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対戦内容

  • Jリーグディビジョン 1
  • 2010シーズン
  • 第33節
  • vs.浦和レッズ

ホームゲーム

日時:2010年11月27日(土)14:04キックオフ 会場:等々力陸上競技場

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この試合の開催データ

2010 Jリーグディビジョン 1 第33節 vs.浦和レッズ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
19,411人 晴、弱風 14.1℃ 46% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
平山 博光 飯田 淳平 相樂 亨 五十嵐 泰之 岡野 宇広 大高 常勝
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2010シーズン対戦記録
3勝3分5敗/16得点21失点 対戦無し 第7節(アウェイ)/第33節(ホーム)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]浦和レッズ
1

1 前半 0
0 後半 1

1
高畠 勉 監督 フォルカー フィンケ
52 > 53 勝点 47 > 48

矢島 卓郎 01分

得点
選手/時間

75分 エスクデロ セルヒオ

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
相澤 貴志 21000 GK 000 1 山岸 範宏
伊藤 宏樹 2000 DF 00031 岡本 拓也
井川 祐輔 4000 0006 山田 暢久
菊地 光将 17000 0002 坪井 慶介
小宮山 尊信 8000 11035 宇賀神 友弥
横山 知伸 18202 MF 0008 柏木 陽介
中村 憲剛 14202 1 120 堀之内 聖
楠神 順平 16202 1015 サヌ
黒津 勝 7011 11033 高橋 峻希
ジュニーニョ 10112 FW 532 10 ポンテ
矢島 卓郎 15224 110 17 エジミウソン
 
GK/杉山 力裕 28     0 SUB 0     29 GK/大谷 幸輝
DF/寺田 周平 13     0 0     26 DF/濱口 水輝
DF/佐原 秀樹 3     0 0     14 DF/平川 忠亮
DF/森 勇介 19   0 0 0 0   13 MF/鈴木 啓太
MF/谷口 博之 29   0 0 1 1   3 MF/細貝 萌
MF/木村 祐志 22     0 4 4   15 FW/エスクデロ セルヒオ
FW/小林 悠 24   0 0 0     24 FW/原口 元気
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

中央 10 ~ → 右 2 ↑ 中央 15 ヘディングS

15 矢島 卓郎 1 75 エスクデロ セルヒオ 15

右 33 → 10 ~ → 中央 15 右足S

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
16 楠神 順平 24 小林 悠 65 46 3 細貝 萌 20 堀之内 聖
7 黒津 勝 29 谷口 博之 75 59 15 エスクデロ セルヒオ 5 サヌ
2 伊藤 宏樹 19 森 勇介 87 83 13 鈴木 啓太 33 高橋 峻希
警告・退場
選手名/理由
C2 18 横山 知伸 21
C1 14 中村 憲剛 66
C1 4 井川 祐輔 70
  
  
  
45 90 データ 90 45
9 4 13 シュート 15 11 4
5 11 16 GK 5 0 5
2 5 7 CK 6 5 1
8 4 12 直接FK 18 11 7
3 0 3 間接FK 6 0 6
3 0 3 オフサイド 6 0 6
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
52 C2 6 山田 暢久
56 C2 35 宇賀神 友弥
78 C1 31 岡本 拓也
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2010 Jリーグディビジョン 1 / 第33節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2010年
11月27日(土)
磐田 vs 名古屋 ヤマハ 14:00 13,278 1 - 2
G大阪 vs 横浜FM 万博 14:00 17,977 0 - 2
神戸 vs 清水 ホームズ 14:00 14,061 1 - 0
大宮 vs 新潟 NACK 17:30 10,967 2 - 2
F東京 vs 山形 味スタ 17:30 26,243 1 - 1
広島 vs 仙台 広島ビ 17:30 16,448 1 - 0
2010年
11月28日(日)
鹿島 vs 京都 カシマ 13:00 19,588 2 - 1
湘南 vs C大阪 平塚 13:00 8,775 0 - 4

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ゲームレポート

第33節、ホーム浦和戦。現在、等々力でのゲームは公式戦3連敗中なだけに、何としてでもホーム最終戦を勝利で飾りたい。晴天の等々力陸上競技上。14:04キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーは、ジュニーニョと矢島の2トップ、中盤右に黒津、左に楠神、中村と横山のダブルボランチ。小宮山-菊地-井川-伊藤の最終ライン。GK相澤。立ち上がり数十秒、フロンターレがファーストチャンスをものにする。黒津のポストプレーからジュニーニョが右に流し、伊藤がアーリークロス。ファーサイドへのボールを矢島がヘッドで合わせ、フロンターレがいきなり先制点を挙げる。(1-0) さらに1分、中村が左サイドに展開。パスを受けた小宮山のクロスに矢島が入り込むが、ヘディングシュートはタイミングが合わず。3分、中村の裏のスペースのボールにジュニーニョが抜け出し、左サイドから折り返しを入れるが、ここはGKにキャッチされる。6分、浦和の攻撃。柏木からパスを受けたサヌに左サイドからドリブルをしかけられるが、GK相澤が飛び出しキャッチ。8分、フロンターレの攻撃。カウンターからジュニーニョがドリブル。左サイドから折り返しを入れるが、惜しくもDFにクリアされる。9分、直後に浦和が反撃。右サイドから崩しをかけられ高橋にクロスを入れられるが、サヌのシュートは枠を外れる。10分、フロンターレの攻撃。中盤で中村がダイレクトではたき、黒津が右サイドをドリブル。スルーパスにジュニーニョが抜け出すが、このプレーは惜しくもオフサイド。パスをつなぐ浦和に対し、落ち着いてディフェンスを展開しながらカウンターを狙うフロンターレ。19分、フロンターレの攻撃。セカンドボールを拾って押し込み、中村からパスを受けた楠神がミドルシュートを放つが、惜しくもゴール上に外れる。23分、矢島のポストプレーからジュニーニョがミドルシュートを放つが、これは枠を外れる。

24分にもルーズボールを拾って中村が浮かし球を入れるが、走り込んだジュニーニョには通らず。26分、浦和の攻撃。エジミウソンのポストプレーからポンテがドリブル。右サイドからシュートを打たれるが、GK相澤が好セーブでしのぐ。27分、フロンターレの攻撃。パスをつないでジュニーニョがスルーパス。黒津が左サイドを抜け出し折り返しを入れるが、惜しくもゴール前でクリアされる。28分、浦和の攻撃。裏のスペースに抜け出した柏木に折り返しを入れられ、ゴール前にサヌが入りこむが、菊地が体を張って対応。31分、フロンターレの攻撃。中盤でパスをつなぎ、ジュニーニョのダイレクトパスに楠神が抜け出しドリブル突破。そのままシュートに持ち込むが、惜しくもGKに止められる。さらにこぼれ球を拾って横山が左足でミドルシュートを放つが、こちらも惜しくも枠を外れる。33分、浦和の攻撃。フロンターレのセットプレーからカウンターを狙われるが、ゴール前でどうにかしのぐ。35分、フロンターレの攻撃。中央からのフリーキック。中村からのボールを横山がヘッドで合わせるが、GKの好守に阻まれる。39分、小宮山のサイドチェンジを受けた楠神が右サイドで粘り、中村がミドルシュートを放つが、DFにブロックされる。40分、右サイドから崩しをかけて中村がアーリークロス。このボールを矢島がヘッドで合わせるが枠を外れる。42分、浦和の攻撃。パスをつながれ左サイドから崩しをかけられ、宇賀神がクロス。しかし、このボールはGK相澤がキャッチ。43分には右サイドから崩しをかけられ岡本にクロスを入れられ、ゴール前で混戦に。最後はポンテにシュートを打たれるが、このボールは枠を外れる。44分にもゴール前に圧力かけられペナルティーエリアに入られるが、ディフェンス陣が体を張って対応。1-0のリードで前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:高畠 勉 監督

前線が起点になれている。2トップへのサポートをしていこう。声をかけあい、ポジショニングをはっきりと。最後まで隙を見せずに、プレーしていこう。


浦和レッズ:フォルカー フィンケ 監督

しっかりとボールを回しながら全員が最後まで戦う姿勢を見せてしっかりファイトしよう。

後半[45分>90分]

ハーフタイムのロッカールーム。「まだ半分だぞ。後半も最初からしっかりゲームに入っていこう。」と中村。46分、フロンターレの攻撃。浦和の攻勢をしのいでカウンターへ。左サイドからドリブルをしかけたジュニーニョがシュートに持ち込むが、惜しくもDFにブロックされる。さらに48分、中盤でボールを奪い返して楠神からパスを受けたジュニーニョが左サイドからシュートを放つが、惜しくもゴール右に外れる。49分にもボールを奪い返してカウンターへ。中村のスルーパスに走り込んだ矢島が左サイドから折り返しを入れるが、ゴール前でクリアされる。53分、伊藤の右サイドからのクロスからボールをつなぎ、中村がスルーパス。ボールを受けた黒津が切れ込み左足を振り抜くが、このシュートはDFにブロックされる。攻撃的なメンバーを投入して反撃に出てくる浦和。59分、コーナーキックからセカンドボールを拾われ押し込まれるが、ゴール前でしのぐ。60分、パスをつながれ宇賀神に左サイドからクロスを入れられるが、GK相澤がパンチング。61分にも宇賀神からパスを受けたエスクデロに左サイドからシュートを打たれるが、ここはゴール右に外れてことなきを得る。62分、右サイドから崩しをかけられエジミウソンのポストプレーから岡本にシュートを打たれるが、ここも枠を外れて難を逃れる。63分、フロンターレの攻撃。黒津のポストプレーから攻め上がってきて井川がスルーパス。楠神が走り込むが、惜しくもオフサイド。64分、浦和の攻撃。左サイド宇賀神のクロスをエスクデロに合わされるが、シュートは枠を外れる。ここで楠神に変えて小林を投入。66分、67分とセットプレーからゴール前で混戦となるが、ディフェンス陣がどうにかはね返す。その後も浦和に圧力をかけられる時間帯が続く。

72分、フロンターレの攻撃。浦和の攻撃をしのいで小林からのロングパスをジュニーニョが受けるが、シュートには持ち込めず。73分、左サイドの小宮山からパスを受けた小林が反転してシュートを放つが、DFにブロックされる。迎えた74分、右サイドからパスをつながれゴール前に圧力をかけられ、ポンテの折り返しをエスクデロに決められ、浦和に同点に追いつかれる。(1-1) 75分、黒津に代えて谷口がピッチへ。76分、浦和の攻撃。カウンターからエジミウソンに右サイドからクロスを入れられるが、ここはGK相澤がキャッチ。77分にもペナルティーエリア内に押し込まれるが、ディフェンス陣がゴール前ではね返す。78分、フロンターレの攻撃。谷口のドリブル突破からボールをつないで押し込むが、フィニッシュには届かず。80分、カウンターから左サイドの小林がスルーパスを入れるが、抜け出したジュニーニョは惜しくもオフサイド。81分、浦和の攻撃。右サイドから崩しをかけられゴール前で大混戦となるが、ぎりぎりのところでGK相澤がキャッチ。82分、フロンターレの攻撃。カウンターからジュニーニョが左サイドをドリブル。クロスに矢島が豪快にヘッドで合わせるが、惜しくもGKにセーブされる。直後、今度は浦和がカウンターへ。ポンテの右サイドからのクロスにエジミウソンが飛び込んでくるが、ここはタイミングが合わず難を逃れる。終盤も攻撃に枚数をかける浦和に押し込まれる時間帯が続く。86分、伊藤に代えて森がピッチへ。88分、フロンターレの攻撃。矢島のポストプレーのこぼれ球に谷口が詰めるが、ボールには触れず。ロスタイム、浦和の攻撃。ゴール前で混戦となりエジミウソンにシュートに持ち込まれるが、このボールは枠を外れる。試合は1-1のままタイムアップ。

フロンターレが立ち上がりに先手を取って試合を優位に進めたものの、追加点を奪えず。すると後半は一転して浦和のペースとなり、同点に追いつかれてドロー決着。勝点1を積み重ねるにとどまった。

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試合終了後 監督コメント

hc

[総評]

今シーズンのホーム最終戦を迎えまして、なんとかフロンターレらしいサッカーを展開して、勝ち星を、勝利をサポーターにプレゼントしたかったんですが、残念ながら引き分けという結果に終わりました。ゲームの入り、立ち上がりの得点は非常に良かったと思います。前半のところもうちらしいサッカーをアグレッシブに展開してくれてチャンスも作りました。後半も非常に入りも良かったですし、このゲームは追加点がゲームのポイントになったのかなと思います。残念ながら追いつかれて引き分けで終わってしまったんですが、そこのところは詰めの甘さを感じています。残りアウェイで仙台戦が最終戦になりますが、残り5試合になったところで今シーズンやってきたこと、しっかりピッチで表現しようと。そして少しでも高みに登って行こう、成長していこうと選手に話をしています。内容的にはうちの、うちらしいサッカーを展開できていると思います。ただ、結果が伴っていないのでそこのところは結果にこだわっていきたいと思います。なんとか最終戦、勝利で終われるよう、1週間あるのでしっかりと修正して最後笑って終われるようにしたいです。以上です。

[質疑応答]
── 2点目のチャンスはかなり多くありました。こういう形が続いていると思いますが、そのへんの原因については?
前回も同じ質問をされてラストパスとフィニッシュの精度という話はさせてもらったんですが、相手も必死で終盤にさしかかって体を張って守ってくるので、それを上回るだけのスピートとパワー。絶対にゴールを奪いとるんだという気持ちが大切だよという事で話はしたんですが、そこのところで1点目は良かったと思うんですが、それ以降のチャンスのところで課題が残ったということでしょうね。チャンスは作れているので、そこをしっかりと。一週間あるので、今シーズンのラスト1試合なのでそこでしっかり修正かけて、チャンスを決められるようにしたいと思います。
── ホームが今シーズン終わったわけですが、チームが成長した部分があれば教えてください。
今シーズンのはじめ、主力であるケンゴ、ジュニーニョのケガで始まり、ACLのタフな試合を勝ちきれず、苦労した部分もあったんですが、タフな試合をものにしていこうということで、中盤、終盤にかけて結果にあらわしていきたかったんですが、なかなかワールドカップ明けの連戦だとか、疲労、怪我人等でなかなかそういう結果が出なかったシーズンだったなと思うんですが、その中でしっかりと出た選手が自分の特徴を出しながら、フロンターレらしいサッカーを展開してくれたと思います。全体として若手の底上げ、ベースアップの部分では今シーズンできたかなと思います。これをこういう経験を活かして来シーズンに生かせればと思います。
── 楠神選手と、小林選手の交代の意図を教えてください。
黒津もそうだったんですが、サイドハーフに攻撃面だけでなく、しっかりとサイドバックの前のポジションに落ちて戻ってきてディフェンスをしっかりやってくれというのが第一にありました。ふたりともオフェンシブな選手なので、そこでしっかりと守備に頑張って帰ってきて非常に前半からやってくれていました。後半にちょっとそういったところで疲労が見えてパワーダウンしたというふうに判断したので、そこに小林を入れました。

浦和レッズ 監督
フォルカー フィンケ

[総評]

前半1分での失点がどうしても多くの選手に対しての悪影響を与えてしまったところはあったと思います。だからこのような厳しい状況になってしまったからこそ、すべての選手たちが最初からとても強い戦う意志を見せて、そしてお互いに助け合いながらプレーをしていくという強い意志を見せつけねばなりませんでした。そしてこのような姿勢によって私たちは後半に入ってからあのような優れたパフォーマンスを見せることができたんだと思います。すべての選手たちが同じ目標を持ち、同じ方向を向いて一丸となって戦っていましたし、このような一丸となった戦う姿勢を見せられたのは、私も一人の監督としてとても大きな喜びを後半からは感じることができました。たしかにこういう状況で、日本の一部の私を常に批判してきた方が、また勝点3を取れませんでしたねと言ってくるかもしれません。ただし、ひとつ忘れてはいけないのが、私たちのチームが着実に成長してきたということ。そしてそのプロセスの結果を今日の後半に見ることができたということです。これだけの姿勢を選手たちも見せてくれたわけですし、そういう意味ではたしかに勝点3が取れなかったのは悔やまれることですが、それでも後半のパフォーマンスの質の高さには喜びを感じ取ることができます。唯一足りなかったのは最後の最後のラッキーパンチではなかったでしょうか。例えば93分の時点でエジが相手のゴール前で、あの時点でゴールを決めていれば、珍しく私たちがロスタイムで勝点を得るということが起きていたわけですから。

[質疑応答]
── 立ち上がりの失点以外にも、前半の45分間に集中に欠けるプレーがたくさんあったように感じられたんですが、その原因は?
私が得た印象ではとても早い時間帯に失点してしまったことによって、多くの選手達にひとつの不安が生まれてしまったと思います。そして連戦によって溜まっていた疲労が出てくるのを許してしまいました。ただし、そういう事は本当はあってはなりません。姿勢からして自分たちは疲れていないと自分たちに対して言い通さなければならないのです。相手も同じように疲れていたわけですから。それとあともう一つ忘れてはならないのは、今日ピッチの上では何人かのシーズンを通して試合に出ることが出来ていなかった選手が立っていたという事です。たとえば堀之内です。堀之内はここ3試合連続でスタメンで出ていたわけですが、この連戦がさすがに大きな疲労を彼の体に与えていました。相手の中村憲剛に対してあまりに多くの自由を前半にあたえてしまいました。それによって彼がとても正確なパスを前線に配給することが出来ていたわけです。
── 堀之内選手を代えたのを含めて、後半にメンタル面を含めてどのような修正があったのでしょうか?
こういう前半の後に大切だったのは、私たちがハーフタイムに選手たちにポジティブな事を言ったことです。例えば勇気を与えなければならない。自信を与えなければならない。そしてみんなで一丸となって最後の最後まで戦っていこう。そしてこの戦う意志を貫いていこう。そうすれば必ず得点チャンスが生まれる。そしてさらにそういう姿勢だけでなく新鮮な新しい戦力。今回は交代によって新しい戦力、新しい選手を入れたことによって、チームに新たな刺激を与えました。これらの結果だと思います。そして一つとても大切な要素があります。それは私たちのチームを象徴している多くの若い選手たちがたくさんの経験を積んできたことによって自分自身のプレーに対して本当の意味の自信を持ち始めたということです。例えば、前半にあまりよくいっていなかったとしても、後半に入ってから自分の優れたパフォーマンスを今度こそ見せつけてやろうという強い意志を持ってゲームに入れるようになりました。後半に臨めるようになりました。
── あの時間帯に鈴木啓太選手を入れた狙いを。
いまここ数週間の彼らのパフォーマンスを考えれば、あの時点で彼を入れるのは妥当だと思います。啓太はとても長い間ケガによって離脱していた訳ですが、ここ最近の練習試合でとてもいいコンディションを取り戻すことができました。そして彼が持っている能力を考えれば彼は常にチームを助けることができる存在であると思います。フォーメーション的にもとても細かい修正ですが、3人のFWの選手。3人の中盤の選手といわゆる4-3-3のシステムでプレーするということが私たちも練習でやってきたことですし、こういう形でのプレーは選手たちは実践できるレベルまで来ています。ですので、このような交代にもしっかり対応することができるのです。
── 選手たちは勝ちたいし、いいサッカーをしたいのはわかる。今日の後半の最後の15分間、20分間というのはモチベーションの高さはすごかった。川崎がそうであるのはわかるのですが、その背景は何かあるんでしょうか?
多くの選手達の頭の中で意識改革が行われました。そしてその結果が今日見せることができた本当の意味で一丸となったチームだと思います。私たちは常に将来のことを考えて仕事をしてきました。そしてこのまま成長させていって、私たちのチームがとても長い期間に渡ってとても大きな成功を得ることができる。そして定期的に多くのことを勝ち取ることができるチームに育っていきたいと思っています。ただしそのようなチームを作り上げるためには多くのことを改革していかなければなりませんでした。それが私たちが続けてきたものだったのです。たしかに私が日本に来て気づいたのは、多くの方がこのような改革の仕事を進めるに関して違う考えを持っているという事です。とても多くの方が試合が終わった時点で結果だけを見て、私たちのチームが勝利と書いてあれば、今日はすごく良かったねと満足して帰る方がいます。たしかにそれも私は理解できます。ただし、そのような結果を長期的に残すためには、選手たちを成長させるプロセスが必要だということもその背景にもあります。私たちは選手たちが成長しているという過程を手助けしています。そしてこのようなことに関してもとても大きな喜びを感じることが出来るのではないでしょうか。たしかに私もとても大きな結果を残したいと思っています。ただし、結果を残すためにはその過程が大切なのです。そしてその過程の大切さをさらに理解していただきたいです。そしてたしかに湯浅さんがおっしゃったとおりだと思います。本当ならば私たちは今日の試合に勝っても、順位表で何かを勝ち取ることができるという訳ではありません。それにも関らず、最後の30分。これだけチームが一丸となって戦う姿勢を見せたということはいかに私たちのチームの中がひとつにまとまっているのか。そして素晴らしい姿勢をすべての人間が持っているからという事のひとつの証明になると思います。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:伊藤 宏樹

── 試合を振り返って
先制点のクロスはイメージどおりだった。いい入り方ができて、さらにたたみかけることができれば良かったが。後半は相手に押されてチャンスもピンチもあったなかで、同点に追いつかれてしまった。今年はこういう試合が多い。うちが2点目を取れていればというところだった。

川崎フロンターレ:井川 祐輔

── 試合を振り返って
試合の入り方としては最高だったし、そのあともチャンスはたくさんあった。相手が前がかりにきていて、スペースが空いていた。次の1点がどちらに入るかがポイントだった。相手の流れになったときに踏ん張れていれば良かったが。取られ方が悪いとカウンターを受けてしまう。チームとしても個人としても課題があるし、そこを意識して最終節でいい形で終われるようにしたい。

川崎フロンターレ:黒津 勝

── 試合を振り返って
いい入り方ができてその後もチャンスがあったが決めきれず、攻めあぐねているうちに相手に取られて、流れが向こうにいってしまった。いい入り方ができたし、立ち上がりから前からがんがんいこうというのは狙い通りだった。前半のうちにとどめのゴールが取れていれば。こういう流れになると後ろに負担がかかってしまい、中盤で展開されてどうしても受けに回ってしまう。今年はこういう試合が多い。個人的にも決めるところで決めきれていれば、チームはこの順位にはいなかったと思う。反省しているし、もっとレベルアップしていかないと。もう残り1試合しかない。サポーターの声援に応えるためにも、最後まで集中して戦う。必ず勝って終わりたい。いまはそれだけ。

川崎フロンターレ:小宮山 尊信

── 試合を振り返って
タイトルがなくなった状況で3位以内に入るためサポーターの前で強いフロンターレを見せたかったが、力は出しきったけど、勝てなくて残念。ハーフタイムに後半に向けネジを巻き直していこうと話していたが、最後は打ち合いになってしまい、そのなかでもっとサポートしあえればよかった。反省は次に生かすしかない。1年やってきたが、入ったばかりという言い訳はしたくなかったので、考えながらやってきたし、攻撃も絡んでいかなければダメだと思っている。もっとやりたいし、次が今年の試合最後は残念だし寂しい。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
勝てなかったのが残念。前半はよかったが、後半は5連戦の影響できつかった。ただもう少し踏ん張れたと思うので、もったいない。後半は全体的にコンパクトさがなくなって、うまく前線でボールをキープしながら攻めることができなかった。セカンドボールを相手に拾われるとこういう試合になる。ここずっと同じようなやられ方をしている。堀之内さんはああいうタイプ。後半は細貝に散らされて、サイドから崩されて、それを拾えなくなった。ジュニーニョとヤジに対してマンツーだった。カウンターの応酬になり、相手を自由にさせた。うちにもチャンスはたくさんあった。それを決めていれば。どっちに転ぶのか、ぎりぎりのところでやっていた。チャンスが作れなかったわけではないが、2点目がなかなか取れなかった。自分たちの流れが悪く、後半は向こうのサッカーをさせてしまった。後手を踏んでいた。でもまだ終わっていない。立て直さないと。前半よくて、後半やられている。サッカーは90分あるので。パスの出しどころが大事になる。最後まで戦って勝って終わりたい。サポーターのみんなには1年間温かく声援を送ってもらい背中を押してもらっていた。それに応えるのが選手の仕事だと思うが、タイトルを取れなかったことが残念。

川崎フロンターレ:矢島 卓郎

── 試合を振り返って
前半はやられる気がしなかった。チャンスは多く作れていた。前半のうちに決めたかった。リードされている方が選手を代えてきて、出てくるのは分かっていた。追加点がほしかった。今日は2点目が重要だった。それが相手に入ったので、苦しくなった。自分たちの時間帯に取れていれば。サイドを崩せる選手がいる。ジュニーニョや、楠神、ヴィトールもそうだし、いるから、そこで崩しに加わらずに済む。ゴールは目が合って、いいタイミングで入ってきた。

川崎フロンターレ:楠神 順平

── 試合を振り返って
いい形で先制できてその後もチャンスがあったが、防がれてしまった。後半立ち上がりにもチャンスがあったが決めきれなくて、相手に盛り返された。決めていればこっちのペースになっていた。先手を取ってから相手が前にきていたのもあって、裏をとることができていた。そこで追加点を取れていればというところ。相手がつないでくるのはわかっていたが、回されても崩されずにやろうという意識していた。ここのところ等々力で勝てていなかったし、ホーム最終戦はどうしても勝ちたかったが。

川崎フロンターレ:菊地 光将

── 試合を振り返って
後半はラインを上げられず、取って、取られての展開だった。踏ん張れればよかったが、残念。悔しい。取ってもすぐに奪われて、ラインを上げられなかった。

川崎フロンターレ:相澤 貴志

── 試合を振り返って
失点は触っていただけに、止めたかった。いいタイミングでシュートを打たれたが、自分の体勢とコースを考えると防ぎたかった。後半はずっと押し込まれる時間帯が続き、カウンターの撃ち合いという展開になった。うちが2点目を取れていればというところ。守勢に回りながらも我慢して守っていたが、先に取られて追いつかれてしまった。やはりタイトルを獲るうえでは、ホームでしっかり勝ち点3を取り勝ちきらないといけない。

川崎フロンターレ:小林 悠

── 試合を振り返って
勝っている状態で入ったので、しっかり守備からと意識したが、すぐ失点してしまった。途中から中盤がないカウンター合戦になり、上がるタイミングが難しかった。そのなかで、1本のパスで決められるジュニーニョを狙った。ただ、守備の面では失ってはいけないところで失ったりしてしまい、後ろの状況を把握しきれていなかった。慣れてないのは言い訳にならない。今日は試合前からサポーターもすごくいい雰囲気で絶対決めたいと思っていた。結果が欲しかったし、サポーターの皆さんのために決めたかった。あと1試合頑張りたい。

川崎フロンターレ:谷口 博之

── 試合を振り返って
前半のところで追加点がほしかった。自分が入る準備をしているところで同点に追いつかれてしまい、難しい入り方になってしまった。ホームなので多少無理をしてでも取りにいかなければ、という展開になってしまった。

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ゲームフォト・ギャラリー

  • 晴天で迎えた、2010シーズン ホーム最終戦の朝
  • 川崎フロンターレ後援会長、川崎市長 阿部孝夫 挨拶
  • 「第16回アジア競技大会(2010/広州)」報告会。薗田選手、安藤選手、登里選手
  • 等々力に今日もフロンターレコールが溢れる
  • 選手入場
  • MF14/中村憲剛選手
  • 晴天の等々力陸上競技上。なんとしても勝利で飾りたい。
  • 試合前の集合写真
  • MF14/中村憲剛選手
  • 開始1分、矢島選手のゴールで先制!
  • DF8/小宮山 尊信選手
  • MF18/横山知伸選手
  • FW10/ジュニーニョ選手
  • FW15/矢島卓郎選手
  • MF16/楠神順平選手
  • MF14/中村憲剛選手
  • DF4/井川祐輔選手
  • GK21/相澤貴志選手
  • MF16/楠神順平選手
  • FW15/矢島卓郎選手
  • FW7/黒津 勝選手
  • DF2/伊藤宏樹選手
  • MF17/菊地光将選手
  • FW24/小林 悠選手
  • DF8/小宮山 尊信選手
  • DF2/伊藤宏樹選手
  • MF29/谷口博之選手
  • MF19/森 勇介選手
  • 「2010ホーム最終戦セレモニー」代表取締役社長 武田信平 挨拶
  • 「2010ホーム最終戦セレモニー」高畠 勉監督 挨拶
  • 「2010ホーム最終戦セレモニー」中村憲剛キャプテン 挨拶
  • 今年も大勢のサポーターが等々力に駆けつけてくれた
  • 最終戦はアウェイで仙台戦。勝利で2010年を締めくくりたい。

晴天で迎えた、2010シーズン ホーム最終戦の朝

frontales

対戦内容

  • J1リーグ
  • 2010シーズン
  • 第34節
  • vs.ベガルタ仙台

アウェイゲーム

日時:2010年12月04日(土)15:30キックオフ 会場:ユアテックスタジアム仙台

現在の試合状況

試合終了

更新:12/03/09 15:07

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前節終了時の累積警告

  • 2枚 2/伊藤 宏樹
  • 3枚 7/黒津 勝
  • 2枚 10/ジュニーニョ
  • 3枚 13/寺田 周平
  • 1枚 16/鄭 大世
  • 3枚 18/飛弾 暁
  • 1枚 20/養父 雄仁
  • 1枚 22/植草 裕樹
  • 1枚 29/谷口 博之

今節の出場停止

  • 11/マギヌン

2010 J1リーグ順位表
(本節終了時)

順位 チーム 勝点 得失数
1 浦和 70 +28
2 鹿島 69 +21
3 G大阪 66 +34
4 清水 61 +20
5 川崎 53 +18
6 新潟 51 +3
7 50 +11
8 横浜FM 49 +19
9 神戸 46 +10
10 磐田 46 -5
11 千葉 42 -3
12 名古屋 42 -4
13 F東京 42 -10
14 大分 38 -20
15 大宮 34 -16
16 広島 31 -27
17 甲府 27 -31
18 横浜FC 13 -48

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