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対戦内容

  • J1リーグ
  • 2016シーズン
  • 第35節
  • vs.鹿島アントラーズ

ホームゲーム

日時:2016年11月23日(水)14:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

ゲームトップ画像

この試合の開催データ

2016 J1リーグ 第35節 vs.鹿島アントラーズ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
24,209人 曇、中風 13.5℃ 42% 全面両芝、水含み 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
河本 弘 村上 伸次 八木 あかね 五十嵐 泰之 平間 亮 大高 常勝
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2016シーズン対戦記録
12勝5分9敗/45得点47失点 対戦無し 第5節(ホーム)/第33節(アウェイ)/第35節(ホーム)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]鹿島アントラーズ
0

0 前半 0
0 後半 1

1
風間 八宏 監督 石井 正忠
─ > ─ 勝点 ─ > ─

得点
選手/時間

50分 金崎 夢生

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
チョン ソンリョン 1000 GK 0   21 曽ヶ端 準
エウシーニョ 18000 DF 0  22 西 大伍
谷口 彰悟 5011 0  14 ファン ソッコ
エドゥアルド 23000 0  3 昌子 源
車屋 紳太郎 20000 0  16 山本 脩斗
板倉 滉 28213 MF 0  6 永木 亮太
エドゥアルド ネット 21000 0  40 小笠原 満男
田坂 祐介 6000 0  25 遠藤 康
三好 康児 26000 0  11 ファブリシオ
長谷川 竜也 160 0 FW 0   8 土居 聖真
大久保 嘉人 13303 0   33 金崎 夢生
 
GK/新井 章太 30     0 SUB 0     1 GK/櫛引 政敏
DF/登里 享平 2   2 2 0     23 DF/植田 直通
MF/橋本 晃司 7     0 0     24 DF/伊東 幸敏
MF/中村 憲剛 14 0 2 2 0     13 MF/中村 充孝
MF/森谷 賢太郎 19     0 0     20 MF/三竿 健斗
FW/森本 貴幸 9   0 0 0     34 MF/鈴木 優磨
FW/大塚 翔平 27     0 0     18 FW/赤﨑 秀平
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

50 金崎 夢生 33

左 16 スローイン 8 → 16 ↑ 中央 33 ヘディングS

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
16 長谷川 竜也 14 中村 憲剛 21 75 20 三竿 健斗 11 ファブリシオ
6 田坂 祐介 2 登里 享平 67 88 18 赤﨑 秀平 25 遠藤 康
28 板倉 滉 9 森本 貴幸 77 90+1 23 植田 直通 40 小笠原 満男
警告・退場
選手名/理由
C1 21 エドゥアルド ネット 44
C2 23 エドゥアルド 90+4
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
5 6 11 シュート 0    
5 4 9 GK 14 8 6
1 3 4 CK 5 2 3
11 9 20 直接FK 9 3 6
0 1 1 間接FK 0 0 0
0 1 1 オフサイド 0 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
35 C1 14 ファン ソッコ
85 C1 22 西 大伍
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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スターティングフォーメーション

川崎フロンターレ
鹿島アントラーズ

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最近の試合結果と予定
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採点プリーズ

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この試合の採点結果

1 谷口彰悟 選手 7,173P
2 三好康児 選手 7,165P
3 中村憲剛 選手 7,125P

photo

「モバイルフロンターレ」への登録(ご利用料金:月額315円)が必要です

毎試合終了後、翌日12:00PMまで投票受付!

採点コメント(採点結果発表後に掲載)

アントラーズのプレスが利いて、なかなか難しい試合でした。そんな中でもフロンターレU12出身の2人が輝いていました。フロンターレと同じ時に誕生した2人が、フロンターレを強くしてくれる。そんな期待を(パパチャン)/勝ってもう一回等々力でやりたかった。だけど、結果がすべて。最後の最後まで攻め続けたフロンターレらしいサッカーを見せてくれた選手を誇りに思う。個人的にはまだ切り替え(米星)

他会場の開催結果

2016 J1リーグ / 第35節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2016年
7月30日(土)
甲府 vs 浦和 中銀スタ 18:00 15,508 0 - 2
福岡 vs 仙台 レベスタ 18:30 10,097 1 - 1
横浜FM vs 名古屋 日産ス 19:00 25,772 0 - 0
新潟 vs FC東京 デンカS 19:00 23,510 0 - 1
磐田 vs 柏 ヤマハ 19:00 14,353 1 - 2
G大阪 vs 広島 吹田S 19:00 32,444 1 - 0
神戸 vs 大宮 ノエスタ 19:00 11,212 1 - 0
鳥栖 vs 鹿島 ベアスタ 19:00 12,803 1 - 0

ゲームをとことん!

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モバフロだけ!試合前選手コメント

川崎フロンターレ:チョン ソンリョン

1日1日を大事にしてきてみんなで準備してきたので、大丈夫だと思っている。大事な試合では細かいミスを少しでも減らすこと。最善を尽くせば、結果も自ずとついてくると思っている。シーズンを通じて、ずっとやってきたので、チームメイトを信頼している。引き…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:谷口 彰悟

いよいよだなという気持ち。練習中の雰囲気も緊張感ある中でやれている。独特の雰囲気になると思うが、そういう雰囲気も楽しめるぐらいの気持ちでやりたい。前回の鹿島戦では守備が全然はまらず、あのときは受けてしまった。受けて構えてしまうと、後ろが5枚並…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:田坂 祐介

チーム状態はいいと思うし、天皇杯浦和戦で若手がいいパフォーマンスを見せてチームの士気は上がっている。相手が鹿島ということで簡単なゲームにならないと思うが、今年はずっと一体感を持ってここまでやってきた。それを鹿島にぶつけて何が何でも決勝の舞台に…

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川崎フロンターレ:長谷川 竜也

鹿島は前からプレスをかけてくる。前から来れば裏が空くので、そこをいかに自分が使えるか。ワントップの自分としては、そこがポイントになる。ヨシトさん(大久保嘉人)が前に向けるので、そこのタイミングだけを逃さないようにしていきたい。ヨシトさんにはゴ…

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川崎フロンターレ:車屋 紳太郎

天皇杯も浦和に勝てたし、みんな自信を持っている。前回の鹿島戦は相手にボールを持たれる展開になって、そこで苦しい試合になった。自分たちがいかにボールを持つか。そこが大事だと思っている。鹿島は守備でみんな頑張るし、チームとしても守備をしてくる。前…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:三好 康児

ずっと優勝を目指してやってきているので、より気合が入るというよりは、いつも通りにやりたい。僕自身は鹿島と対戦したことがない。前から奪いに来るイメージがあるし、アグレッシブに球際にくる印象はある。ただ逆に外しやすい相手でもある。動きの部分、パス…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:板倉 滉

どういう形になるかわからないが、出場できるなら高ぶるものがある。しかも等々力で試合ができるので楽しみ。個人的には天皇杯浦和戦では気持ち的には緊張はなかったが、体が硬くなっていたから足がつったんだと思う。年間1位の浦和相手にどこまでやれるかという…

>つづきはモバフロで!

ゲームをとことん、モバフロで!

ゲームレポート

チャンピオンシップ準決勝、等々力に鹿島を迎えての一発勝負。年間勝点2位のフロンターレは引き分けでも決勝に進むアドバンテージがある。曇り空、冷え込んだ等々力陸上競技場。14:00キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーは、最前線に長谷川、その下に大久保と三好、中盤は左に車屋、右にエウシーニョ、ボランチはネットと板倉のコンビ、最終ラインは谷口-エドゥアルド-田坂、GKソンリョン。立ち上がり1分、鹿島の攻撃。右サイドに振られクロスを入れられるがGKソンリョンがキャッチ。3分、左コーナーキックの場面。小笠原のボールはエドゥアルドが対応。3分、遠藤の右コーナーキックはネットがクリア。3分、フロンターレの攻撃。直後に反撃をかけカウンターから長谷川が右サイドで粘り、クロスを大久保がダイレクトで合わせるが惜しくもうまくミートせず。5分、鹿島の攻撃。中盤でカットされ右サイド西にクロスを入れられるが、守備陣がクリア。7分、自陣でパスカットされるが、守備陣が粘り強く対応。8分、前線からプレッシャーをかけられるが、落ち着いてボールを動かす。9分、フロンターレの攻撃。パスをつないで崩しを狙うがラストパスにつながらず。10分、鹿島の攻撃。左サイドから金崎にドリブルをしかけられるが、谷口とエドゥアルドで対応。12分、中盤でボールを奪われ金崎にミドルシュートを打たれるが守備陣がブロック。13分、ロングボールを入れられるがエドゥアルドが対応。14分、裏のスペースにボールを入れられ土居に右サイドからシュート性のボールを入れられるが、GKソンリョンがキャッチ。15分、中盤でパスカットされカウンターを狙われるが、守備陣が戻りながら対応。16分、中盤でボールを奪われ、右サイドからアーリークロスを狙われるがエドゥアルドがブロック。19分、さらに中盤でパスカットされ、右サイド西にクロスを入れられるがエドゥアルドがクリア。19分、フロンターレの攻撃。直後にロングボールに長谷川が走り込むが、ペナルティエリア前で負傷。ピッチに倒れ込む。20分、鹿島の攻撃。直後にカウンターを浴びゴール前に迫られるが、守備陣がしぶとくクリア。21分、負傷した長谷川に代わり中村が入り、大久保が前線のポジションへ。22分、フロンターレの攻撃。パスをつないで中村の横パスを受けた大久保がミドルシュートを放つが、GKにセーブされる。23分、鹿島の攻撃。直後にカウンターを受け、左サイドから切れ込んだファブリシオにシュートを打たれるがGKソンリョンのセーブでしのぐ。

24分、攻勢をかけられ西に右サイドから強烈なミドルシュートを打たれるが、GKソンリョン好セーブでしのぐ。さらにセカンドボールを拾われ押し込まれるが、守備陣が耐える。25分、自陣でボールを奪い返されるが、左サイド金崎の突破は田坂とエウシーニョで対応。26分、フロンターレの攻撃。中村とのワンツーから板倉が浮き球を入れ、三好が走り込むがクリアされる。さらに攻勢をかけ左サイド車屋のクロスのこぼれ球に反応した板倉がシュートを放つが、DFにブロックされる。27分、鹿島の攻撃。直後にカウンターを狙われるが、左サイドからのクロスはゴール前を通過。28分、フロンターレの攻撃。右サイドでパスをつなぎ、三好の横パスを板倉が受けるがシュートに持ち込めず。29分、鹿島の攻撃。攻勢をしのがれカウンターから押し込まれるが、守備陣がしのぐ。31分、左サイドから崩しを狙われるが田坂と板倉で対応。32分、フロンターレの攻撃。右コーナーキックの場面。三好が低いボールを入れるがカットされる。34分、鹿島の攻撃。右サイドでパスをつながれ押し込まれるが、右サイド金崎のクロスはエドゥアルドがブロック。36分、フロンターレの攻撃。右サイドから崩しをかけ、三好がドリブル突破を狙うが鹿島ディフェンスに止められる。37分、鹿島の攻撃。自陣でクリアボールを拾われ遠藤にドリブルをしかけられるが、ネットが戻り田坂と対応。難を逃れる。38分、フロンターレの攻撃。パスをつないで押し込み、右サイド大久保の戻しを受けた板倉がミドルシュートを放つがゴール左外れる。39分、鹿島の攻撃。パスを回され遠藤にシュートを打たれるが、GKソンリョンがキャッチ。41分、フロンターレの攻撃。ボールをつないで崩しを狙うがラストパスには至らず。42分、左サイドからのフリーキックの場面。中村がボールを入れるがクリアされる。45分、鹿島の攻撃。ペナルティエリア左前からのフリーキックの場面。永木にシュートを打たれるが、ゴール左に外れる。アディショナルタイム2分。45+1分、鹿島の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを受け、ゴール前に圧力をかけられクロスが入るが谷口がぎりぎりのところでクリア。45+2分、永木の右コーナーキックは中村がクリア。パスで崩しを狙うフロンターレに対し、縦パスに対して厳しくチェックをかけてくる鹿島。長谷川が負傷交代というアクシデントに見舞われながらも粘り強く試合を進め、スコアレスのまま前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:風間 八宏 監督

ボールをしっかり動かしてリズムを作ろう。サイドを効果的に使っていこう。落ち着いて自信を持って自分たちのサッカーをしていこう。


鹿島アントラーズ:石井 正忠 監督

相手陣内に入ったら、シンプルかつ早くボールを動かそう。後半もしっかり球際を競うこと。すべてはそこから始まる。最後までアグレッシブに戦い続けること。自分たちのサッカーを表現し続けよう。

後半[45分>90分]

46分、フロンターレの攻撃。大久保がドリブルで持ち上がりネットが右サイドに浮かし球を入れ、抜け出したエウシーニョが速いボールを入れるがゴール前に合わず。48分、右サイドから崩しを狙うがラストパスにつながらず。49分、鹿島の攻撃。左サイドから崩しを狙われるが、谷口が対応。迎えた50分、鹿島の攻撃。左サイドでのリスタートの流れからクロスを入れられ、ニアサイドに飛び込んだ金崎にヘディングシュートを決められる。(0-1) 52分、鹿島の攻撃。攻勢をかけたところでカウンターを返され、金崎にミドルシュートを打たれるが大きく外れる。53分、左サイドのファブリシオにスルーパスを出されるが、谷口がカット。54分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけ、車屋の戻しを受けた板倉がミドルシュートを放つがゴール上に外れる。55分、右サイドから崩しを狙うが、ラストパスにつながらず。56分、パスを細かくつなぎ右サイドの田坂がクロス。車屋がボールを収めるがフィニッシュにはつながらず。57分、左サイドから崩しをかけ、中村のパスに抜け出した三好が折り返すがクリアされる。58分、セカンドボールを拾って押し込むが、ラストパスにつながらず。59分、パスをつなぎ三好が中央突破。スルーパスに抜け出した中村が切り返し右足でシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れる。61分、中央から三好がスルーパスを入れるが、大久保には惜しくもタイミングが合わず。63分、左サイドからのフリーキックの場面。中村が入れたボールをエドゥアルドがニアで触り、ボールがゴールに向かうが惜しくもGKのセーブに阻まれる。63分、三好の左コーナーキックはGKにはじかれる。67分、パスを細かくつなぎ押し込むが、ラストパスにつながらず。67分、田坂に代わり登里が入り、中盤左サイドへ。三好が右サイドに回り、エウシーニョが1列下がる。67分、フロンターレの攻撃。パスをつないで縦パスを受けた大久保がはたき、中村が右サイドからシュートを放つがゴール右に外れる。69分、左サイドから崩しをかけ、車屋がスルーパス。登里が抜け出しシュートに持ち込むがゴール左に外れる。惜しい場面だった。

71分、さらに左サイドから攻勢をかけ、登里がドリブル突破。深い位置に入り込み折り返すが、惜しくもブロックされる。74分、鹿島の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを狙われるが、エドゥアルドが対応。76分、フロンターレの攻撃。左サイドから車屋がスルーパスを狙うが、三好には合わず。77分、板倉に代わり、森本が入り前線へ。中村がボランチに下がる。79分、フロンターレの攻撃。中盤左からのフリーキックの場面。中村のボールから混戦となるが、鹿島ディフェンスにクリアされる。80分、右サイドから浮かし球が入り三好が走り込むが、惜しくも届かず。81分、細かくパスをつなぎ、大久保が左サイドに展開。登里が折り返すがクリアされる。82分、さらに攻勢をかけ、中村が左サイド裏のスペースに浮き球を入れるが登里には合わず。83分、鹿島の攻撃。右コーナーキックの場面。永木のボールのこぼれ球を小笠原に狙われるが、シュートは大きく外れる。84分、フロンターレの攻撃。ネットが右サイドに展開。パスワークで崩しを狙うが鹿島ディフェンスにはね返される。88分、ゴール前にロングボールが入り、こぼれ球を登里が合わせるが惜しくもブロックされる。89分、ゴール前にロングボールが入り、エドゥアルドの落としを谷口が合わせるがゴール前の大久保には合わず。アディショナルタイム5分。90+2分、鹿島の攻撃。攻勢をしのがれ決定的なカウンターを受けるが、ソンリョンが飛び出しクリア。こぼれ球を拾われ三竿にロングシュートを狙われるが、谷口が戻りぎりぎりのところでクリア。90+3分、フロンターレの攻撃。中村がロングボールを入れるがエドゥアルドには合わず、GKにキャッチされる。90+5分、鹿島の攻撃。パスカットされ危険なシーンを招くが、金崎のシュートはGKソンリョンがセーブ。鹿島のファール。90+5分、フロンターレの攻撃。右サイドから崩しかけてエウシーニョがクロス。ゴール前の谷口がヘッドで合わせるが、ボールはゴール上に外れる。試合は0-1でタイムアップ。

後半立ち上がりにリスタートから一瞬のスキを突かれて失点。フロンターレも何度かチャンスを迎えたが得点につなげられず、チャンピオンシップは準決勝敗退という結果に終わった。

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試合終了後 監督コメント

hc

[公式記者会見 総評]

ひと言、入らないときは入らないなというゲームだと思います。ですけども、選手たちは自分たちが勝つんだという、私がフロンターレに来たときから比べれば、はるかに自分たちが強いチームになったという自覚はしていますし、今日も今までのアントラーズとやったリーグ戦とは違う内容ですし、そういう意味ではすごくたくましくなったなと。1点というのは残念ですけども、今日の試合は負けてしまいましたけど、決してすべてのところで敗者だと思いません。逆に素晴らしい戦いをしてくれた敗者だと思いますし、これは必ず次に繋がるなと思った一戦でした。以上です。

[公式記者会見 質疑応答]
── 天皇杯と同じメンバーでした。引き続き中心選手が数人いないと。言い訳はされないと思うのですが、監督としては非常に、ここにきて残念だ、無念だなという思いはあるのでしょうか?
もちろん、選手が全部揃っていた中のほうが良いと思います。ただ、ここまでずっとそうなんですけど、ほとんど揃ったことはないですし、僕は選手を全面的に、すべての選手を信用、信頼していますので。今日できるベストでよいと。現にこの前、天皇杯であれだけの戦いを強いチームにしてくれたというのも。あとは、ケンゴ(中村憲剛)がやっと戻ってきてくれたなというくらいだったので。その中で考えていましたけど、これから先、シーズンを通して戦うにはケガをしない選手、それからどうしても1年を通して今まで戦ってきた選手が本当にいないので。うちに入ってくる選手は。そういうところも来年は、フロンターレの中で着目して選手を集めたり、そういうところをやっていくんじゃないかなと思います。今の段階では、僕は何かを言う気はないですね。
── とは言えですが、長谷川君のケガがその後のゲームプランとか運びとか交代とかに影響をしたと思うのですが、そのあたりはどう考えていますか?
もちろん、それは誤算と言うか、そんなにいい計算はしていないです。90分なので。生き物なので、覚悟はしているだけで。別に初めからのプラン通りに行く試合なんて1度もないですから。それはあまりそうでもなかったですね。ケンゴ(中村憲剛)を入れたときに、どうすれば彼が一番生きるかなと思って、そこでシステムを変えただけなので。そういう意味では、本当はタツヤ(長谷川竜也)はもっともっとやらせたかったし、すごく良くなっている選手なのでもっと見たかったんですけども、そこに対してプランが狂ったというよりも、普通のことになってしまいましたね。
── 報道でもいくつかでていますが、監督の来季について決まっていることがあれば。
それは前にも言った通りここで言うことではないので、控えさせていただきたいと思います。
── クラブ史上最多の勝点72を獲得してシーズンを終えましたけど、最後に勝ち切るために何が足りなかったのかというところと、素晴らしい雰囲気を作ってくれたフロンターレサポーターの皆さんにひと言、お願いします。
最初のものに言えば、何が足りなかったかというと今日は1点が足りなかっただけですけど、実際に今シーズンはずっと、一番悪くて3位ですかね、順位が。だからもう、今日の試合は緊張する必要はなかった。今までは全てが非日常だったんですよね。だからここで、というところで、ここで闘えなかったけど、今はこれが日常になっているとは思いましたし、誰一人、違うメンタルを持ってくる選手はいませんでした。歴史の中でも彼らは本当に強くなった選手たちだと思います。ですから、これを続けていくことがフロンターレが勝つために必要なものだと思います。それからもう1つは、このチームの期待が初めから大きすぎるので、本当は、いつも言っていますけど、初優勝はこっそりするものだと思っているのですけど、最初から周りからすごくヒートアップするので、そこはチーム全員で、色んな選手たちも含めて、強いクラブになるために全員でやっていってほしいなという僕のお願いはあります。サポーターには、今日のマッチデープログラムにも書きましたけど、始めのときはサポーターに僕らにありがとうとか褒めたりすることができなかった。最初の1年目、もう2年目でACLを決めましたけど、2年目の途中までは全く商品として誇れるものがなかったので。それ以降は選手がどんどん伸びてきて、みんなの注目も集まって。それから、色んなサッカーを見たい人達が集まってくれるようになった。そのときに初めて、我々は一体になれたと思いますし、今日もそうですけど、ここのサポーターと選手は、本当に一体だと思います。みんなが五分五分の考えで、全員で勝とうと。ここまで、サポーターも、このクラブをずっと最初からいる人もそうですけど、育ててくれたんだなと思いますし、同じ目を持ってグラウンドに来てくれたのだなと。それはこのチームしかないのかなと思うくらい、素晴らしいサポーターだったと思います。
── リーグ戦でこれだけの戦いをしておきながら、一発勝負でこうなってしまうと。この一発勝負の怖さというか難しさを感じたものがあれば。
毎試合、僕は気が弱いので怖いです。毎試合怖いので、変わらないねというだけですけど、一発勝負というか、いつも言っているとおり、勝ち負けは誰も約束することが出来ないですし、今日も多分、1点取れていれば全く違う皆さんの評価になると思うんですけど、とにかく何があっても続けていくこと。これが一番大事だと思います。一発勝負だ、あるいはリーグだと言っても、どの試合も変わらない90分ですし、どの試合かを変えてしまうのであれば本当に上位にいるチームではないので。そこを本当に、今年は経験できたんじゃないかなと思います。ですから、負けましたけど、このチームに残った財産は非常に大きいと思います。
── 先程の話の続きみたいになりますが、ケンゴ(中村憲剛)を入れて。本来だったら彼をどのように使おうと思っていたのでしょうか。例えば後半45分の切り札として使うとか。
もちろんそうですよね。なかなかトレーニングでも、ケガの後なので上がってこなかったので、どれくらいできるのかなと思っていましたけど、彼はここまで支えてきてくれたキャプテンでもあったので、出てもらいたいと。そういうのが一番のところでしたので。一番最初に使おうとは思っていました。それくらいですよ。もっと、本当であれば少し余裕があるところで出したいなと思っていましたけど、ただ、今日はよくやってくれたと思っています。
── 今も少し話が出ていましたが、監督がこのチームに就任されて、最後に残していくものは何でしょうか?
1つは考え方ですよね。もう1つは技術。選手達が本気になれば、必ずこのトップにいられると。それを信じること。それプラス、技術というのは絶対に裏切らないと。そこを突き詰めることをやってきたので。この2つで初めて、自信であったり強気に出来たりするので。その考え方、自分の頭のなかにある考え方をどんどん柔らかくして、色んな引き出しを使ってほしいという考え方と、まだ技術は伸びるんだというところ。この2つをやっていけば必ず強いチームになると思うので。サポーターも応援してくれるでしょうし、このままいいチームにい続けてほしいなと思います。まだ終わっていませんけどね。
── 前回、天皇杯のときにあんな質問をするんじゃなかったなと反省をしているんですけど、前の質問にもかかるのですが、今日を見ているとケンゴ(中村憲剛)もシュートシーンが2本ありました。ただ、内容的にリーグの中で双璧を成しているのはレッズとフロンターレだと思います。そこまで育ててきた風間さんの仕事はとても評価できるものだと思います。ただ、結局選手が2人欠けてしまった。もちろん、最初だったらケンゴもいなかったので3人になりますが。そうなったときに、スペースを突いていけない。個人で勝負をするところまでうまく組織で持っていくというのがフロンターレのサッカーだと理解しているのですけど、今日は登里が入ってきて良くなったということはあるのですが、個人の組織のバランスと言うか、個人で崩していって最後に組織で勝負をさせるというか。そういうふうなイメージで見ているのですけど、どうでしょうか?
試合を支配するのは個人個人の繋がったチームだと思います。ですけども、試合を決めるのは個人の技術だと思います。それがすべてだと思います。

鹿島アントラーズ 監督
石井 正忠

[公式記者会見 総評]

こういう戦い方になるんじゃないかという予想はしていたので、まずは次の決勝に進むことができてよかったと思います。どういう内容であれ、1点僕らが上回っていることが次に進む条件だったので、それを果たしたということは非常に良かった。本当に選手は90分間自分に役割を全うしてくれたと思っています。

[公式記者会見 質疑応答]
── 1点取ってから三竿くん、植田くんを投入しました。どの時間帯から1点を守ろうと考えたんですか?
細かい時間はちょっと覚えていないんですけれども、状況を見ながら少しディフェンスラインの部分で引けてしまった部分があったので、そこを修正するのと、あとは川崎さんもパワープレーに出てきたので、そこに対応という部分で投入しました。
── 勝たなければいけないという状況もあって、前半から積極的に出ていきました。どういう形で川崎からゴールを奪おうという意図を持っていたのでしょうか?
自分たちが相手陣内でボールを保持する形ができれば。あとは変な形でボールを奪われないで、相手陣内にボールを運べれば、いろいろなかたちからチャンスは作れると思っていたので。あと、川崎さんはクロスに対して比較的、中央でとどまって高い選手が中で待つというところもあったので、そういうところをどう崩すかというところを後半は選手を送り出しました。ボックス内に進入するところじゃないですかね。
── 金崎の得点は速いクロスをニアでピンポイントで合わせる形でしたが、あそこは狙いどおりだったんでしょうか?
そこはたぶん選手自身が状況判断で狙ってくれたと思うんですけど、そういうタイミングを合わせるためのクロスの練習は繰り返しやっていたので、そういうところはあったと思います。意図的に徹底的に狙っていくという指示はしていません。本当に選手の状況判断です。
── 三竿くんを入れたときに永木くんを中に残す選択肢もあったと思うが、永木くんをサイドに出した理由は?
彼の特徴で前にかなり距離を持ってボールにプレッシャーにいけるので、そこを狙いとして、どちらかと言うとケント(三竿健斗)は後ろでバランスを取る形なので。あとは奪ってからもう一回前に行けるという狙いでリョウタ(永木亮太)をサイドに出して、ケントを中に入れるという形にしました。
── 1stステージ、2ndステージですごく波があった。決してチャンピオンシップに向けて2ndステージの調子が悪かったとは思わないんですが、そのへんはどう感じていますか?これは石井さんのことも含めてなんですが。
僕自身にもいろいろあったので、本当に自分自身もなんでこういう成績の浮き沈みがあったのかは、まだしっかり分析できていない部分はあります。それは1stステージを取ったことによって僕自身なのか、チーム全体なのか、少し安定してしまったというか、そういった部分がもしかしたらちょっとしたプレーに出てしまったのかもしれないですし、そのあたりはなんともいえないんですけど、今回は1stステージと2ndステージの間が1週間しかなかったので切り替えが難しかったのと、選手に対してどういうアプローチをすればよかったのかというところで自分自身も反省しなければならないなとは思っています。
── 1stステージに勝ったことでチャンピオンシップに出られると油断した部分は?
それはなかったと思います。リーグ戦でも最後の2戦、あと天皇杯は非常にいい形で出ていたので、そこはやはりどうにか戻そうという気持ちはあったので。僕も選手も。その気持ちがいい戦い方に向かったんじゃないかと。
── 決勝の第1戦がカシマスタジアムになります。ホームでのアドバンテージについて聞かせてください。
それは今日のスタジアムの雰囲気を見てもらえればわかると思いますけど、あれだけのフロンターレさんの声援は本当にチームを動かすことができると思うので。それを今度はカシマサッカースタジアムで、多くのアントラーズファンの中でできるので、それを最大限に出していきたいと思います。今シーズンのスローガンに「Football Dream ともに」という言葉がありますけども、本当にクラブを取り巻くアントラーズに関係するすべての人たちの力を借りて、しっかり戦いたいなと思います。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:チョン ソンリョン

── 試合を振り返って
決勝まで進めなくて申し訳ない気持ちでいっぱい。ボールは回っていたし、ポゼッションも高かった。しかし最後のところがうまくいかなかった。チームとしてのリスクマネジメントも大事だが、最後は点を取らなくてはいけないので前がかりになっていた。時間がなかったので、自分も上がらなくてはいけなかった。サポーターの皆さんには申し訳ない。まだ天皇杯が残っているので、切り替えないといけない。

川崎フロンターレ:登里 享平

── 試合を振り返って
途中から入って点を取らなければいけない状況でもあり、点を取れば勝ち上がれた。そこの1点というところで、自分的にも前を向いてプレーをしていたが、点に繋がらなかったので申し訳ないと思う。前半もお互いに失点したくないというところと、鹿島も上がり過ぎたらうちのカウンターもあって注意をしていた。そこの駆け引きの中で緊張感があったのかなと見ていて感じたし、自分たちもそうだが、相手からしても難しい設定だったので。失点をゼロにしたかったという部分はあるし、それでも1点を取れば勝ちだったので。自分たちも強い気持ちを持って入ったし、自分でなんとかしようという思いはあった。試合前から川崎の街全体の盛り上がりとか、タイトルをみんなで獲るというところで。街中とチームが一体となってそういう思いをすごく感じていた。そこの期待に応えられなかったので、ただ申し訳ないという気持ち。次に頑張ろうというのはあまり好きではないが、ここで負けたとうことは何かが足りなかったということでもあるので。1つ1つのプレーに責任を持って次にやっていくしかないかなと思う。

川崎フロンターレ:谷口 彰悟

── 試合を振り返って
今シーズンを通して順位としては上の方で戦っていたし、こういうチャンピオンシップという特別な舞台かもしれないが、自分たちにとってはすべて大事な試合だったし、そういう意味ではやることは変わらないと。しっかり楽しもうとは監督から言われていた。相手も前から来るというのはわかっていたので。多少は押し込まれる可能性があるとは考えていたし、こうなるだろうなというのはやっていて感じていたので、とりあえず失点をせずにうまい流れを作れればなと思っていて。そこで落ち着いて対応はできていたと思う。その中で自分たちの流れに一度持っていくというか、そこのところがうまく、前半はいかなかった。失点は一瞬の隙のところ。自分はボールサイドに行ったので、中の状況は見れていないが、相手に先に入られてしまった。あそこの時間帯は、もしかしたら緩んでいたかもしれない。うちが一点取ればという、1点ゲームが続いていた。比較的落ち着いてゲームは進めていたし、押し込むことは出来ていたので、あとは点を取れればという感じだったが、むこうも最後の最後で身体を張って守っていた。最後にチャンスがあったが決めきれずに。ああいうところで決めきれない自分の弱さが出たのかなと思う。鹿島は割り切って来た。でもうちも入りからやれていた。あれで点を取れていれば、問題ない試合運びだった。先に点を取られる展開は避けたかったが、それを作ってしまった。そういう詰めの甘さが出てしまった。そういうところを鹿島はしっかりとやっていたと思う。サポーターみんなで素晴らしい雰囲気を作ってもらい、川崎市全体でのバックアップもありがたかった。そこで結果を出すことができなかった。一発勝負ではあるが、この結果はうちの弱さと受け止めなければいけない。リーグ戦で勝点を積み上げ優勝を狙えるチームになってきたが、ここからもうひとつ成長しないと難しいと感じた。まだ天皇杯もあるが、来年、再来年とやり続けていかなければタイトルという結果は取れないと思う。

川崎フロンターレ:田坂 祐介

── 試合を振り返って
ある程度は予想通りだった。球際に厳しく来たし、鹿島らしい戦い方をしてきたんじゃないかなと思う。自分たちも100%思い通りにいくとは思っていないし、その中で流れをつかめている時間帯もあったし、そうでもない時間帯もあった。ゲームをコントロールしながらそこはやれていたが、先制点が1つキーポイントになったかなというのはある。鹿島は割り切って守ってきた。ただ、失点した時点で気持ち的な焦りはなかった。じっくり崩していこうと思っていた。実際に自分たちがボールを支配してチャンスを何本か決定的なものを作り出すことができたので。最終的にはそこを決めるか決めないかというところ。形としては悪くなかったと思うし、チームの総合力というのも例年に比べれば上がってきていると思うが、こういう大一番で結果が出せなかったというのは、チームとしての実力不足かなと思う。タツヤ(長谷川竜也)がいなくなったのは正直痛かった。前から来る相手に対して一本牽制できるというのは大きかったし、自分も意識的に狙っていたので。あれはけっこう痛かった。ただケンゴさん(中村憲剛)が出ればその良さがあるし、テンポも違った形になる。それは良いが、チャンスを迎えたときに落ち着いてやれるかというところ。失点の場面も横からのボールに対しての対応とかが良くなかったからああいう形でやられてしまった。そういうところは天皇杯に向けて修正したい。

川崎フロンターレ:大久保 嘉人

── 試合を振り返って
前にボールを当てろと声をかけていたが、なかなか入らなかった。そこで攻撃のスイッチを入れたかったが、中盤でスイッチが入る感じで押し上げられない感じだった。勝ってもう1試合やりたかった。残念。

川崎フロンターレ:エウシーニョ

── 試合を振り返って
難しいゲームになった。ゴールを奪うことが出来なかったし、もう少し1人1人がチームのためにサポートを出来れば良かったのかなと思う。とは言っても選手全員は出来ることを精一杯やったとは思うが、残念ながら結果がついてこなかった。引き分けでもOKというのは知っていたが、勝って次に進むという意識でサッカーをしていたし、残念ながら鹿島さんのほうが先に点を取ってしまって、自分たちが少し攻撃的に出なければいけない状況の中で、鹿島さんも点を取ったあとは後ろを締めてブロックを組んでディフェンスをしていたところで、自分たちが点を取れなかったのかなと思う。チャンスというものは作れたと思うが、ゴールを取れなかったことでこの結果につながってしまった。次に天皇杯があるので、気持ちを切り替えてタイトルを獲るためにやっていきたい。

川崎フロンターレ:車屋 紳太郎

── 試合を振り返って
こういう一発勝負で、試合巧者の相手が上手だった。三好がいたときは、ケンゴさん(中村憲剛)とのコンビネーションがあったし、ノボリくん(登里享平)はスピードがあるので、シンプルに使うところは使うことを意識していた。鹿島は守備の堅いチーム。毎回、1点取るのがやっとだった。来年こそは年間勝点1位を目指してやっていきたい。

川崎フロンターレ:三好 康児

── 試合を振り返って
間でボールを受けて前を向くことを意識していたが、なかなか効果的な受け方というのが出来なかったかなと思う。自分としては仕掛けて最後にチャンスメイクを出来ればと思っていたし、そのイメージを持って試合に挑んでいたが、なかなか、攻撃に人数をかけるというのが90分通してできなかったというのがある。個人の打開になってしまった。そこにもう少し厚みがあれば、もっと簡単に崩せた場面はいくつもあったと思うし、自分の判断というところでも、周りを簡単に使って自分が入っていく、人数を欠けるということができれば得点するチャンスはもっと多くあったかなと思う。相手が守備を固めてきた中でも、ゴールに行くための崩しの精度。そこにかける人数、判断のスピード、最善の策を中々出せなかった。タツヤくん(長谷川竜也)がいたときは自分もタツヤくんの1個下で受けてから前を向いて、動き出しを見るという部分でやっていた。ケンゴさん(中村憲剛)がそこに入ることで自分が動き出しの部分や裏を取る部分で意識して変えた部分はあったが、もう少し相手を外す動きというところで自分だったり味方のスペースを空ける効果的な動きはできたのかなと思う。サポーターの応援は感じた。チームとしても絶対に勝ちたい試合だったし、それを等々力全体で表してくれていた。自分たちとしては、ここまでリーグを通してきてどの1試合とも変わらない大事な一戦という風に捉えていたので、その点に関して気持ちの部分で変わるものはなかったと思うが、一発勝負の難しさは感じた。

川崎フロンターレ:板倉 滉

── 試合を振り返って
このチャンピオンシップという大舞台で使ってもらって、試合を振り返ると、情けない。相手がハイプレッシャーで来るというのはわかっていたが、それを受けてしまった。自分としてはネット(エドゥアルド ネット)が落ちて、その一つ前の空いている場所で受ける気持ちでやるつもりだったが、どうしてもボールを受けたいという気持ちから下がってしまい、プレスを受けてしまった。いつもならば見えている場所が見えなかった。緊張はしていなかったが、どこか身体が固かった。それはこの試合を経験しないとわからなかったことだが、結果的にボールを受ける回数も少なくなってしまった。負けている状況でゴールを狙ってシュートも打ったが、それが最善の判断だったのかどうか。パスをしたほうが得点の可能性が高かったかもしれない。周りが見えていなかった。シュートを2本打ったならば、1本は決めないといけない。自分の力のなさ。そういうところはこれから練習しないといけない。ああいう場面での最後の判断が勝負を決めるプレーになると思う。本当に悔しい。

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  • 今日も最後まであきらめずに応援してくれたサポーター

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  • FW13 / 大久保嘉人選手

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  • チャンピオンシップは準決勝敗退という結果に終わった

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  • 2016シーズン残るは天皇杯のみ。12/24に味の素スタジアムで。

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対戦内容

  • 天皇杯
  • 2016シーズン
  • 準々決勝
  • vs.FC東京

アウェイゲーム

日時:2016年12月24日(土)16:00キックオフ 会場:味の素スタジアム

現在の試合状況

試合終了

更新:17/12/06 15:43

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