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対戦内容

  • Jリーグディビジョン 1
  • 2010シーズン
  • 第19節
  • vs.名古屋グランパス

ホームゲーム

日時:2010年08月18日(水)19:04キックオフ 会場:等々力陸上競技場

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この試合の開催データ

2010 Jリーグディビジョン 1 第19節 vs.名古屋グランパス:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
22,407人 曇、弱風 29.6℃ 72% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
河本 弘 高山 啓義 二俣 敏明 前田 敦 山内 宏志 大高 常勝
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2010シーズン対戦記録
7勝4分2敗/25得点15失点 対戦無し 第2節(アウェイ)/第19節(ホーム)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]名古屋グランパス
4

1 前半 0
3 後半 0

0
高畠 勉 監督 ストイコビッチ
32 > 35 勝点 38 > 38

ヴィトール ジュニオール 36分
ヴィトール ジュニオール 64分
ジュニーニョ 79分
田坂 祐介 86分

得点
選手/時間

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
相澤 貴志 21000 GK 000 1 楢崎 正剛
伊藤 宏樹 2000 DF 00032 田中 隼磨
井川 祐輔 4000 1013 田中 マルクス闘莉王
菊地 光将 17011 1015 増川 隆洋
小宮山 尊信 8101 0006 阿部 翔平
稲本 潤一 20011 MF 1019 ブルザノビッチ
中村 憲剛 14000 00020 ダニルソン
田坂 祐介 6213 0008 マギヌン
ヴィトール ジュニオール 11325
ジュニーニョ 10246 FW 321 25 金崎 夢生
黒津 勝 7112 101 16 ケネディ
202 11 玉田 圭司
 
GK/安藤 駿介 27     0 SUB 0     50 GK/高木 義成
DF/佐原 秀樹 3   0 0 0     2 DF/竹内 彬
DF/森 勇介 19     0 0     3 DF/千代反田 充
MF/横山 知伸 18   0 0 0 0   7 MF/中村 直志
MF/谷口 博之 29   0 0 0 0   10 MF/小川 佳純
MF/木村 祐志 22     0 0     38 MF/三都主 アレサンドロ
MF/楠神 順平 16     0 0     19 FW/杉本 恵太
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

中央 6 ~ → 11 相手DF こぼれ球 11 左足S

11 ヴィトール ジュニオール 36

右 14 ↑ 7 ~ 中央 → 11 左足S

11 ヴィトール ジュニオール 64

中央 14 ↑ 10 ヘディング 8 ~ → 10 右足S

10 ジュニーニョ 79

中央 8 カット → 6 ~ 右足S

6 田坂 祐介 86

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
20 稲本 潤一 18 横山 知伸 63 58 7 中村 直志 20 ダニルソン
4 井川 祐輔 3 佐原 秀樹 65 63 10 小川 佳純 9 ブルザノビッチ
10 ジュニーニョ 29 谷口 博之 81 67 38 三都主 アレサンドロ 8 マギヌン
警告・退場
選手名/理由
  
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
9 10 19 シュート 9 2 7
6 4 10 GK 13 8 5
2 3 5 CK 5 1 4
3 5 8 直接FK 16 6 10
3 2 5 間接FK 2 2 0
2 2 4 オフサイド 2 2 0
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
17 C1 5 増川 隆洋
34 C1 25 金崎 夢生
71 C2 5 増川 隆洋
71 CS 5 増川 隆洋
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2010 Jリーグディビジョン 1 / 第19節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2010年
8月17日(火)
新潟 vs 清水 東北電ス 19:00 30,076 4 - 1
G大阪 vs 鹿島 万博 19:00 20,046 1 - 1
浦和 vs 仙台 埼玉 19:30 32,231 1 - 1
横浜FM vs 山形 ニッパ球 19:30 12,184 0 - 1
2010年
8月18日(水)
湘南 vs 京都 平塚 19:00 9,302 2 - 2
磐田 vs 神戸 ヤマハ 19:00 8,049 3 - 2
C大阪 vs F東京 金鳥スタ 19:00 9,086 4 - 1
広島 vs 大宮 広島ビ 19:00 9,945 1 - 2

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ゲームレポート

中2日での連戦のセカンドゲーム、首位に立つ名古屋との一戦。ここまでの名古屋との勝点差は6。今後の優勝戦線を占う上でも重要な大一番だ。少し風の出てきた等々力陸上競技場。19:04キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーは、ジュニーニョと黒津の2トップ、中盤右に田坂、左にヴィトール。中村と稲本のダブルボランチ。小宮山-菊地-井川-伊藤の最終ライン。GK相澤。1分、名古屋の攻撃。右サイドから崩しをかけられ金崎に突破を狙われるが、ここは稲本が対応。3分、フロンターレの攻撃。シンプルに前線にボールを入れ黒津が飛び込むが、DFにカバーされる。4分、早いリスタートから中村が左サイドに展開。ヴィトールがフェイントから折り返しを入れ田坂が左足合わせるが、このシュートはうまくミートせず。5分には中盤の攻防から稲本がボール奪取。中村のスルーパスを受けたヴィトールが左サイドからクロスを入れるが、DFにクリアされる。6分、名古屋の攻撃。シンプルなつなぎからマギヌンがスルーパス。玉田にクロスを狙われるが、ここは井川がブロック。7分、マギヌンの左コーナーキックは菊地がクリア。こぼれ球を拾われ再びマギヌンにクロスを入れられるが、ディフェンス陣が対応。直後のプレー、連続コーナーキックをしのいでカウンターを狙うが、ジュニーニョのラストパスは稲本にはつながらず。11分、稲本のインターセプトからカウンターへ。パスをつないで中村が浮かし球を入れるが、惜しくも黒津には通らず。14分、中盤でボールを奪い返して中村からボールを受けたジュニーニョがラストパス。しかし、このボールは黒津には通らず。16分、GK相澤のロングキックを黒津が競り合い、こぼれ球にジュニーニョが詰めるが、DFにファールで止められる。17分、ペナルティーエリア前からのフリーキック。ヴィトールが直接シュートを狙うが、壁に当たって外れる。19分、名古屋の攻撃。左サイドの崩しから安部がクロス。ファーサイドでケネディが落としゴール前に玉田が詰めるが、シュートは枠を外れる。22分、右サイドから金崎にドリブルをしかけられるが、小宮山がスライディングで対応。25分、フロンターレの攻撃。左サイドでヴィトールと黒津のコンビネーションからジュニーニョがダイレクトで合わせるが、シュートはゴール上に外れる。

27分、名古屋の攻撃。右サイドから崩しをかけられマギヌンにクロスを入れられるが、GK相澤とディフェンス陣でどうにか対応。ピンチをしのぐ。29分、名古屋にカウンターを浴びるが、ディフェンス陣がしのいで逆にカウンターへ。ヴィトールがマーカーをかわしてドリブル。そのまま強烈なミドルシュートを放つが、GKの好セーブに阻まれる。33分、名古屋の攻撃。コーナーキックからセカンドボールを拾われ、つながれ、エリア内に入り込んだ金崎はシミュレーションのファール。迎えた35分、フロンターレの攻撃。中央で田坂がスルーパス。斜めから走り込んだヴィトールがDFをかわして左サイドからシュートを決め、フロンターレが先制点を挙げる。(1-0) 36分、37分とフロンターレがカウンターをしかけるが、ラストパスはつながらず。38分、名古屋の攻撃。玉田のボールキープからつながれ、左サイドからクロス。ファーサイドでケネディに至近距離からヘディングシュートを打たれるが、GK相澤のビッグセーブでしのぐ。直後にフロンターレがカウンターへ。ヴィトールがドリブル。スルーパスを受けた黒津が左サイド角度ないところからシュートを放つが枠を外れる。41分、名古屋の攻撃。パスをつながれ右サイドの田中がクロス。ケネディが落として金崎にミドルシュートを打たれるが、ゴール左に外れる。43分、フロンターレ。左サイドからヴィトールがドリブル。黒津のポストプレーからジュニーニョが右足でシュートを放つが、GKにキャッチされる。44分、名古屋の攻撃。左サイドから崩され安部がクロス。闘莉王にヘッドで合わされGKの脇を抜けるが、井川がゴール前でクリア。ピンチをしのぐ。ロスタイム、名古屋の攻撃。裏のスペースにボールを出され、ブルザノビッチから折り返し。玉田に詰められるが、ここはタイミング合わず。直後にフロンターレが反撃。左サイドから小宮山がミドルシュートを放つが、DFに当たって外れる。連戦の影響か多少のミスはあるものの、ともにチームカラーを前面に出した攻撃で決定機を演出。最後の場面でのひと押し、そしてゴール前での粘りが勝負の明暗を分ける。1-0で前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:高畠 勉 監督

セカンドボールのケアをしっかりと。攻撃時、落ち着いてもうひと工夫を。後半、立ち上がりのゲームの入り方、意識して。


名古屋グランパス:ストイコビッチ 監督

前半の戦いを続けていこう。パスの精度を上げていこう。プレー全体のスピードを上げていこう。続けていれば、必ずゴールできる。

後半[45分>90分]

ハーフタイムのロッカールーム。「メリハリをつけて最後まで集中して、みんなで戦っていけ」と高畠監督。「みんなで声をかけ合って、しっかりボールを回していこう」と中村も声をかける。46分、フロンターレの攻撃。右ショートコーナーから田坂が左足でクロス。菊地が頭ですらすが、ボールはゴール上に外れる。50分、田坂がドリブルから左サイドに展開。パスを受けたジュニーニョが反転。切り返してミドルシュートを放つが、GKにキャッチされる。51分、闘莉王が上がってきたところでボールを奪い、カウンターのチャンス。中村のスルーパスを受けたジュニーニョが左サイドからクロス。黒津が飛び込むがゴール前には合わず。53分、名古屋の攻撃。GKのロングキックからつながれ左サイドを金崎にドリブル突破されるが、伊藤が対応。55分、フロンターレの攻撃。中村のインターセプトから反撃。ヴィトールの戻しを稲本がロングシュート。しかし、このボールは枠を外れる。56分にも中村のパスカットからカウンターへ。しかし、フィニッシュには届かず。58分、名古屋の攻撃。左サイドから崩されマギヌンにボールが渡るが、伊藤がカバーに入る。59分、闘莉王のスルーパスがDFに当たりコースが変わるが、ボールはゴール右に外れ、ことなきを得る。さらにコーナーキックからゴール前で大混戦となるが、GK相澤を中心に粘り強く守り、どうにかクリア。ピンチをしのぐ。61分、フロンターレの攻撃。ヴィトールとのパス交換からジュニーニョがミドルシュートを放つが、DFに当たって外れる。62分、稲本に代わって横山がピッチへ。

すると迎えた63分、右サイドの黒津がしぶとくドリブル突破。さらにDFもスピードでかわし、右サイドから決定的な折り返しを送り、ゴール前にヴィトールが詰めて追加点を挙げる。(2-0) 64分、井川に代えて佐原がピッチへ。65分、名古屋の攻撃。右サイドを玉田がドリブル。右サイドからクロスを入れるが、佐原がヘッドでクリア。67分、左サイドからのフリーキック。三都主にクロスを入れられるが、このボールはゴール前を通過。迎えた70分、名古屋の攻撃をしのいでカウンターへ。黒津がボールを受けるがファールで止められ、増川が退場処分に。フロンターレが数的優位に立つ。73分、ショートコーナーから右サイドのジュニーニョが左足でシュートを放つが、ゴール右に外れる。74分、名古屋の攻撃。左サイドの安部がクロスを入れられるが、ケネディを佐原と菊地で挟み込む。77分、前がかりになった名古屋の攻撃をしのいでカウンターへ。ジュニーニョが強引にドリブル突破。ゴール前のこぼれ球に黒津が詰めるが、惜しくもシュートを決められず。しかし迎えた78分、ボールを奪い返して中村からのボールを受けたジュニーニョがヘッドで流し、裏に抜けた小宮山が落ち着いて折り返し。ジュニーニョがトラップから落ち着いてシュートを決め、3点目を挙げる。(3-0) 80分、名古屋の攻撃。右サイドを突破されるが、金崎クロスは横山がクリア。81分、ジュニーニョに代えて谷口がピッチに入り、谷口と横山のダブルボランチへ。さらに落ち着いて試合を進めながら迎えた85分、中盤で小宮山がボールカット。田坂がミドルシュートを放ち、このボールがDFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれる。(4-0)

前半の決定機をものにしたフロンターレが主導権を握り、前がかりになった名古屋に対してカウンターから追加点を重ね、終わってみれば4-0の快勝。ホームで連勝を果たし、中2日でアウェイ新潟戦に挑む。

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試合終了後 監督コメント

hc

[総評]

夏場の3連戦、中2日で非常にタイトなスケジュールな中、本当に選手たちがよく戦ってくれたと思います。これもこの2戦、中2日なんですが、等々力のホームで出来たのが大きかったかなと思います。2万2千人。非常に多くのサポーターが詰めかけてくれて選手たちを本当に後押ししてくれたと思います。この中で首位の名古屋さんを迎えてのゲームでしたが、今日の試合で勝点3を積み重ねることによって、上位に食らいついていく非常に重要な一戦だということで選手たちを送り出しました。サポーターの後押しもあって、選手たち、本当に良いパフォーマンスを披露してくれて、よく勝点3をとってくれたと思います。ほんと、ファイトしてくれた選手たちとそれを後押ししてくれているサポーターに感謝しています。試合の方は、前半にピンチもありましたが、お互いに良さは出せたかなという展開だったと思います。サンフレッチェ戦同様やはり先制点が大きかったかなと思います。後半のところはちょっと前半のところで危ないピンチのところを修正して、後半リードしているということで、うちのほうがゲーム運びはしやすかったのかなと思います。これもサンフレッチェ戦同様なんですが、追加点がいい時間帯に入ったなと思います。等々力のホームでの選手たちのパフォーマンスがいいので、安心して見ていられるゲームになりました。今度は中2日でアウェイの新潟。鬼門なので、そこのところをしっかりと中2日なんですが、コンディションを整えてしっかりと。この2戦が非常に大きいので、それを継続してアウェイの課題である結果にこだわって、新潟戦、清水戦を戦っていきたいと思います。以上です。

[質疑応答]
── 後半戦、監督がこだわったモビリティの部分で名古屋を圧倒したように思いますが、そこら辺の手応えを教えてください。
夏場のゲームでセレッソ戦からなんですが、ゲームコントロールを課題に。やはり、先に先制されると、失点してしまうと、それを取り返すパワーというのが非常に多大な労力を要しますし、そうしたところ仙台戦で十分わかっているのでそこのところは強調して話しました。スケジュール的にもタイトなものだというのは分かっていましたし、ここが正念場ということは選手たちも分かっていましたので、そういったところ、非常にコンディションを整えてくれたと思います。そして、がむしゃらに動きまわってもそこの運動量には限りがあるわけで、そこのところでコントロールするというのが非常にゲームの中で、前回も言ったんですが、よく狙いをつけて、ここぞというところでよくパワーを発揮してくれているなと思います。そこも選手たちが非常に色々なことを経験して、成長してくれているからだと思います。この夏場のパフォーマンスに関しては、非常に満足しています。
── 前半のプレーなんですが最近のフロンターレはポゼッションをしっかりしてサッカーしているように見ていたんですが、今日はすごくロングパスを多用してダイレクトに相手の裏を狙ったりトップにつなぐサッカーをやっているように見えたんですが、それは意図的だったんでしょうか?
まず、名古屋さんはサイド攻撃を分厚くされてきますし、それにしっかり対応して、まず奪ったときにカウンターを仕掛けるというところですよね。そこはまず、ファーストアタックのところは簡単に狙おうという話はしています。無理だった時にはポゼッションしていこうと。そこのところで前半終わってハーフタイムに言ったのは、バイタルのところのパスの精度が低かったので、そこのところをしっかりとつなごうという話はしました。ちょっとタテタテというところはスペースがあったので、急ぎすぎたというところは前半はあったのかなと。後半のところでは、そこはしっかりとつないでいこうという話はしたので、ちょっとピッチコンディションにも影響されたのかなという印象です。
── 狙いではなかったと。
そうですね。
── 手数をかけずにすぐにゴール前というのが狙いではなかったと。いままでショートパスをつないでカウンターというよりは、手数をかけずに相手ゴール前に侵入するというのが今日の形だったと思いますが。
カウンターは狙っています。手数をかけるかどうかというのは選手たちの個人の判断というところで。シンプルに縦一発でいけるのであれば、それは狙うでしょうし、そうでないならジュニーニョと黒津が起点になって、サポートからという展開になると思いますが、そこの状況を見て展開できるようにという話はしています。そこは選手の判断に任せています。
── この暑さと連戦ということでこういうサッカーを、手数をかけずにということを監督として狙っていたわけではないと。
セレッソ戦からなんですが、奪ったからまずはカウンター。相手の背後を狙おうと話しています。そこでジュニーニョ、黒津のスピードを活かして一発で狙えるのであれば、それはケンゴ、稲本はパスを出せますから。それが無理だったときに、サイドから起点にという話はしています。そこは状況を見てゲームをコントロールしてくれる選手たちがいますから、そこは展開だったのかなと思っています。
── 今日の右のサイドバックで伊藤選手を起用した意図について。また名古屋はウィングプレーヤーがストロングポイントなんですが、それを踏まえて今日のゲームの最終ラインの出来について教えてください。
伊藤宏樹を使った意図は、単純にセットプレーの相手のセットプレーの枚数が、森を使った場合にはちょっと苦労するというところが一つと、連戦の中2日だったので、彼は2日前にサンフレッチェ戦で90分やっているので、ちょっとゲームから離れていたということで連戦はきついと。で、日程的には次には名古屋さんが来ることは分かっていたので、それに対して相手のストロングポイントに対応するということですね。非常に玉田選手、金崎選手というのがウィング的にサイドからドリブル突破が得意なので、それに伊藤選手のパフォーマンスがよかったので、ここでしっかりと。まあ、一番の理由はセットプレーのところですね。それに対しての対応ということで、伊藤を使いました。0でね、前半のところ、相澤を中心に体を張って危ないピンチもありましたが、よくしのいでくれたと。後半のところは全体的に自分たちでゲームをコントロールできたので、0で抑えたということでディフェンスラインの評価としては満足しています。

名古屋グランパス 監督
ストイコビッチ

[総評]

今日はゲームはタフで、とてもハードなゲーム内容になりました。暑い中でのゲームでしたよね。川崎フロンターレさんにはおめでとうと言いたいです。うちが負けたゲームでした。4-0というのは少し取られ過ぎかもしれませんが、ただひとり少ない中で難しい状況でした。そういうゲームでした。

[質疑応答]
── 前半は非常によかったと思いますが、後半ひっくり返せなかった理由は?
前半はとてもいい我々のゲームを出すことができたと思います。チャンスを作っていましたし、サイドの攻撃からチャンスを作っていました。ただ、そこからスコアできませんでした。そのあと2つ状況を皆さんの前でお話したいと思います。ボックスの中でジョシュア・ケネディ選手、うちの増川が相手に引っ張られたのではないかなと思います。ラグビーではないのでサッカーなのでそういうところはしっかりとって欲しいし、レフェリー方が取りたくなかったのか、見てなかったのかわかりませんが。負けたいい訳ではないですが、そこが少し不満です。後半もスタートはいいスタートだったと思います。ただ、同点にできるチャンスを逃してしまった。今日は我々の日ではないということですね。1-1にできたはずのところをしっかり決められなかった。これはミスだと思います。その後、違ったゲーム内容になりました。増川がレッドカードで退場して流れも違ったものになりました。川崎フロンターレは良いチームですよね。そのアドバンテージをしっかりものにしていると思います。とてもクリーンな素晴らしい得点だったと思います。おめでとうと言いたいです。
── ブルザノビッチのパフォーマンスについて。
4-0で負けたんだから、誰もいい選手はいません。みんなのことを聞いてください。4-0で一人ひとり言うわけではない。全員がしっかり努力して頑張っていたと思います。ただ、少しのところで、ディテールでやはり変わってきたのかなと思います。たとえば金崎が持っていてサイドにブルザノビッチがフリーでいた。出して入れば、1-1という状況だったが、彼は打ってしまった。ただ、選手はしっかり努力してプレーしてくれた。そこがやはり私にとっては一番重要だと思っています。このリーグですべてのゲームを勝てるというわけではない。全部に勝つには難しいですよ、このリーグは。このハードスケジュールの中、私もベンチに座っているだけで暑かったです。逆に言えば、テレビで見ていたほうがよかったと思います。だから、選手のほうが、それだけやはりこの暑さの中でしっかりやっていたと言うことです。本当にこの私たちの負けで、タイトル争いが逆に面白くなったと思いますよ。5~6チームが上でしっかり争うこのJのタイトル争いをしている。Jリーグは今年も面白くなっていると思います。ただ、いい仕事をこれからも私は続けていきますし、負けたからと言って何も変える気はありません。
── なぜこれだけ川崎に勝てないのか。
来年、トライします。今年は難しかったです。時間がなかったです。いかにどうするのか、我々もトライしていきます。もしわかれば教えてあげます。ただし川崎さんには教えないでください。難しいゲームでしたね。本当に良いゲームだったと思いますし、相手を祝福したいと思います。昨日の結果で我々はまだ1位になれるということは分かっていましたが、続けていくしかないです。
── 川崎が3ポイント差で追走していることについて、その心理的な問題は?
そんなに我々にとってもそれには影響されません。ミスが多かったですが、時にこういう難しい試合を強いられるわけです。レッドカードが出て、ハードでしたよね。今、何ポイント差があるかわかりませんが、我々としてはベース、スタイルを続けていきたい。これが最後の試合ではありません。まだ16試合、17試合ありますから、そのうちの1ゲームということです。
── 同じ質問をしていいですか?
信じられない。同じ質問で違う答えを出すかもしれませんよ。
── 違ったように聞きます。
できれば最後にしてください。川崎の監督さんがお待ちですから。
── トップを維持していく上で、メンタリティを保つというのはどうしているんでしょうか。
今日まで精神面ではうまく廻っていて問題ありません。ただ、もちろん今日の結果にはがっかりしています。ただ、望みは失っていません、うちの選手は。私としても、変わらない我々のスタイルでしっかり目的を持って、練習も代えずにしっかり集中してやりたい。それからガンバ戦に備えるだけです。負けましたが、順位としては1位です。順位といっても1位、2位、3位とそんなに違うわけではない。1ポイント、2ポイント、3ポイント差があるだけですか。そういうふうに捉えています。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:伊藤 宏樹

── 試合を振り返って
名古屋は予想どおりの戦い方だった。単純なクロスでも迫力がある。今日は前半お互いにミスが多くて、妙な緊迫感があったが、うちが先に点を取って流れを引き寄せることができた。そこまではチャンスもピンチもあったが、守備も最後のところで体を投げ出して守ることができていたし、チームで守ってカウンターという狙いになったので。展開としては理想的なゲームだった。夏場の時期のゲームは、今日のような安定した戦い方を継続していくことが大事になってくる。

川崎フロンターレ:佐原 秀樹

── 試合を振り返って
等々力での試合は久しぶり。ほとんどアップをしていなくて急に出番がきた。ただ入ったときは2-0だったし、相手も10人になったので、それほどきつくなかった。押し込まれる時間帯もあったが、取られる気はしなかった。うちはホームは強いので問題ない。次が重要。まず新潟のアウェイで勝点を取ることが大事。その次もアウェイ。ここからが正念場です。

川崎フロンターレ:田坂 祐介

── 試合を振り返って
ゲームプランとしては完璧だった。前半危ない場面があって単純なミスも多かったが、嫌な流れで踏ん張って自分たちのリズムに持ってくることができた。先制点が何としても欲しかったなかで、前半のうちに取ることができてよかった。ヴィトールが斜めから走り込んでくるのが見えたし、相手のラインが止まっていた。名古屋の特徴をふまえて、狙いどおりにパスを出してゴールに結びつけることができた。中2日で正直しんどさはあったが、攻撃も守備も強弱をつけるというところで、感じて動くことはできていたと思う。いくときは後ろのポジションから出ていって、FWだけじゃなく後ろの選手も点を取れるようになってくれば、チームとしてもっと良くなると思う。個人的にもゴールしていればいいというものでもないし、まだまだ。この勝点3で上位と勝点差を縮められたのでよかった。

川崎フロンターレ:黒津 勝

── 試合を振り返って
相手はワンボランチでボランチの横が空くので、そこを起点にしていこうという狙いがあった。あと相手のDFは高さ勝負ではまともに勝負してもかなわないが、スピードだったら負けないというのがあった。うまく入り込んで2点目のアシストを決めることができた。相手が右から寄せて来ていたのはわかった。サイドバックを抜いたら前にスペースがあったので行った。センターバックと1対1だったので。コンビネーションに関しても、練習どおりにやれている。今日は勝った。でも次の試合をものにすることで、今日の勝点3が大きなものになると思う。勝てていないビッグスワンだし、その次には日本平の試合もある。でも、そこを打ち破ることで優勝争いに加われると思う。この連勝でがぜん勢いがついたし、チームとしての結束もより強まった。あとは自分が決めるだけ。取りたくて仕方がない。それができていればどれだけ楽かと思う。FWが守備もやって点を取れれば、よりいいチームになることができる。次、今日のこの勝負を無駄にしない戦いが出来ればと思う。

川崎フロンターレ:小宮山 尊信

── 試合を振り返って
いつも大事な試合で引き分けたり負けたりする事が多かったので、勝ててよかった。これで首位とは勝ち点が3差。大きいと言われていた試合で勝てたのは、自信になると思う。

川崎フロンターレ:ジュニーニョ

── 試合を振り返って
難しいゲームが予想されたが、自分たちも毎試合毎試合しっかりとしたゲームが出来るように準備している。ヴィトのゴールが決まったことでチームとして落ち着いて、後半はゆとりを持ったプレーができた。ザワの素晴らしいプレーもあった。彼はチームと共に成長して、本当によくなっている。ザワにもおめでとうと言いたい。まだまだ彼はよくなると思う。個人的にはいいゴールができた。結果的にチームがさらに落ち着きを出せるゴールになった。得失点差を考えても必要なものだった。
── サポーターへ
本当にこれだけ多くのサポーターのみんなが来てくれるのはいいこと。いつもたくさんの方々が来てくれることを望んでいる。これからも最後までしっかり応援してほしい。次の試合も気持ちは同じ。ホームではないが、しっかり戦いたい。アウェイで勝てていないが、これからは勝たなければいけないと思う。このゲームは重要。ひとつのキーポイントになる。

川崎フロンターレ:ヴィトール ジュニオール

── 試合を振り返って
ここで負けてしまうと首位との差が大きく開くという状況。チーム全員でしっかり戦おうとモチベーションは高かった。だから勝利をおさめることができたと思うし、このゲームで自分たちの強さを見せることができた。個人的には日本に来て初めての2得点。すごく幸せに思う。1点目は、誰かがボールを受けたら斜めに走るようにというのはいつも監督から言われ続けていること。いいパスが来たし、落ち着いて決めるだけだった。2点目は、自分の特徴ではないが、エリアの中に入っていく形だった。エンドラインギリギリからマイナスに出すようなトレーニングもしていた。広島戦と同じように、エリアの中に入っていく形で取れたのでよかったし、自らエリア内に入っていったところがポイントだった。ただ、重要なことはあくまでもチームが勝利すること。よりいい状態になること。順位があがること。そのために少しでも力になりたいと思っている。自分としてもそのためにいつも努力をしている。今日のようにたくさんの人が後押ししてくれる。去年、足に痛みがあるときにみんなが早く治して頑張ってと言ってくれた。そんな声援に応えたい、いいプレーを見せたいと思ってやってきたし、いま自分がいい状態をキープできているのも、すべてはみんなのおかげだと思う。これからも応援して欲しい。走り続けることで応えたいと思う。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
途中からうまく休んでいた。今日は4点取れてよかった。一人減ったからといって保持しながらやるというよりも、相手に持たせて守備のポジションについて、それから出て行く方がやりやすい。もちろん、保持して相手を走らせようともした。いずれにしても先制点が大きかった。タサとヴィトールが仕事をしてくれるのですごく楽。

川崎フロンターレ:菊地 光将

── 試合を振り返って
絶対に負けたらダメというのはあった。今日はホームだし、引き分けでもダメだと言う思いだった。勝ちたかったので、結果が出てよかった。ヒデさんとも練習試合でやっているし、経験ある選手。まったく問題はなかった。この勢いのまま、鬼門を破らないと優勝は出来ない。しっかり勝ちたい。

川崎フロンターレ:横山 知伸

── 試合を振り返って
連勝が大きい。いい流れで来ている。入るときはしっかりとした守備で試合をクローズしてくれと言われた。名古屋はサイドバックからケネディの足元に入れてくるのをケアした。ボランチに入ったら寄せるようにもした。今日は先制点が取れたのが大きかった。

川崎フロンターレ:稲本 潤一

── 試合を振り返って
名古屋は強い選手が揃っている。クロスを上げられるのは仕方ない。そこで体を張って集中してやれた。試合の最初の15分、集中してやれたし、それが自信になっている。今まで、10分~15分の失点が多かったので。

川崎フロンターレ:相澤 貴志

── 試合を振り返って
3試合連続無失点は気持ちいいが、早い時間帯で攻撃陣が点を取ってくれたからこそ。あれでうちのリズムで試合を運ぶことができた。名古屋のやってくることは予想できたし、ディフェンス陣全体でイメージを持ってプレーすることができたと思う。ケネディにはその上からやられることもあったが、最後のところでみんな集中していた。ケネディの大きさに、2人のシャドーの仕掛け、怖いというか、向こうの持ち味だったが、そこにはうまく対応できた。お互いにミスが出ていたので、そこで押し込んでうちのリズムに持っていければもう少し楽になったかなとは思う。フィールドの選手はやっぱり連戦と暑さで疲れがある。ただ時間がたつにつれて相手も前がかりできてスペースができた。やっぱり先制点が大きかった。次の新潟戦も何とか勝ちたい。アウェイで勝点3を取ることで優勝争いに加われるし、優勝を狙うにふさわしいチームになれると思う。連戦で厳しい戦いになると思うが、夏場のゲーム運びということを含めてチーム全体で合わせていきたい。新潟には親もいるし、高校の仲間や後輩が新潟のスタッフなどにもいるので対戦が楽しみ。

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  • 首位、名古屋グランパスを等々力に迎え、優勝を占う重要な試合が始まる!
  • DF2/伊藤宏樹選手
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  • 試合前の集合写真
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  • MF6/田坂祐介選手
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  • DF2/伊藤宏樹選手
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  • 前半に貴重な先制点!ヴィトール ジュニオール選手
  • DF3/佐原秀樹選手
  • FW7/黒津 勝選手
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  • ミドルシュートで4得点目を決めた、田坂選手!
  • DF2/伊藤宏樹選手
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  • 平日にも関わらず、大勢のサポーターが等々力に駆けつけてくれた。
  • サポーターにありがとう!
  • 連続無失点3試合に大きく貢献した、相澤選手!
  • 次は、中2日でアウェイの新潟戦!

首位、名古屋グランパスを等々力に迎え、優勝を占う重要な試合が始まる!

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対戦内容

  • J1リーグ
  • 2010シーズン
  • 第20節
  • vs.アルビレックス新潟

アウェイゲーム

日時:2010年08月21日(土)19:00キックオフ 会場:東北電力ビッグスワンスタジアム

現在の試合状況

試合終了

更新:12/03/09 15:07

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前節終了時の累積警告

  • 2枚 2/伊藤 宏樹
  • 2枚 4/井川 祐輔
  • 1枚 7/黒津 勝
  • 3枚 8/フランシスマール
  • 3枚 13/寺田 周平
  • 2枚 14/中村 憲剛
  • 1枚 16/鄭 大世
  • 3枚 17/落合 正幸
  • 2枚 18/飛弾 暁
  • 2枚 19/森 勇介
  • 3枚 20/養父 雄仁
  • 1枚 29/谷口 博之
  • 1枚 34/杉浦恭平

今節の出場停止

  • なし

2010 J1リーグ順位表
(本節終了時)

順位 チーム 勝点 得失数
1 浦和 70 +28
2 鹿島 69 +21
3 G大阪 66 +34
4 清水 61 +20
5 川崎 53 +18
6 新潟 51 +3
7 50 +11
8 横浜FM 49 +19
9 神戸 46 +10
10 磐田 46 -5
11 千葉 42 -3
12 名古屋 42 -4
13 F東京 42 -10
14 大分 38 -20
15 大宮 34 -16
16 広島 31 -27
17 甲府 27 -31
18 横浜FC 13 -48

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