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対戦内容

  • Jリーグディビジョン 1
  • 2010シーズン
  • 第7節
  • vs.浦和レッズ

アウェイゲーム

日時:2010年04月18日(日)16:03キックオフ 会場:埼玉スタジアム2002

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この試合の開催データ

2010 Jリーグディビジョン 1 第7節 vs.浦和レッズ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
46,313人 晴、無風 16.3℃ 33% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
川上 信夫 村上 伸次 相樂 亨 五十嵐 泰之 中原 美智雄 大塚 重徳
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2010シーズン対戦記録
3勝4分3敗/16得点18失点 対戦無し 第7節(アウェイ)/第33節(ホーム)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[アウェイ] チーム [ホーム]浦和レッズ
0

0 前半 2
0 後半 1

3
高畠 勉 監督 フォルカー フィンケ
13 > 13 勝点 13 > 16

得点
選手/時間

07分 細貝 萌
08分 田中 達也
72分 堀之内 聖

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
川島 永嗣 1000 GK 000 1 山岸 範宏
森 勇介 19000 DF 11014 平川 忠亮
井川 祐輔 4101 0006 山田 暢久
寺田 周平 13000 0002 坪井 慶介
小宮山 尊信 8000 1105 サヌ
稲本 潤一 20000 MF 32122 阿部 勇樹
谷口 博之 29101 1013 細貝 萌
田坂 祐介 61 1 1018 柏木 陽介
11010 ポンテ
黒津 勝 71 1 FW 101 11 田中 達也
レナチーニョ 34235 651 17 エジミウソン
鄭 大世 9224
 
GK/杉山 力裕 28     0 SUB 0     29 GK/大谷 幸輝
DF/伊藤 宏樹 2     0 0     4 DF/スピラノビッチ
MF/横山 知伸 18     0 0 0   33 MF/高橋 峻希
MF/中村 憲剛 14   1 1 1 1   20 MF/堀之内 聖
MF/ヴィトール ジュニオール 11   0 0 0     13 MF/鈴木 啓太
MF/木村 祐志 22     0 0     24 FW/原口 元気
FW/登里 享平 23   1 1 0 0   19 FW/高原 直泰
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

7 細貝 萌 3

右 相手DF クリア ↑ 中央 3 左足S

8 田中 達也 11

右 11 → 17 → 11 中央 ~ 左足S 

72 堀之内 聖 20

中央 17 ~ 右足S 相手GK クリア こぼれ球 20 右足S

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
6 田坂 祐介 14 中村 憲剛 46 58 20 堀之内 聖 8 柏木 陽介
7 黒津 勝 11 ヴィトール ジュニオール 46 71 19 高原 直泰 11 田中 達也
29 谷口 博之 23 登里 享平 73 89 33 高橋 峻希 10 ポンテ
警告・退場
選手名/理由
C1 34 レナチーニョ 59
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
8 7 15 シュート 16 11 5
3 7 10 GK 12 6 6
3 2 5 CK 9 5 4
7 5 12 直接FK 15 8 7
0 3 3 間接FK 3 2 1
0 3 3 オフサイド 2 1 1
0 1 1 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
21 C1 3 細貝 萌
45+1 C1 10 ポンテ
56 C1 5 サヌ
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2010 Jリーグディビジョン 1 / 第7節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2010年
4月17日(土)
仙台 vs 神戸 ユアスタ 14:00 12,119 0 - 1
山形 vs 横浜FM NDスタ 14:00 14,168 1 - 1
名古屋 vs 新潟 瑞穂陸 14:00 10,083 1 - 1
G大阪 vs 清水 万博 14:00 19,914 1 - 1
F東京 vs 京都 味スタ 17:00 18,350 1 - 1
磐田 vs 大宮 ヤマハ 19:00 7,030 1 - 1
2010年
4月18日(日)
C大阪 vs 湘南 長居 13:00 9,838 2 - 1
鹿島 vs 広島 カシマ 15:00 17,983 0 - 0

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ゲームレポート

リーグ第7節、アウェイ浦和戦。開幕から結果を残し上位につけている浦和から勝点を持ち帰ることができるか。好天に恵まれた埼玉スタジアム。16:03キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーは最前線にテセ、左に黒津、右にレナチーニョ。中盤2列目に谷口と田坂、底に稲本。小宮山-伊藤-井川-森の最終ライン。GK川島。立ち上がり2分、フロンターレの攻撃。左サイドから切れ込んだ小宮山が右足で縦パス。ボールを受けた田坂がDFをかわしながら左足を振り抜くが、このシュートは惜しくもGKにセーブされる。3分、浦和の攻撃。ポンテのフリーキックが裏のスペースに入るが、誰も触れずラインを割る。4分、フロンターレの攻撃。右サイドの森が浮かし球を入れ、ルーズボールを拾った田坂がクロス。ゴール前にテセが飛び込むがGKにキャッチされる。5分、浦和のカウンター。田中に裏のスペースを狙われるが、ここは寺田が対応。直後にフロンターレがカウンター。稲本のロングフィードに黒津が走り込むが、坪井に対応される。迎えた6分、浦和の攻撃。右サイドから圧力をかけられ、クリアボールに飛び込んできた細貝にシュートを決められ先制点を奪われる。(0-1) さらに直後の7分、自陣からつながれエジミウソンのポストプレーから抜け出した田中がドリブル。ミドルシュートを決められ、カウンターから2失点目を喫してしまう。(0-2) 9分、フロンターレの攻撃。左ショートコーナーから小宮山がクロス。井川がヘッドで合わせるが、シュートはゴール左に外れる。12分、森の裏へのパスを受けたテセが右サイド粘り、ルーズボールに森が飛び込むが、ラストパスはDFに当たって外れる。攻守の切り替えの速い浦和。カウンターを浴びて後追いのディフェンスになる場面が目立つ。17分、フロンターレの攻撃。バイタルエリアで谷口がボールキープ。ボールを受けた黒津が左足でミドルシュートを放ち、選手に当たってコースが変わるが、このボールは惜しくもゴールポストに当たって外れる。18分、カウンターから左サイドのレナチーニョからパスを受けたテセが強引にミドルシュートを放つが、これは枠を外れる。20分、寺田からの縦パスを受けたレナチーニョがドリブル。左サイドから切れ込むがファールで止められる。

21分、フロンターレのフリーキック。ペナルティーエリア左前から小宮山がクロス。ゴール前で選手に当たりこぼれ球を井川が押し込むが、このプレーはオフサイドの判定。23分、レナチーニョが相手陣内でボールを奪い返して攻勢をかけるが、フィニッシュには届かず。24分、浦和の攻撃。ポンテを起点につながれ右サイドからエジミウソンにシュートを打たれるが、小宮山がブロック。こぼれ球もGK川島がキャッチ。浦和にショートカウンターを狙われる展開が続く。27分、フロンターレの攻撃。右サイドの黒津がスルーパス。裏に抜けたテセが右サイド角度のないところからシュートを放つが、GKにセーブされ、左サイドでこぼれ球を拾ったレナチーニョのシュートは惜しくもサイドネット外側。29分、浦和の攻撃。カウンターから押し込まれスルーパスを出されるが、ポンテの飛び出しは井川がスライディングでカバー。30分、ショートコーナーからのクロスを折り返されるが、ゴール前で寺田がクリア。31分、フロンターレの攻撃。稲本のボールカットからカウンターへ。しかしレナチーニョのスルーパスは黒津にはタイミングが合わず。35分、浦和の攻撃。ポンテの右コーナーキックをエジミウソンにヘッドで合わされるが、寺田が体をつけてシュートはゴール左に外れる。36分、反撃に出るところでボールを奪われショートカウンターを浴び、右サイドから柏木にミドルシュートを打たれるが、このボールはクロスバー直撃。ことなきを得る。直後にフロンターレが反撃。テセが右サイドでボールキープ。黒津のクロスをレナチーニョがダイレクトでアクロバティックなシュートを放つが、このボールは枠をとらえきれず。40分にはカウンターからボールをつなぎ田坂の左サイドからの戻しを谷口がフリーでミドルシュート。しかし、ここは惜しくもGKにセーブされる。立ち上がりの時間帯にミスが重なり、いきなり失点。さらにカウンターから2失点目を喫してしまった。その後はフロンターレも反撃を繰り出すものの、浦和ゴールを破れず。2点のビハインドをどう盛り返していくか。0-2で前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:高畠 勉 監督

2ndボールの処理、球際を厳しく。サイドを起点にゲームを組み立てていくように。攻守の切り替えを早く。落ち着いて自分達のサッカーをして1点1点返していこう。


浦和レッズ:フォルカー フィンケ 監督

中盤で相手にスペースを与えてはいけない。そのために我々は積極的にプレスをかけていかなくてはいけない。

後半[45分>90分]

ハーフタイムのロッカールーム。「落ち着いて自分たちのサッカーをやって、1点1点返していこう」と高畠監督。後半スタートから田坂に代えて中村、黒津に代えてヴィトールを投入。45分、立ち上がりから反撃をかけるがフィニッシュには持ち込めず。47分、相手陣内でボールを奪って中村がスルーパス。右サイドのレナチーニョがクロスを入れるが、惜しくもゴール前にはタイミングが合わず。48分、浦和の攻撃。パスワークから崩しをかけられ細貝がシュート。ブロックのこぼれ球をエジミウソンに狙われるが、GK川島が好セーブでしのぐ。49分、GK川島のロングキックからヴィトールのレナチーニョのコンビネーションで崩しを狙うが、レナチーニョのスルーパスはDFにクリアされる。51分、浦和の攻撃。カウンターを浴びエジミウソンにシュートを打たれるが、井川がコースに入ってブロック。52分にもボールを奪われエジミウソンに左サイドに流れながらシュートを打たれるが、このボールはゴール左に外れる。迎えた54分、中村の裏のスペースへの浮かし球にテセが抜け出し、右サイドからペナルティーエリアに侵入。DFがファールを冒しPKを獲得。55分、キッカーはレナチーニョ。しかしこのPKはGKにセーブされ、こぼれ球にレナチーニョが詰めるが、ボールは惜しくもゴール上に外れる。58分、左サイドで小宮山からボールを受けた中村がワンタッチで前線へ。レナチーニョが走り込み倒れるが、このプレーはシミュレーションの判定。60分、浦和の攻撃。リスタートの流れから右サイドに展開され、平川がクロス。ファーサイドにエジミウソンが詰めてくるが、GK川島が体を張ってシュートストップ。61分、フロンターレの攻撃。相手陣内で中村がボールを奪い返してスルーパスを入れるが、テセは惜しくもシュートに持ち込めず。62分、浦和の攻撃。ルーズボールを拾われ田中が左サイドからドリブル。ポンテにダイレクトで合わされるが、シュートはゴール左外れてことなきを得る。

63分、裏のスペースにロングボールを入れられるが、GK川島が飛び出しヘッドでクリア。66分、フロンターレの攻撃。スローインからテセがDFをひきつけてスルーパス。右サイドから中村が抜け出すが、シュートは惜しくもDFに当たって外れる。68分、浦和の攻撃。サヌにドリブル突破を許すが、ラストパスを寺田が止める。69分にはペナルティーエリア内でキープされ、田中にドリブル突破を許すがクロスは谷口がブロック。70分、ショートコーナーからサヌにクロスを入れられ、阿部にヘッドで合わされるが、シュートはゴール上に外れる。迎えた71分、左サイドで途中出場の高原にボールをキープされ、エジミウソンがシュート。これはGK川島がセーブするが、こぼれ球に詰めた堀之内に流し込まれて3点目を許してしまう。(0-3) ここで谷口に代えて登里がピッチへ。77分、フロンターレの攻撃。スローインの流れからレナチーニョが右サイドからクロスを入れるが、ゴール前にはタイミングが合わず。直後に浦和にカウンターを浴び、ポンテにミドルシュートを打たれるが、これは枠を外れる。78分、左サイドの登里からボールを受けた小宮山が切れ込みながら右足を振り抜くが、DFにブロックされる。さらにレナチーニョがボールキープ。スルーパスを入れるが中村には通らず。さらにボールをつないで稲本のロビングをテセがヘッドで合わせるが、シュートはゴール右に外れる。81分、ヴィトールとレナチーニョのコンビネーションからヴィトールが抜け出し、右サイドから折り返しを入れるが、ラストパスは惜しくも合わず。森の右サイドからクロスを登里がヘッドで合わせるが、シュートは枠をとらえきれず。82分、左サイドの登里からパスを受けたテセがトラップ。戻したボールをレナチーニョが狙うが、ミドルシュートはうまくミートせず。88分、小宮山とのコンビネーションから、左サイドの登里が深い位置からクロスを狙うがDFに止められる。最後まで浦和ゴールを打ち破れず。試合は0-3のままタイムアップ。

攻撃の形は作り出していたものの決定機をものにできず、逆にチャンスをものにした浦和との差がスコアに表れてしまった。次節は1週間空けてのホームゲーム。内容に結果がともなったサッカーを展開することができるか。

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試合終了後 監督コメント

hc

[総評]

首位攻防戦、アウェイの埼スタで浦和レッズと対戦ということだったのですが、厳しい戦いになる中でしっかりサポーターと共に勝点3を持って帰ろうという事で試合に送り出しました。残念ながら勝敗を分けたのは立ち上がりの2失点かなと。そこのところで球際のところ、2ndボールの拾いあいのところで相手に上回られたかなと。その後、選手達はズルズル引くことなく、しっかりと点を取りに行ってくれたかなと。サイドを起点に攻撃を仕掛けていきたいという事でチャンスも何回か意図的に作り出せたかなと思います。そこで我々も得点を奪えていれば流れも変わったかなと思いますけど、浦和さんのディフェンスを破る事が出来すに残念です。最後まで勝点、得点を取りに行ってくれた選手達とそれを後押ししてくれているサポーターには感謝しています。以上です。

[質疑応答]
── 中村憲剛選手を後半から投入でしたが、それは予定通りだったのでしょうか?先発で起用しなかった理由とそのタイミングだった理由を教えてください。
先発でなかった理由は、チームがケンゴがいない中で結果を出していましたし、我々の戦いが出来ていましたので。ケンゴのコンディションを考えた上で90分はまだ難しいという事でゲームプラン的に考えても最初からスタートするよりも、後からスーパーサブ的に取っておくということを選択しました。後半45分からの出場に関しては、0-2で負けていましたので、攻撃のところを活性化したかったということで、後半の頭からいきました。
── 中村憲剛と一緒にヴィトールを出して、高畠さんの狙いとしては一回、アウトサイドに出してからのイメージだったと思うのですが、レナチーニョもヴィトールも中央に中央にという印象がありました。そのへんは指示がうまくいっていなかったのか、それとも彼らがパニックになっていたからなのか?そのへんの理由はありますか?
レナチーニョとヴィトールが中にポジションを取ってしまうというのは、彼らの癖というか流れの中でのポジショニングかなと。基本的にはサイドにポジションを取ってもらって、レナチーニョは2トップ気味にいっていましたので中央で良かったかなと。ヴィトールに関しては流れの中で中に入ってもいいのですが、守備の時と攻撃の時にはワイドにサイドのところで起点になってほしかったので、そこのところで気がついた時には修正をしましたけど、パニックになっていたという印象は私は受けませんでした。サイドを起点に攻撃を組み立てていこうということはしてくれたかなと思います。
── 先制されて守備がバタバタしたという状況の中で、すぐにあれだけ攻勢に出て、そこで点が取れなかったのは残念でしたが、そこからカウンターから1分後に失点という流れになりました。監督として攻撃して点が取れなかった部分が残念なのか?攻勢に行ってしまった部分が残念なのか?
点を取りに行くというところは問題ないですね。ただボールを取られた後のリスク管理。田中達也選手に持ち込まれましたから、そこのところでズルズル下がらずに、その前で防ぎたかったかなと。シュートのところや、セカンドボールの拾いあい、球際のところの強く激しく、最後のシュートに対しては体を張ってもらいたかったかなと思います。
── 前半の早い時間に、黒津とレナチーニョを左右、逆にしましたけど、それは相手のディフェンスラインに対応してだったと思いますけど、それをやってみての効果はどうだったでしょうか?
サイドを起点に攻撃を組み立てたかったということと、黒津とレナチーニョの特徴であるドリブルで仕掛けていった時に、よりどちらの方が効果的だったのかなということで入れ替えました。サイドの部分、セカンドボールをサイドバックの前の部分で相手に拾われたり、カウンターで一気に持っていかれた部分が見られたので、田坂を外にワイドにもっていったりということでレナチーニョを2トップ気味にして、ワイドのポジションに黒津と田坂をもっていきました。
── 立ち上がりの2失点、偶発的な事が起こりました。現象的な事を抜きにして、今日のゲーム、レッズとフロンターレはどちらの方が地力は上だと思われますか?
点が入れば、うちも力と勇気がわいてきて、もっと攻撃に勢いが出たと思うんですが。手前みそですが、私自身はフロンターレの方に力があったと思います。

浦和レッズ 監督
フォルカー フィンケ

[総評]

Jリーグを代表するチームと今日は戦ったわけですが、予想通りとても厳しい試合となりました。ただし今日の試合の試合内容を見れば入場料分、しっかりと取り戻すことが出来たと思います。そして戦う姿勢、アグレッシブなプレーなど、様々な要素をゲーム中に見る事が出来ましたし、本当の意味で価値ある優れた試合だったと思います。そしてお互いに協力し合いながら得点チャンスを作り出していくという強い意思を見る事も出来ました。そして私達はピッチの上でみる事が出来るチームスピリット、それからチーム、自分達の事を信じる強い自信を身につけるために毎日の練習の努力をしています。そしてこのような結果を今日のような試合でみる事が出来たのではないでしょうか。しかし、まだまだ改善していかなければいけないことが沢山ありましたし、今後も私達はしっかりした形で仕事をしていきたいと思います。それから今日は特に私達のサポーターに感謝したいです。とても素晴らしい形で私達のチームをサポートしてくれましたし、最後の最後まで一緒に戦う事が出来ました。

[質疑応答]
── 先制した後に、川崎が非常に攻撃的に前にきました。そこを受け止めて、鋭いカウンターから田中選手のワンツーで追加点を奪えましたが、この要因は何があったと思いますか?
外部の一部の人間が違う考え方、もしくは違う見方をしていたかもしれませんが、私達は現時点でとてもいい形で成長しています。正しい方向に向かって、成功をおさめるためにチームは成長している状況なのです。そして私達が進んでいる道が正しいものであるということが今日の私達の試合の内容でも証明されたのではないでしょうか。どのような形で勝利を収めるのか、そして私達がどのような形でゲームを支配していくのか。そのような事を実践しました。そして私達が比較的早い段階で2得点を決める事が出来たことによって、選手達のモチベーションにいい影響を与えましたし、最終的には試合内容からすれば、いつでも3点目が生まれてもおかしくなかったのではないかなと私は思います。
── 結果的にみるとボランチの選手が2点をとりました。今日の結果を見てもボランチの選手が非常に良かったと思います。彼らの堀之内選手を含めた3人の評価をお願いします。
私は1年前にもここでお話をした事がありましたけど、私達のプレースタイルをしっかりと実践していけば、中盤の選手が年間を通して6~7ゴール決める事はそんなに珍しくない事だと思いますと一度お話をした事があると思います。あまりこのことについて、突っ込んだ話をしたくありませんが、実際にそのようなプレースタイルを実践できているということが、私達の中盤の選手がゴールを決めている事実というところからも見えてくるのではないでしょうか。そして私がいままで率いてきた全てのチームで中盤の選手は多くのゴールを決めてきましたし、少なくとも今年は中盤の選手が去年より沢山のゴールを決める事になるでしょう。ただし、ここで大切なのは私達がどのような形で得点チャンスを作りだすかということです。たとえば自分達が攻撃の時に相手のゴールラインの近いところまで、深いところまで押し込んだ後に、そこから中盤から出てきた選手がボールを受けてゴールを決める。このような事はあくまでも自分達がやろうとしているチームの自然の流れの中から億点チャンスです。私の考えでは、今日はエジミウソンが非常に優れた試合をやったと思いますし、もしかしたら一部の人間は彼は今日ゴールを決めなかった。彼のプレーは良くなかったと言うかもしれません。しかし実際にはまったく違います。今日、彼はとても優れたプレーをしていました。
── 今年タイトルを奪い合うであろうライバルのチームを倒してのこの時期での首位ですが、監督はどのような評価をしていますか?
私達は今年に入ってから既に優勝を目標としている、もしくは必ずタイトルを取ると公言している鹿島アントラーズ、FC東京、それから今日の川崎フロンターレと強豪チームを相手に戦ってきました。そして彼らがタイトルを目指している強豪チームだということは皆さんも知れ渡っている事だと思いますけど、私はあることをサッカー業界で学んでいます。毎日の仕事をしっかりこなしていくこと、この道を進んでいくことが私達の一つの目的であるということです。大切なのはこれからどのような形で次の試合に向けての準備をしていくか、これをこなしていかなければなりません。このような毎日やらなければいけない仕事というものを実践していけば、定期的な成功を得る事が出来るようになると思いますし、将来的にとてもいい順位を得る事が出来る可能性が大きくなるでしょう。
── 全体としては完勝だと思います。但し、現象としては半分偶発的なゴールが決まり、1点リードし、そのあとの15分間というのは相手が上がってきました。逆に言うと押し込まれていました。決してレッズがコントロールしていたわけではなくて、何本も大きなチャンスを作られてしまっていた。それが刺激になったと思うのですが、28分過ぎから拮抗したいいゲームが始まったと思います。それまではあの偶発なゴールがきっかけになってバランス感覚が作れたのかもしれませんが、レッズが崩れ過ぎてしまう、相手にシュートチャンスを作られたと思うのですが、そのへんをどうお考えですか?
反論するつもりは一切ありません。しかし私は違う見方をしています。あのような形で相手にリードされた川崎があのような攻撃を繰り出してくる事は予想できることでした。そしてあの時間帯では川崎はとても速いスピードでテンポで、そして素晴らしい形でプレーをしていました。だからこそ自分達は高い集中力をもって、強い意志をもって守備をしなければいけませんし、出来る限り自分達がボールをキープするようにしなければいけません。私が求めているほど実践できませんでしたけど、但し川崎が、あのようなテンポを長い時間に渡ってキープする事は出来ないという事もわかりきっていたわけで、私達も川崎が5~20分以上、あのようなテンポをキープするのは出来ないと思っていました。そして今日はとても魅力的な試合を見る事が出来たと思います。魅力的な試合を展開する為には片方のチームが魅力的なサッカーを展開するのではなくて、両方のチームが必ず必要です。そして今日の試合でも川崎フロンターレがまったくチャンスが無かったわけではありません。もちろん非常に優れた対戦相手であったわけですし、3-0という結果だけを聞けば完勝と思われるかもしれません。川崎がとても優れた試合をしていたという事も我々は認めなくてはいけません。場合によっては彼らが得点を決める事もあり得たからです。ですので魅力的な試合を見る事で出来たのは事実だと思いますけれど、同時に二つのチームが優れたプレーを見せた、パフォーマンスを見せたのも一つの事実だと思います。
── 後半の早い時間帯に堀之内選手を入れて中盤を守備的な形にしました。当然リードしていれば良くわかる交代ですが、かなり早い時間帯での交代だった思うのですが、その効果について教えてください。
あまり内部の事については話をしたくはないのですが、堀之内という選手は私達にとってはとても価値のあるいつでも途中出場が出来る、しかも様々なポジションでプレーすることが出来る選手です。そしてハーフタイムに、後半始まって15分~20分で彼を起用する形になると話あっていました。これは相手が中村憲剛を投入してきたからという訳ではありません。まったく関係は無かったです。私達は中盤をもう少し厚くしたいという考えがありまして、4-3-3でプレーした訳です。柏木も最初の15分間は前半よりも少し低めの位置でプレーをしていました。ですのであの時点ではポンテ、エジミウソン、達也と3人のFWがいたわけです。そして3人の中盤の選手、そして4バック。このような形でプレーをしました。
── 先ほどネガティブな事を言いましたが、今日は二つのゴール、それ以外にも柏木のシュートもありました。最低6本ぐらい外側から中距離シュートがあったわけです。あれは監督として意図したものであったと思うのですが、如何でしょうか?
今日の試合に関して私が大切だなと思ったのは、チームが一つの方向に向かって成長していることです。それは一つのチームがお互いに助け合う事。お互いにコミュニケーションを取りあうこと。そして厳しい時間帯が15~20分続いたとしても、お互いに助け合いながら勝利の為に戦うというチームの一つの性格をしっかりとした形で身につけること。このようなことが今年に入ってからどんどん改善されてきていることです。ピッチの上でお互いに助け合う精神、勝利の為に戦う精神、このようなものを実際に見る事が出来ましたし、もちろん技術的な事、戦術的な事について語るのは簡単ですけど、大切なのはこのような精神をこのチームが身につけつつあるということではないでしょうか。しかし私達はまだまだ改善しなければいけない事があります。例えば、いつ私達がどのような形で相手にプレッシャーをかけていくのか、いつプレッシングをかけるのか、それともチーム全体で引いて相手が出てくるのを待つのか、そのような事に関して毎回毎回、外から一人の監督が指示を出すわけにはいきません。前もって一つの予定表を作り上げて、このようにやろうということはできないのです。大切なのはピッチの上で一人二人の選手だけではなくて、ピッチに立っている全ての選手が同じ絵を描いて、同じ方向性を向いて、同じようなプレーをしていく。そして助け合いながらプレーしていく。そのようなことを実践していくことです。このようなことを私達は徐々にですけど実践できるようになってきています。沢山やることがあります。
── チームの内部のことは良いのですが、監督がイメージする、理想とする中盤のセンターの二人の選手はどんな選手が理想ですか?
その事に関しては何もお話しをしないというチャンスを得たいと思います。多くの事に関して助言するつもりはありませんし、そのような事をするにはもう少し長く日本という国にいるべきだと思います。
── 今日、とても大事な時間帯にPKを防いだGKにランチをおごらなければいけなくなったら特上ですか?上ですか?並ですか?
もし私が彼を食事に招待することになれば、GKコーチを呼ばなければいけませんし、前回の神戸戦で2度、PKを止めたキーパーも招待しなければいけませんし、ただ唯一言えるのは、しっかりお互いに助け合いながらいい形での仕事が出来ているということです。それは良い提案かもしれません。もしかしたら明日それを実践するかもしれません。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:川島 永嗣

── 試合を振り返って
最初の失点でゲームの流れが相手にいってしまった。1失点目は自分のミス。ボールの勢いはあったが、あれは自分が処理しなきゃいけないシュート。しっかりと切らなければいけないプレーだった。悔しいゲームになってしまった。0-3というスコアだが自分たちにもチャンスがあったし、PKが入れば流れも変わったかもしれない。ただ結果は出ているし、そこは受け入れるしかない。

川崎フロンターレ:井川 祐輔

── 試合を振り返って
早い時間にポンポンと取られてしまった。崩されていた訳ではないし、ロングシュート2発だった。リズムを作れなかった。うちは前掛かりになっていたし、エジミウソンとポンテが残っていたので、あまり早い時間から出ないよう、様子を見ていた。今までは先に点を取れていたし、そうしたかったが、長いシーズン先制されることもある。ただ、3点目はいらなかった。点を取られるのも大きいが、取られた後の方が大きい。1-0と2-0とでは違う。寄せる判断は、個人戦術の所がある。個人的にはオフサイドのところもそうだが、フリーのヘディングシュートの方が決めたかった。

川崎フロンターレ:田坂 祐介

── 試合を振り返って
立ち上がりの時間帯での失点で厳しくなってしまった。こちらにもチャンスがあったが、相手は決めるところを決めて、うちは決められなかったという試合だった。先手を取られて一辺倒の攻撃になった感がある。もっと広げて、バックパスでおびき寄せておいてスペースを狙う回数を増やせば良かったと思う。個人的にはもっと落ち着かせてゲームを進めたかった。ワイドな展開ができればスペースを使うことができただけに残念な結果。ただ怪我人も戻ってきているし、一度リセットしてもう一度ゼロからスタートすればいいと思う。

川崎フロンターレ:黒津 勝

── 試合を振り返って
早いうちの2失点は大きい。1点ならまだしも、1分後にまたやられてしまって。個人としては、押し込まれているので、どこかで起点を作りたかった。カウンターの応酬になっていたし、落ち着かせたかった。 ポストに当たったシュートは入ったと思ったが。弾道は良くなかったが、振り抜けたし、相手に当たっていてもゴールに入ればゴール。あれが入っていれば違っていた。PKもあった。切り替えたい。

川崎フロンターレ:鄭 大世

── 試合を振り返って
早い時間帯で失点してしまい、チームとしてナーバスになってしまった部分がある。今日に関してはロングボールを多めに入れることは戦術どおりだった。ただ序盤での2失点は予想外の展開。相手のシュートは素晴らしかったが、その前のプレーで止められたと思う。その後に自分たちが流れを取り戻すチャンスがあったが、最後のところの精度を欠いてしまった。PKのファーストチョイスはレナ。もしまたPKをもらったら自分が蹴るつもりだった。3点差がつくような内容ではなかったと思うが、結果がついてこなかった。これが今後にどう響くかはわからない。相手がセカンドボールをうまく拾っていたのもある。運動量と読みで勝っていた部分があった。ただ自分を含めて攻撃陣が決めるところを決めていれば流れも変わったかもしれない。攻守で最後のところで体を張れなかった。技術もそうだが、それを凌駕する気持ちがあれば。自分たちの足りない部分をもっと突き詰め、乗り越えていかないと。

川崎フロンターレ:寺田 周平

── 試合を振り返って
個人的にはエジミウソンに起点を作らせてしまった。反省点が多い。あそこでつぶせないと2列目の選手が勢いよく飛び出してくる。チームとしても0-3というスコア。悔しい気持ちしか残っていない。アクシデント的な失点かもしれないが、警戒していたミドルシュートで決められただけに言い訳にはならない。まずこの試合を反省して、次に向けて切り替えていくしかない。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
相手の切り替えが速かったし、自分たちが人とボールがはまってパスをつないで抜ければこちらの流れ、止められれば相手の流れになっていた。自分が入ったときは0-2の状態で相手もラインを少し下げていたので、パス1本で裏というのは難しいと思っていた。中途半端なポジションをとりながら相手のディフェンスラインと中盤の間で顔を出していこうとしたが、最後のところで決めきれなかった。

川崎フロンターレ:森 勇介

── 試合を振り返って
前半は悪くなかったが。PKが入っていればとも思うが、そこでレナチーニョは責められない。前半のうちに点を取れていれば全然違っていたと思う。これが終りではない。切り替えてやりたい。

川崎フロンターレ:稲本 潤一

── 試合を振り返って
自分たちのボール回しの質や奪われ方が悪くて、相手にカウンターを受ける形になってしまった。チームとしては人数が揃っている状態で、シュートに対して1人が詰めて1人がカバーという基本的な部分でミスがあった。細かな部分での失点だったと思う。精神的な部分で、相手に引かれたときの崩し方で少し焦りがあったかもしれない。レナチーニョのPKが入っていれば変わったかもしれないが、最初に失点してはいけなかった。そこで跳ね返さないと。もう少しシンプルにはたきながら人数をかけて崩すこともやっていかないと。2点取られた状態で長い時間プレーすることになったが、攻守の切り替えや最後の質の部分、そこからの連動など、今日の敗戦をいい教訓にしていくことが必要だと思う。

川崎フロンターレ:谷口 博之

── 試合を振り返って
試合の入り方はいつも通り。早い時間に点を取られ、ポンポンとやられた。最初の失点でバタバタしてしまった。内容はそこまで悪くなかった。マリノスの時よりも悪くはなかった。後半の立ち上がりに点を取れていればまた違っていたと思う。 自分のミスで取られたし、そういうところは修正したい。切り替えて次に行くしかない。カウンターでカウンターをくらった。もっと厳しく行けたと思うけど、うちがやりたい事をレッズにやられた。

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対戦内容

  • J1リーグ
  • 2010シーズン
  • 第8節
  • vs.ヴィッセル神戸

ホームゲーム

日時:2010年04月24日(土)14:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

現在の試合状況

試合終了

更新:12/03/09 15:07

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前節終了時の累積警告

  • 1枚 6/河村 崇大
  • 1枚 8/フランシスマール
  • 3枚 9/我那覇 和樹
  • 1枚 13/寺田 周平
  • 1枚 17/落合 正幸
  • 2枚 20/養父 雄仁
  • 2枚 34/杉浦恭平

今節の出場停止

  • なし

2010 J1リーグ順位表
(本節終了時)

順位 チーム 勝点 得失数
1 浦和 70 +28
2 鹿島 69 +21
3 G大阪 66 +34
4 清水 61 +20
5 川崎 53 +18
6 新潟 51 +3
7 50 +11
8 横浜FM 49 +19
9 神戸 46 +10
10 磐田 46 -5
11 千葉 42 -3
12 名古屋 42 -4
13 F東京 42 -10
14 大分 38 -20
15 大宮 34 -16
16 広島 31 -27
17 甲府 27 -31
18 横浜FC 13 -48

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