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SEASON2017

第6節

vs.イースタンSC

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日時:2017年05月09日(火)19:30キックオフ 会場:等々力陸上競技場

試合終了

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試合終了

  • エンブレム

    川崎フロンターレ

  • 4

    20
    20

    0

  • イースタンSC

    エンブレム

AFC CHAMPIONS LEAGUE 2017
vs.EASTERN SPORTS CLUB

2017 ACL 第6節 vs.イースタンSC:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態
11,235人 曇、弱風 20.2℃ 60% 全面良芝、水含み
試合時間 コミッショナー 主審 副審 副審
90分 モハメド サイド アルマスリ アンマル アルジネイビ アハメド アルラシュディ ザイド カマル
追加副審 追加副審 第4の審判員 記録員  
スルタン アブドゥルラザク 大高 常勝  
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2017シーズン対戦記録
対戦無し 対戦無し

公式記録OFFICIAL MATCH RECORD

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]イースタンSC
4

2 前半 0
2 後半 0

0
鬼木 達 監督 チャン ユエンティン
7 > 10 勝点 1 > 1

ハイネル 28分
谷口 彰悟 45分
長谷川 竜也 49分
奈良 竜樹 53分

得点
選手/時間

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
チョン ソンリョン 1000 GK 000 33 リョン ユーホー
奈良 竜樹 3011 DF 0002 ジョシュ ミッチェル
車屋 紳太郎 7000 00012 ツァン チーハウ
00013 ツェー マンウィン
00014 チェン キンホー
00015 ロバート
谷口 彰悟 5202 MF 0003 ジエゴ エリ モレイラ
田坂 祐介 6000 0004 バイ フー
阿部 浩之 8202 0007 シュ デーシュアイ
大島 僚太 10213
中村 憲剛 14101
エドゥアルド ネット 21011
小林 悠 110 0 FW 110 9 マヌエル ブレダ
ハイネル 22325 220 23 ハイメス マッキー
 
GK/新井 章太 30     0 SUB 0     16 GK/ホー クォックチュエン
DF/武岡 優斗 17   0 0 0     21 DF/ツァン カムトゥー
MF/三好 康児 13     0 0     28 DF/ウォン チーチュン
MF/長谷川 竜也 16 0 1 1 0 0   30 DF/ウォン ツーホー
MF/森谷 賢太郎 19     0 0 0   35 DF/ウー ワイチウ
MF/家長 昭博 41   3 3 0     29 MF/リョン チュンポン
FW/森本 貴幸 9     0 0 0   19 FW/チェン シウワイ
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

左 16 ~ → 7 ↑ 中央 22 ヘディングS

22 ハイネル 28

右 CK 14 ↑ 中央 5 ヘディングS

5 谷口 彰悟 45

左 10 ↑ 右 22 ~ 中央 → 16 右足S

16 長谷川 竜也 49

右 CK 14 ↑ 中央 3 ヘディングS

3 奈良 竜樹 53

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
11 小林 悠 16 長谷川 竜也 20 57 30 ウォン ツーホー 13 ツェー マンウィン
8 阿部 浩之 41 家長 昭博 57 76 19 チェン シウワイ 7 シュ デーシュアイ
14 中村 憲剛 17 武岡 優斗 79 87 35 ウー ワイチウ 12 ツァン チーハウ
警告・退場
選手名/理由
  
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
10 9 19 シュート 3 3 0
0 5 5 GK 11 5 6
4 6 10 CK 1 1 0
6 5 11 直接FK 14 7 7
0 0 0 間接FK 2 1 1
0 0 0 オフサイド 2 1 1
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
22 C1 15 ロバート
90+2 C1 4 バイ フー
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

前節終了時の累積警告

  • 1枚 5/谷口 彰悟

今節の出場停止

  • なし

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モバフロだけ! 試合前の選手コメントPLAYERS’ COMMENTS BEFORE THE MATCH

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川崎フロンターレ:チョン ソンリョン

強い気持ちを持って臨まなくてはいけない試合になる。自分たちは香港に勝って勝点3が必要な状況。相手はカウンターに対して強みがあるチーム。逆に、そこでチャンスが作れるかもしれないし、チャンスを作られるかもしれない。セットプレーでも絶対に集中しないといけない。水原戦は引き分けでもいけなかったが、勝って希望が持つことができた。チームは大阪で厳しい試合をしたが、みんなでミーティングで話をする機会があって…

つづきは
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川崎フロンターレ:奈良 竜樹

ACLはチームとして次に進むという目標がある。グループステージで4試合連続で引き分けというところから、自力で突破が決められるという状況に持ってくることができた。勝って次に進むために、チームの力になりたい。イースタンは突破の可能性はなくなっているが、相手もプライドがあると思うし、必死にやってくると思っている。こちらとしては受けに回らず、楽観視することなく、チャレンジャーとして謙虚に戦いたい。ACLは普…

つづきは
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川崎フロンターレ:谷口 彰悟

余計なことを考えず、勝つことだけを考えてゲームができる。相手どうこうはあるが、しっかりとゲームに入って勝つことに集中できれば問題はない。向こうは、頑張るチーム。ただ隙はあるので、そこを突いていければ問題なくやれると思っている。カウンターの一発を狙ってくるので、新潟戦と同じように、リスク管理のところはしっかりやらないといけない。自力で突破を決められるので勝てばいいだけ。いろんなことを考え過ぎず、…

つづきは
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川崎フロンターレ:阿部 浩之

ビッグゲームになると、点を取るのは簡単ではない。1点の重みを考えると、先制点が大事。勝つことが大前提になる。勝てば突破になるので、内容うんぬんではなく、泥臭くてもいいので勝つだけ。攻撃の時はあまり形は気にせず、良い連携ができれば。相手の怖いポジショニングが取れれば良いと思う。自分の中で余裕が出てきたし、体のキレも出てきた。試合と練習は違うし、試合の中で周りに合わせてやるなかで、余裕が出てきたし…

つづきは
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川崎フロンターレ:大島 僚太

勝ってステージ突破を決めたいし、勝たないと難しくなる。勝てるように頑張りたい。出ている選手は連戦になるので、全員で助け合いながらできればと思う。勝たなくてはいけないということを頭に入れて、強気にやれれば結果はついて来る。どの試合も前半から決めに行くつもりでやっているが、相手の出方をそこまで意識しないでやっていきたい。前のイースタンとの対戦で自分は出ていないが、背の高い選手や足の速い選手がいる。…

つづきは
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川崎フロンターレ:小林 悠

■11小林悠 ACLで引き分けが続いていたが、ここで勝ってグループステージを突破できれば、これまでやってきたことが間違いではなかったことを証明できる。アウェイでは厳しい戦いが続くなか、粘り強く戦いながら勝点を積み重ねてきた。それを結果につなげるためには、何が何でも勝つことが大事。ここのところチームとしてのイメージが共有できるようになってきたし、ケンゴさん(中村憲剛)やリョウタ(大島僚太)が戻ってきて、パスの出…

つづきは
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川崎フロンターレ:中村 憲剛

勝って予選を突破できれば、チームに勢いが出る。内容はもちろん問われる試合だが、勝点3を取ることが大事。向こうでは引き分けているし、自分はテレビで見ていて歯がゆい思いをした。出ている選手はなおのこと、悔しいはず。向こうがどういうテンションなのかはわからないが、ACLはホームで勝点3を取れていないので、勝つことだけしか考えていない。相手はノープレッシャーでくるかもしれないし、ACLで活躍して移籍しようと…

つづきは
モバフロで!

試合レポートMATCH REPORT

ACLグループステージ最終節、等々力にイースタンSC(香港)を迎えての一戦。勝てば自力でのグループステージ突破を決めることができる。やや冷え込んできた等々力陸上競技場。19:30キックオフ。

前半THE FIRST HALF

フロンターレのスターティングメンバーはトップに阿部、その下に中村、左ワイドにハイネル、右に小林、ボランチはネットと大島のコンビ、最終ラインは車屋-谷口-奈良-田坂、GKソンリョン。立ち上がり1分、フロンターレの攻撃。ボールを動かしネットの縦パスを受けた中村がミドルシュートを放つが、ブロックされクリアされる。2分、中村の右コーナーキックを谷口がヘッドで合わせるが、惜しくもゴール上に外れる。4分、イースタンの攻撃。リスタートの流れからサイドアタックを狙われるが、谷口が対応。6分、フロンターレの攻撃。相手GKのキックを大島がカット。ショートカウンターを狙うが、フィニッシュにつながらず。7分、右コーナーキックの場面。中村のボールからセカンドボールを拾い、ネットが左サイドから折り返すがクリアされる。8分、ショートカウンターからハイネルが左サイドから折り返し。小林がゴール前で受けるが、惜しくもシュートに持ち込めず。9分、小林が負傷。ピッチ外へ。11分、小林がピッチに戻る。12分、フロンターレの攻撃。ボールを動かしながらチャンスを伺うが、ネットの縦パスは阿部に合わず。13分、自陣からパスをつなぎ右サイドから崩しをかけるが、ラストパスにつながらず。15分、パスをつなぎハイネルがサイドチェンジ。大島が右サイドで合わせるが、ボールはゴール右に外れる。17分、イースタンの攻撃。左サイド裏のスペースを狙われるが、田坂が戻りながら対応。18分、フロンターレの攻撃。パスを細かくつないで中央突破。最後はハイネルが左サイドからシュートを狙うが、ブロックされる。19分、左ショートコーナーからセカンドボールを拾って押し込み、ゴール前に何度もボールが入るがクリアされる。20分、負傷した小林に代わって長谷川が入り、左ワイドへ。ハイネルが右サイドに回る。22分、イースタンの攻撃。攻勢をしのがれカウンターを狙われるが、ネットが落ち着いて対応。24分、フロンターレの攻撃。ペナルティエリア左前からのフリーキックの場面。中村が直接シュートを放つが、惜しくもゴール左に外れる。

26分、早いリスタートを狙い長谷川が右サイドからクロスを入れるが、クリアされる。迎えた28分、パスをつないで左サイドから崩しをかけ、長谷川のパスに抜け出した車屋が折り返し。ハイネルがヘッドで流し込み先制点を挙げる。(1-0) 31分、イースタンの攻撃。攻勢をしのがれカウンターを狙われるが、マヌエル ブレダには奈良が対応。32分、右サイドから崩しをかけられスルーパスを入れられチェン キンホーが抜け出してくるが、ここも奈良が対応。32分、さらに左サイドに振られハイメス マッキーに突破を狙われるが、田坂が対応。33分、フロンターレの攻撃。中央突破を狙い長谷川がペナルティエリア内に入り倒れるが、ノーファールの判定。35分、左サイドから崩しをかけて車屋のクロスを阿部がダイレクトで合わせるが、シュートは惜しくもGK正面。36分、中盤センターからのフリーキックの場面。ネットが直接シュートを狙うがゴール上に外れる。38分、パスをつなぎ大島が右サイドに展開。田坂がダイレクトで折り返すが、DFに当たりGKにキャッチされる。39分、リスタートの流れからルーズボールを拾った大島が強烈なミドルシュート。GKがはじいたボールに長谷川が詰めるが、オフサイドの判定。惜しい場面だった。42分、右サイドでパスをつなぎ、大島の浮かし球に走り込んだ阿部がヘッドで合わせるが惜しくもGKに止められる。44分、GKのキックをカットしたハイネルが右サイドからドリブル突破。クロスを狙うがブロックされる。迎えた45分、フロンターレの攻撃。右コーナーキックの場面。中村のボールを谷口がヘッドで合わせ、ボールは左ポストに当たりゴールネットに吸い込まれる。(2-0) アディショナルタイム2分。立ち上がりからボールを握りながら試合を進め、攻めあぐねる時間が続くもののリズムを崩さず攻勢をかけてハイネルのゴールで先制。さらに前半終了間際に中村のコーナーキックを谷口がヘッドで合わせて追加点。2-0のリードで前半を折り返した。

ハーフタイムコメントHALF TIME COMMENTS

エンブレム

川崎フロンターレ:鬼木 達 監督

攻撃時のリスク管理はしっかりと続けていこう。くさびのボールは丁寧に。サポートは早く。中、外、うまく使って。みんなで声をかけあい、ゲームをコントロールしていこう。

エンブレム

イースタンSC:チャン ユエンティン 監督

※公式発表なし

後半the 2ND half

48分、フロンターレの攻撃。パスをつなぎ中村が浮かし球を入れ、右サイドから抜け出した田坂が折り返すがクリアされる。49分、イースタンの攻撃。カウンターからペナルティエリア前に迫られるが、守備陣が対応。迎えた49分、フロンターレの攻撃。直後に反撃。カウンターをしかけてハイネルがドリブル突破。右サイド深い位置に抜け出し、折り返しを長谷川が押し込み追加点を挙げる。(3-0) 51分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけて中村のスルーパスに長谷川が走り込むが、クリアされる。迎えた53分、右コーナーキックの場面。中村のボールをファーサイドに飛び込んだ奈良がヘッドで叩きつけて4点目を奪う。(4-0) 54分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけて戻したボールに反応したネットがミドルシュートを放つが、惜しくもGKにセーブされる。56分、さらに攻勢をかけて大島がミドルシュート、ブロックされたボールに反応したハイネルがシュートを放つがGKの好セーブに阻まれる。57分、阿部に代わり家長が入り、そのまま前線へ。59分、イースタンの攻撃。中盤でボールを奪われカウンターを狙われるが、ハイメス マッキーには大島が戻りながら対応。62分、フロンターレの攻撃。ボールをつないで押し込むがラストパスにつながらず。64分、イースタンの攻撃。ロングボールからカウンターを狙われるが、奈良が対応。65分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけて車屋がアーリークロス。中村がゴール前に飛び込むが、その前でクリアされる。66分、イースタンの攻撃。右サイドからクロスが入り、流れたボールをウォン ツーホーに折り返されるが、GKソンリョンがキャッチ。67分、さらに反撃をかけられ右サイドに振られるが、シュ デーシュアイのクロスは大きく外れる。

69分、フロンターレの攻撃。クリアボールを拾って押し込み、家長がミドルシュートを狙うがブロックされる。70分、セカンドボールを拾って押し込み続けるがイースタンにしのがれる。71分、中村の左コーナーキックをハイネルが合わせるが、惜しくもブロックされる。72分、イースタンの攻撃。右コーナーキック。シュ デーシュアイのボールはハイネルがクリア。77分、左サイド裏のスペースにロングボールを入れられるが、田坂が対応。78分、フロンターレの攻撃。相手陣内でハイネルがボールを奪いアーリークロス。フリーで家長が抜け出すが、シュートは枠を外れる。惜しい場面だった。79分、中村に代わり武岡が入り、右サイドバック。田坂が中盤左に上がる。79分、イースタンの攻撃。右サイド裏のスペースを突かれシュート性のボールを入れられるが、ボールはゴール右に外れる。80分、右サイドから崩しをかけられマヌエル ブレダにミドルシュートを打たれるが、ゴール左に外れる。83分、中盤でボールを奪われ、カウンターから抜け出したハイメス マッキーに右サイドからシュートを打たれるがゴール右に外れる。88分、フロンターレの攻撃。セカンドボールを拾って攻勢をかけ、ハイネルがシュートを放つがブロックされる。89分、左コーナーキックの場面。ネットのボールはGKがパンチング。セカンドボールを拾いネットが左サイドからクロスを入れるが、GKにキャッチされる。90分、中盤からハイネルが浮かし球を入れ、抜け出した家長が右足でミドルシュートを放つがゴール上に外れる。惜しい場面だった。アディショナルタイム3分。90+1分、イースタンの攻撃。右中盤からのフリーキックの場面。バイ フーからボールが入るが守備陣が対応。90+2分、フロンターレの攻撃。右サイドの家長がサイドチェンジ。車屋がヘッドで折り返すがゴール前に合わず。試合は4-0でタイムアップ。

後半立ち上がりに長谷川のゴールで追加点。さらにコーナーキックから奈良がゴールを奪い4点目。終始主導権を握りゲームをコントロールし、自力でACLグループステージ突破を決めた。

試合終了後 監督コメントCOMMENTS AFTER THE MATCH

エンブレム

川崎フロンターレ
鬼木 達 監督ONIKI, TORU

[公式記者会見 総評]

まず今日のゲームですけれども、勝てば自力突破という中で、選手は、多少力差はあったと思いますけど、本当にプレッシャーのある中でしっかりと結果を出してくれました。内容で言いますと、本当に点を取る時間帯というのが我々にとって幸運だったと言いますか、前半に2点目が入った、そこが今日の試合を大きく動かしたと思っています。本当に今日の選手の頑張りに感謝しています。

[公式記者会見 質疑応答]
── 4試合連続引き分けという苦しいスタートの中で、最終的には無敗でグループステージを突破しましたが、そのことについてはどう感じていますか?
本当に我慢の戦いと言いますか、それがずっと続いていたんですけど、この我慢ということをしっかりできたことが今日につながったと思っています。そして、最後に追い込まれた時、勝たなくてはいけないというゲームをしっかり2試合勝てた。これは今後のACLの戦いもそうですし、いろいろなところでプラスに来ることだと思っています。本当に今、選手は自信を持って戦ってくれていると思っています。
── 前半に2点をリードしましたけど、内容として何か攻撃のスピードが出ていないかなという感じだったんですけど、ハーフタイムにどのようなことを指示して後半に向かったんでしょうか?
まず前半のところですが、どこのチームとやってもそうなんですけど、最初というのは、当然集中力は相手にもあります。そういう意味で言いますと、我々の硬さと相手の集中力というところでなかなか崩せなかったところはあると思います。プラス、サイドのところで少し時間があったんですけど、そこのところで使わなかったり、ちょっと中にこだわり過ぎたりというところがあったので、そこらへんは後半に向けて少しシンプルに使えるならば今日は使っても構わないし、プラス、クロスのところもちょっとマークが甘いところがあったので、普段はそんなに上げないんですけど、そこもピンポイントであるならば狙っていいよという形で指示を出しました。
── 3月末には選手が三分の一くらい離脱でいなくなってしまった時期があったと思いますが、その苦しい台所事情の中、過密日程で首位通過を決めた意義について教えてください。
ケガとかで選手がいないことが多かったのですが、僕が頑張ったということはほぼ無くて、やはり選手のプライド、自分が出た時にしっかり結果を出してやろうというプライドが今日までの結果に繋がったと思っていますし、そういうものが先ほども言いましたけど、チームの我慢というものに繋がったと思いますし、プラスここから本当に、僕が求めていた本来の競争というものがまた新たに生まれてくるので、そういう意味では今、プラスの材料が多いと思って、また続けていければと思っています。
── ベスト16で鹿島あるいはタイのムアントンというチームと対戦すると思いますが、どっちの方がいいですか?
どちらがいいかというのは無いですけども、こんなに早い段階で、日本同士で潰し合いたくはないなというのがありますので、タイの方が良いのかなとは思っています。難しいですけどね。
── 第5戦の水原戦後も、我慢が続く中で勝ち切れたことはプラス材料だと話されていました。そして今日も勝ち切りました。我慢が続いた中で最後の2戦で勝ち切れるようになったというチームの成長というものはどこにあると思いますか。そして次に続く決勝ト-ナメントに向けて、これをどう生かしていくかという意気込みの部分を教えてください。
まず、勝ち切れるようになったというところで言いますと、一つは清水との試合をホームで引き分けたのですが、ロスタイムに入れられてという試合だったのですが、その時に自分のサッカーへの想いというものを選手に話をしましたし、プラス、選手間も何が大事かという事を話し合って、そこから色々と色々な意味でプラスの材料が出てきたのが良かったのかなと思います。あとは勝ち切っていくためにはやはり、選手も現場もしっかりと同じプランをもって戦えています。そういったことが今、一番いい形で戦えていることだと思います。それを続けていくことが一番大事だと思っています。
── 今日は小林選手が負傷で早い時間帯で交代になりましたけど、その影響はどうだったのかということ、それまでかなり停滞感があった中で、代わって出てきた長谷川選手が非常によく動いてゲームも動き出したなという印象ですが、長谷川選手の投入の前に監督から何か指示をしたのでしょうか?
まず小林のところですけど、アクシデントとして非常に残念な結果になってしまったので、その時点で相手のサイドを少し突いていきたいという意図があって、小林をあのポジションにおいていました。そういう意味で言いますと、長谷川を入れるところはとにかくボールを動かしたら背後を取りにいくとか、そういうところの指示を出しました、プラス、ハイネルのところもいつもそうなのですが、必ずプレーをしたら前に行くというところ。今回のところで言いますと、小林のところにハイネルを入れたわけですけど、そこはスピードというところで勝負できると思っていたので、最初の先発というところを考えると、どちらを優先順位におくかというところだけだったので、小林が抜けた後はハイネルと決めていたので、彼自身がいい仕事をしてくれたと思います。プラス、おっしゃるように長谷川が入ったことによって、本当に動きが出たなとは思います。
── JリーグとACLの両方を戦って来て、鬼木さんは監督としてはACLは初めてだと思いますが、戦い方を変えただとか、ACLで何か発見があったことなどがあれば教えてください。
ACLに関してですが、我々にとって今年最初の公式戦の試合がACLでした。そういう意味でチームとしてのパーセントで言いますと、出来上がりとして100%では挑めないであろうなという思いがあったので、まずはホームで負けないというところをある程度考えました。それはグループ突破というところで言いますと、本当はホームで勝ちたいという思いがありますけど、チームが出来上がっていないところを差し引くと、我慢強く戦っていかなくてはいけない大会だなと思って、ずっと挑んでいました。ですので、そういう意味で言いますと今回、我慢強さというのがこの突破にかかってきたものだと思いますし、あとは戦いという意味で言いますと、我々のボールをもつというサッカーがやはり、ACLでも大事だなという事を改めて感じています。それは相手の攻撃には強力な選手がいますので、いかにそういう選手に時間を与えずに自分達がボールを持つかということが改めてアジアだけではなく、どことやってもそうしなくては勝っていけないと言いますか、それが我々のスタイルであるべきだと改めて認識しています。

エンブレム

イースタンSC 監督
チャン ユエンティン

[公式記者会見 総評]

今日の試合に関しては今まで出場機会の少なかった選手を何名か起用させていただきました。当然、いつものチームと比べてパフォーマンスが低かったり、ときおりミスが目立ったりして、いつも通りの力は発揮できなかったとは思いますが、どの選手も自分のやるべきことに専念して一生懸命プレーしていましたし、選手たち一人ひとりのハードワークには本当に満足しています。ACLのグループステージで6試合を戦ってきましたが、私にとって本当に勉強になりましたし、今後のチーム、選手にとってもいい財産になったと感じています。

[公式記者会見 質疑応答]
── この試合に向けて何を考えてきたのでしょうか?また、19番のチェン シウワイ選手を起用した意図についても教えてください。
ACLで全試合を通して戦って来て、良い時も悪い時もたくさんありました。良かったポイントはホームの試合でいくつかいいパフォーマンスを見せられたと思っています。ただ、前節の広州恒大戦ではいい結果を残すことができませんでしたので、良い時も悪い時も選手たちはこの6試合を通して非常にいろいろな事を学んだと思います。今日の試合に関してはシンプルに勝利だけを求めていたというのが私の考えです。チェン シウワイ選手は今シーズンでの引退を決意しています。彼は常に練習でも試合でも全てにおいて100%の力を注いできましたし、その姿を見てきました。この試合に向けても人一倍強い想いを持っていると感じていたので、今日の試合で起用しました。
── 初めてのACLで6試合を戦った率直な感想、他のアジアのチームとどんなところに差を感じたのか、香港サッカー界の未来とってどんな意義がある大会になったかを教えてください。
この6試合、香港では経験できなかった非常に高いレベルの試合を経験できたことが非常に日々の学びとなりました。普段、香港で戦っている戦術より更に細かい戦術だったり、更に細かいコンディション調整も求められましたし、選手たちのマネジメントは自分たちにとっていい勉強になりました。今日戦った川崎や水原、広州といったクラブと戦えた経験こそが私たちが香港に帰った時の一つの財産になりますし、アジアの舞台でしか味わえないハイレベルな戦いは、香港サッカーがよりよく発展するための財産になると思っています。
── 男子のトップリーグのチームを率いる監督としてギネスにも載りました。日本の女性監督たちに伝えたいことは?
確かに私は女性として、監督として初めてACLの舞台に立ちました。しかしながら私は男女間というよりかは、一人の監督としてチームの為に全力を注いできました。常に選手のことを考え、チームコンディションを調整して、常に相手のスカウティングを怠らず、とにかくチームのため、選手のために奮闘してここまできました。日本で指導者を目指しているすべての女性の方に伝えたいことは、とにかくあきらめず、自分を信じて、自分が正しいと思ったことをやり続けてほしいということ。私はやり続ければ自分の夢が叶うと信じてここまで来ました。自分を信じ続けることが成功につながるとお伝えしたいです。

試合終了後 選手コメントPLAYERS’ COMMENTS AFTER THE MATCH

川崎フロンターレ:奈良 竜樹

── 試合を振り返って
向こうの攻撃の狙いは試合前からわかっていた。9番のところをしっかりおさえること。そこはショウゴくん(谷口彰悟)とボランチ、サイドバックと連携しながらやれた。後半途中まではうまくやっていた。後半途中から少し緩んでしまったところはある。最後までしっかりやらないといけなかった。今日の試合に関しては、力の差もあった。最初のイースタンやアウェイの広州、あそこで負けずに勝点1を持ち帰った。そういうひとつひとつの積み重ね。負けていたら可能性はなかっただろうし、アウェイでのしぶとさなど、諦めない気持ちが突破につながったと思っている。

川崎フロンターレ:谷口 彰悟

── 試合を振り返って
1点入ればと思っていた。点を取り急がずに、焦れてイライラしてはいけないし、それが今日はなかった。1点目は良い時間帯だったし、良い追加点が取れた。自分のゴールは狙い通り。チャンスの1本目で決めたかった。あんなドフリーでミスッてしまった。ケンゴさん(中村憲剛)が良いボールをくれたので、決められホッとしている。結果的には、負けないことがよかった。ただ、ちゃんと勝っておけばもっと楽に突破できたかもしれないがアウェイで粘り強く戦って、勝つべきところで勝てたことが突破につながった。

川崎フロンターレ:田坂 祐介

── 試合を振り返って
まず先制点を取ることが重要だった。先手を取ったことで、チームとして落ち着いて試合を運べたと思う。一番は勝つことで、ホームで失点ゼロで終われたのもよかった。ここのところサイドを使って相手の布陣を広げることも、チームのひとつの形になっている。ブロックを組んで中央を固めてくる相手には有効だと思う。ACLグループステージは結果的に負けずに相手に勝点3を与えなかったことが、グループステージ突破につながった。結果オーライというところもあるが、したたかに戦えたのかなと思う。

川崎フロンターレ:車屋 紳太郎

── 試合を振り返って
点が取れなくても、焦りはなかった。Jリーグだと相手は縦のコースを切ってくるが、相手は縦を開けてくれているので突破しやすかった。アシストの場面は、タツヤ(長谷川竜也)からいいボールが来た。最近は、もっと中までいくように意識していたし、練習でもファーサイドに味方が流れることが多いので。4引き分けの時はどうなるかと思ったが、突破することができた。いろんな選手がケガから帰ってきてチーム力が上がっている。いろんなバリエーション、システムでチームがやれるようになっている。

川崎フロンターレ:阿部 浩之

── 試合を振り返って
終わってみれば4-0。無失点で4点取れたのは良かった。相手がしっかりと守ってきて、崩しにくいだろうなとは思っていた。ただ前半にうまく1点取れたこと。それがすべて。それで相手が少しずつ崩れてきた。もっと外からうまく攻めれたらよかった。ただ、まず中を見るのが大事でもある。もう少しミドルがあったらよかったかもしれない。拮抗した試合になればなるほどセットプレーで勝つのが大事になる。

川崎フロンターレ:大島 僚太

── 試合を振り返って
勝てば自力で決まることは、ミーティングでも言われていた。その中で勝てて良かった。崩すところのコンビネーションはズレたところもあるし、まだ完璧ではない。中を優先しつつ、サイドが空いていた。そこの使い分けをしていた。サイドに入った時の崩しの全部がうまくいくとは思わなかったが、もう少しイメージが膨らませればよかった。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
みんなで掴んだ予選突破。周囲からいくだろうと思われる中でやる試合はすごく難しい。そういう試合をちゃんと勝つことができた。ACLを経験している選手が少ない中で、チームが成長していると思う。ネット(エドゥアルド ネット)とリョウタ(大島僚太)があれだけフリーだったら、自分らの動きだし次第で相手は崩せる。相手も真ん中を締めてくるなら、サイドを攻めればいい。サイドが開ければ、また中に戻して、サイドバックを使ったりすればいい。特に難しいことはしていないし、いつも通り。ネットとリョウタと自分が真ん中にいればこういう試合になる。

川崎フロンターレ:長谷川 竜也

── 試合を振り返って
途中からでも、入ったらやることは変わらない。仕掛ける時は仕掛けること。できる限り、前に向くこと。もちろん、試合の流れもあるが、前に行って欲しいのか、その状況じゃないのか。前を向いて欲しいと思う時は、前を向くようにしていた。得点場面は、前半からタサさん(田坂祐介)に出た時に、ファーサイドにいたら相手がボールウォッチャーになるのはわかっていた。ハイネルにもそこを狙って欲しいと言っていた。ハイネルが自分を見てくれたので、あとは信じて走るだけだった。うまく流してくれたので触るだけだった。

川崎フロンターレ:武岡 優斗

── 試合を振り返って
チームが勝てたこと。そこに尽きる。試合展開としては先制点を取れたのが大きい。相手が人数をかけてブロックを作ってきたので難しいかなと思いながら見ていたが、そのなかで先手を取ることができた。後半に入ればスペースが空くとは思っていたが、その前に追加点も取ることができた。個人的には出たときに点差が開いていたし、時間も短いので何ともいえない。まだこれからという感じ。

川崎フロンターレ:ハイネル

── 試合を振り返って
今日のこの結果とゴールは嬉しい。チームとしても内容の良いゲームができたので嬉しく思う。チャンスはずっと作ってこれていた。一人一人が集中してフィニッシュに持ち込めている。相手の球際は激しかったが、ボールを受けるタイミングや動かすことで、相手に近づかないプレーをしていた。自分たちのスタイルでもあるので、監督の要求を表現できた。ユウ(小林悠)が抜けてしまったのは残念だが、みんな自分たちの形を知っている。タツヤ(長谷川竜也)も良いタイミングで仕事をしてくれた。まずはグループを突破することが目標だった。全員で戦った結果、1位で通過できた。

川崎フロンターレ:家長 昭博

── 試合を振り返って
久しぶりの公式戦だったが、復帰してまだ1週間なのでコンディション的にはまだまだ。チャンスもあったが、うまく当たらなかった。次はしっかり決められるようにしたい。チームの流れは外から見ていたが、実際やってみて、まだこれからというところ。もっと動けるようにしなければいけないので、トレーニングからやっていきたい。フロンターレのやり方や距離感があるので、そのリズムに入っていけるようにしていかないと。ACLは貴重な大会なので大事に戦っていきたい。

NEXT MATCH

次の試合も熱い声援を! 合言葉はPaint it Blue!!

SEASON2017

第11節

vs.ジュビロ磐田

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AWAY日時:2017年05月14日(日)15:00キックオフ 会場:ヤマハスタジアム(磐田)

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