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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

12/17 (土) 2016

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「JAPAN X BOWL」富士通フロンティアーズ 王座奪還!

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富士通スタジアム川崎 スタッフ

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皆様、こんにちは。
12月12日(月)、「JAPAN X BOWL」が開催され、「富士通フロンティアーズ」が2年ぶり2度目の王座に返り咲きました。
JAPAN X BOWL」とは社会人アメリカンフットボール(Xリーグ)の日本一を決める試合です。

対戦カードは、「富士通フロンティアーズ×オービッグ・シーガルズ」。

先日の日記でも語らせていただきましたが、川崎フロンターレは2015年4月より「富士見公園南側」及び「富士通スタジアム川崎」の指定管理業務をスタートし、「公園の賑わい」「稼働率向上」を目指しながら、川崎市が掲げる「アメリカンフットボールを活用したまちづくり」という命題をフロンターレならではのやりかたで進め、様々な企画を実施して来たことを、皆様ご存知かと思います。

2015年8月12日(水)「アメフトーーク」第一回目

2016年3月27日(日)「アメフトーーク」第二回目
2015年10月3日(土)ヒロキ始球式
そして、その中心ともいえるのが「かわさきスポーツパートナー」の盟友である「富士通フロンティアーズ」とのコラボ企画です。

これまで様々な企画を富士通フロンティアーズの皆様とご一緒させて頂きました。

そしてこの度の「JAPAN X BOWL」に於いて、この2年間の総決算ともいえる数々の応援企画を実施しました。

まずは「JAPAN X BOWL限定デザイン フロンティアーズ×フロンターレ コラボ缶バッチプレゼント企画」。11月27日(日)の富士通スタジアム川崎で行われたセミファイナルでも話題だったこの企画。川崎フロンターレ後援会員限定、先着300名様に「JAPAN X BOWL」バージョンの新デザインの缶バッジをプレゼントしました。

引き換えブースには続々と会員の皆様が訪れ受付けスタッフは大忙し。缶バッジを手にした皆様からは「写真より実物の方が格好良い!」と言う声が多く、喜んで頂けて何よりでした。

続いて、昨年も大好評だった「東京ドームフィールドツアー」。こちらもフロンターレ後援会会員限定。

あの東京ドームのフィールドに、試合直前に降り立つことが出来るという、とんでもない企画です。事前募集で集まった30名の皆様はツアー前からわくわくしているご様子!中には10年以上昔の富士通フロンティアーズのユニフォームを着ている強者もいらっしゃいました。

フィールドに降りると…試合直前の選手達がウォーミングアップをしている姿が目に飛び込んできました!! 本当に目の前、手が届きそうな距離での見学です。皆さん大興奮です!

試合直前にも関わらずツアー参加者を見つけて駆け寄ってくれる選手達もいて、一緒に写真を撮れたラッキーな方も。
フィールドツアーを満喫したあとは、さらなる大興奮!! 何と! 何と!!

選手の入場を迎える花道に加わって頂きました! お馴染みとなったフロンティアーズの入場シーン。

アドレナリン最高潮の選手たちが、雄叫びを上げながらフィールド中央に向かって駆け抜けていく…その両サイドにツアー参加者が花道を作ったのです。目の前を駆け抜けていく選手達、それに呼応してスタンドからは割れんばかりの大歓声。。

鳥肌が立ちます。

その瞬間、振り向くと、さらなる鳥肌が…
フロンティアーズ側の観客席に「コレオ」が浮かび上がったのです。

今回の応援企画の目玉。フロンティアーズ応援席全員での「コレオ」。フロンターレサポーターが中心となり「応援でも日本一になる」という目標を掲げ、日本アメフト界初の「コレオグラフィー」に挑戦したのです。サッカーの試合ではお馴染みの「コレオ」ですが簡単に実現できるものでは無いことは皆様ご存知かと思います。

今回もやはり高いハードルを越えての実施となりました。試合当日の開門前に、フロンティアーズ側の約1万席に応援用のハリセン「Fビート」を設置するという大変な作業がありました。そして、その作業の為に平日の昼間にも関わらず、たくさんのフロンターレサポーターが東京ドームに集まり、フロンティアーズ関係者と一緒に作業を進めたのです。

1人が1分間に「Fビート」を3席に置く事を最低ノルマとして、約4時間かけて予定時間内に作業を終了することが出来ました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

そして迎えた前述の選手入場の瞬間…スタジアムMCの呼びかけを合図に一斉に「Fビート」が掲げられました。瞬く間に「赤、白、黒」の3色に色分けされた美しい景色が出現しました。成功です!

1万人での「コレオ」、圧巻でした! フロンティアーズの選手達もきっと「コレオ」を見て更に気持ちが高ぶったのではないでしょうか。アメフト界初の「コレオ」への挑戦と、その成功は、もうひとつの勝利と言っても言い過ぎではないでしょう。

そして、いよいよキックオフ。

試合が始まってからも東京ドームへの来場者は増え続け、外野席までビッシリと埋まり、富士通フロンティアーズの赤と、オービック・シーガルズの青が映え、華やかな雰囲気でした。野球観戦やコンサート会場として東京ドームを訪れたことがある人は多いと思いますが、アメフト、特に「JAPAN X BOWL」の雰囲気は、また違った魅力があります。試合は手に汗握る熱戦。

リーグ戦を含め無敗でここまで勝ち上がってきた両チームの戦いは盟主の座をかけた、意地と意地のぶつかり合い、激しい戦いとなりました。

第1クオーター、西村選手の24ヤードフィールドゴールが決まり、フロンティアーズが先制。
第2クオーター、西村選手が2本のフィールドゴールを決め、点差は9点に。
第3クオーター、オービック・シーガルズも反撃開始。19ヤードのフィールドゴールを決め3-9。
一本のタッチダウンと、その後のキックで逆転可能な点差です。フロンティアーズも突き放しにかかります。
RBジーノ・ゴードン選手が4ヤードのタッチダウンランを決め、続く西村選手のキックも決まり、16-3とリードを広げます。

川崎フロンターレのホームゲームで始球式を務め、フロンターレサポーターにお馴染みの「キックで客を呼べる男」、西村豪哲選手は今日も安定感抜群。キックの機会、全てを成功させました。
勝負の第4クオーター、両チームともに、堅い守りで得点を許さず、そのままフロンティアーズが2年ぶり2度目の社会人王座に輝きました。詳しくはこちら

フロンティアーズは「JAPAN X BOWL」ではオービック・シーガルズと4度目の対戦で、初めての勝利。9度目の制覇を目指した、かつての絶対王者、因縁の相手に対して、数メートルの攻防を凌ぎ切っての勝利でした。

MVPはコービー・キャメロン選手。川崎フロンターレのホームゲームに何度も観戦に訪れ観客席でサポーターと一緒に飛び跳ね、歌っているまさにファミリーの受賞です。授賞式後には「フロンターレ×フロンティアーズ」コラボタオルマフラーを持って、フロンターレサポーターの元に走り寄って来ました!

今年の「JAPAN X BOWL」は、多くのフロンターレサポーターが東京ドームに駆け付け、優勝の瞬間に立ち会いました。「何度でも味わいたい最高の気分!」、という感動の声、「応援しているチームが優勝する気持ちが分かった。次はフロンターレの番!」という声も多く聞かれました。

また、川崎市内で働く富士通、関係会社の社員の方々、そして福田市長も応援に来られ、富士通フロンティアーズ応援スタンドは、まさに「チーム川崎」と言えるものでした。


そして、忘れてはいけないのが、我らが、ふろん太の大活躍です。

11月27日(日)のセミファイナル含め、これまで何度もチアリーダーのフロンティアレッツやフロンティーと共演済なので息もピッタリ! 会場を大いに盛り上げていました。ふろん太にもMVPをあげたい気持ちになりますね。

社会人王者となった富士通フロンティアーズの次なる目標は、2017年1月3日(火)に行われる日本選手権「ライスボウル」(東京ドーム)です。

12月18日(日)の「甲子園ボウル(関西学院大学×早稲田大学)」で決まる学生王者と対戦します。

富士通フロンティアーズは「JAPAN X BOWL」優勝という素晴らしい結果を残しました。この勢い、流れを、我々川崎フロンターレも受け継ぎ、天皇杯優勝に向け、進んで行きましょう。まずは12月24日(土)天皇杯、VS FC東京戦です。

只今、「フロンターレでタイトルを!」を合言葉に、クラブ史上初めて「天皇杯」でのプロモーションを実施中です! 必ず、勝利を掴みましょう。

そして1月1日に天皇杯決勝、1月3日にライスボウル、という、忙しく、そして最高な年明けにするべく、ぜひ会場の味の素スタジアムに足をお運びください!

熱いご声援をよろしくお願いします!!

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