5月25日（土）アルビレックス新潟戦の試合前のフロンパークでは、「第3回CC等々力エコ暮らしこフェア」という、川崎市最大級のエコイベントを実施します。

川崎フロンターレでは現在、川崎市、中原区、富士通株式会社の4社合同で、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出量を減らすための活動「Carbon Challenge（カーボンチャレンジ）等々力」（以下、CC等々力）を行っています。試合会場で、リユース食器など見たことありますよね。この活動は、「CC等々力」が中心となっているエコ活動であります。

エコ暮らしこフェア会場は大きく分けて４エリアから構成されています。馴染みがあるエリアとして、ここからスタートですかね。フロンパークエリア。ここでは7つのイベントを開催します。
このエリアは体験型アトラクションブースを豊富に揃えています。自ら体験し、楽しくエコを学ぶことができますよ。宮前区の有限会社つかさサンプルさん協力のもと行われる「食品サンプル作り」、今回のエキサイトマッチスポンサーである株式会社ディノスさん協力の「フラワーアレジメント教室」などなど行いますが、ここで一番におすすめしたいブースが「CO2削減きゃりーチャレンジゲーム」です。先ほども紹介したCC等々力が行うイベントですが、今回は実際に試合会場で使用しているリユース食器を使用し、上手に食器箱に戻せるか争うゲームとなります。途中、様々な障害物が用意されていますが、みなさんが上手く片づけることで、エコ活動に少しでも貢献できることになるんですよ。こちらのアトラクションは、小学生以下が対象となり、参加費は無料になります。ぜひ地球温暖化を防ぐべく、参加してくださいね。

体験型アトラクションで体を動かした後は、腹ごしらえ。ということで、今年も大人気の「有機バナナチョコクレープ」を販売します。もちろんこのバナナは、合同会社Doleさんの有機バナナを使用。オーガニック生地で包んだチョコバナナクレープとなります。このクレープ。自然がくれた恵みの甘さを感じることができる究極の美味しさです。ぜひエコ暮らしこフェア参加の際は、お立ち寄りください。

続いては、フロンパークエリアの隣にあります「環境局こどもエコパークエリア」です。ここでも親子で楽しめるイベントブースが9店も出展されます。
中でも毎年子どもたちに大人気のブースが、川崎市環境局地球環境推進室協力の「ふあふあ「宇宙船地球号」」です。地球の形をしたふあふあがこどもエコパークエリアに登場。中に入ると、その名の通り、足場が不安定なふあふあ状態。1回3分という時間ですが、毎回子どもたちは汗びっしょりで出てきますよ。

これ以外に、川崎市環境局減量推進課協力の「輪投げで遊ぼう分別クイズ」、地球温暖化防止活動推進センター協力の「環境かるた遊び」、川崎市環境局交通環境対策課協力の「エコドライブシュミレーター」と体を使ってエコを学べるほか、環境紙芝居「エコ座」協力の「エコ座の紙芝居」、川崎市環境局地球環境推進室協力の「エコ絵本の読み聞かせ」といった、実際に耳で聞いてエコを学べるブースもご用意しています。また、フロンパークエリアのように、実際に物を作ってエコ活動を感じられるよう、グリーンコンシューマーグループ協力の「エコバック作り体験」、地球温暖化防止活動センター協力の「エコアクリルたわしをつくろう」、かわさき宙と緑の科学館協力の「飛ぶ種の模型作り」といったブースも用意しています。こどもエコパークエリアを遊びつくしたなら、最後は市民100万本植樹運動キャラクターの「モリオン」からお花の種を貰ってくださいね。ちなみに、費用は無料となります。

フロンパークエリア、子どもエコパークエリアで遊んで、少し体が熱くなってきたら、こちらに涼みに来ませんか?「海・川エコエリア」です。こちらは、夏場に繁盛するスタジアム前の等々力プール敷地内に、４ブースのアトラクションをご用意しています。
毎回、大人気となるのが海洋楽研究所協力のもと行われる「エコ水中ロボット講座」。これは、イルカやクジラに扮したロボットが実際にプールを泳ぐんですが、このロボットに使用されているのは、何と廃材なんです!実際にテレビでも多数取り上げられているので、エコ暮らしこフェアに参加したことがない方でもご存じかもしれませんが、この廃材を使って作られているエコロボット、見た目は本物のイルカやクジラよりも本物っぽい、めちゃくちゃリアルで見たら驚くこと間違いナシ!一見の価値は大アリです!

ロボットの一方で、となりの幼児用プールには本物の水中生物たちが登場します。横浜・八景島シーパラダイス協力の「シーパラふれあいプール」です。あの八景島シーパラダイスより、サメ・ナマコ・ヒトデが等々力にやってきます。当日は専用の水槽に入れ、この動物たちをさわれるという貴重な体験ができます。「サメ肌」といわれますが、サメの肌ってどうなっているのか、今回のブースで解決できますよね。

実際に水中の動物たちが生きられるのも、きれいな水があるからですよね。最近では様々な浄化システムで動物のみならず人間の生活にも多大な影響を与えていますが、ここでご紹介するのは、プールの水を飲料水に変えるという、株式会社オスモ協力によるその名も「プールの水を浄化して飲めますコーナー」。フロンターレ麻生練習グラウンドにほど近い麻生区栗木にある（株）オスモさんが開発した特製浄化装置は、東日本大震災の際に被災地の小学校などでも大活躍した実績もあり、濁ったプールの水もあっという間にきれいな飲料水に大変身させてしまいます。「まさか!?」と思っているみなさん、プールを眺めながら浄化された水を口にするのは、結構なスリルがありますが、是非、お試しあれ!

海・川エコエリアにはこの他にも、アイサーチ・ジャパン協力の「粘土イルカ作り体験」も行います。粘土のイルカを利用し、イルカの住む海や地球環境の大切さを学んでくださいね。

最後にご紹介するのが「中原区エコカフェエリア」です。カフェエリアなので、ゆっくりとくつろぎながら…、といきたいところですが、ここでも、みなさんを飽きさせない8つのブースが出展されます。
先ほど、海・川エコエリアでは浄化装置を使用して水をきれいにするブースを紹介しましたが、ここで紹介するのは、高校生があみ出した水の浄化体験ブースです。神奈川県立川崎工科高等学校化学研究部協力の「つくってワクワク!バイオビーズで水をきれいに!」。これは、納豆菌から作りだされるバイオビーズ作りを化学研究部の学生と共に体験してもらいます。地元・川崎の高校生がエコ活動に取り組む姿、非常にカッコイイですね!

学生括りで言うとこちらも。工学院大学協力の「電池電車でGO!」。実際に電池で動く電車ですが、この電池がポイント。何と水素の力で動く電池電車で、もちろん人を乗せて力強く動いちゃいます!もちろん、二酸化炭素の排出は行われませんし、地球温暖化防止には早期の実用化が望まれますよね。今回は、エコカフェエリア内を特別に周回します。3歳未満は保護者の方も同伴乗車可能なので、皆さん「等々力の車窓から」電池電車を楽しんでくださいね!

目玉ブースはまだまだございます。第2回エコ暮らしこフェアに初登場し、会場の空高く舞い上がって注目を浴びていた「エコ気球」も再度登場。ヘリウムガスでランディングする地球に優しいエコ気球での空中散歩をお楽しみください（対象は小学生以下と残念ながら大人の方は参加できません）。

中原エコカフェエリアというからには、乾いた喉を潤すオアシスが必要ということで、スターバックスコーヒー武蔵小杉北口店協力の「オープンカフェなかはらマイカップ大作戦コーナー」も同エリア内に出展しています。こちらのブースでは、マイタンブラーを持参すると、コーヒーを20円引きで提供してくれます。あっ、フロンターレサポーターの皆さんはもちろんフロンターレ柄のマイタンブラーをお持ちですよね!?当日は皆さんの深いフロンターレ愛でフロンターレマイタンブラーを持参してスターバックスさんにPRしちゃってください!

この他、同エリアには東京ガス株式会社川崎支店協力の「エコ的当てゲーム」、NPO環境研究会かわさき協力の「エコライフゲーム（環境すごろく）」、環境省認定プロ環境パフォーマー「らんま先生」によるECO実験ショー、川崎のエコPR活動にまい進しているキャラクターが集まる「エコクイズ大会!」なども行われます。ホントに盛りだくさんですね!

最近ではエコ活動に一人ひとりの意識が強くなってきた感もありますが、この機会に楽しく学んで、さらにみんなが住む地球、そして川崎を少しでも住みやすい場所にできればよいですよね。アトラクションへの参加は、参加無料のものと、有料（参加券購入が必要）なものがありますので、詳しくはフロンターレHPをご確認ください。有料無料問わず、参加券の配布、販売は10:30から各ブースで行います。当日のみなさんのご来場、心よりお待ちしています!