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対戦内容

  • Jリーグディビジョン 1
  • 2008シーズン
  • 第10節
  • vs.鹿島アントラーズ

ホームゲーム

日時:2008年05月03日(土・祝)19:000キックオフ 会場:等々力陸上競技場

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この試合の開催データ

2008 Jリーグディビジョン 1 第10節 vs.鹿島アントラーズ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
20,280人 曇のち晴 19.8℃ 74% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
田中 佳孝 扇谷 健司 山口 博司 八木 あかね 高山 啓義 大高 常勝
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2008シーズン対戦記録
4勝0分4敗/11得点16失点 対戦無し 第10節(ホーム)/第24節(アウェイ)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]鹿島アントラーズ
3

1 前半 2
- 後半 -

2
高畠 勉 監督 オズワルド オリヴェイラ
14 > 17 勝点 18 > 18

谷口 博之 25+0分
鄭 大世 56+0分
中村 憲剛 57+0分

得点
選手/時間

13+0分 マルキーニョス
33+0分 青木 剛

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
川島 永嗣 1000 GK 000 21 曽ヶ端 準
井川 祐輔 4000 DF 00019 伊野波 雅彦
寺田 周平 13101 0003 岩政 大樹
伊藤 宏樹 2000 0004 大岩 剛
1107 新井場 徹
森 勇介 19101 MF 10115 青木 剛
菊地 光将 17112 00040 小笠原 満男
谷口 博之 29303 00010 本山 雅志
山岸 智 8000 00011 ダニーロ
中村 憲剛 14134
鄭 大世 16213 FW 2 2 18 マルキーニョス
ジュニーニョ 10123 000 9 田代 有三
 
GK/植草 裕樹 22       SUB       1 GK/小澤 英明
DF/横山 知伸 18   0 0       16 DF/中後 雅喜
MF/村上 和弘 26   0 0       22 DF/石神 直哉
MF/原田 拓 15       0 0   8 MF/野沢 拓也
MF/大橋 正博 24             14 MF/増田 誓志
FW/久木野 聡 23       1 1 0 13 FW/興梠 慎三
FW/黒津 勝 7   0 0 0 0   17 FW/佐々木 竜太
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

左 14 スローイン 16 → 中央 29 左足S

29 谷口 博之 25+0 13+0 マルキーニョス 18

右 19 スローイン 中央 11 ヘディング ↑ 18 右足S

中央 14 ~ → 8 → 16 左足S

16 鄭 大世 56+0 33+0 青木 剛 15

中央 19 → 13 → 40 → 15 ~ 右足S

中央 10 → 左 8 ~ ↑ 中央 14 ヘディングS

14 中村 憲剛 57+0

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
16 鄭 大世 7 黒津 勝 79+0 21+0 13 興梠 慎三 18 マルキーニョス
19 森 勇介 26 村上 和弘 82+0 59+0 8 野沢 拓也 10 本山 雅志
17 菊地 光将 18 横山 知伸 88+0 78+0 17 佐々木 竜太 11 ダニーロ
警告・退場
選手名/理由
C2 10 ジュニーニョ 74+0
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
10 7 17 シュート 5 2 3
3 7 10 GK 21 8 13
5 4 9 CK 3 2 1
2 10 12 直接FK 16 9 7
2 2 4 間接FK 6 4 2
2 2 4 オフサイド 6 4 2
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
18+0 C2 4 大岩 剛
51+0 C5 40 小笠原 満男
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2008 Jリーグディビジョン 1 / 第10節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2008年
5月3日(土・祝)
京都 vs 札幌 西京極 13:04 12,467人 1 - 0
大分 vs 新潟 九石ド 13:05 19,273人 3 - 1
大宮 vs F東京 NACK 14:05 13,788人 0 - 3
名古屋 vs G大阪 豊田ス 14:03 34,436人 1 - 2
東京V vs 横浜FM 国立 15:00 21,798人 3 - 2
千葉 vs 柏 フクアリ 16:03 14,103人 0 - 1
清水 vs 磐田 日本平 16:03 20,330人 1 - 1
神戸 vs 浦和 ホムスタ 19:04 23,088人 1 - 1

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ゲームレポート

5連戦の第3ラウンド、リーグ第10節・鹿島戦。高畠監督となり、選手各自の役割が明確になってきたフロンターレ。この試合で勝利を飾れば今季初の3連勝。雨の上がった等々力陸上競技場。19:03キックオフ。

前半[0分>45分]

スターティングメンバーはジュニーニョ、テセの2トップ。中盤は谷口が上がり目のポジションをとり、その後ろに中村と菊地。右ワイドに森、左に山岸。伊藤-寺田-井川。GK川島。立ち上がりから素早い出足で試合の主導権を奪いにかかる鹿島。2分、左サイドを崩され、田代からクロスが入るが、このボールは谷口がゴール前でクリア。3分、フロンターレの攻撃。中盤でボールを奪って、ジュニーニョが右サイドをドリブル突破。折り返しを受けた菊地がシュートを放つが、これはGK正面。5分、鹿島の決定機。小笠原からのコーナーキックはテセがクリア。しかし、こぼれ球を拾われ、再びクロスがゴール前へ。ここに田代が飛び込むが、ヘディングシュートはゴール上へと外れてことなきを得る。パスを細かくつながず、ロングボールからタテ方向に早い攻撃をかける鹿島。すると13分、スローインをダニーロがヘッドですらし、ゴール前の混戦からマルキーニョスに先制点を決められる。(0-1) しかし、マルキーニョスはその後、負傷で途中交代。ここから試合が再び動いていく。21分、中盤で菊地が競り合い、ルーズボールを受けた中村が絶妙の浮かし球を前線へ。スペースにテセが走り込み、飛び出したGKの頭上を超えるループシュートを狙うが、惜しくもバーに当たって外れてしまう。

しかし、迎えた25分、菊地が相手ボールに詰めて取ったスローイン。中村のスローをテセが壁を作りながらワンタッチ。その背後にいた谷口がフリーとなり、左足で冷静にシュートを決めて同点追いつく。(1-1) その後はイーブンの試合展開。中盤での主導権争いが続く。31分、鹿島のカウンター。フロンターレのコーナーキックのこぼれ球を拾われ、一気にゴール前に詰められるが、井川がスライディングで興梠とドリブル突破を止める。しかし33分、速攻のチャンスを潰され、逆にカウンターを浴び、青木に見事なミドルシュートを決められ鹿島に勝ち越されてしまう。(1-2) 34分、フロンターレのコーナーキック。中村からのボールに寺田がヘッドで合わせるが、シュートはゴール上に外れる。36分、鹿島の速攻をしのいで、ルーズボールを拾った菊地から右サイドへ展開。森のクロスにテセが飛び込むが、惜しくもシュートを打てず。37分、鹿島にカウンターを浴びるが、外に追い込み寺田がカバー。危ない場面をしのぐ。41分、鹿島の攻撃をしのいで反撃。左サイドに流れたボールを拾った山岸が折り返し。このクロスに谷口が頭で合わせるが、シュートは枠をとらえきれず。その後も攻撃をかけるフロンターレだが、鹿島ディフェンスを崩しきれず、前半を1-2で折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:高畠 勉 監督

各自がコーチングをして、バランスをとっていこう。サイドをしっかり使って。攻守の切り替えを早く。落ち着いて、自分達のサッカーをしていこう。


鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督

中盤でのバランスを考えて守備をしよう。奪ったボールはチャンスになるので球際を厳しくいこう。

後半[45分>90分]

ハーフタイムのロッカールーム。「ゲーム内容は悪くない。でも、負けているぞ!わかってるな。どうしなければいけないか考えろ!」と高畠監督。「(サッカーは)悪くない。みんなで集中して最後まで戦っていこう!」とジュニーニョも声をかける。後半は中村が前目のポジションを取り、菊地がワンボランチ気味に中盤の底へ。46分、フロンターレの攻撃。ルーズボールを拾い返して、右サイドに流れた谷口からクロス。ゴール前で混戦となり、ジュニーニョがしぶとく詰めるが、あと一歩というところで鹿島DFにクリアされる。49分、鹿島のカウンター。中盤でインターセプトされ、ダニーロのスルーパスを受けた興梠がドリブル。しかし、ここは井川がついてシュートブロック。GK川島が難なくキャッチ。50分にも早いリスタートから左サイドへ展開されて折り返しが入るが、ゴール前で伊藤がクリア。52分、フロンターレの右コーナーキック。中村からのボールをファーサイドで寺田が頭で折り返し、ゴール前で混戦に。このこぼれ球に反応した菊地がシュートを放つが、惜しくもDFにブロックされる。さらに53分、速攻から右サイドを崩しにかかり、クロスにテセと谷口が飛び込むが、このボールもブロックされる。迎えた56分、ジュニーニョからボールを受けた中村が中央から左サイドへと展開。パスを受けた山岸がグラウンダーのクロスを送り、どんぴしゃりのタイミングでニアに詰めたテセが、左足で狭いコースを抜くシュートを決めて同点に追いつく。(2-2)

このゴールで勢いづいたフロンターレが、波状攻撃をかける。1分後の57分、今度はジュニーニョから左サイドの山岸へ。山岸のピンポイントクロスに合わせたのは中村。ファーサイドで落ち着いてヘディングシュートをゴール左隅へ決め、一気に逆転に成功。山岸の連続アシストが光る。(3-2) メンバー交代で反撃をかける鹿島。59分、途中出場の野沢がドリブル突破を狙うが、伊藤がしぶとく体を入れてディフェンス。63分には早いリスタートを狙われるが、ここは拙攻に助けられる。サイドへ長いボールを入れる戦術を徹底させる鹿島。65分、長いボールでサイドチェンジを狙われるが、ここは森がカバー。66分、フロンターレの左コーナーキック。中村からのボールはGKにはじかれるが、こぼれ球を拾った伊藤が折り返し。寺田がダイレクトで浮かし球を裏のスペースへ。ここにテセが走り込むが、わずかに届かず。67分には、川島のロングキックをテセが競り合い頭ですらし、ボールを拾ったジュニーニョがが切り返して左足でシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れる。71分、鹿島の決定機。左サイドを崩され、決定的な折り返しが入るが、田代の至近距離からのシュートは山岸がコースに入りブロック。ピンチをしのぐ。70分以降は前がかりになり、鹿島がロングボールを入れて圧力をかける時間帯が続くが、チームディフェンスでしのいでいく。80分、テセに代えて黒津を投入。82分には森に代えて村上が入り、そのまま右サイドへ。88分には菊地に代えて横山を入れ、鹿島のパワープレーをはね返していく。猛攻をしのぎきり、3-2でタイムアップ。

これで今季初の3連勝。しかも、すべて逆転という劇的な試合展開が続いた。先に失点してしまうのは今後の課題だが、流れを押し戻して逆転に持っていけるのは、チームの勢いがあるからこそ。5連戦の残り2試合で、どこまで勝点を伸ばしていけるか。

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試合終了後 監督コメント

hc

[公式記者会見 総評]

はじめに、今日も熱い声援を送ってくれたサポーターと、力を出し切ってくれた選手たちに感謝したいです。試合ですが、入り方は良かったと思いますが、失点のところが課題として残ったかなというゲームでした。その後は90分を通してうちらしいサッカーを展開してくれて、逆転して勝利をおさめてくれたところは非常に満足しています。こういうフロンターレらしいサッカーをこれからも続けて勝ち上がっていきたいと思います。以上です。

[公式記者会見 質疑応答]
── 失点のところの課題というのをもう少し具体的に教えてください。
名古屋戦がショートコーナーから。セットプレーというところで、そこの準備ですよね。あとはセカンドボールの反応のところというところが課題かなと。そこは失点しやすいところなので、そこでちょっとした注意をすれば防げるかなというところなので、そこは修正したいですね。2点目もうちが仕掛けていって、取られ方が悪くて、カウンターさせないようにという話はしているんですが、どうしても攻めているときのリスク管理。まずは取られた人がしっかり取り返そうという話はしていますが、ああいった形で失点につながってしまった。どこかで断ち切りたいですね。あとは柏戦もそうだったんですが、ミドルシュートに対するアプローチですよね。シューターに対してしっかり寄せていこうという話はしています。そこは今後課題にして修正していきたいと思います。
── 今日の中村選手と山岸選手の動きをどう見ていたのかを教えてください。
彼らのパフォーマンスは本来の力を出し切ってくれているので非常に満足しています。
── 中盤の菊地選手がバランスのいい動きをしているように思うんですが、評価は?
そうですね。名古屋戦に続いての先発だったんですが、彼本来の力を発揮してくれていると思います。
── 3試合全部逆転ですが、個人的にこんなにいいスタートになると思っていましたか?
いえ、それは思っていませんでした。
── 3試合続けて逆転勝利というのは希有なこと。そこをフロンターレらしいサッカーというキーワードを含めて説明して頂けないでしょうか。
話が長くなってしまいますし… 選手たちが感じて動いてくれているのかなという事だと思います。うちらしさというところで言うと、堅守、速攻、遅攻を使い分けられるというところなので、ゲームの状況を読みながら試合を進めていこうということはミーティングで常々話してきています。失点は余計ですが、得点のところはうちらしい得点をしている。そういう意味でうちらしいサッカーができていると思います。
── 堅守、速攻、遅攻の核は中村選手だと思うんですが、いかがですか?
そうですね。ゲームを読む力は素晴らしいものがありますので、そこの舵取りは任せています。

鹿島アントラーズ 監督
オズワルド オリヴェイラ

[公式記者会見 総評]

[公式記者会見 質疑応答]

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:伊藤 宏樹

── 試合を振り返って
勝てて良かった。ワンチャンスを決められ、つまらない形で先制点を許してしまったので、DFとして反省している。2失点目は相手のミドルシュートが素晴らしかったので、仕方ない部分ではある。ただ、逆転してからは落ち着いて守ることができた。チームディフェンスが徹底されていた。でも、失点はもっと防げると思う。まだまだ満足していない。勝ちに飢えている。

川崎フロンターレ:山岸 智

── 試合を振り返って
1点取れば逆転できると感じていた。チーム全員が同じ気持ちでプレーしていたと思う。1点目のアシストは、いいタイミングで走り出したら、ケンゴさんがいいタイミングでボールを出してくれた。テセがいいタイミングでフリーで走ってきていたので、見えていたし、より確実なテセを選んで狙った。2点目は、前の2枚にあわせようと思ったが、相手のマークが付いていたので、やわらかいボールを上げられればと思っていた。ケンゴさんはヘッドが得意じゃないけど、うまく決めてくれた。良かった。これまで自分のプレーを出せず、悩みながらプレーしていた。これまでやってきたことを信じて走り続けていた。いいボールを出してくれたからこそ、ゴールにつながった。自分にとってもチームにとっても良い試合になったと思う。ここまで時間がかかったが、欲しいタイミングでボールが来たし、やっとチームに結果をもたらすことができた。これもいいボールの取り方、いい守備ができているからこそ生まれたゴールだと思う。個人的にもゴールはいつも狙っているし、積極的にゴール前にも飛び込んでいきたい。そういうプレーが出来ればもっと点に絡んでいけると思う。僕のポジションは攻撃だけではなく、守備も要求される。そういう点でも今日は貢献できたかなと。まず、先に失点することをなくさなければいけないけど、違う考え方をすれば、取られても取り返せる力がついてきたということ。後半のように集中してプレーできれば、そう簡単には負けない。みんな自信がついたと思う。3連勝といういい形だし、このまま勝ち続けていけるようにしたい。みんなが誕生日を祝ってくれて嬉しかったし、やっとチームの一員になれたと実感することができた。周りからは悩みながらプレーしているように見えたかもしれないけれど、今まで自分がやってきたことを信じて、ボールが来なくても走り続けていた。その走りが無駄にならなかった。本当に嬉しい。
── サポーターへ
いい誕生日になりました。試合前も歌を歌ってくれ、試合後も実は卵は見えていて来るなとは思っていた。やっとフロンターレの一員になれた、認めてもらえたと感じたし、喜んでくれている皆さんを見て僕自身すごく嬉しかった。うちのサポーターは本当にあったかい。たくさんの応援ありがとうございます。毎試合、選手達は精一杯頑張りますので、これからもよろしくお願いします。

川崎フロンターレ:寺田 周平

── 試合を振り返って
後半は苦しかったが、耐え切れて良かった。去年はああいう展開で失点をしていた。あれをしのげたのは進歩しているんだと思う。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
柏戦での逆転劇があって、あれで何かをみんなが掴んだところはある。とにかく自分たちのサッカーをやる。あの時は集中していたが、今日も集中していた。失点しても見失わずにやれた。カウンターとセットプレーで失点。もったいなかった。でも、1点差で粘っていれば、ひっくり返せると思っていた。鹿島は最初から飛ばしていたので後半には運動量が落ちると思っていたし、落ち着いてやろうと選手同士で話していた。テセの同点ゴールは、カウンターからヤマに足下に出して勝負してもらおうと思ってパスを出した。うまく折り返しを入れてくれたし、テセがしっかり決めてくれた。ヘディングは年1回の出来事。ヤマが持った瞬間、FW2人がニアと中央に走り込んでいたので、ファーで待っていたら素晴らしいクロスがきた。時間もあったし、落ち着いて額の中心で打とうと。しっかりコースを狙って当てることができた。両サイドがうまく使え出していたので、ヤマもそろそろかなと思っていた。攻守の切り替えが早いし、もともと守備ではチームに貢献していた。今日の2アシストで自信をつけただろうし、これからどんどんいいボールが入ってくると思う。本当は1-0、2-0で手堅く勝っていくのが理想。でも、先に失点してもスタジアムに来てくれているサポーターが、逆転の雰囲気を出してくれている。3連勝はまぐれじゃない。これからもチーム一丸となって戦っていけば、結果はついてくるはず。まだまだ課題もあるけど、守りきれる強さがついてきている。

川崎フロンターレ:鄭 大世

── 試合を振り返って
負けていても負ける気がしないです。得点の場面はゴールを見ていた。冷静だったし、あそこしかないと思った。競り合っても勝てたし、今日は気分がいい。一点入れて相手から嫌がられて勝てたのはよかった。ただ、次の試合に切り替えないと、いつもここで満足してしまうところがある。切り替えて、新たな気持ちで頑張りたい。

川崎フロンターレ:横山 知伸

── 試合を振り返って
鹿島に勝ちたいというみんなの強い気持ちが結果につながったと思う。監督からは守りに入るなと言われた。サイドから行けと。チーム戦術もそうだが、僕個人に言っている部分もあると思う。大学とはスピードが全然違うし、いい経験ができている。鹿島は個人の能力が高いチーム、気持ちもすごかった。

川崎フロンターレ:森 勇介

── 試合を振り返って
前半、結構何気ないスローインから取られ、カウンターでまた取られた。そこで諦めずに行った。気持ちだけは出そうと思った。失点の形が良くない。崩されていないだけに、精神的に苦しくなる。取られないように頑張りたい。

川崎フロンターレ:村上 和弘

── 試合を振り返って
あと2つ。次を勝ちきらないと。勝てているけど、先に点を取られると余計にエネルギーを使うのでそこは気をつけないと。今はベンチも気持ちが入っている。アップ無しでテンション高いまま出られる感じ。交代で出た選手も一緒に応援しているし、雰囲気はいい。しっかり準備しておきたい。

川崎フロンターレ:谷口 博之

── 試合を振り返って
ゴールへの意識は常に持ってはいるが、今日のゴールはラッキーだった。左足だったし、いまいち弱かった。どうして点を取れているのかは、自分でもよくわからない。嬉しいことは嬉しいけど、内容も徐々に満足できるものになっていることの方が嬉しい。これまで逆転勝利は少なかったので、自信になっている。このいい流れを続けられるよう頑張りたい。

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ゲームフォト・ギャラリー

  • 試合前の集合写真
  • DF4/井川祐輔選手
  • FW16/鄭 大世選手
  • MF29/谷口博之選手
  • FW10/ジュニーニョ選手
  • GK1/川島永嗣選手
  • DF2/伊藤宏樹選手
  • 逆転弾!喜びのスライディングMF14/中村憲剛選手
  • MF19/森 勇介選手
  • MF17/菊地光将選手
  • FW7/黒津 勝選手
  • Happy Birthday Yama!

試合前の集合写真

frontales

対戦内容

  • J1リーグ
  • 2008シーズン
  • 第11節
  • vs.ジュビロ磐田

アウェイゲーム

日時:2008年05月06日(火)13:00キックオフ 会場:ヤマハスタジアム

現在の試合状況:

試合終了

更新:08/09/10 23:43

この試合の開催情報

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この試合のTVオンエア情報

前節終了時の累積警告

1枚 2/伊藤 宏樹

3枚 4/井川 祐輔

1枚 8/山岸 智

1枚 10/ジュニーニョ

2枚 13/寺田 周平

2枚 14/中村 憲剛

1枚 15/原田 拓

2枚 16/鄭 大世

1枚 29/谷口 博之

今節の出場停止

なし

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