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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

9/17 (水) 2008

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エコラシコ

text by

広報部

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川崎フロンターレ選手会の社会貢献活動の一環として、去る9月14日NPO法人多摩川エコミュージアム、とどろき水辺の楽校、国交省京浜河川事務所の協力のもと、「多摩川エコラシコ」を開催しました。
前日まで「雨」だった天気予報を覆す見事な曇り空の下、サテライトに出場しない組を中心に、エイジ、ヒロキ、イガ、クロ、ヤマ、ジュニ、ヴィト、テセ、ヨシ、ウエク、ショージ、タニが参加しました。

前日行われた鹿島戦のリカバリートレーニングを等々力で終えいざ多摩川へ。川に入ることを知らされたテセは「やった!楽しそう!」とやる気満々!他の選手も、昨年までの公園内の清掃とは違った形で行われる活動に興味津津。「どのくらいサポーターが来てくれてるのかな?」と少々心配気味の選手たちを待ち構えていたのは約600人のサポーター!
これだけ人数がいればすぐに終わってしまうんじゃないかと思いましたが、そんな心配はすぐに覆されることに…。

川底清掃組はエイジ、ヒロキ、イガ、ヤマ、テセ。180cm越えの長身選手の胸近くまで浸かってしまうほどの深さの中での清掃でしたが、さすがはトップアスリート。グイグイとサポーターやスタッフを引き離し次々にゴミを拾い上げ…。ここで多摩川の深刻な現実が。とにかくゴミが出てくる出てくる。特に多かったのはバッテリー!「またバッテリ−だよ!あっここにも!」とヒロキも少々ショックを受けていた様子。「遠くから見ればキレイな多摩川も想像以上に汚れているなー」という声が漏れるほどの大量のゴミ。拾い甲斐はありましたが、さすがにショックでしたね。

さぁ河川敷組はというと、険しい藪の中をサポーターと共に突き進み清掃活動。まるでゴミを発掘しているかのように土の中、藪の中から「これでもか!」と言わんばかりのゴミの山が出現!ジュニも「アツイネ!」とタオルを頭に巻いてサポーターとゴミ拾い。ショージはゴミを探し求め子供たちと「村上組」を結成!子供が入っても危険じゃない場所を中心に清掃していたせいか、大量のゴミ回収ならず。藪の中から出てきた重量級のバイクは川の中から助けに駆けつけてくれたテセとサポーターと一緒に回収。ヨシとウエクは河川敷組にも関わらず果敢にも川の中へ入り、写真などちょっと恥ずかしいゴミを発見するなど泳ぎながら清掃活動。

約40分間と短い時間でしたが、約4tのゴミ回収に成功!エイジが「エコも皆でやれば楽しい。これからもエコ意識しましょう!」と締めくくり清掃活動終了。
最後は東京で採ったヤマメを多摩川クラシコ勝利を祈りながら完食!ヨシは「こんなうまいヤマメ食べられるなら昼飯食べなきゃよかったなー」と一言。ヒロキはヤマメをおかわり。選手もサポーターも清掃活動後ということもあり無心でヤマメを頬張っていました!本当においしかったですよ!
「通常の清掃活動でもこんなたくさんの方が集まったことがありません!」とエコミュージアムスタッフが目を丸くするほど大盛況に終わった多摩川エコラシコ。川崎フロンターレとしても、今回のエコラシコをきっかけに一人でも多くのサポーターに「環境問題」について関心を持っていただければ幸いです。ただのイベントだけではなく今回のようなエコ活動などの社会貢献活動を通し、様々な面でサポーターと共にホームタウン川崎市に貢献し続けられるクラブを目指していきたいですね。そんな目標に一歩近づくために新たな試みとして行われた多摩川エコラシコが今回だけでなく、これからも続けられればと思います。

今回ご協力いただいたNPO法人多摩川エコミュージアム、とどろき水辺の楽校、国交省京浜河川事務所の皆さん、そして川崎フロンターレサポーターの皆さん本当にありがとうございました!

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