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対戦内容

  • Jリーグディビジョン 1
  • 2010シーズン
  • 第9節
  • vs.湘南ベルマーレ

ホームゲーム

日時:2010年05月01日(土)16:05キックオフ 会場:等々力陸上競技場

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この試合の開催データ

2010 Jリーグディビジョン 1 第9節 vs.湘南ベルマーレ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
19,423人 晴、弱風 19.5℃ 32% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
河本 弘 高山 啓義 平野 伸一 戸田 東吾 前島 和彦 加藤 渉
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2010シーズン対戦記録
対戦無し 9勝4分3敗/28得点14失点 第9節(ホーム)/第23節(アウェイ)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]湘南ベルマーレ
4

1 前半 2
3 後半 0

2
高畠 勉 監督 反町 康治
16 > 19 勝点 8 > 8

レナチーニョ 37分
レナチーニョ 68分
小宮山 尊信 73分
中村 憲剛 89分

得点
選手/時間

29分 阿部 吉朗
39分 坂本 絋司

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
川島 永嗣 1000 GK 000 1 野澤 洋輔
森 勇介 19000 DF 1015 臼井 幸平
井川 祐輔 4101 0006 村松 大輔
寺田 周平 13000 0 014 阪田 章裕
小宮山 尊信 8123 00024 小澤 雄希
谷口 博之 29000 MF 2027 寺川 能人
中村 憲剛 14145 0002 田村 雄三
田坂 祐介 6235 11015 ハン グギョン
1018 坂本 絋司
ヴィトール ジュニオール 11112 FW 532 11 阿部 吉朗
レナチーニョ 34347 101 9 田原 豊
黒津 勝 7101
 
GK/杉山 力裕 28     0 SUB 0     32 GK/松本 拓也
DF/伊藤 宏樹 2     0 0 0   26 DF/古林 将太
DF/佐原 秀樹 3     0 0 0 0 30 DF/島村 毅
MF/横山 知伸 18   0 0 0     21 MF/永田 亮太
MF/木村 祐志 22     0 0 0   18 FW/新居 辰基
MF/楠神 順平 16   1 1 0     27 FW/中山 元気
FW/登里 享平 23   1 1 0     36 FW/三木 和司
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

中央 29 → 左 11 ~ ↑ 中央 34 右足S

34 レナチーニョ 37 29 阿部 吉朗 11

中央 7 ~ → 右 5 ↑ 中央 11 右足S

右 19 ↑ 中央 16 ヘディング 相手DF こぼれ球 34 右足S

34 レナチーニョ 68 39 坂本 絋司 8

PK 8 左足S

右 14 ~ ↑ 中央 相手DF クリア 8 ~ 右足S

8 小宮山 尊信 73

右 6 ↑ 左 23 ~ → 中央 14 右足S

14 中村 憲剛 89

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
29 谷口 博之 16 楠神 順平 62 35 30 島村 毅 14 阪田 章裕
11 ヴィトール ジュニオール 23 登里 享平 74 67 26 古林 将太 8 坂本 絋司
34 レナチーニョ 18 横山 知伸 90 75 18 新居 辰基 15 ハン グギョン
警告・退場
選手名/理由
C1 16 楠神 順平 77
C2 4 井川 祐輔 82
C1 14 中村 憲剛 86
  
  
  
45 90 データ 90 45
10 16 26 シュート 11 4 7
4 4 8 GK 18 5 13
5 2 7 CK 2 0 2
9 10 19 直接FK 14 7 7
0 1 1 間接FK 2 1 1
0 1 1 オフサイド 1 0 1
0 0 0 PK 1 0 1
警告・退場
選手名/理由
45+1 C1 24 小澤 雄希
65 S1 5 臼井 幸平
82 C1 30 島村 毅
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2010 Jリーグディビジョン 1 / 第9節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2010年
5月1日(土)
横浜FM vs 磐田 日産ス 13:00 -  - 
神戸 vs 新潟 ホームズ 13:00 -  - 
名古屋 vs 山形 瑞穂陸 14:00 -  - 
仙台 vs C大阪 ユアスタ 15:00 -  - 
鹿島 vs G大阪 カシマ 16:00 -  - 
清水 vs 浦和 エコパ 16:00 -  - 
大宮 vs 京都 NACK 19:00 -  - 
広島 vs F東京 広島 19:00 -  - 

ゲームをとことん!

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ゲームレポート

ACL北京戦から中2日で迎えたリーグ湘南戦。中国遠征帰りという厳しい状況だが、ここで踏ん張りホームで勝点3を奪い取りたい。晴天の等々力陸上競技場。16:05キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーはトップに黒津、その下にレナチーニョ。中盤右に田坂、左にヴィトール、センターに中村と谷口。小宮山-寺田-井川-森の最終ライン。GK川島。3分、フロンターレの攻撃。自陣で谷口がボールカット。パスをつないで黒津が右サイドをドリブル。右足でクロスを入れるが、このボールはゴール前を通過。5分、自陣でボールを奪って中村がロングボールを狙うが、前線の黒津には通らず。6分、連続コーナーキックからクリアボールのこぼれ球に反応した中村が左足を振り抜くが、ミドルシュートはゴール右に外れる。11分、湘南の攻撃。坂本からボールを受けた阿部が左サイドをドリブル。戻したボールにハンが詰めるが、ミドルシュートは枠を外れる。13分、フロンターレの攻撃。相手陣内でレナチーニョがボールを奪い、そのままドリブルからシュートを狙うが、これはうまくミートせず。14分、湘南の攻撃。細かくパスつないで押し込まれ寺川に強烈なミドルシュートを打たれるが、GK川島が止めてこぼれ球を中村がカバー。16分には田原のポストプレーから阿部に左足でミドルシュートを打たれるが、GK川島がキャッチ。18分、ロングボールから押し込まれクロスが入るが、中村が戻ってクリア。21分、フロンターレの攻撃。細かくパスをつなぎ、レナチーニョとヴィトールのコンビネーションから黒津が粘り右足でシュート。しかしこれは惜しくも枠を外れる。22分、湘南の攻撃。パスをつながれ左サイドのハンからクロスを狙われるが、ここは井川がブロック。24分、フロンターレの攻撃。谷口のボールカットから田坂がドリブル。左サイドからシュートに持ち込むが、これはゴール上に外れる。

26分、早いリスタートからヴィトールが左サイドからクロス。しかしゴール前の黒津の頭には惜しくも届かず。さらに攻勢をかけてヴィトールからボールを受けた小宮山が左サイドから中央に切れ込み右足を振り抜くが、ミドルシュートは惜しくもゴール左に外れる。迎えた27分、自分たちのミスから反撃を浴び、自陣から湘南にボールをつながれ臼井のクロスを阿部にダイレクトで合わされ、先制点を奪われる。(0-1) 31分、フロンターレの攻撃。田坂の左コーナーキックの流れ球を拾った井川が右サイドからクロス。レナチーニョが戻してヴィトールがミドルシュートを放つが、これはゴール上に外れる。32分には小宮山が左サイドを突破。湘南陣内に押し込み、中村のクロスのこぼれ球に田坂が詰めるが、ミドルシュートはゴール上に外れる。迎えた36分、左サイドから崩しをかけて押し込み、ヴィトールが左サイドから低いクロス。ファーサイドのレナチーニョが右足を合わせ、フロンターレが同点に追いつく。(1-1) しかし直後の37分、湘南にロングボールを入れられ、走り込んだ阿部と井川が接触。ファールの判定をとられ、このPKを坂本に決められて再び湘南に突き放される。(1-2) 42分、フロンターレの攻撃。小宮山が左サイドからオーバーラップ。戻したボールをレナチーニョがミドルシュート。しかしこのボールはGKがキャッチ。43分、湘南の攻撃。坂本の左コーナーキック。マイナスのボールを臼井に合わされるが、ミドルシュートはゴール左に外れる。立ち上がりから押し気味に試合を進めたフロンターレだが、一瞬足が止まったところから反撃を浴びて失点。レナチーニョのゴールで同点に追いつくも、直後のプレーでPKを与えてしまった。最後の局面での落ち着き、集中力を持続できるか。1-2のビハインドで前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:高畠 勉 監督

落ち着いて自分達のサッカーをやっていこう。セカンドボール、球際、しっかり気持ちを入れて戦っていけ。クロス、シュート、最後のプレーを確実に。


湘南ベルマーレ:反町 康治 監督

オンとオフの1対1の対応をしっかりと。パスワークと飛び出しのタイミングを考えよう。

後半[45分>90分]

ハーフタイムのロッカールーム。「コンディションがきつい奴はいるのか!?戦えるのか!しっかりやっていけ!」と高畠監督が渇を入れる。「1点ずつ慌てずに返していこう。絶対にできるから自信をもってやろう」と中村。「うちのチームは優勝するためにやっているんだろ!みんなで戦おう。もっともっとみんなで戦っていこうよ」とレナチーニョ。「みんなで声を出してサポートしていこう!」と川島も声をかける。47分、フロンターレの攻撃。セットプレーの流れから森がドリブル。右サイドからクロスを入れ、GKが触りこぼれ球にレナチーニョが足を伸ばすが、惜しくも合わせられず。50分、フロンターレのカウンター。田坂が自陣からドリブル。そのまま左足を振り抜くがGKがセーブ。こぼれ球に黒津が詰めるが、惜しくもクリアされる。54分、パスをつないで湘南陣内に押し込み、小宮山が左サイドからミドルシュートを放つがDFにブロックされる。56分、中村の縦パスを受けたレナチーニョが反転、バイタルエリアからシュートを放つが、GKにキャッチされる。57分、GK川島のロングキックを田坂がキープ。ボールを受けたレナチーニョが左サイドから折り返しを入れるが、走り込んだヴィトールはうまくミートできず。60分、小宮山からのクロスをレナチーニョが粘ってシュートに持ち込むが、ここもブロックされる。61分、谷口に代えて楠神がピッチへ。62分、湘南のカウンター。裏のスペースへロングボールを入れられるが井川がカバー。迎えた64分、小宮山が左サイドを突破。ファールで倒した臼井がレッドカードで退場処分に。フロンターレが数的優位な状況となる。65分、フロンターレの攻撃。楠神が右サイドをドリブル。クロスのこぼれ球を小宮山がシュート。しかしこのボールは惜しくもDFに当たって外れる。

迎えた67分、左コーナーキックから攻勢をかけ、右サイドの森がクロス。楠神がヘッドで戻し、混戦からレナチーニョがボールを押し込み同点ゴールを挙げる。(2-2) 69分、フロンターレの攻撃。セットプレーの流れからボールをつなぎ、レナチーニョとのワンツーから中村がシューを放つが、DFにブロックされる。71分、左サイドからのフリーキック、田坂が直接グラウンダーのシュートを放つがGKにキャッチされる。しかし迎えた72分、カウンターから中村がロングボール。DFのクリアボールを拾ったのは走り込んでいた小宮山。切り返してDFをかわし右足を振り抜き、勝ち越しゴールを挙げる。(3-2) 73分、ヴィトールに代えて登里がピッチへ。74分、湘南の攻撃。田原のポストプレーから阿部にボックスに入り込まれるが、GK川島が飛び出しセーブ。危ないシーンだった。76分、楠神が右サイドをドリブル。DFをかわしてペナルティーエリア内に入り込みDFに倒されるが、このプレーはシミュレーションの判定。79分、レナチーニョのスルーパスを受けた登里が折り返しを狙うが、これはGKがキャッチ。81分、カウンターから黒津がドリブル突破を狙うが、ここはファールで止められる。83分、早いリスタートから中村のパスを受けたレナチーニョがシュートを放つが、DFにブロックされる。後ろを同数にしてリスクをかけた反撃に出る湘南。86分、クロスが入り田原にヘッドで合わされるが、井川がついてカバー。迎えた88分、田坂の大きなサイドチェンジのボールを受けた登里が左サイドをドリブル突破。折り返しのボールを受けた中村が落ち着いて流し込み、勝負を決定づける4点目を挙げる。(4-2) 89分、レナチーニョに代えて横山が入り守備を固めて試合を進め、4-2でタイムアップ。

決定機を作りながら決めきれず、逆に一発で失点してしまう嫌な流れだったが、後半盛り返して10人の湘南を攻め立て逆転勝利。主力メンバーが欠けたなかでのハードスケジュールという厳しい状況を乗り越え、ホームで勝点3をもぎ取った。

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試合終了後 監督コメント

hc

[総評]

ACL北京遠征から敗戦して帰ってきたんですが、中二日の非常にハードなスケジュールの中、前半に1-2で負けている状況で追いかける事になったんですが、よく後半逆転してくれたかなと思います。それはこのホームでしっかりといつも変わらぬ声援で選手の後押しをしてくれたサポーターの力があったからこそだと思います。サポーターには本当に感謝しています。このハードなタイトなスケジュールでしっかりと結果を出してくれた選手たちにも本当に感謝しています。以上です。

[質疑応答]
── 前半1-2で終了して、相手が当然守備を固めてくる状況を予想したと思いますが、それに対してどうこじ開けようと考えられていたんでしょうか?
前半からサイドを起点に攻撃を組み立てていきたいという事で、サイドの崩しは前半から出来ていたので、あとはクロスの精度、中、相手がリードしているので中は固めているので、そこの入りですよね。漠然と入らずに、工夫して入っていこうと。そこに狙いを持ってクロスも合わせようと。というところで徹底して行こうと。あとはカウンターのところですよね。うちが点を取りに行ったところでカウンターは怖いので、リスク管理をしっかりして行こうと。前半から攻めの形はできていたので、そこは自信をもってじれずに外から崩して行こうという事で送り出しました。
── 途中で楠神と登里を入れてますが、彼らに期待しているプレーはどういったものが多いんでしょうか?
ふたりともサイドでスピードを生かしてからの突破が特徴なので、あくまでも一人相手さんが少ない状況でしっかりと外から行きたいと。という事で、サイドからの突破を期待して送り出しました。
── 攻めの形というキーワードがあって、反町さんが個人勝負でやられてしまったと話していたんですが、フロンターレの攻めの形はやっぱり個人勝負なんですかね?外からドリブルで崩して行くというのが狙い目というか、フロンターレの攻めの形はドリブルで崩すという事なんでしょうかね?
それも一つの手ではありますよね。引かれた相手に対して、個ではがして行くという事も必要ですが、やはりベースになっているのは、グループであり、チームであるということで、しっかりとカウンターで、奪ったボールを縦に速く。カウンターをまず狙う。スピードのある個で突破できる選手が揃っていますから、それを狙う。それをやった後にしっかりとボールポゼッションしてサイドに持っていく。そこのところで、ビルドアップ、ポゼッションの中心になるのが、中村憲剛であり、その中心に中盤を作りながら、サイドを崩していきたいと。FWの個のドリブルだけでなく、今日などは小宮山が非常にいつもフェイクでパスを出してもらえずにいたんですが、そこのところもしっかりと使ってあげようと。サイドバック、森、右サイドも非常にオーバーラップをかけますから、そこのところをしっかり使って厚み、幅をもって攻撃を組み立てていきたいという事は常に言っています。飽くまでもパスで崩す3人目の動きで崩す形と、最後のところは個で仕掛けて行くというのもうちの特徴なので、そこの兼ね合いをしっかりと状況を見極めてやっていこうという事で、トレーニングと試合をやっています。だから僕自身はフロンターレの攻めの形がドリブルだけという事は思っていません。飽くまでもコンビネーションで崩していきたい。あくまでもサイドから崩して点を取りたいという事を理想として、継続してやっていきたいと思っています。
── 中村憲剛がボランチでしたが、今年はじめてですかね。その評価とメンバーが揃ったときにもあのポジションで使う予定があるんでしょうか?
4-3-3でスタートしたんですが、出る選手の特徴を生かして、稲本が怪我したので、谷口と中村のところで考えたときに、あと田坂ですよね。中盤をやっている。のところを考えたときに、ヴィトールも使うにあたってのメンバー構成、システムなんですが、そこのところはダブルボランチで行った方がいいな、という事で中村をボランチで使っています。彼に期待する事、谷口に期待するものは違うんですが、谷口は体の強さを生かしたディフェンスをしっかり。で相棒である中村のところがしっかりとビルドアップのところで中盤でボール、パスワーク、ボールポゼッションのところで中心になるというところで、狙い通りに今日は働いてくれたと思います。彼がいるいないのとではボールポジション率がかなり違ってくるので、そこのところは、戻ってきて非常に中盤でのパスワーク、選択肢は増えたかなと思います。

湘南ベルマーレ 監督
反町 康治

[総評]

バロンドールに選出されるような選手はいなかったのですが、簡単に言うと、フロンターレさんの個人技にやられてしまったかなという感じがしました。この1週間、1対1のディフェンスの話もして作ってきたんですが、ゲームが経過していくと、そういう所がほころびになってしまっていたという感じがしました。一人少なくても最少失点というか、うまく守る方法をモウリーニョさんに教えて欲しいなと思いました。以上です。

[質疑応答]
── 臼井の退場と、そのあとの3点奪われたところに相関関係はありますか?退場させられたからフロンターレは勢いが2倍になったとか、ベルマーレは意気消沈したとか足が止まったとかいろんな事があるのかも知れませんが。
ぶち込まれたと言うとなんか、ボクシングみたいですが。うーん。まあ、後ろ一人がケガでいなくなって、ちょっとしたリズムが取れなくなって、それで後ろの先発の4人のうち、2人代えなければならない状況になってちょっと浮き足立ってしまったのはあると思いますね。で、やっぱり数的に全体的に不利になると、やっぱりうちのMFがかなり長い距離を横パスで走らされて、ファーストに行かなければならないという状況になってしまったので、それが連鎖的に最後に響いてしまったかなという感じはしたと思います。そんなにディフェンスでね、慌てる必要はなかったんですが、やっぱりちょっと我慢しきれずに飛び込んでファールしてしまって、そのファールかどうか分かりませんが、そのFK、そのこぼれ球にやられたというのもありましたので、その個人の力というのはセットプレーも含めてね、露呈してしまったかなという感じはしましたね。
── 試合は90分ですが、前半の45分に関しては狙い通りの試合が出来ていたと言う感じなんでしょうか?
そうですね。我々の持っている力は前半から出せていたと思いますね。もちろん、皆さん見ての通りまだまだ個人の質は高くはないですが、全員がひとつになってディフェンスからボールに食らいついていこうとか、チャンスで飛び出すとか、そうしたところは出来ていたんですが、後半はリズムができないままでどんどん試合が進んでいったという感じですね。
── 退場になった直後に同点に追いつかれた。その時に言葉での指示というのは何か送られていますか?
まず、交代選手を入れたのでダブルボランチにして田原を一番先頭にして、4-4-1という形で他の6人でうまく最後のところを守ろうというのはありましたね。それと阿部と寺川のところで少ない人数でカウンターを仕掛けるという形ですね。向こうが交代でフレッシュに入った選手が思った以上にスペースと時間があったのか、楽しそうにやっているのが寂しかったですが、我々の交代で入った選手が楽しそうでなかったのが残念ですけどね。
── 前半の立ち上がりにミドルシュートを打っていました。それといつもに比べると、長いパスを使っているように見えたんですが。
川島くんは、パワー系のシュートはあまり強くないんですね。なんちゃって、まずいかな。それは意識させました。今日はFKもパワーシュートをうちましたが。あとは見ての通り、最終ラインにスピードが無いので、そこは一つ狙い目だなというのはありますね。最終ラインにスピードがなければそれなりに対処というのはあるんですが、まあ、それよりも向こうが打ってこないので、阿部がダイアゴナルに狙うというのはいくつか実現することができたのかなと思います。そういうところの部分では、出し手と受け手とがシンクロして裏にボールを運ぶことができたんですが、ただそればかり狙っていると、単調になってJ2のサッカーになるので。我々はJ1のサッカーを目指しているという事もありながら、パスワークを活かして行きたい、というのもまた課題です。
── 阪田くんのケガの見通しはどうですか?
ちょっと難しいでしょうね。フロンターレさんも非常にケガ人が多いんですが、我々も。紅白戦ができない人数になってきましたね。頭が痛いですが、なんとかユースの選手を呼んだりとかして、やらなければならないかなという苦しい事情になってきました。ただし敗戦はケガのせいにはできませんので。私の責任だと思っています。
── 全体として、サッカーの内容はよくなっていると思いますが反町さんの感覚として良くなっていると思いませんか?
まあゲームに負けて良くなっていると言うと矛盾しているんですが、ゲームをこなして行く、やっていく度に少しずつ良くなってきているとは思っています。それはJ1のスピードとかプレッシャーの早さとか、そういうのに慣れてきたから。慣れてきたからどうするのかを選手が、フィーリングで感じてこれたという事は正直ありますね。ただ、我々、ボールを動かす力だとか、中盤でそういうところがまだ足りないところがありますので、それがもう少し向上されてくれば攻撃にもう少しエネルギーを費やせるのかなというのはありますね。まあ、ふさいでいても仕方ないので、次すぐ、こどもの日に試合がありますから。たくさんの子供が喜んでくれるようなサッカーをしたいと思います。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:川島 永嗣

── 試合を振り返って
相手のイメージは持っていたし、ミドルシュートには対応できていた。でも簡単なところで先制点を許してしまい、とくに2失点目はディフェンスの集中を欠いていた。アウェイから中2日という難しい状況だが、タイトルを獲るという目標を掲げているのだから言い訳はできない。これからも厳しい時期があるだろうし、もっと強い気持ちを持って戦わなければいけないと思う。厳しい状況を乗り越える強いメンタリティーを持たないと。今日勝ったから良かったで終わらせず、肉体面でも精神面でもいい準備をして試合に臨みたい。

川崎フロンターレ:井川 祐輔

── 試合を振り返って
今日は完璧に攻撃陣に助けられた。攻撃は4点とってくれたけど、センターバックは安定していなく、個人的には反省の試合だった。失点のPKにつながった場面も体を寄せられ、最初のボールの処理ができずダメだった。今日は課題が出た。これまで10試合くらい試合に出て、そのなかでパフォーマンスを出せていたと思うけど、連戦になっても同じパフォーマンスを出せないとダメだしそういう年齢。ピッチでのパフォーマンスがすべてだし、今日は反省して次のガンバ戦につなげたい。今日のことを次にいかしたいし、常に自分に何が足りないかを考えてやっていきたい。

川崎フロンターレ:小宮山 尊信

── 試合を振り返って
前に動き出せばケンゴさんやタサからいいボールが出てくる。自分がついていくためには信じて走らないと。フロンターレに来てから左サイドで突破してクロスというプレーがなかなかできず、ストレスがたまる日もあった。もっと自分の特徴を出していかなきゃダメだと感じていたし、何か変えなきゃいけないという気持ちで練習していた。今までやってきたことだけでは自分の良さを出せない。だからこれまで以上のことをやろうとこの試合に臨んだ。チームが勝つことが一番だし、課題もたくさんあるが、自分の特徴を出すことがチームの力になる。ロングボールについていったDFのブラインドから入っていったので、こっちが見えていない、ボールがくると思って走り込んだ。とっさの判断でDFをかわしてシュートに持っていった。感覚でやっていた。前半からいい形で攻めることができていたし、その積み重ねが得点につながったんだと思う。今日は点を決めてやろうと思っていた。やっとフロンターレの一員になれましたという感じ。サポーターの皆さんの声援を感じていたし、チームメイトも自分がオーバーラップしたところを使おうという意識を持ってくれていた。コーチ陣、スタッフ、サポーター、フロンターレの仲間に対して感謝、ありがとうと言いたい。ゴールを決めた瞬間、みんなにその気持ちを伝えたくて真っ先に走っていった。歓声がものすごくて、体が勝手にサポーターのみんなのところに行った感じ。アシストも大事だが、やっぱりゴールはいい。最高に気持ち良かった。本当に最高だったので、これからも何度もあそこに行きたい。でも今日は今日。まだまだ大事な試合が続くので、気持ちを引き締めて次の勝負に臨みたい。連敗しないのが強いチーム。切り替えてやれたと思う。

川崎フロンターレ:寺田 周平

── 試合を振り返って
今日は勝って良かったが、失点が勿体無かった。全然ダメ。1点目は前に出て止められなかったし、2点目も。チームが勝ったから良かったという感じ。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
前半は自分たちのミスというか、自滅という感じで失点してしまった。ハーフタイムに話し合って慌てずにやっていこうと後半に入って、ヘナの同点ゴールで落ち着いた。相手に退場者が出てからは自分たちのペースで試合を進めることができたと思う。ただ個人的にはミスが多かったし、納得していない。中国遠征帰りで体のコンディションが良くないのはしょうがない。だから勝ちたいという気持ちを出していこうとみんなで話していた。コミがフロンターレでの初ゴールで勝ち越してくれた。チームにとってもコミにとってもよかった。自分のゴールはついでみたいなもの。ただ前半からチャンスがあったので、もう1点たたみかけようとしていた。北京戦でフル出場して、今回は今年初めての中2日での連戦。このペースに慣れてくればコンディションも上がってくると思う。個人的にはまだ開幕したばかりという感じなので、チームの流れに乗るのに必死。周りに助けてもらいながらやっている。気持ちと体をリンクさせてやっている段階。ひとつひとつ積み重ねながらどんどん上に向かっていきたい。

川崎フロンターレ:楠神 順平

── 試合を振り返って
今日は少し長い時間の出場だったので、結果を出したかった。前半はあまり流れがよくなく攻撃も単調になっていた。入るときは負けていたのでなんとかいいリズムにもっていけるように、どうにか点に結びつけようと思っていた。チームに変化を与えたかった。相手が退場して流れが変わった。後ろの人たちから自由にやれと言ってもらったので、サイドに開いて積極的に勝負をしかけていった。持ち味が出せたかなと。状況にあわせて中に入ったり周りを使ったりできている。はじめの頃より落ち着いてはやれているけど、やることは変わらない。流れが悪くなっているときに出ることが多いのでいっぱいボールに触ってチームの勝利に貢献したい。シミュレーションをとられたのは、後ろから押されていたのでどうしようもなかった。フリーでクロスを受けたときはトラップが流れてしまい、少し迷ってしまった。まだまだ課題だらけだが、今日は楽しくプレーできた。すごい声援で後押ししてもらった。

川崎フロンターレ:横山 知伸

── 試合を振り返って
ボランチに入るように言われた。ロスタイムまでは点を取りに行って、ロスタイムに入ったら、キープするようにと。相手もひとり少なかったし、点を取られないのが一番大事だった。自分が入って取られたら何だ、ってことになるので。

川崎フロンターレ:登里 享平

── 試合を振り返って
自分が入ったときに逆転していたので、守備と追加点を狙うということを意識していた。ここのところ自分の試合への入り方が悪くて、チームに迷惑をかけてしまっていたので反省していたし、何とかしたかった。攻守の切り替えを早くすることと簡単なボールやクロスの精度がよくなかった。ケンゴさんの得点に絡めたのは収穫。走っている時にちらっと見えたので出した。アシストは自分の形。そういうプレーをもっと出せるようにしたい。ひとつ結果を出せたのは素直に嬉しいし、これをきっかけにもっとステップ アップしていきたい。ただ、今日はなんといってもコミさん。おいしい。逆転ゴールだったしすごく嬉しかった。

川崎フロンターレ:谷口 博之

── 試合を振り返って
立ち上がりに決めきれなくて逆に失点してしまい、少しリズムが悪くなってしまった。ただ内容的には悪くなかったと思うし、実際に多くのチャンスを作れていた。相手に退場者が出てからはこちらのペース。遠征帰りでみんなきつかったと思うが、勝てて良かった。

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ゲームフォト・ギャラリー

  • 今日はファミリーJoinデイズ。お出迎えは川崎・春日山部屋の力士の方々。
  • 試合前の集合写真。新マスコットの「コムゾーくん」も参戦。
  • MF11/ヴィトール ジュニオール選手
  • FW7/黒津 勝選手
  • MF19/森 勇介選手
  • DF13/寺田周平選手
  • MF29/谷口博之選手
  • FW34/レナチーニョ選手
  • GK1/川島永嗣選手
  • FW34/レナチーニョ選手
  • DF8/小宮山 尊信選手
  • DF4/井川祐輔選手
  • 小宮山選手の逆転弾に等々力は大熱狂!
  • MF14/中村憲剛選手
  • MF16/楠神順平選手
  • MF23/登里享平選手
  • MF6/田坂祐介選手
  • DF18/横山知伸選手
  • 嬉しい今季初ゴール!MF14/中村憲剛選手
  • 逆転勝利を力士さんと分かち合うふろん太
  • MOMの小宮山選手も満面の笑みで「ハリタッチ」!
  • 次はアウェイのG大阪戦。GWを勝利で締めよう!

今日はファミリーJoinデイズ。お出迎えは川崎・春日山部屋の力士の方々。

frontales

対戦内容

  • J1リーグ
  • 2010シーズン
  • 第10節
  • vs.ガンバ大阪

アウェイゲーム

日時:2010年05月05日(水・祝)19:00キックオフ 会場:万博記念競技場

現在の試合状況

試合終了

更新:12/03/09 15:07

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前節終了時の累積警告

  • 1枚 6/河村 崇大
  • 2枚 8/フランシスマール
  • 2枚 13/寺田 周平
  • 1枚 17/落合 正幸
  • 1枚 19/森 勇介
  • 2枚 20/養父 雄仁
  • 3枚 34/杉浦恭平

今節の出場停止

  • 9/我那覇 和樹

2010 J1リーグ順位表
(本節終了時)

順位 チーム 勝点 得失数
1 浦和 70 +28
2 鹿島 69 +21
3 G大阪 66 +34
4 清水 61 +20
5 川崎 53 +18
6 新潟 51 +3
7 50 +11
8 横浜FM 49 +19
9 神戸 46 +10
10 磐田 46 -5
11 千葉 42 -3
12 名古屋 42 -4
13 F東京 42 -10
14 大分 38 -20
15 大宮 34 -16
16 広島 31 -27
17 甲府 27 -31
18 横浜FC 13 -48

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