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対戦内容

  • Jリーグディビジョン 1
  • 2009シーズン
  • 第31節
  • vs.ジェフユナイテッド千葉

ホームゲーム

日時:2009年11月08日(日)15:000キックオフ 会場:等々力陸上競技場

ゲームトップ画像

この試合の開催データ

2009 Jリーグディビジョン 1 第31節 vs.ジェフユナイテッド千葉:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
18,470人 曇のち晴 19.5℃ 58% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
玉井 朗 松村 和彦 江角 直樹 五十嵐 泰之 河合 英治 大高 常勝
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2009シーズン対戦記録
5勝3分3敗/13得点9失点 対戦無し 第3節(アウェイ)/第31節(ホーム)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]ジェフユナイテッド千葉
3

0 前半 1
- 後半 -

2
関塚 隆 監督 江尻 篤彦
55 > 58 勝点 24 > 24

レナチーニョ 55+0分
レナチーニョ 70+0分
レナチーニョ 89+0分

得点
選手/時間

35+0分 工藤 浩平
88+0分 和田 拓三

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
川島 永嗣 1000 GK 000 1 岡本 昌弘
井川 祐輔 4011 DF 11013 和田 拓三
菊地 光将 17000 00015 福元 洋平
伊藤 宏樹 2000 1014 ボスナー
村上 和弘 26022 1012 坂本 將貴
横山 知伸 18000 MF 30310 工藤 浩平
谷口 博之 29112 1018 中後 雅喜
中村 憲剛 14101 1016 下村 東美
鄭 大世 9257 FW 101 16 谷澤 達也
ジュニーニョ 10246 321 9 深井 正樹
レナチーニョ 34448 101 18 巻 誠一郎
 
GK/相澤 貴志 21       SUB       17 GK/櫛野 亮
DF/寺田 周平 13   0 0       3 DF/斎藤 大輔
MF/田坂 祐介 6   0 0       31 DF/青木 良太
MF/山岸 智 8       0 0   22 MF/米倉 恒貴
MF/木村 祐志 22   0 0 0 0   24 MF/太田 圭輔
FW/登里 享平 23       0 0   7 FW/ネット バイアーノ
FW/矢島 卓郎 15             26 FW/金沢 亮
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

PK 34 右足S

34 レナチーニョ 55+0 35+0 工藤 浩平 10

左 9 ↑ 中央 18 ヘディングS バーかえり 10 左足S

中央 4 ↑ 9 → 右 34 ~ 中央 右足S

34 レナチーニョ 70+0 88+0 和田 拓三 13

左 2 → 10 ~ → 中央 34 右足S

左 2 → 10 ~ → 中央 34 右足S

34 レナチーニョ 89+0

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
4 井川 祐輔 13 寺田 周平 84+0 60+0 7 ネット バイアーノ 8 中後 雅喜
29 谷口 博之 6 田坂 祐介 88+0 71+0 22 米倉 恒貴 16 谷澤 達也
14 中村 憲剛 22 木村 祐志 89+0 84+0 24 太田 圭輔 9 深井 正樹
警告・退場
選手名/理由
  
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
10 17 27 シュート 13 3 10
5 6 11 GK 16 6 10
4 7 11 CK 1 0 1
7 7 14 直接FK 6 4 2
1 4 5 間接FK 2 0 2
1 4 5 オフサイド 2 0 2
0 1 1 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
48+0 C2 13 和田 拓三
62+0 C1 7 ネット バイアーノ
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2009 Jリーグディビジョン 1 / 第31節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2009年
11月08日(日)
名古屋 vs 神戸 瑞穂陸 13:03 10,136人 1 - 0
鹿島 vs 山形 カシマ 15:04 20,433人 2 - 0
F東京 vs 浦和 味スタ 15:04 40,701人 0 - 1
磐田 vs 新潟 ヤマハ 15:04 11,912人 0 - 2
大宮 vs 広島 NACK 18:30 12,940人 0 - 1
柏 vs 清水 18:34 10,007人 5 - 0
横浜FM vs 大分 日産ス 18:33 16,724人 1 - 2
G大阪 vs 京都 万博 18:33 20,394人 4 - 1

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ゲームレポート

第31節、千葉とのホームゲーム。ナビスコカップ決勝敗退の余波は大きいが、信頼を取り戻すために前を向いてひたむきに戦う姿をピッチで表現しなければならない。リーグ戦は残り4試合。1試合の結果が優勝争いの行方を大きく左右する。等々力陸上競技場、15:03キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーは、ジュニーニョとテセの2トップ。中盤右にレナチーニョ、左に中村。谷口と横山のダブルボランチ、村上-伊藤-菊地-井川の最終ライン、GK川島。立ち上がり数十秒、フロンターレの攻撃。中村の左コーナーキックのこぼれ球に反応したレナチーニョがダイレクトでミドルシュートを放つが、これは枠を外れる。1分、千葉の攻撃。巻のポストプレーから左サイドに展開されクロス。こぼれ球に反応した工藤にシュートを打たれるが、ディフェンス陣がブロック。4分、フロンターレの攻撃。相手陣内で村上がボールカット。テセがためてスルーパスを出し、ジュニーニョと村上が抜け出すが、このプレーはオフサイドの判定。6分、左サイドからのフリーキックの場面。中村からのクロスをDFがクリアミス。ボールはゴールに向かうがGKがキャッチ。7分、千葉の攻撃。右サイド裏に抜け出した工藤にクロスを入れられ谷澤にヘッドで合わされるが、このシュートはゴール左に外れる。8分、フロンターレの攻撃。中央からパスをつないで右サイドへ展開。レナチーニョがドリブル突破を狙うがDFに止められる。さらに9分、谷口が中央で粘って右サイドへ。井川の折り返しをレナチーニョがヒールで流すが、走り込んできてジュニーニョには通らず。パスをつなぎながらサイドへ展開して崩しをかけるフロンターレ。リスタートから前に圧力をかけてくる千葉。15分、千葉の攻撃、ロングスローからボールをつながれるが、ゴール前でどうにかクリア。セカンドボールを拾った坂本に左サイドからミドルシュートを打たれるが、これはGK川島の正面。16分、フロンターレの攻撃。中盤での混戦を制した谷口から左サイドの中村へ。中村のクロスは流れるが、追いついたジュニーニョが右サイドからクロス。ゴール前での混戦からレナチーニョがシュートを狙うが、惜しくもゴールライン手間でDFにクリアされる。18分、千葉の攻撃。中盤でボールを拾われ下村にミドルシュートを打たれるが、ゴール左に外れる。

19分、フロンターレの攻撃。横山からボールを受けたジュニーニョが左サイドからクロス。テセがヘッドで合わせるが、このシュートは惜しくもポスト直撃。ゴール前のこぼれ球をレナチーニョが拾うが、惜しくもシュートに持ち込めず。21分、伊藤のインターセプトからショートカウンターへ。左サイドのジュニーニョがフェイントから切れ込みシュートを放つが、惜しくもGKにキャッチされる。28分、ペナルティーエリア右からのフリーキック。中村がサインプレーで折り返しレナチーニョがミドルシュートを放つが、枠をとらえきれず。31分、千葉の攻撃。サイドチェンジのボールを左サイド裏のスペースで受けた深井にシュートに持ち込まれるが、GK川島ががっちりキャッチ。32分、フロンターレの攻撃。テセのポストプレーからジュニーニョ、左サイドの中村へと渡り、クロスに合わせたジュニーニョが左サイドからシュートを放つが、ゴール上に外れる。33分にもパスを細かくつなぎ、左サイドのジュニーニョがクロス。ファーサイドに走り込んだ谷口がダイビングヘッドを狙うが、惜しくもゴール右に外れる。迎えた35分、リスタートのこぼれ球を左サイドの深井がクロス。飛び込んできた巻のヘディングシュートはクロスバーを叩くが、浮いたこぼれ球を工藤に押し込まれ、千葉に先制点を奪われる。(0-1) 38分、フロンターレの攻撃。村上サイドチェンジから右サイドで井川が粘って折り返しを入れるが、惜しくもDFにクリアされる。さらにパスをつないで右サイドのレナチーニョがスルーパス。裏のスペースに抜け出した中村が右サイドからシュートを放つが、わずかにゴール左に外れる。42分、千葉の攻撃。左サイドの深井にドリブル突破を許し折り返し。右サイドから工藤が走り込んでくるが、シュートはゴール右に外れる。危ないシーンだった。さらに43分、左サイドから崩しをかけられ折り返し。中後に強烈なミドルシュートを打たれるが、GK川島がキャッチ。ロスタイム、ゴール前に圧力をかけていくフロンターレだが、ゴールにはあと一歩届かず。チャンスは数多く作れるものの決めきることができず。逆に千葉にゴールを許し、0-1で前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:関塚 隆 監督

攻守の切り替えを早く。セカンドボールの処理を意識して。サイドから落ち着いて攻撃を組み立てていこう。ラストパス、シュートを精度を上げていこう。


ジェフユナイテッド千葉:江尻 篤彦 監督

シュートまでシンプルにいこう。最後まで信じて辛抱しよう。諦めない、あわてない、最後まで行くぞ。出しきれ。

後半[45分>90分]

ハーフタイムのロッカールーム。「ホームゲームだぞ!立ち上がりからしっかり集中してゲームに入っていこう。みんなでやりきれ!」と関塚監督。「怖がらず、みんなでサッカーやっていこう」とジュニーニョ。「みんなでコンパクトにまとまってサッカーをやっていこう!」と中村も声をかける。46分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけ、こぼれた球に走り込んできた井川が右サイドからミドルシュートを放つが、このボールはGK正面。47分、千葉の攻撃。ルーズボールを拾われ右サイドの深井に抜け出されるが、菊地がしぶとくマークについてカバー。48分、フロンターレの攻撃。右サイドのレナチーニョがドリブルをしかけてスルーパス。テセが飛び込み、GKがこぼしたボールをジュニーニョが右サイドからシュートを放つが、惜しくもDFにブロックされる。49分には、中村の左サイドからのフリーキックをニアサイドで谷口が頭で合わせるが、ここもDFに当たり外れる。52分、リスタートから左サイドのジュニーニョがクロス。ファーサイドで中村がボールを受けるが、惜しくもシュートに持ち込めず。しかし迎えた54分、右サイドからのスローインのボールを中村がななめに走り込み、ペナルティーエリアへと侵入。するとDFがたまらずファールを冒し、フロンターレがPKを得る。55分、これをキッカーのレナチーニョが落ち着いて決め、同点に追いつく。(1-1) 56分、フロンターレの攻撃。左サイドからボールをつなぎ、テセがスルーパス。左サイドでジュニーニョがフェイントで切り返しループシュートを放つが、ここは惜しくもGKの好セーブに阻まれる。57分、千葉の攻撃。ロングスローから右サイドの下村が折り返し。深井にヘッドで合わされるが、このシュートはゴール左に外れてことなきを得る。58分、フロンターレの攻撃。パスをつないで押し込み、右サイドのジュニーニョが切り返して左足を振り抜くが、このシュートはDFにブロックされる。59分、ゴール前に攻勢をかけるが、フィニッシュに持ち込むことができず。60分、テセとレナチーニョのコンビネーションからゴール前に迫るが、ラストパスはつながらず。さらに左サイド村上のクロスにテセがヘッドで合わせるが、シュートは枠をとらえきれず。

66分、ロングボールからスタートし、レナチーニョからボールを受けたテセが胸トラップから豪快にミドルシュートを放つが、惜しくもGKに阻まれる。試合は白熱した展開に。69分、フロンターレの攻撃。リスタートの流れから押し込み、ゴール前で大混戦に。右サイドの中村の折り返しをレナチーニョがダイレクトで狙うが、惜しくもDFに当たって外れる。しかし迎えた70分、自陣でのボールカットからカウンターへ。4対4の場面で中央のテセが右サイドへ。このボールを受けたレナチーニョが角度のないところからおもいきってシュート。このボールがDFに当たってゴールへと吸い込まれる。(2-1) 72分にはリスタートの流れからボールをつなぎ、左サイドの村上がクロス。テセがヘッドで合わせるが、このシュートはゴール上に外れる。73分、自陣から前線3人のカウンターへ。右サイドのレナチーニョが折り返し、テセが切り返してゴール前に入るが、シュートは惜しくもGKにセーブされる。さらに76分、ボールを奪ってカウンターへ。レナチーニョのスルーパスを受けたジュニーニョが左サイドでためを作り、カーブをかけたシュートを放つが、惜しくもGKの好セーブに阻まれる。77分にも右ショートコーナーから井川がクロス。こぼれ球を村上が左足で狙うが、このミドルシュートは惜しくもゴール上に外れる。千葉が前がかりになり中盤にスペースができているが、なかなか3点目を奪うことができない。81分、千葉の攻撃。コーナーキックのクリアボールを拾われそのままカウンターを浴び、米倉のドリブルからゴール前に押し込まれるが、ディフェンスに戻り最後はレナチーニョがクリア。84分、井川に代えて寺田が入り、最終ラインセンターへ。村上が右に回り、伊藤が左に入る最終ラインへとシフト。お互いに布陣が間延びしタテに速い攻防が続くが、迎えた88分、千葉の攻撃。フリーキックを一度はクリアするものの、セカンドボールを拾われて左サイドから崩しをかけられ、ゴール前の大混戦から和田に押し込まれて同点に追いつかれてしまう。(2-2) ここで谷口に代えて田坂がピッチへ。試合はロスタイム4分へ。その直後、左サイドでの密集から伊藤がスルーパス。左サイドに抜け出したジュニーニョがドリブルをしかけて折り返し。ゴール前に詰めていたのはレナチーニョ。このボールを落ち着いて流し込み、再び勝ち越し弾を決める。(3-2) 中村に代えて木村がピッチへ。最後の千葉の猛攻をしのぎきり、3-2でタイムアップ。

精神的にも厳しい状況のなか、最後まで勝負を諦めずに戦い抜いた。その姿勢が執念の勝ち越しゴールを生んだ。この1勝の持つ意味は大きい。リーグ戦は残り3試合。今日の気持ちを忘れず、さらに前進していかなければならない。

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試合終了後 監督コメント

hc

[総評]

まず試合内容に入る前に、本当に高円宮妃殿下、そしてヤマザキナビスコの飯島社長。日本サッカー協会。そしてJリーグ。そして我々にサッカーをできる環境を与えてくれていただいているみなさん。そしてサッカーを愛するサポーターのみなさんに多大な迷惑をおかけした事をまず、申し訳ないという気持ちでご挨拶したいと思います。本当に申し訳ありませんでした。
そういう形からチームは入って、今日等々力に来たときに多くのサポーターが今までと変わらず我々を応援してくれた。その声に応えるためにはしっかりとしたフェアな戦いで勝利するという事が、一つ一つ、信頼回復のために大事な事だなと。それは強く選手と、そしてスタッフと話をして今日の試合に向いました。これは本当にフロンターレ、クラブ全体としての、一つ一つ積み重ねていかなければならない戦いだったと思います。本当にロスタイムで勝利できた事。選手も本当によくやってくれたと思いますし、サポーターの多くの声援があって、我々を勝利に導いてくれたと感謝しております。試合のほうですが、ジェフさんも今日はあとがない試合の戦いということで最後まであきらめず、そして前へと進んでくる。それは予想されていた事です。ジェフさんの近々の試合を見ると、ハーフライン前後でしっかりとブロックを作り、そこからボールを奪って早い攻撃を仕掛けるというところがスタイルだなという事で、今日もそういう形で来ていたと思います。我々がボールを持って攻撃を仕掛けたときに、今日は右サイドが10番の工藤選手だったんですが、そして真ん中が谷澤選手。そして左が深井選手と、この3選手の飛び出しを一番警戒しなければならなかったところだったと。特に左の深井選手はうちの井川とポジションのところでかなり駆け引きをしながらカウンターの第一歩を狙っていたと思います。失点の場面も縦に入ったボールを井川がクリアしたボールが足元の深井選手の所に渡って、早いクロス。そこから決められてしまったと。警戒していた形で失点してしまいました。ただ、今日は本当にナビスコ杯決勝の時のようにバタバタせずに選手がしっかりとポジションを取りながらやってくれたなと。ハーフタイムにも落ち着いて自分たちのリズム、そしてポジショニングというところをしっかりと取りながら攻撃を仕掛けて行けということで後半に入りました。選手はそれをしっかりとやってくれたのかなと思います。ジェフさんも最後まで得点。勝ちに来る姿勢はすばらしかったですし、J1のところで一緒に戦った仲間として、悔しいと思いますが、次に向けて進んでいってもらえればと思います。我々も、本当に一歩一歩、1試合1試合、積み重ねて行きたいと思います。以上です。

[質疑応答]
── ナビスコの問題もあって、試合そのものに集中しきれないところもあったかと思いますが、追いつかれ、それでも最後に勝って、吹っ切れるんではないかと思いますが、この勝利の意義というのはいかがでしょうか?
我々にとってこの1勝は本当に重みのある1勝だと、僕自身も思っています。すぐに吹っ切れる事ではないですが、やはり一つ一つ、再スタートの意味で積み上げて行かなければならない。ナビスコ杯直後の試合でしっかり勝利して、みなさんにその姿を見せられたという事は、再スタートに向けてよかったかなと思います。
── 中村憲剛選手について、状態は?
ちょっと心配していたのは、前半の右サイドですり抜けたあとにシュートして、ちょっと足を振っていたので、そこで筋肉系かと思っていました。ただハーフタイムに大丈夫だと話していたんですが、今、ドクターの診断を受けているという状況です。まだちょっと詳しい状態は。僕がいる時はその時はまだアイシングだったので、ちょっとなんともまだそこの判断は聞いていないです。

ジェフユナイテッド千葉 監督
江尻 篤彦

[総評]

[質疑応答]

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:伊藤 宏樹

── 試合を振り返って
前半からチャンスがあった。そこで決めきれるかどうかだった。先に1点取られ、ナビスコカップではバタバタしてしまったが、今回はバランス良く攻撃することができていたと思う。終盤に追いつかれて展開的に苦しかったが、サポーターの思いが伝わってきていた。声援に感動したし、その思いがチームを勝利に導いてくれた。今日はそれに尽きると思う。精神的に厳しい試合だったが、多くのサポーターが自分たちのことを支えてくれている。ここ数日、いろいろな思いがあった。大勢のサポーターの前でサッカーができる幸せを改めて感じた。ただ、今日できたからといって終わりじゃない。ここから失った信頼を取り戻すために、地道に続けていくしかない。次も同じ気持ちで戦いたいし、そうやってフロンターレとして強くなっていきたい。

川崎フロンターレ:井川 祐輔

── 試合を振り返って
この試合にかける思いがあった。今日勝つのと負けるのでは全然違う。サポーター、全国のサッカーファンにお詫びをしていかなければならない。そのためには言葉だけじゃなくて形で示すことが重要だった。その最初の試合で勝つこと、自分たちがどういった姿勢で試合に臨むのかという姿を見せることができた。個人的には前半はいまいちで、後半はまあまあという感じ。相手も勝ちたい気持ちが強かったし、マッチアップする選手との駆け引きで自分らしいプレーができなかった。後半スペースができて、やっと自分のリズムが出てきた。ただ、今日で終わりじゃない。この姿勢、この気持ちを忘れずに戦っていきたい。

川崎フロンターレ:寺田 周平

── 試合を振り返って
いろんな意味で勝たなければいけない試合だった。勝点3を取れてホッとしている。2-1でリードした状況で入ったので、そのまま試合を終わらせるのが自分の役割だったが、自分のところから失点してしまったので不本意ではある。ただ、結果としてチームが勝つことできたのは良かった。ひさびさの出場だったので、いい緊張感でプレーすることができた。10分程度の出場なのでコンディションを測るのは難しいが、日頃の練習からしっかり取り組んでいきたい。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
試合に使ってくれている以上、とにかく最後まで出たかった。今日の試合が大事なのはわかっていたので。 監督からは前半が終わったときに大丈夫かと聞かれたが、今日だけは最後までやろうと思っていた。ただ、あの交代の時が限界だった。

川崎フロンターレ:菊地 光将

── 試合を振り返って
巻さんへのクサビよりも、ダイアゴナルに動く谷澤さんの方が難しかった。前半はマンツーマンみたいになってしまったので、宏樹さんと話をして修正をした。同点に追いつかれて正直まずいと思ったが、しっかり勝ちきれてよかった。次、すぐに天皇杯もあるし、リーグ戦も残っている。しっかりとやっていきたいと思う。

川崎フロンターレ:横山 知伸

── 試合を振り返って
千葉はロングボールが多かったが、キクと宏樹さんが跳ね返してくれていた。ただ、セカンドボールが中盤の所に落ちたときに拾われてしまっていた。そこはきつかった。90分を通してしっかり戦おうと話していた。失点したがそこはうまくできていたと思う。同点になったが、そんな中でもうちの前線が相手の守備と同数だったので、1本良い形で入れば決まると思っていた。相手も前がかりだったので、そこはうまくやれたと思う。

川崎フロンターレ:木村 祐志

── 試合を振り返って
同じポジションに入った。時間が時間だっただけに、しっかり守備をしながら入ろうと言われた。同点になった時は慌てたが、最後は勝ちきれてよかった。今日が一番大事だった。ここから波に乗っていければと思う。

川崎フロンターレ:村上 和弘

── 試合を振り返って
勝ててよかった。みんないろいろな思いがあったと思うし、今日のゲームは簡単ではないと思っていた。チームとしてどう戦えるかというところで、最後まで諦めない姿勢を見せることができた。勝点3を取る執念は表現できたと思う。やれることはやった。でも、今日ですべてオーケーというわけじゃない。あの時間で失点するのはよくない。次は天皇杯、そしてリーグ戦が続いていく。武田社長が言っていたように、信頼を取り戻すには時間がかかるかもしれないが、今日の気持ちを忘れず持ち続けていきたい。

川崎フロンターレ:谷口 博之

── 試合を振り返って
苦しいなかでも勝てたのが大きかった。天皇杯も含めて頑張っていきたい。

川崎フロンターレ:レナチーニョ

── 試合を振り返って
今日は3点ゴールを決めることができた。ハットトリックはおそらくサントスのジュベニール以来でプロ初。でもゴールは自分の力だけではなく、チーム全体の力で取ったもの。PKは自分からお願いをして蹴らせてもらった。ジュニーニョが蹴れるのかと聞いてきたので自信があると。納得してボールを渡してくれた。前半は難しい試合になったが、相手も勝ちたい気持ちから前に出てきたのでカウンターができるようになった。3点目はジュニーニョのプレーが素晴らしかった。いいクロスが入ってきたので、あとは落ち着いて決めるだけだった。終盤に同点に追いつかれたが、落ち込んでいてもしょうがない、残り時間で決めるという思いだけだった。今日は本当に貴重な勝点3を取ることができた。この勝利をたくさんのサポーターに捧げたいし、森勇介のためにチームがひとつにまとまって勝ち取った結果でもある。ナビスコカップで起きたことの謝罪という気持ち、それをチームの力に変えて団結することができた。この先も同じ気持ちで戦っていきたい。自分たちが考えることは優勝だけ。

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ゲームフォト・ギャラリー

  • 集合写真
  • MF14/中村憲剛選手
  • DF4/井川祐輔選手
  • MF29/谷口博之選手
  • FW34/レナチーニョ選手
  • GK1/川島永嗣選手
  • DF18/横山知伸選手
  • DF2/伊藤宏樹選手
  • MF26/村上和弘選手
  • FW10/ジュニーニョ選手
  • 後半25分、レナチーニョ選手のシュートで逆転。
  • MF17/菊地光将選手
  • FW9/鄭 大世選手
  • MF6/田坂祐介選手
  • MF22/木村祐志選手
  • 試合終了後の円陣。
  • DF13/寺田周平選手
  • サポーターに感謝!!!

集合写真

frontales

対戦内容

  • 天皇杯
  • 2009シーズン
  • 3回戦
  • vs.カターレ富山

ホームゲーム

日時:2009年11月11日(水)19:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

現在の試合状況:

試合終了

更新:09/11/17 12:51

この試合の開催情報

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この試合のTVオンエア情報

前節終了時の累積警告

1枚 2/伊藤 宏樹

3枚 4/井川 祐輔

1枚 6/田坂 祐介

2枚 8/山岸 智

3枚 9/鄭 大世

2枚 10/ジュニーニョ

3枚 11/ヴィトール ジュニオール

3枚 13/寺田 周平

1枚 14/中村 憲剛

2枚 17/菊地 光将

2枚 20/養父 雄仁

1枚 26/村上 和弘

今節の出場停止

なし

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