうまく勝点に繋がったのではないかなと思います。
Q.後半、背の高い選手を投入されていましたが、どういうイメージを持たれていたのか?また1-0で小笠原選手の素晴らしいゴールで勝利をつかまれましたが、改めて勝ちと引き分けを分けた要因はなんだったのかお伺いしたいと思います。
まず、相手がどういう長所をもって、どういった武器をもっているのかという部分で、消す作業を考えて試合を戦っていかなければいけないのですが、一番危険な場面として現れていたのが、今日に関してはセットプレーの部分であったし、それがフロンターレさんの武器になっていたのではないかなと思っています。その中で高い選手を入れて、高さ対策というのが一つの狙いではあります。同時に前の方で、うちはグラウンダーで崩そうとしたのですが、なかなか上手くいっていなかったという事で、逆に上からではないですが、そこから仕掛けてみて、拾ったボールから何とかならないかという部分もありますし、同時に相手が前半、あるいはある程度の時間帯で疲れがあるわけですから、そうすると競り合いの中で勝てるような状況も出てくるだろうという推測で、ダニーロ選手にしろ、田代選手はずば抜けたヘディングの高さを持っている訳ですから、あとは大迫選手は練習の積み重ねで非常にヘディングの競り合いのコツというか、タイミングという部分も身につけてきましたし、当然ながら前でボールを納める作業も出来ますので、そういった意味で得点場面もその3人が絡んでいくような状況からのスローインになりましたし、あとは内田選手ですけど、就任当初からずっとやってきているものがありまして、スローインの練習というもの。いろいろな道具を使いましてやっているわけであって、あの場面で、恐らくペナルティマーク以上にボールが届いているかと思います。その距離がそこまでたどり着いたのは毎日の積み重ねだと思います。努力、練習というものが試合の中で生きていくような形になっています。大迫選手のヘディングの競り合い、あるいはダニーロ選手の駆け引きという部分で、プラスやはり小笠原選手。あの場面ではディフェンスの選手はボールを蹴るという判断や動作しか出来ない状況の中で、自分があの状況に飛び込んでいけば蹴られる可能性の方が高いわけであって、そこに勇気を持って体ごとぶつかっていってゴールするという事は、やはりそこらの選手ではたぶん出来ないことであると思います。やはり勇気を持ってやらなければいけないものであって、それがホントに得点に、あるいは勝利につながったのではないかと思います。勇気、努力、練習の積み重ねがというもの。プラス、素晴らしい攻撃力を持った川崎フロンターレさんをしっかりと全員で抑えようという努力を怠らなかったということが、チームとして全員で勝利をもぎ取ったというか、傾かせたという事に繋がっていったのではないかなと思います。日々の積み重ねが試合の局面で表れるという事がもう一度、このサッカーというスポーツに教わりました。
Q.第2戦に向けては非常に有利な状況になったのですが、次の180分の中での後半に向けてどのように戦っていきたいとお考えでしょうか。
いつも通りの自分達のやり方を変えずにやっていきます。特別に変える必要はない訳であって、攻撃をする時には攻撃をしますし、相手の川崎フロンターレさんという攻撃力を考えれば、細心の注意が必要ですし、前回の10日前ですが、Jリーグで戦った時のように、今日も戦ったように、注意するべき点は多くある訳であって、そういった部分をしっかりとケアをしながら、もう一度自分達のやり方をしたいなと思います。
── 試合を振り返って
前半、お互いに手堅い試合運びだったと思う。90分間を通してチームでプレーするということはできていた。後半もチャンスを作れていた。最後のところで決めきれなかったのは残念。失点はもったいない形だった。ただ、チームはいい方向に進んでいると思うし、あとひとふんばりというところ。このまま自分たちの形を詰めていけば必ず結果がついてくると思うし、前を向いて週末のリーグ戦に進んでいきたい。
── 試合を振り返って
サイドバックでの先発ははじめて。中盤でボールを回せないと上がれないので、タイミングを見てオーバーラップした。センタリングは上げることができていたが、もっと回数を増やしていきたいし、ドリブル突破はしていきたい。森さんみたいに局面を打開できるようにならないとダメ。もっと攻撃に出ていきたかったが、鹿島はみんなうまい選手だし、いきたくてもなかなかいけなかった。次、勝つしかないし、勝ちたい。
── 試合を振り返って
悔しい。後半頭から入ったが、中盤でボールを受けてフィニッシュまで持ち込むようにと指示を受けていた。いつも練習でやっているプレーを心がけた。前半、攻撃が速すぎて単調になっていた部分があったように思う。ロングボールのセカンドも拾われて分が悪かった。相手はチャレンジ&カバーがしっかりしていたので、遅らせるところとカウンターとのメリハリをつけた方がいいのかなと感じていた。個人的にはまだ少しタイミングが合わないところがあった。そこがあったらもっと良くなる。途中まではボールを受けたり出したりできたが、最後のところで体を張って守られていた。2戦目はホーム。うちは攻撃力のあるチームだし、このままゼロで終わるわけにはいかない。2点以上取って勝ちたい。
── 試合を振り返って
圧倒されていたわけではないし、失点はスローインから。どうしてこういう負け方になってしまうのか。スキを突かれたということは、逆にいえばうちがスキを作ってしまったということ。もったいない失点だった。自分たちの課題はそういった細かい部分。突き詰めながら一戦一戦強くなっていくしかない。
対戦内容
- J1リーグ
- 2009シーズン
- 第18節
- vs.ヴィッセル神戸
日時:2009年07月18日(土)18:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場
現在の試合状況:
試合終了
更新:09/07/16 13:23
前節終了時の累積警告
なし
今節の出場停止
停止 19/森 勇介
[総評]
試合内容ですが、ホントにホーム&アウェイの、お互いにスキを突いていくようなサッカーをずっと展開していたのではないかなと思います。我々もチャンスがありましたし、相手も前向きにボールを受けた時の攻撃は迫力があったと思います。後半、我々も勝負だということで、メンバーを少し入れ変えながら得点を奪いに行ったのですが、先日のリーグ戦、そして今日の一戦共に逃げのプレーをしたときにつけ込まれているなと。ここのところ、大事な戦いでいかに前向きに一人ひとりがやっていくかというところが2試合で課題として見えたのかなと。まだリターンマッチがホームでありますから、そこにしっかり準備をして、上に勝ち進めるようにやっていきたいなと思います。
[質疑応答]
── 180分のトータルでの戦いで見たときに、今日のは負けてしまいましたが、監督としては今日の戦いを考えていたのでしょうか?
90分でまずは勝点3というかリードするという事を考えていました。次にアウェイゴールということで、得点を奪いながらつめていきたかったというところです。結果として0-1ですけれども、そこからスタートという事で次の試合を考えていきたいと思います。
── 攻撃の選手を投入して決定機も作り出していましたがなかなか得点を奪えていなかった。そこのところの課題はどういうところにあるとお考えですか?
積み重ねるしかないと思います。形は出来ていたなと思いますから、それを押し込んでいく。またそこに落ち着きであり、最後に小笠原選手に飛び込まれましたけど、執念といいますか、そういうところを我々はもっと見習わなければいけないと思います。