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対戦内容

  • Jリーグディビジョン 1
  • 2010シーズン
  • 第18節
  • vs.サンフレッチェ広島

ホームゲーム

日時:2010年08月15日(日)19:03キックオフ 会場:等々力陸上競技場

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この試合の開催データ

2010 Jリーグディビジョン 1 第18節 vs.サンフレッチェ広島:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
19,026人 晴、弱風 31.1℃ 66% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
川上 信夫 飯田 淳平 相葉 忠臣 田尻 智計 聳城 巧 大高 常勝
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2010シーズン対戦記録
5勝4分2敗/24得点10失点 2勝2分0敗/6得点4失点 第6節(アウェイ)/第18節(ホーム)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]サンフレッチェ広島
2

0 前半 0
2 後半 0

0
高畠 勉 監督 ペトロヴィッチ
29 > 32 勝点 26 > 26

田坂 祐介 54分
ヴィトール ジュニオール 66分

得点
選手/時間

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
相澤 貴志 21000 GK 000 21 西川 周作
森 勇介 19112 DF 00024 森脇 良太
井川 祐輔 4000 1012 ストヤノフ
菊地 光将 17000 0005 槙野 智章
小宮山 尊信 8000
稲本 潤一 20000 MF 0 016 山岸 智
中村 憲剛 14112 10135 中島 浩司
田坂 祐介 6123 00022 横竹 翔
ヴィトール ジュニオール 11213 11017 服部 公太
00020 桒田 慎一朗
2117 森崎 浩司
ジュニーニョ 10415 FW 101 11 佐藤 寿人
黒津 勝 7112
 
GK/安藤 駿介 27     0 SUB 0     34 GK/中林 洋次
DF/佐原 秀樹 3     0 1 1   28 MF/丸谷 拓也
DF/伊藤 宏樹 2     0 0     6 MF/青山 敏弘
MF/横山 知伸 18   1 1 0     27 MF/清水 航平
MF/谷口 博之 29     0 0 0   13 MF/高柳 一誠
MF/木村 祐志 22   2 2 0     25 MF/大崎 淳矢
MF/楠神 順平 16   1 1 2 2   9 FW/李 忠成
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

右 19 → 11 ↑ 左 6 ~ 中央 右足S

6 田坂 祐介 54

左 14 → 8 → 14 ↑ 中央 11 ヘディングS

11 ヴィトール ジュニオール 66

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
14 中村 憲剛 22 木村 祐志 73 46 28 丸谷 拓也 16 山岸 智
20 稲本 潤一 18 横山 知伸 77 61 9 李 忠成 7 森崎 浩司
10 ジュニーニョ 16 楠神 順平 79 67 13 高柳 一誠 22 横竹 翔
警告・退場
選手名/理由
C4 17 菊地 光将 37
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
10 11 21 シュート 9 5 4
4 5 9 GK 12 8 4
3 4 7 CK 1 0 1
5 6 11 直接FK 13 4 9
1 3 4 間接FK 0 0 0
1 3 4 オフサイド 0 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
9 C2 7 森崎 浩司
71 C2 35 中島 浩司
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2010 Jリーグディビジョン 1 / 第18節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2010年
8月13日(金)
山形 vs 新潟 NDスタ 19:00 14,118 1 - 0
2010年
8月14日(土)
神戸 vs 湘南 ホームズ 18:00 9,652 0 - 0
清水 vs 横浜FM アウスタ 18:30 20,019 1 - 2
仙台 vs G大阪 ユアスタ 19:00 17,651 1 - 3
鹿島 vs F東京 カシマ 19:00 23,640 1 - 1
名古屋 vs 浦和 豊田ス 19:00 31,715 3 - 1
2010年
8月15日(日)
大宮 vs 磐田 NACK 18:00 11,587 0 - 0
京都 vs C大阪 西京極 18:00 10,849 0 - 1

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モバフロだけ!試合前選手コメント

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ゲームレポート

リーグ第18節、広島戦。上位陣に食らいついていくためには、絶対に負けられないホームゲーム。これから続く3連戦の初戦を勝利で飾り、チームに勢いをつけることができるか。風がなく蒸し暑さが残る等々力陸上競技場。19:03キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーはジュニーニョ、黒津の2トップ。中盤右に田坂、左にヴィトール。中村と稲本のダブルボランチ。小宮山-菊地-井川-森の最終ライン。GK相澤。お互いに堅実なディフェンスを展開しながら、ボールを奪ってからシンプルにパスをつないで反撃を狙う。10分、広島の攻撃。カウンターから左サイドの槙野が上がってくるが、ドリブルが長くなったところでGK相澤が飛び出しキャッチ。14分、フロンターレの攻撃。ヴィトールが中盤から長い距離をドリブル。そのままシュートに持ち込みDFに当たってコースが変わるが、GKにセーブされる。こぼれ球をジュニーニョが拾うが、クロスはゴール前には合わず。さらに相手GKが飛び出したところで黒津が詰めてボールを奪い返し、ジュニーニョが右サイド角度のないところからシュートを狙うが枠を外れる。16分、右サイドの森がドリブル突破。パスを受けた田坂が右サイドからクロスを狙うが、DFに当たってラインを割る。17分にはコーナーキックのセカンドボールを奪い返して攻め込むが、フィニッシュまで届かず。19分、自陣からボールをつなぎ、最後は田坂が右サイドから切れ込み左足を振り抜くが、DFにブロックされる。20分、ペナルティーエリア前からのフリーキック。ここでヴィトールが直接シュートを狙うが、GKのセーブに阻まれる。23分、広島ボールを奪い返してカウンターへ。左サイドのヴィトールが折り返し。黒津がスルーし、背後のジュニーニョが左足で狙うが、シュートはDFにブロックされる。直後に広島にカウンターを浴びるが、ドリブルをしかけてきた佐藤には井川がスライディングでカバー。

25分、広島の攻撃。ペナルティーエリア前からのフリーキック。ここでストヤノフに直接シュートを狙われるが、GK相澤が好反応でセービング。28分、フロンターレの攻撃。右サイドの中村がクロス。黒津が落としてジュニーニョが左足でミドルシュートを放つが、GKにキャッチされる。30分、広島の攻撃。再びペナルティーエリア前からのフリーキックの場面。今度は森崎浩に直接シュートを狙われるが、GK相澤が横っ飛びで好セーブ。直後に中盤で田坂がパスカット。黒津が長い距離をドリブルで突破。しかしGKに飛び出され、惜しくも止められる。32分、小宮山のパスカットからカウンターへ。ヴィトールがドリブル。パスを受けた中村切り返しシュート。ブロックされてこぼれたボールを右サイドのジュニーニョが詰めるが、ここもシュートブロックされる。33分、広島の攻撃。ショートカウンターを浴び佐藤にミドルシュートを打たれるが、GK相澤ががっちりキャッチ。34分、フロンターレの攻撃。相手陣内でミスを誘ってボールを奪い、中村がスルーパス。黒津が左足を振り抜くが、シュートはわずかにゴール上に外れる。38分、広島の攻撃。ボールを奪われカウンターを浴びるが、左サイド服部のアーリークロスはゴール前の佐藤に届かず。ことなきを得る。40分、フロンターレの攻撃。右サイドの森がドリブル突破から折り返し。黒津とのダイレクトパスからジュニーニョが走り込むが、惜しくも合わせられず。いい形で試合を進めてはいるものの、決定機をゴールにつなげられず。あとはこの暑さとの勝負。集中力を切らさず守りながら、ゴールチャンスをものにすることができるか。0-0で前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:高畠 勉 監督

守から攻の切り替えを、もう一つ早いリズムで。攻撃時のリスク管理をしっかりと。攻撃はもう一つ、工夫をしていこう。


サンフレッチェ広島:ペトロヴィッチ 監督

きついのは分かるが動きが少ない。出して止まっているので、ボールを出した後の連動した動きを意識しよう。前にスペースがあるのであれば、もっとそのスペースを使おう。球際で決して負けないように体を張ろう。あと45分、しっかり戦おう。

後半[45分>90分]

ハーフタイムのロッカールーム。「もう1回、やることを明確に。メリハリをつけてサッカーをしていこう。プレーに強弱をつけて継続していこう」と高畠監督。45分、広島の攻撃。佐藤のドリブル突破は森が対応。47分、フロンターレの攻撃。左サイドでヴィトールとのコンビネーションから小宮山がクロスを入れるが、GKにキャッチされる。49分、広島の攻撃。フロンターレのコーナーキックの流れからカウンターを浴び、丸谷にシュートを打たれるが枠を外れる。ともにパスをつないで攻撃をしかけるが、最後のところで止められる展開が続く。しかし迎えた53分、右サイドのヴィトールが大きくサイドチェンジ。左サイドでボールを受けた田坂が切れ込み、DFをかわしながら見事なミドルシュートを決め、フロンターレが先制点を挙げる。(1-0) 55分、広島の攻撃。パスをつながれ押し込まれるが、ゴール前で小宮山がクリア。56分、フロンターレの攻撃。ボールを奪ってカウンターへ。ヴィトールのスルーパスにジュニーニョが走り込むが、GKにキャッチされる。57分、右サイドの中村がスルーパス。ジュニーニョが抜け出し右サイドから折り返しを入れるが、惜しくもDFに当たって外れる。さらにボールを奪い返し、左サイドのヴィトールのクロスに田坂が走り込み合わせるが、シュートはGKにキャッチされる。さらに60分、ボールを奪い返してカウンターへ。田坂のロングフィードをヴィトールが追いつき、左サイドからクロス。ゴール前に走り込んできた黒津がヘッドですらせるが、惜しくもゴール右に外れる。62分、パスカットから稲本からのボールを受けた中村がミドルシュートを狙うが、枠を外れる。さらにボールを奪い返して押し込むが、フィニッシュには届かず。

64分、中盤でボールを拾って中村がスルーパス。左サイドから抜け出したジュニーニョが左足を振り抜くが、シュートは惜しくもゴール右に外れる。65分、広島の攻撃。カウンターからボールをつながれラストパスを入れられるが、菊地が足を伸ばして対応。ピンチをしのぐ。直後にフロンターレが反撃。左サイドでボールをつなぎ、小宮山からのパスを受けた中村が左サイドからクロス。ファーサイドでヴィトールがヘッドで叩きつけ、貴重な追加点を挙げる。(2-0) 落ち着いてボールを回しながら試合を進めるフロンターレ。73分、中村に代えて木村がピッチへ。田坂が1列下がり76分、稲本に代えて横山がピッチに入り、田坂と横山のダブルボランチにシフト。77分、フロンターレの攻撃。相手陣内でルーズボールを拾い、黒津がヘッドで落としたボールに木村が合わせるが、シュートはうまくミートできず。78分、ジュニーニョに代えて楠神を投入。直後、中盤でボールを奪って木村がドリブル。シュートに持ち込むがDFにブロックされる。79分には森が右サイドから強烈なロングシュートを放つが、GKの好セーブに阻まれる。80分、広島の攻撃。左サイドから崩しをかけられるが、折り返しを菊地がクリア。81分、フロンターレの攻撃。カウンターから右サイドの楠神が意表を突いてループシュートを狙うが、惜しくもゴール上に外れる。83分、ペナルティーエリア左前からフリーキック。ここで木村がぶれ球のシュートを放つが、GKにセーブされ、こぼれ球には詰めることができず。84分、広島の攻撃。ボールを奪い返されカウンターを受けるが、井川がスライディングで対応。86分にはゴール前での混戦から中島にシュートを打たれるが、ゴール左に外れ、ことなきを得る。その後も落ち着いた試合運びで広島を封じ込め、2-0でタイムアップ。

相手の特徴を抑えながら試合を進め、後半立ち上がりに先制。さらに効果的な追加点を挙げると、交代枠をうまく使いながら危なげなく試合を進めて勝利。次節は中2日で首位名古屋と対戦。上位陣との勝点差を詰める大チャンスだ。

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試合終了後 監督コメント

hc

[総評]

今日のゲームが折り返し、18節、スタートということで、それと夏場の三連戦ということで、うちは中2日で三連戦を戦わなければならないということで、選手たちの方にはメリハリをつけて、ゲームをコントロールできるように試合をやっていこうということで、あとは2日後には名古屋さんとホームでできるんですが、首位名古屋さんと対戦するにあたり、ここで離されないようにしっかり勝点3を積み重ねていこうと。そして名古屋さんとしっかり対戦していきたいということで、送り出したんですが、まずはサンフレッチェさんとの対戦があるわけで、そこでしっかりと夏場の暑い中でのゲームなので、セレッソ戦同様、自分たちでメリハリをつけて、ゲームをコントロール出来るようにということで送り出しました。選手たちはイメージ、意図をもってプレーしてくれました。先制点が非常に大きかったと思います。これもホームで、等々力でできるということで、非常にサポーターの後押しもありましたし、非常に良い雰囲気の中でやらせてもらっている力かなと。セレッソ戦は、チャンスがあったんですが決めきれず、0-0ということだったわけですが、その違いというということで言うと、先制点、得点が取れたというのが大きいかなと思います。これも選手たちをいつも熱く声援で後押ししてくれているサポーターの力があったからだからこそだと思っています。しっかり折り返し地点で勝点3を積み重ねられたことを、積み重ねてくれた選手たちと、後押ししてくれたサポーターに感謝しています。以上です。

[質疑応答]
── 今日の田坂選手とヴィトールと、今季ここまで取れていなかった選手が点をとってくれたという事について
そうですね、前半戦のところで点を取っていた鄭大世が移籍してということで、代わりに入った選手たちが非常に良い働きをしてくれているんですが、なかなか結果が数字に現れなかったので、そういうところでFWだけが点を取るんではなく攻撃的な中盤の選手たちが点をとると攻撃にも厚みが増してくると思うので、今後に向けて非常に良いスタートが切れたと思います。
── 前半かなり中央からの強引な突破が出来ていましたが、後半にはサイドからのいい形が増えたと思います。ハーフタイムにその意識は伝えたんでしょうか?
最初から攻撃の起点はサイドに作りたいというのはあったんですが、前半のところは中、中央で弾き返されて逆にカウンターを食らうというシーンがあったので、サイドのところをシンプルに突破しようという話はしました。
── メリハリという点についてどうだったのか。また後半早い段階で3枚を代えることができたという点について教えてください。
メリハリをつけるというところで言うと、攻守の切り替えのところ。前半からボールを奪ってまずカウンターを仕掛けていく。無理だったらボールをポゼッションしていく。取られた瞬間に取り返していく。で、取り切れなかったときには一旦、リトリートして下がってブロックを作って守備からつくろうと。というところで、攻守の切り替えがキーになると。この夏場の中の連戦なので、強弱をつけてというところです。そこを3ラインをコンパクトにして全員でハードワークして行こうということでやりました。前半からそのような形ではやってくれたので結果には満足しています。後半の早い時点で追加点が、2点目が取れたので。先制点が大きかったという話はしたんですが、そこでのケンゴ、稲本、ジュニーニョという主力を代えられたのは、2点目が非常に大きかったかなと。この夏場の連戦の中では非常にチームとして欠くことのできない選手なので、休ませられたのは夏場の三連戦に向けては非常に大きいと思います。
── 相手の裏を意識した攻撃が後半増えたように感じたんですが、前半にほとんどそういう攻撃がない中で、チャンスを作っても崩せなかった。後半、点をとってから非常に裏への意識が強まったように思いますが、それはどういう事だったんでしょうか。
ゲーム展開にもよると思いますが、先制点を取っていたので、サンフレッチェさんが点を取りに来ていたということで、うちの方にカウンターができたのかなと。そういった意味でスペースがありましたから、取った後、カウンターで追加点を狙っていくということがセオリーなのでそのような形が多くなったのかなと。前半のところでも飛び出す動きはあったんですが、ちょっとそこのメリハリ、ゲームをコントロールというところで、リスクをちょっと負っていなかったのかなというところはあったので、後半のところはそういった動きにはしっかりディフェンスラインの裏をとる動きなんかには使っていこうという話はしました。
── ゲームコントロールはこの時期大事な要素ですが、爆発的に動くことが必要な場面で選手を動かす工夫は何かされていますか?
ちょっと前半のところでそこのところが爆発という意味で言うと、もう少し行ってもいいのかなと。そこは90分を見ているのか、取られるのが嫌なのか、というところだったんですが、やはりチャンスではリスクを負わなければならないので、そこは狙っていこうと。裏をとる動きとかはやっていたんですが、そこを使っていこうと。ただ、取られた瞬間に取り返せば済むわけで、そこのところをしっかりと。だから攻撃は多少のリスクは背負わなければならない。そこはリスクを負ってでも使おうと。その後に切り替えを早く取り返せばいいと。そこのメリハリ、連動というところ、攻守の切り替えのところですが、そこは強く言いました。特に取ったあとはまず出ていこうと、前へと。それが無理だったときはつないで、保持してサイドから崩していきたいという攻撃の意図がありました。

サンフレッチェ広島 監督
ペトロヴィッチ

[総評]

第一に言いたいことは、今日の試合は川崎さんが素晴らしいゲームをして勝つべくして勝った、そういったゲームだったと思います。もちろん、川崎さんが良かったんですが、我々も良いゲームができていなかったのも事実です。今日のゲーム、ミスがとても多かったと思いますし、運動量も少なかったと思います。昨年の後期ぐらいから我々のクオリティの高い選手が次々と怪我をする中で、長い期間、我々は代わりの選手で補ってきたと。しかしながらここにきて、そういった若手の選手とか、ずっと戦ってきたベテランの選手たちに疲れの色が見えるのかなと。ここまで2年半のあいだ、コンスタントにいいサッカーをしながらいい結果を残してきたんですが、2年半たった今、チームは少し難しい時期に来ているのかなと思います。2007年のシーズンに降格してから我々、その後すぐに天皇杯の決勝まで進み、そして2008年のシーズンはゼロックススーパーカップで勝利し、その後に続く2008年のJ2のシーズンは素晴らしい結果で勢い良く戦い、J1昇格を果たしました。昨シーズンに関しては、みなさんご存知の通り4位という成績で終わることができた。ここまで我々、大きな怪我人を抱える中で26ポイントと、いい成績を残せてきたわけですが、ここにきて、ここまでレギュラーの選手も、穴埋めをしてきた若い選手達も、ここまでずっと頑張ってきたレギュラーの選手たちに疲れの色が見えるのは確かにあります。そういった中で我々チームは難しい状況にあるのは、先程も言いました。こういった状況にありますが、私は楽観的に捉えていこうと。我々は4年、一緒に戦ってきたわけですが、いい時も悪い時もあったと思います。その4年の中で我々が積みあげてきたものを信じて、次のゲームまでに時間はありませんが、しっかりと選手たちと話をして、ひとつの勝利できっかけになって何かが変わることもあると思います。そういった中で、大事なのがメンタル的な強さだと思います。そのメンタル的な強さをしっかりもって、厳しい我々の状況を打開していこうと思います。サッカーにパニックはありえないものだと思います、必要ないものだと思います。落ち着いてこの厳しい状況を我々打開していこうと思います。今日の試合もやはりポイントを1ポイントでも取れればもちろん素晴らしい結果として受け止めますが、しかしながら我々のチームは傾向として右肩下がりになりつつあるということは私は今日の試合で認識したと。そのことに関して我々は早く反応して修正していきたいと思います。以上です。

[質疑応答]
── サンフレッチェは1試合を除いて、自分たちのスタイルを貫いてきたのですが、難しい時期になるにあたってここからも変えずにやるんでしょうか?
我々は、このサッカーを、我々にはこのサッカー以外にない。我々は、ディフェンスを重視して、相手の良さを潰すだけのサッカーだけができるチームではない。しかしながら我々、以前にやっていたようなサッカーというのは今は出すのは難しい状況にある。なぜなら我々のチームの中に重要な役割を担う選手がケガによっていない。こういう状況を打開していくにはチーム一人ひとりで戦っていくしかない。それだけです。
── チームのコンセプトと個人の質。バランスを考えたとき、みんながやればよくなると思いますか?
しっかりと我々がこのコンセプトのもとに走って戦っていれば、それができるんですが、この暑い天候の中で、連戦の中で運動量が落ちてくると、それができない。できないとなるとクオリティが必要になる。今日の川崎との対戦でよく違いがみえたんじゃないかと思います。今日の川崎の1点目のゴールはチャンスらしいチャンスではないんですが、ひとりのクオリティの力でゴールしてしまう。そういったことが必要になります。とにかく我々はこのサッカーを続けていくしかない。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:田坂 祐介

── 試合を振り返って
前半チャンスがあるなかでなかなか点が取れなかったが、ゲームプランどおりできていたので変える必要はなかった。ただ、どうしても先制点がほしかった。そこで先手を取ることができて良かった。相手がボールサイドに絞っていたので、逆サイドで張っていれば局面を打開できると思っていた。ボールがくる前に1対1になるのがわかっていたし、イメージどおりシュートを打つことができた。先に1点取ると試合運びが楽になるのは確か。相手が出てきたところで逆手を取るというように、やることがはっきりする。チームとしても点を取れていなかったので、どうしても取りたかった。自分としてもチームとしても価値のあるゴールになったと思う。サイドハーフとサイドバックのコンビネーションで崩せるようになってきたのが、いまのチームの強み。次の対戦相手の名古屋は首位で調子がいいが、うちのホームゲームなので絶対に勝ってひとつでも上の順位にいきたい。

川崎フロンターレ:ヴィトール ジュニオール

── 試合を振り返って
今日はいいゲームだった。まずチームが勝てたことが一番。そして上位チームとポイントを近づけることができた。ホームで勝つことはすごく大事だし、こういうゲームを続けて行けばアウェイでも勝てるようになってくると思う。ヘディングのゴールは自分にとってはすごく難しいことだけど、2点目を取ってからさらにいいリズムで試合を運べるようになったので、あそこで決めることができてよかった。自分は夏にプレーするのは好きなので暑さは問題ない。終盤になってくるにつれてどうしても疲れは出てくるが、それはお互い様。チームとしていいフィジカルコンディションをキープできている。それが今日の勝利につながったんだと思う。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
上位と勝点差を詰めるチャンスだったし、何としても勝点3が取りたかった。90分間コントロールしようと話していた。2点目のアシストに関しては時間の余裕があったし、狙って蹴るだけだった。正直、この暑さはしんどかったが、それは相手も同じ。ボールを走らせ散らして、相手を走らせることを意識していた。広島が先にバテたので、こちらとしては狙いどおり試合を運べたと思う。もっと早い時間帯で点を取ってボールを回していくのが理想だが、後半に点が取れてからは楽になった。ただ、新しいチームの形で少しずつ結果が出ているので、さらに精度を上げて継続していきたい。次もホームでやれる。後はコンディションだけ。上位と差を縮めるチャンス。相手がどこであれ、等々力では勝点3を取らなきゃいけない。

川崎フロンターレ:楠神 順平

── 試合を振り返って
ボランチの選手があがったところを埋めるように言われて入ったので、まずは守備をしっかりやろうと考えた。今日は勝っていたので今までみたいにガツガツいくよりも守備から入り、タイミングで攻めをする感じだった。ただ、もう少しボールに絡めたらよかったと思う。FWの位置に入ったのは初めて。ストヤノフが上がるのについていけと。今日の勝点3は上位に詰める意味で大きい。ただ、次も大事な試合になる。いい準備をしたい。

川崎フロンターレ:横山 知伸

── 試合を振り返って
相手のボランチのところでボールを奪えていたし、相手のミスを誘うことができていた。ボールを奪ったあとにゴールまでいけていたので、早い時間帯で点を取れていれば楽になったと思う。まあ今日はタサでしょう。彼ならやってくれると思っていた。個人的にはもっとアピールして長い時間試合に出られるようにしたい。

川崎フロンターレ:森 勇介

── 試合を振り返って
相手が下がってきて2人でサイドを守るので、ドリブルで勝負をかけることができず、パスしか出せなかった。でも逆にディフェンスではそれほど苦労しなかった。体力的にはきつかった。

川崎フロンターレ:稲本 潤一

── 試合を振り返って
上位が落としてくれていたので、差が縮まった。次は名古屋との試合。これでモチベーションとか勢いとかが出ると思う。コンディションは上がってきているし、もう少しやれたが連戦ということもある。無理せずに次2つ。新潟のアウェイも勝てていないと聞いている。まず次の名古屋との試合は、今季重要な試合になると思う。中2日なのは決まっているので。その中で1つ目を勝てたのはよかった。

川崎フロンターレ:相澤 貴志

── 試合を振り返って
前半のうちに取れていればというのはあるが、後半立ち上がりといういい時間帯で先制できたので、自分たちがペースを握ることができた。前半、ファールでフリーキックの場面が何度かあったが、それ以外は押し込まれてもそこまで決定的なシュートもなく危ないシーンはなかった。バランスよく守ることができていたと思う。キクと井川が意識して佐藤寿人選手に対応していたし、カウンターもそんなになかった。いい時間帯に点が入ってよかった。これから連戦になるが、とにかく目の前の試合に向けてモチベーションを高めていきたい。GKはフィジカルというよりは試合に臨むメンタルが大事になってくると思うので。とはいっても、フィールドの選手は体力的にきついので、そこは話し合いながら次の試合の戦い方をあわせていきたい。

川崎フロンターレ:木村 祐志

── 試合を振り返って
入るときの指示は、ボランチにそのまま入る。守備もそうだけど、攻めるように。FKやゴールを決めていけと言われた。ピッチに入り、前の方で仕事をしようと思った。前に、前に行った。シュートも3本くらい打てたしFKの場面もあったので、そこで決めたい。FKは、距離がちょっと遠目だったので、公式戦で初めて無回転シュートを打った。決めようというよりGKが弾いてこぼれ球でチャンス生まれればと思った。今日は勝っていたので楽にできたところもあったし、前にいってシュートや点に絡むパスを出すことを今後も意識してプレーしたい。

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ゲームフォト・ギャラリー

  • GK21/相澤貴志選手
  • 試合前のアップ
  • 入場前の選手達
  • 2週間ぶりの等々力!
  • 試合前の集合写真
  • FW10/ジュニーニョ選手
  • DF8/小宮山 尊信選手
  • MF11/ヴィトール ジュニオール選手
  • MF20/稲本潤一選手
  • MF6/田坂祐介選手
  • MF14/中村憲剛選手
  • 広島のフリーキック、集中!
  • FW7/黒津 勝選手
  • MF19/森 勇介選手
  • MF19/森 勇介選手
  • MF20/稲本潤一選手
  • GK21/相澤貴志選手
  • MF17/菊地光将選手
  • MF6/田坂祐介選手
  • 激しくなる、ゴール前のせめぎ合い
  • MF22/木村祐志選手
  • MF16/楠神順平選手
  • DF18/横山知伸選手
  • FW7/黒津 勝選手
  • DF4/井川祐輔選手
  • 後押ししてくれたサポーターに感謝!
  • 見事なミドルシュートで先制点を決めた、田坂選手!
  • この勢いをサポーターと共に、次節名古屋戦へ!

GK21/相澤貴志選手

frontales

対戦内容

  • J1リーグ
  • 2010シーズン
  • 第19節
  • vs.名古屋グランパス

ホームゲーム

日時:2010年08月18日(水)19:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

現在の試合状況

試合終了

更新:12/03/09 15:07

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この試合の開催情報

この試合のTVオンエア情報

前節終了時の累積警告

  • 2枚 2/伊藤 宏樹
  • 2枚 4/井川 祐輔
  • 1枚 7/黒津 勝
  • 3枚 8/フランシスマール
  • 3枚 13/寺田 周平
  • 2枚 14/中村 憲剛
  • 1枚 16/鄭 大世
  • 2枚 17/落合 正幸
  • 2枚 18/飛弾 暁
  • 2枚 19/森 勇介
  • 3枚 20/養父 雄仁
  • 1枚 29/谷口 博之
  • 1枚 34/杉浦恭平

今節の出場停止

  • なし

2010 J1リーグ順位表
(本節終了時)

順位 チーム 勝点 得失数
1 浦和 70 +28
2 鹿島 69 +21
3 G大阪 66 +34
4 清水 61 +20
5 川崎 53 +18
6 新潟 51 +3
7 50 +11
8 横浜FM 49 +19
9 神戸 46 +10
10 磐田 46 -5
11 千葉 42 -3
12 名古屋 42 -4
13 F東京 42 -10
14 大分 38 -20
15 大宮 34 -16
16 広島 31 -27
17 甲府 27 -31
18 横浜FC 13 -48

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